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この世界の片隅に

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この世界の片隅に / 松本穂香
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「この世界の片隅に」 の解説・あらすじ・ストーリー

こうの史代の人気コミックを片渕須直監督がアニメ映画化。戦時下の1944年2月。18歳のすずは、突然の縁談で軍港の街・呉へお嫁に行くことに。見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・周作の妻となったすずの日々が始まった。のんが主人公の声を担当。

「この世界の片隅に」 の作品情報

製作年: 2016年
製作国: 日本
原題: IN THIS CORNER OF THE WORLD

「この世界の片隅に」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

出演: 松本穂香

この世界の片隅にの詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
129分 日(聴覚障害者用) 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
BCDR3626 2017年09月15日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
2,790枚 261人 235人

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ユーザーレビュー:61件

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11〜 15件 / 全61件

観ながら「 ああ、今映画を観ている 」という至福を味わいました。

投稿日:2017/07/31 レビュアー:ロキュータス

(ネタばれあり )

片渕須直監督の前作『 マイマイ新子と千年の魔法 』がよかったので、予備知識が何もないまま、劇場公開時に観に行きました。
京都市中心部の映画館ではやっていなかったので、阪急電車に乗って、郊外のイオンモールにあるシネコンに初めて行きました。

2016年度は邦画豊作の年でしたが、本作も大変良かったです。
翌年になって発表された各映画賞を総なめしました。 たとえばキネマ旬報ベストテンでは『 となりのトトロ 』以来28年ぶりに、実写映画ではないアニメ映画でベストワンに選ばれました。

メガヒットの『 君の名は 』もよかったので否定するつもりにはありませんが、昭和生まれの60歳の僕には、本作のほうがしっくりと生理的感覚になじみました。

いい映画の条件の一つは、作品の中に人生を感じること。
このアニメ作品にはまさしく生きた人間の人生を感じました。
すずさんを始め、登場人物たちが愛おしい。

先の大戦中の呉、広島が舞台。
戦争そのものを描くというより、そこに生きている普通の庶民の日々の生活を描いていて、メッセージ先行でなく、その語り口がとてもみごとでした。
かつてテレビドラマで「けったいな人々」とか「花へんろ」とか、戦時下の庶民を描いた名作ドラマがありましたが、それらを想い出しつつ、「 ああ、今映画を観ている 」という至福を味わいました。

申し上げられる確かなことは2つ。

主人公のすずさんを演じた のんにとって、能年玲奈名義での「 あまちゃん 」以外で代表作となるということ。

もう一つは、見逃すにはもったいない作品なので、多くの人に観てもらいたいということです。


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それでも生きる・・・ネタバレ

投稿日:2018/02/10 レビュアー:静かなる海

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戦争の残酷さ、戦前戦後の昭和を垣間見ることができる良作でした。
空襲の恐ろしさなどが作品のタッチや構成により、薄められていましたが、それでも十分に恐ろしさは伝わってきました。
また原爆の爆心地の悲惨な状況を、あのタッチで描ききったのは見事だったと思います。
実際は想像を超える悲惨な状況だったのだと思います。

正直、原爆や空襲にて一般人の大量虐殺を行ったアメリカのご都合主義には疑問もありますが、戦争をしたら負けなのかも知れません。

どんなに厳しい状況にあっても、生き続ける人々の強さもまた心地よい作品でした。

私的な感想ですが、のんさんの声がマッチしていなかった点とキャラクターの特にすずさんのご主人と幼馴染の見分けがつかず困りました(笑

良作でした。

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頭の中がお花畑な女の国家従順ものがたり

投稿日:2017/11/08 レビュアー:がが

別に反戦映画ではない
主人公は特段強い意志があるわけではなく
時代と親の言うことに流されるまま、
のほほんと毎日を過ごし、嫁入りも流される
まま、しまいには嫁入り先で「疲れている
みたいだからしばらく実家に帰ってらっしゃい」
と、嫁入り修行が足りないから一旦帰された
にもかかわらず、本人はオブラートに包んで
くれた言葉を真に受けて、しばらくお休みが
もらえたくらいに思ってノコノコと実家に
帰っちゃうし。
嫁入り先の義理の姉には、初対面からえらく
キツイ口調でガミガミ言われてるのに「へえ」、
失敗しても「あちゃあ」。
主人公はちょっと頭が軽いおバカなんじゃないか、
こんなパッパラパァなら生きていても苦しくない
んだろうなあって思いながら観ていた。
かたや、義理の姉は主人公とは違い、結婚相手も
自分で決め、自らの選択で人生を生き抜いてきた
ような人として描かれていたが、最愛の一人娘を
失い、人目につかない所で一人、娘の名前を泣き
ながら叫んで苦しんでいたり

