野火

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野火 / 塚本晋也
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「野火」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

第2次世界大戦、フィリピン・レイテ島の惨状を描いた大岡昇平の原作を●塚本晋也が映画化した戦争ドラマ。日本軍の敗戦が色濃い中、結核を患った田村一等兵。病気と食糧難で部隊も野戦病院も追い出された彼は、レイテ島を彷徨うことを余儀なくされる。※PG12

「野火」 の作品情報

作品情報

製作年: 2014年
製作国: 日本
原題: FIRES ON THE PLAIN

「野火」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

脚本: 塚本晋也
原作: 大岡昇平大岡昇平
撮影: 塚本晋也
音楽: 石川忠石川忠

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11〜 15件 / 全26件

地獄の迷走

投稿日:2017/06/04 レビュアー:こうさま

大岡昇平原作の小説を2014年に映画化した作品で極限状態に追い込まれた人間が獣と化してゆく様を強烈な映像で描いている。
舞台は太平洋戦争末期のフィリピン、レイテ島、一等兵の田村は肺を患い上官から野戦病院へ行けと命ぜられるが受け入れてもらえない、部隊に戻ると殴られて追い出される、部隊と病院をフラフラと彷徨う田村は亡霊のよう。
既に日本軍は組織としての体制と機能を失い生き残ることだけを考える暴徒化した集団になっていることがうかがえる。
敵軍の砲撃で野戦病院は吹っ飛び部隊は壊滅、死体のならぶジャングルを、それでも軍令で指定された集合地へ向かう餓鬼の集団、飢えを満たすために理性も捨て獣と化してゆく地獄の様相があまりにも凄まじい。
台詞よりも強烈すぎる映像が全てを物語っている。
ちよっと食欲を無くしてしまいそう。
田村一等兵の視点から見た地獄図、戦争の狂気というよりも極限状態に追い込まれた人間のとる行為は行き着くとこまで行き着いた選択となってしまうのだろう。
戦争に限らず遭難や漂流という極限状態でも同じような行為が行われることは否定できまい。
ドキュメンタリー風に進行する映像があまりにも強烈すぎて、本作の発するメッセージ性が希薄になっている感じがする。
これは反戦作品ではないが、こんな地獄絵図が過去にあったということは決して忘れてはならないと思う。

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観なきゃよかったと思うくらい衝撃

投稿日:2017/05/04 レビュアー:ダイアー教授

レビューの書きようが無いくらい衝撃でした!
塚本監督演じる田村二等兵は本職が物書きさんですが、
この映画のレビューを書く(彼にとっては実体験ですが)のは難しいでしょうね〜

まずびっくりしたのが、テレビ番組の再現フィルムみたいな安っぽい映像で

初めはこの映画の「程度」を疑ってしまいましたが、
最終的にはそれが良かったと思います!

あの映像のおかげで、映画が、なんか、スクリーンの出来事ではなく、
自分の皮膚のすぐ外で起きている事象であるかのような感覚になりました。

あの場にいたら、俺も今の「俺以外の何か別のモノ」に変わってしまうのでしょう…

同じ題材だと『ライフオブパイ』がこの映画の対極にあると思いました。

衝撃作です!
うまく言えませんが観た方がいい!
※でも、奥さんや子供と一緒には絶対に観ない方がいいと思います!

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戦争が生み出す人間の狂気

投稿日:2016/07/22 レビュアー:飛べない魔女

なんていう映像だろう。
低予算のためなのか、映像は粗いし、音声もクリアではない。
その粗さと聞き取りづらさがより鬼気迫る映像として
見るものの心を捕らえてしまう秀作だと思う。
どなたかのレビューにも書かれていたように、戦争とは敵との戦いだけでなく
同胞との戦い、自分との戦い、理性と本能の戦いでもあるのだということを
改めて痛感させられた。
人は極限状態になるとこうも壊れてしまうものなのだろうか。
原作者である大岡昇平の実体験に基づいた話なのだろうから、なお更恐ろしい。
戦争とは、人間らしい生活を奪うだけでなく、人間の理性を壊して、
人としての尊厳はなくなり、人では無くなってしまうのだということを、
ラストシーンでまた痛感させられるのだ。

