マジック・マイク

女性としてヤバいのか？
すごくつまんなかった。
ラスト、監督、ソダーバーグだったっけ？と思いだし、ふーん…としか思わなかったし。
男性ストリッパーのお話。
チャニング・テイタムの自伝的なストーリーらしいのですが。
だからと言って、これを生きる糧にしよう、なんて考えでいる人たちの話なので、まぁ、浅い浅い。
個人的にこういう仕事で食ってる男が大嫌いなので、ずーーーーっとテンション低空飛行で終わった。
マシュー・マコノヒーって、すっかり気持ち悪い男性になってしまったのね（失礼）。
ふーん。

チャニング・テイタム、最近よく出ている役者だけど、なんか魅力がよく分からなかったのですが・・・この作品みて分かりました。格好いい！！こんなに肉体美をみせてくれる人だったんだ！！すごいです。物語的には後輩のバカがあまり魅力的ではないので、ここがもうちょっと良ければ文句なしに面白かったと思います。

もちろん、マシュー・マコノヒーもキレキレです。おっさん、よぉやるなぁ、と思ってしまう。ダラスという名前や、ウルフ・オブ・ウォールストリート等を先に見ていると面白く感じます。

男性ストリップ、一度観てみたいもんです。おっさんが行ったら絶対アッチ系と思われるやろうけど・・・

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最近映画鑑賞そのものよりヒマに任せて観ながらツラツラものを考えたり昔のことを思い出したりするのが楽しくて、気が付いたら映画の筋を追えてなかったり「設定」を忘れていて最初に戻って確認する必要に迫られたり、要は「ボケ」が昂じてるんですね(笑)。そこ行くと本作のように「筋」も「設定」も無い映画はラクでイイし、登場人物や演じる役者にも「キャラ」が「無い」んで何も「理解」する必要が無いから、ただ漫然と画面を観ながら自分の「もの思い」に没頭出来るのは心地良いですねぇ。ただ観終わって「ヒマ潰し」したなぁ、という軽い空虚感が残るのも事実ですが(笑)。
それにしても主演（？）のチャニング・テイタムという男優は、もう何作も観てるのに（ざっと覚えてるのだけ挙げても「陰謀の代償」「エージェント・マロリー」「ホワイトハウス・ダウン」「サイド・エフェクト」）いまだに顔が覚えられない。今回は意識的に目を凝らして見たけど次回見て判別出来る自信は無い。身体見て思い出すかも知れないけど(笑)。どうやら私にとって彼は「キャラ無し」俳優の最右翼と言うべき存在なんでしょう(笑)。
この映画観ながら何をツラツラ考えていたかと言うと、男が女のストリップ観るのと女が男のストリップ観るのは「同様」なのか？ということでした。迂遠なハナシで恐縮ですが（笑）、私は大学で一応経済学と経営学を学んでから社会人になり、商社に40年勤めたけれどその間経済学も経営学も一切役に立たなかったんで今更ながらビックリしてるんですが、結局人間のやることって「原理」「理論」では説明つかないから「推定」「想定」なんて出来ない、って身も蓋も無いハナシなんですね。「セックス」はその「人間のやること」の中で最も「説明」つかない部類のコトですし、その上「男と女」という全然「構造」の違う生き物同士でやる共同作業（まぁ同性同士でやるのが好みのヒトもいるらしいですが）だから、さらに「原理」や「理論」は成立しない。「同様」のように見えても男の考え、感じていることと女のそれとは、きっと全然違うに違いない(笑)。マシュー・マコノヒー（そうそう、彼が出てるの知ってこの映画観る気になったんです）演じるストリップ団のボスが「（男性）ストリップ哲学（理論）」を熱く語るシーンがあって、大学時代のゼミの教授の熱い講義を思い出したのが、私の「もの思い」のきっかけだったんですね（笑）。