この物語が書こうとしていたコトは

自らの意志で人生を選択して生きようとしている
人間より、人や時代に流されてなにも考えずに生きる
方が楽で幸せだよ と言っているようにしか
見えなかった

観るものに非常に危険な思想を植え付け、
逆らわない国民 を量産したいのでは?
と、思える映画で、観ていて非常に言いようの
ない不快を感じた映画でした

今のご時世にぴったりな、日本が戦争に
向かっても、皆んなで流されるように
従順に従いましょう って言うのを脳に
刷り込ませようとしている洗脳アニメ
にしか感じませんでした
最悪なアニメですな

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折り重なる人間と時代のヒダヒダ模様

投稿日:2018/08/23 レビュアー:ノーザンダーク・ボム

戦時中に生きるすずというひとりの女性の日常(衣・食・住)を、恐ろしく早いテンポで淡々と描いた映画。
映像に、人間が呼吸するようなリズムがある。

おかしさの陰に辛さがあり、悲しさの裏にユーモアがある。
その基本姿勢はオープニングにあの曲を使い、エンディングにあの曲を使っているところからもはっきりわかる。

俺はこの映画、誰が作ったどういうお話しなのかまったく知らずに見た。
人間模様や時代の雰囲気があまりにもよく描かれているので、最初はこの時代を体験した人の手記かなんかを映画化したものだと思った。

ところが途中この時代には有り得ない男女の描写があって、かなりビックリしたのだが、映画を見終わってwikipediaを確認してみたら、この映画はすべて創作で、原作は漫画。しかも原作者は俺と同い年なのだな。
そして監督・脚本の片渕須直も五十代。

いわゆる戦後世代が、今までにない新しい手法で、戦争の時代を描いた画期的な映画なのだとわかった。

一部どうしても不自然でしょうがないところもあるが、本当にすごい。

ほとんどすべて印象的なシーンだったと言っても過言ではないが、俺は終戦の報を聞いてすずが涙する場面がとても印象深かった。
すずのようなおっとりとした女性でも、人生のうちで何度かは激しく感情をぶちまけたくなるときだってあるだろう。
それがよりによってこの局面なのだ。
戦前は日本国民がすべてが洗脳されていたような時代だったが、その時代のメンタリティーを強烈に感じさせる印象的なシーンだった。

最後に子どもを家に連れてくるところもいいね。
あり得ないことじゃないけど、ちょっとおもしろい。

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描くこと、語ることを物語るメタ・アニメ

投稿日:2018/02/14 レビュアー:czt

この作品は、戦時下の普通の人々の生活の視点から、徹底した時代考証の正確さと当時を生きた人々に対するリスペクトの姿勢で、戦争のリアルな姿を描いたといったことを言われる。しかし、多分、こんな見方をする人は少ないと思う。それは、一番最初のところ主人公が海苔を町に届けにいって途中で道に迷っているところを、屑拾い大男に拾われて、背負っている籠に放り込まれ、そこで未来の伴侶となる男性と出会う。この大男が山坊主のようだし、海苔から月や星形を切り抜いて望遠鏡に貼って、それを大男に見せたら夜になったと勘違いして眠った隙に逃げ出した。何か荒唐無稽なと思っていたら、主人公のすずが妹に絵を描きながらお話しを作っていたという落ちで結ばれる。ここが、私には、このアニメ作品の基本構造とか話の中心になっていて、戦争云々というのは、そのための題材と思えた。
では、私の思った、この作品の基本構造とは、主人公のすずという人は、ずっと絵を描き続ける人で、日常の見たこと、経験したこと、あるいは料理のレシピのようなメモまで描いていた。しかも、その描いた絵が、この作品のアニメの絵柄と同じだということだ。アニメだから、そんなものだという意見もあるかもしれないが。そのことは、主人公の描いたものが、このアニメ作品の風景と一致するということは、このアニメの世界は主人公が描いたもの、という。その主人公は描きながら、その世界にいる。だからこそ、この作品はすずのモノローグで進行するし、すずの視点で、この人の周囲の風景や人々の行いを映し出していく。それが、シンボリックに提示されたのが、さきに述べた最初のシーン。だから、すずは語る人であって、行動する人ではない。この作品の中で、モノローグでは雄弁なのに、生活の場面では自分の意思を表すことはおろか、言葉も少ない。行動も受け身に終始する。それが、空襲で右の掌を失うと、絵を描くことができなってしまう。その後、すずは、次第に家族や人々に対して言葉を発し、主体的な行動するようになっていく。この作品が感動的なのは、それでもすずがモノローグをやめないということにあると私は思う。描くという手段を奪われながらも、すずがそれ以降も語ることを続けているのは、以前と違って意識的に敢えて語っているということで、そこに彼女の決然として、語るということを選択したことが表れている。この作品のドラマは、私にはそこにあって、それにはリアリティーと共感を誘う強い説得力があると思った。それは、この物語を、しかも、アニメという表現媒体でなければできない物語だった。まったくジャンルは違うけれど、スティーブン・キングの「スタンド・バイ・ミー」(小説の方)の感動に通じるものを感じた。語るということをめぐってのメタ・ストーリーという意味では、今、この作品を見ることの切実さは十分あると思う。

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