戦争は絶対ダメ!絶対してはいけない!
塚本監督の戦争に対する熱い思いがひしひしと伝わってくる作品。
俳優人の狂気の演技も凄かった。
リリーさんはリリーさんとは気づかないほど別人だった。

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NUDE

投稿日:2020/09/18 レビュアー:ビンス

戦争はヌードだ
これまでの社会で身に着けていたものを
一枚一枚
脱いでいかなければ
人など殺せはしない
脱いで
脱いで
身軽になって
殺して
罪悪感を着込み
その重さにだるさを感じ
いつのまにかまた脱ぎはじめる
そうやって厚着していたものを
どんどん
どんどん
脱いでいって
行きつく先は死
脱いで脱いで
裸になった先に死があるのではなく
どうやら死は
裸になったときに再び着込むものらしい

いや、死の恐怖を着込む
着ては脱ぎ
着ては脱ぐ
そしてたどり着くのは
全て脱いだ
生きたいという裸の欲望だ
その欲望の前では
倫理も道徳も理性も意味を成さなくなっていく
生きたい
生きたい
だから殺して
だから喰らう
その時の自らのクレジットは
日本人でも
階級でも
故郷の地でも
名前でも
性別でもない
生きたいとう
生存本能により二足歩行する
ただの生物だ
たとえそれが生きた屍だとしても
だったらどうした
私は生きている

製作費の問題だろうか
映画の質感ではなく
音声も聞き取りにくくて
イライラもするのだが
戦争の愚かさと恐ろしさ
その虚しさだけは
どうしようもなく伝わってくる
フィリピン・レイテ島の惨状
その多くが餓死者という酷すぎる事実
戦争はやったらいかん

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塚本監督、今後の作品のハードル上げちゃって(マズくね?)

投稿日:2016/10/26 レビュアー:カーヴ

悪くはないのだけど、この手の話をあのラストで締めくくると
印象ばかりで感想として残るものが、少ないのは仕方がない所か

どうしてもチープ感が付きまとうし
演技力だけでは絶望的に追い込まれた感じは出ていない
顔の汚れなど、なぜ汚れたかを描かないとメイクっぽさ全開だ

しかしキワモノでなく、この作品に取り組んだことはおおいに評価します

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野火

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地獄の迷走

投稿日

2017/06/04

レビュアー

こうさま

大岡昇平原作の小説を2014年に映画化した作品で極限状態に追い込まれた人間が獣と化してゆく様を強烈な映像で描いている。
舞台は太平洋戦争末期のフィリピン、レイテ島、一等兵の田村は肺を患い上官から野戦病院へ行けと命ぜられるが受け入れてもらえない、部隊に戻ると殴られて追い出される、部隊と病院をフラフラと彷徨う田村は亡霊のよう。
既に日本軍は組織としての体制と機能を失い生き残ることだけを考える暴徒化した集団になっていることがうかがえる。
敵軍の砲撃で野戦病院は吹っ飛び部隊は壊滅、死体のならぶジャングルを、それでも軍令で指定された集合地へ向かう餓鬼の集団、飢えを満たすために理性も捨て獣と化してゆく地獄の様相があまりにも凄まじい。
台詞よりも強烈すぎる映像が全てを物語っている。
ちよっと食欲を無くしてしまいそう。
田村一等兵の視点から見た地獄図、戦争の狂気というよりも極限状態に追い込まれた人間のとる行為は行き着くとこまで行き着いた選択となってしまうのだろう。
戦争に限らず遭難や漂流という極限状態でも同じような行為が行われることは否定できまい。
ドキュメンタリー風に進行する映像があまりにも強烈すぎて、本作の発するメッセージ性が希薄になっている感じがする。
これは反戦作品ではないが、こんな地獄絵図が過去にあったということは決して忘れてはならないと思う。

観なきゃよかったと思うくらい衝撃

投稿日

2017/05/04

レビュアー

ダイアー教授

レビューの書きようが無いくらい衝撃でした!
塚本監督演じる田村二等兵は本職が物書きさんですが、
この映画のレビューを書く(彼にとっては実体験ですが)のは難しいでしょうね〜

まずびっくりしたのが、テレビ番組の再現フィルムみたいな安っぽい映像で

初めはこの映画の「程度」を疑ってしまいましたが、
最終的にはそれが良かったと思います!

