キリング／２６日間

最近、シアトルを拠点としたドラマが多くないですか？？
1975年　「ERIC」を観て、「シアトル」に憧れてました〜〜　　　
でも行ってみると雨が多いんですよね
「キリング」なんてほとんど鉛色の空に雨土砂降り・・・の絵ばかり（苦笑）
・・・で20数年前に「ビデオ」で観ていたトゥインピークスを思い出すんですわ！
ＢＧＭの旋律なんて当時を思い出す曲調　
「アメリカドラマをビデオレンタルで」の代名詞「トゥインピークス」を凌駕する作品である事を期待しつつ・・。

早よ、次届け！

なんとなく借りたんだけど、とても面白い。
スマッシュヒットです。最近の海外ドラマは、飽き飽きしてきてたんだけどこれはあたりです。
１話完結型じゃないのがいい。よくねられたストーリーが際立ちます。
決して明るい話じゃないけど、残虐ものではないので見る価値ありです。

VOｌ６〜８

前半は地道な捜査で、登場人物達の闇の部分が捜査とリンクし、右往左往で、どうなるかと思っていたが、
中盤から、展開がガラっと変わりだします。

VOL６の最後、第一容疑者と疑っていた人物が分かり物語は一気に加速するかと思いきや、登場人物達が、おかしな方向に動き出し
これ、ちゃんと収集できるのって今疑問です。

まー容疑者とされた人をドンドン襲う被害者の家族、ちょっとやりすぎで、感情移入ができません。
前半は、娘を亡くした苦悩、世間の目、犯人への苛立ちなどを描写していて、とても良かったですが、今はもう、自分が味わった苦しみを他人に転嫁する事で逃避しているとしか・・・。

捜査チーム、選挙チームは、きちんと事情も説明せず、謎のままにする事で疑心暗鬼になり信頼関係も崩壊。
結局その事情事態は、そんなに大した事でなく、そんな事を隠す時点で、チームとしての信頼関係は低いんじゃない？って飽きれてしまいます。

取り合えず、早とちりと情報漏れ系が酷すぎる、息子が捜査情報をネットで公開なんて、無茶苦茶ｗｗｗｗ

人物の背景などを描写していきたいのでしょうが、蛇足的な感じでなってきており、物語のテンポを悪くしている気がしています。

あと５巻で良かったと、ここに感想を書かせてくれるのでしょうか？ｗ

引っ越し直前で事件にのめり込む女刑事リンデン、そのため引越し日がコロコロ変わ振り回される婚約者と子供。
市長選間際で選挙カーで死体が発見され、ピンチに追い込まれる政治家リッチモンド。
リンデンのあとがまで手柄が欲しいがリンデンが去らない為イライラする元おとり捜査官ホールダー。
娘を亡くし喪失感と復讐心に燃える家族。
美少女ロージーを巡る殺人事件、人気者だったが為に胡散臭い秘密を持っている為、捜査は進んでは後退の繰り返しだが、徐々に進んでいく。

家族との触れ合いなので閃いたり、連続殺人で進んだりはしないかわりに、選挙戦、復讐、出世などサブストーリーか布石なのか、まだ前半だけなので分からないが話がうまく飽きさせない。

ロージーの父親役ブレントセクストン、彼はとても温厚なお父さんの顔から、とても怖いお父さんの顔と、とてもいい。
ホールダー役のジョエル・キナマン、悪い感じのハンサムで、これまたいい。

はたして動機は選挙妨害？怨恨？後半が楽しみです・

色々なクライムサスペンスを観ています。テンポよりもじっくり味わうのが好きな方にはオススメです。私自身はテンポが悪いとは感じませんでしたが。主役の二人の関係性、相棒感がニヤニヤしてしまいます。ミレイユもジョエル・キナマンも大好きになりました。事件の内容自体もとてもしっかりと描かれていて満足満足です。