恋するリベラーチェ

二人とも（ダグラスもデイモンも）、ゲイの役ができるなんて全く想像ができないからこそ
どういう仕上がりになっているか、楽しみでした。

実在の人物の物語とは知らなかったけど、二人ともさすが名優。違和感なく最後まで
楽しめました。（ロブローも、はまり役だった・・・）

リベラーチェという人を全く知らなくて、「なんや、これ？マイケル・ダグラスとマット・デイモンのゲイもの？？どんなんやろ？」と思って観始めて、出てきたマイケル・ダグラスのミワさまぶりにビックリ。えぇ、なんじゃこりゃ？と思って調べたら実在の人物。いやはや、これはすごい作品です。

ゲイものの物語って、コメディ仕上げになっているんだけど、こちらはなかなかのドラマもの。男男だけど、まぁ、男女の嫉妬の物語と変わらんね。そこに、マイケル・ダグラス、マット・デイモンの芸達者ぶりが入って、見応えのある作品でした。二人の変貌ぶりもすごいしなぁ。あちらの映画はほんま、すごいわ。どうやってあんなになったんだ？と思ってしまいました。

リベラーチェ、おそらくリアルタイムで知っている人が観たら、この作品かなり面白かったと思います。役者たちもいい感じでやっていたので、そういう部分も楽しむ作品です。すごい感動ドラマとかではないんで、万人ウケはしないだろうけど・・・

色々あったけど、家族のようなものになれたのではないかと思う。
どちらの心情を想像しても切ない。これは実話だとは。
ステージを見ると技術や演出のすごさに圧倒されて夢見心地になる一方、どこかスッと風が通るような寂しさのようなものを感じる事がある。
それはどんなに浮世離れしたステージ上の人もまた、一人の人間であるという事がふと頭によぎるからだろうか。

リベラーチェの事は良く知らなかったが日本で言えば流し眼の大衆演劇のスターみたいなものでしょうか？　確かにマイケル・ダグラスの成り切りぶりは凄く彼の素顔を忘れるほどでした。それは正に３K（けばい、くどい、
きもい）の容貌と演技でしたがマッド・ディモンの演じる田舎出の青年はKを一つ加えた４Kで（加えたKは小太り）長時間彼らを見続けるのは正直言って苦痛でした。

演技の点から言えばまったく特異な容貌と性格を演じたマイケル・ダグラスより田舎出の若者お垢ぬけない青年が徐々に派手な生活に染まってゆくのを演じたマッド・ディモンの方が大変だったと想像します。
このレビュー欄でマッド・ディモンのパンツ姿は一寸無理と言ったコメントがありましたがそれは彼の演技プランが成功した証でもあります。

ソダーバーグの最後の作品との事ですが彼は大きな最後っ屁をして去って行きました。

まず・・・この２人凄いよ！！！
チューはするはＨシーンはやるはで俳優さんにあっぱれ！！

私はストーリーさえしっかりしていればゲイでもビアンでも
どんな恋愛映画でもいいんですが・・フフフ((´∀｀*))

リベラーチェって日本ではあんまり知られてないし知名度低いですが
アメリカではかなりの地位を築き億万長者だから金には困らないのよ(*´Д｀)=3
だから若くてムキムキのイケメン見たら欲しくなるのよねぇ〜
それがマット・ディモンなんだけど・・・いやぁ〜凄かった！！

思ったのよね・・２人がもっと若かったら見れた！！
でもマイケル・ダグラスの体もぉお爺ちゃんなの(*´エ｀*)
ちょっと見るのキツカッタ・・・笑

ゲイだけど普通のカップルだから喧嘩はするは嫉妬するはで大変！
金持ちの孤独と捨てられるのではないかと嫉妬に苦しみヤクに溺れる愛人
色々あるのよねぇ〜Σ(´曲｀；)

映画作ってるときあまりにも同性愛の表現が強いって事で
映画でなかなか製作費おりなかったけど
主演２人はこの役やりたーいって言い続けたんだって・・・どんだけ笑

まぁ暇な時にでも・・マットのプリプリなお尻でも拝んでください((´∀｀*))