あの映像のおかげで、映画が、なんか、スクリーンの出来事ではなく、
自分の皮膚のすぐ外で起きている事象であるかのような感覚になりました。

あの場にいたら、俺も今の「俺以外の何か別のモノ」に変わってしまうのでしょう…

同じ題材だと『ライフオブパイ』がこの映画の対極にあると思いました。

衝撃作です!
うまく言えませんが観た方がいい!
※でも、奥さんや子供と一緒には絶対に観ない方がいいと思います!

戦争が生み出す人間の狂気

投稿日

2016/07/22

レビュアー

飛べない魔女

なんていう映像だろう。
低予算のためなのか、映像は粗いし、音声もクリアではない。
その粗さと聞き取りづらさがより鬼気迫る映像として
見るものの心を捕らえてしまう秀作だと思う。
どなたかのレビューにも書かれていたように、戦争とは敵との戦いだけでなく
同胞との戦い、自分との戦い、理性と本能の戦いでもあるのだということを
改めて痛感させられた。
人は極限状態になるとこうも壊れてしまうものなのだろうか。
原作者である大岡昇平の実体験に基づいた話なのだろうから、なお更恐ろしい。
戦争とは、人間らしい生活を奪うだけでなく、人間の理性を壊して、
人としての尊厳はなくなり、人では無くなってしまうのだということを、
ラストシーンでまた痛感させられるのだ。

戦争は絶対ダメ!絶対してはいけない!
塚本監督の戦争に対する熱い思いがひしひしと伝わってくる作品。
俳優人の狂気の演技も凄かった。
リリーさんはリリーさんとは気づかないほど別人だった。

NUDE

投稿日

2020/09/18

レビュアー

ビンス

戦争はヌードだ
これまでの社会で身に着けていたものを
一枚一枚
脱いでいかなければ
人など殺せはしない
脱いで
脱いで
身軽になって
殺して
罪悪感を着込み
その重さにだるさを感じ
いつのまにかまた脱ぎはじめる
そうやって厚着していたものを
どんどん
どんどん
脱いでいって
行きつく先は死
脱いで脱いで
裸になった先に死があるのではなく
どうやら死は
裸になったときに再び着込むものらしい

いや、死の恐怖を着込む
着ては脱ぎ
着ては脱ぐ
そしてたどり着くのは
全て脱いだ
生きたいという裸の欲望だ
その欲望の前では
倫理も道徳も理性も意味を成さなくなっていく
生きたい
生きたい
だから殺して
だから喰らう
その時の自らのクレジットは
日本人でも
階級でも
故郷の地でも
名前でも
性別でもない
生きたいとう
生存本能により二足歩行する
ただの生物だ
たとえそれが生きた屍だとしても
だったらどうした
私は生きている

製作費の問題だろうか
映画の質感ではなく
音声も聞き取りにくくて
イライラもするのだが
戦争の愚かさと恐ろしさ
その虚しさだけは
どうしようもなく伝わってくる
フィリピン・レイテ島の惨状
その多くが餓死者という酷すぎる事実
戦争はやったらいかん

塚本監督、今後の作品のハードル上げちゃって(マズくね?)

投稿日

2016/10/26

レビュアー

カーヴ

悪くはないのだけど、この手の話をあのラストで締めくくると
印象ばかりで感想として残るものが、少ないのは仕方がない所か

どうしてもチープ感が付きまとうし
演技力だけでは絶望的に追い込まれた感じは出ていない
顔の汚れなど、なぜ汚れたかを描かないとメイクっぽさ全開だ

しかしキワモノでなく、この作品に取り組んだことはおおいに評価します

11〜 15件 / 全26件