「G.I.ジョー」「親愛なるきみへ」などで人気スターとなったチャニング・テイタムが、10代の頃にストリッパーとして働いていたという体験談をもとに男性ストリッパーの世界とその裏側を描いた作品だそうです。（映画.comより引用）
ブルック・シールズが20才の誕生日祝いに男性ストリッパーを見に行ったと言う記事が昔あったとか。女性のは皆も知っていると思いますが、男性のなんて一寸興味ありますよね。
成人向けのようでしたが、オールヌードが出てくるのは映画が始まって最初だけ。後は際どい所で止めています。Ｈを重視しない悪までも男性ストリッパーの世界を紹介している作品かと思います。
青年実業家でありストリッパーのマイクが昼間の職場である瓦屋でのバイト青年アダムとの関係から始まります。マイクはまだ19才のイケメン青年。だが、働く意識の少ないシスコン青年とも言えます。アダムの姉は医療関係に勤める真面目な女性。そんな弟がマイクの紹介でストリッパーになったことを知り、観に行く。
マイクには将来に夢があｔった。しかしアダムの姉と知り合ったことにより自分が本当に求めている人生に気づき始め…と色々な要素が入り、結構楽しめる。
店のオーナーは40才代だと思うが、しまった体が売りのなかなかのイケメン。マイクの演技も芸術と言っても良い程に格好いい。
これが日本人男性だと、ちょっと目を背けてしまうような格好も彼等のスタイルは完璧なので実に格好いい。男性の体がここまで綺麗だとは思いもよらなかった。
健全に楽しめた作品です。Ｈを期待して観るとガッカリするかもね。

なんだろう。

終わった瞬間なぜか劇場で起こった失笑。。。

思っていたような映画とは全然違っていた。

驚いたのは、私が暮らしていた　フロリダ、タンパが舞台だった！！
タンパが舞台の映画っていっつも、ストリッパーとかクラブ、ドラッグばっかりなんだけど、普通の街なんだけどね。笑
Y’bor Cityとかクラブが集まっているところなんだけど、そのあたりもガッツリ舞台になってました。

ちょっと興奮して、一緒に行った同僚にいろいろ説明してしまい、迷惑をかけました。

Channing Tatumの生い立ちを参考にして、、、といってたのでサクセスストーリーを想像してたんだけど、そういうわけでもなく。
やっぱりいかにもTampa的なお話になってました。

マイクを演じるのが Channing Tatum。
この映画がくるのをひたすら待ちわびてましたが、さすがのダンス。
身体はもちろんすごいです。

この男性ストリップクラブのオーナーがダラス。Matthew McConaugheyがいっちゃってる感じで演じてます。
身体も相当鍛えてますね。
このひと、身体のバランスがとっても悪いといつも思うんだけど、あんなに身体を作ってすごい努力を感じます。
私と同僚は、彼が出てくるたびに大爆笑。まわりも苦笑な感じでした。

新人ストリッパーのアダム。
Alex Pettyferかわいいけど、線がほそくて私のタイプではない。
若くて、あんな世界で人気出ちゃうと周りが何言ってもだめだよね。
どうなっちゃうの、と心配してしまいました。

その姉を演じるのが Cody Horn 。かわいいけど笑い方が気になる。
実生活ではワーナーブラザーズの会長の娘ですよ。

ソダーバーグっぽくない映画なような気がします。
セリフがだらだらと取り留めのないのは、何かを狙っているのでしょうか。
とっても退屈でした。
それがこの映画をよく表現しているといえばそうなんだけど、ちょっとダレル。

このストリップのショーがかなり完成度が高く、アドバンスで１５ドルだったらチップはらうとしても、週一回は通っちゃうな〜。

Channing Tatumのファンだけに勧めたい作品ですが、客層も全く謎で、40代50代60代などの、男性一人客、もしくは年配の夫婦などが多く、一瞬、劇場を間違えたかと思いました。
なんども「風立ちぬか少年Ｈの劇場じゃないよね？？」と思わず確かめてしまったほどです。

お話はとっても陳腐で全然面白くないですが、ある意味見どころが随所にある謎だらけの作品です。