ルパン三世ｖｓ名探偵コナン　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ

前回TVスペシャルに続いての「ルパン三世VS名探偵コナン」。前作になくて今作にあるのは、内容のド派手さかな。まあ普通に楽しめました。

あらすじは書くのが面倒なのでパス。


今作では去り際の捨てゼリフに「ギャグ」が多くて笑えましたね。どこで言ったセリフか忘れたけど、コナンの「やだ。」のあとすぐ場面転換したシーンはよかったね。つい笑ってしまいました。


それから前回のTVスペシャルでも感じたことを今作でも感じました。それは「不協和音」。

疾走感があって皮肉の利いたハードボイルドな「ルパン三世」。

理詰めで話が進行し、じっくり話を進める本格推理アニメ「名探偵コナン」。

この二つを合わせるとどうなるか？やっぱり合わないでしょ。ルパンの疾走感がコナンのじっくり話のせいでスポイルされてしまう。

どちらのファンでもある自分には、見てる間、じりじりと焦りが出始めました。「早いんか遅いんかどっちかにせいや！！」と。

やっぱりこの二つを合わせるのは無理ですわ。でも「ルパン三世VS怪盗キッド」は見たいかも（笑）。


でも、コナンと次元の「迷コンビ」と、灰原と不二子の「セクシーボイスコンビ」は見てて楽しめたね。


総評として、ギャグ場面は思いっきり笑えて楽しめたけど、シリアスな場面は「ま、こんなもんか」って感じでした。

まあ期待しすぎたな。自分にドンマイ。

☆４つで。

テレビスペシャル版の方が面白かったな。

テレビスペシャル版は、画風からして違うルパンとコナンが良くミックスされてるな、と感心しました。
本来、銃をパンパン、刀を振り回し爆弾ドカーンのルパンの世界観と、それなりに現代日本をベースに展開するコナンの世界観って相容れないと思うんです。
でも、舞台を日本と外国織り交ぜることでルパンのアクションも程よく折り込みながら、コナンが眠りの小五郎で推理するっていう両方のアニメで欠かせない要素をうまく折衷してたのが前作だった。
(そしてコナンのはちゃめちゃな探偵グッズが、ルパンの世界観にマッチしている事実に気づいてビックリ。)

でも今回は、舞台を日本に絞ったためか、何とかねじ込んだ「ルパンらしさ」のアクションシーンがちょっと浮いてるんですよ。
それでもって、それをなじませようとするから、テンポが速い。
その弊害として、コナンの醍醐味である謎解きが少なく、テンポが薄い。
なんだか、ただのドタバタ劇で終わった感じです。

灰原さんから不二子ちゃんへの一言、「女が若さに固執したら終わりじゃない？(だっけ？)」は心に刺さりました。

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　ルパン三世と名探偵コナンがスクリーンに一緒に映ってるだけで楽しいお祭りとしての映画で、そのコンセプトは成功していると思いました。
　ルパンのテーマとコナンのテーマが流れるだけで無条件にテンションが上がってしまいます。

　ルパンファミリーにコナンファミリーがまんべんなく活躍していて、次元とコナンの掛け合いだったり、少年探偵団と五右衛門だったり、、灰原哀が峰不二子と一緒にいるだけで楽しい気持ちになりました。
　ただ逆を言えばどちらも興味がない人には苦痛の110分になってしまうのかな?　とも思いました。

　そしてこの映画の1番の欠点はテレビスペシャルの【ルパン三世vs名探偵コナン】を見ていないとわからないのがいけないと思いました。特にクライマックスの展開は意味不明になってしまうこと間違いないです。
　そのためこれ単品で楽しめるような展開にしてくれないと困ってしまうのが残念でした。

　それと大勢の登場人物に活躍の場を与えるためか同時進行にいろんな話が進むため、散漫な展開な印象でした。ルパンと殺し屋の下りとか、果たして必要なのかな?　という話もあったりしました。
　それにコナン君の推理もテレビスペシャルの回想が入り、それに推理という推理ではないのでミステリーとしての面白さは皆無でした。

　とはいえ、次元とコナン君が協力して危機を突破したりするのが楽しい映画でした。

あーやっぱり面白い！
間違いないです^^

ルパン三世ファンからすれば、スペシャルにしても映画にしても、「コナンなんかと一緒にやるなよ、ふざけんな」という感じだったと思います。
そういう声も聞こえたでしょうから、結構ルパン三世ファンに配慮した作りをしていると思うんですよね。
タイトルからして、［ルパン三世 vs 名探偵コナン］　←　ルパンが先になってるし。
コナンより先に（キッドに変装した）ルパン登場させているし。
いやぁ、そこのルパンのシーンはカッコイイと思いますよ、キッドには変装しているけど。
そこの五右衛門の登場シーンなんて、カッコよくてお気に入りです。

で、この映画は、テレビスペシャルの続きなわけですね。
映画だけでも楽しめますが、先にテレビスペシャル見ると、スペシャルと映画のつながりがよくわかります。　いや、映画見る前に、必ずスペシャル見てください！

次元はあまり活躍しません。　次元の腕が泣いています。
可愛いですが。
五右衛門もカッコいいけど、やっぱり可愛いです。

ただ、銀行でのとっつぁんのシーンには、一瞬イラッとさせられたりしますが、内容としては非常に満足です。

じゃぁ、何が評価-1なのかというと。

まず、FBIまで出張ってきて、ずいぶん登場人物増えたなぁ・・・ってことと。
最後、服部くんがセリフなしの顔半分だけの登場ってのが許せなかった！
なんで服部くん、そんな扱いなの！！！