ペーパーボーイ　真夏の引力

　黒人女性の告白から物語が回想されるので、殺人事件の真相が彼女の言葉によってショッキングに進んでいくのだろうと思っていたが、途中から若者記者の人間本性暴露、色っぽい女性との年の差恋愛騒動が入って、いったいこの物語のテーマはどこなのか、よく判らなかった。
　囚人に恋をするっていう話しは面白いが、ニコール・キッドマンのエロはあの程度が限界なのか、もうすこし艶めかしさやリアリティを期待したかった。観てて全然萌えなかった。魅力が感じられなかった。カメラの撮り方にも工夫が足りないと思う。
　最近の映画にしては画質があまり良くなくて、これは鬱々とした雰囲気を醸し出すためにあえて古っぽさを出しているのかとも思うが、画作り全般に新鮮さがないためにそう見えるのかもしれない。まとまった映画だけど、何十年も前の映画を観ているような画作りで、ちょっと物足りなさを感じた。
　けっきょく事件の真相にあまり驚かされることもなく、気分がスッキリしない映画だった。★★☆

いやはや・・じとーっとした雰囲気がなんとも嫌な映画でしたが・・
それがこの映画の持ち味ですねぇ〜(●´艸｀）
もぉ皆の秘密にしている闇が凄い！！

褒めたいのはやっぱビッチ姿が良く似合うニコール・キッドマン★
まぁ濃い化粧のバービー姿が良く似合ーとる笑

この頃の売れっ子で演技も上手い・・・マシュー・マコノヒー！！
彼はすごい・・彼の闇も凄くてビックリしちゃったΣ(*ﾟДﾟ*)
みんな見たらお口アングリだからねえぇ〜

ザック・エフロンなんかまだまだ((´∀｀*))
ブリーフ姿がウケる笑

ニコールとジョンのエアーエッチシーンは
もぉ嫌〜だけど見ちゃうってなる映像笑
除いてはいけない禁断の闇！！！
そのとーりヽ(^Д^*)/

思ってたよりも面白かったのでぜひ★

ニコールキッドマン、ジョンキューザック、
マシューマコノヒー、ザックエフロン

このキャストだけでもかなり魅力的ですが、
内容が胃もたれクラスの濃厚映画でした（笑

冷静に考えたらザックェフロンだって十分おかしいんだけど、
この中では他の3人に完全にかき消され、
逆に一番マトモにさえ見えますよ（笑

新聞配達を手伝う青年ジャック（エフロン）は
ある日、新聞記者の兄（マコノヒー）、
殺人罪で死刑確定の犯人は実は無罪なのかも？という疑念を抱き
2人で独自に調べ始める。

死刑囚をジョンキューザック、
その妻をニコールキッドマン。

この2人も、これまたスゴイ演技を披露・・・
（良くも悪くもすごいです・・・・）

キューザックは善人役のイメージが強いだけに
この役柄は新鮮でした。
こんなイヤな感じ丸出し＆イッちゃってる＆オカシイ役もやってのけるんですね。

ちなみに、本作観て「キューザックがニコラスケイジっぽくなってきたな」と思ってたら
最近公開の「フローズングラウンド」でまさかの刑事と犯人役で共演してて
あまりのタイミングに噴出しそうだった（爆

そして、ニコールキッドマン。
このビッチ役もスゴイこと・・・いろんな意味で。
そりゃ、ニコールにあんだけ来られたらザックも食われるだろ・・・（笑
無理があるかもしれないけど、このビッチっぷり凄すぎ。
胃もたれするわ・・・（笑

で、一見マトモに見えたジャックの兄（マコノヒー）も
実はどうかしちゃってる・・・・
マコノヒーもこの作品公開前後で
「バーニー」「マジックマイク」と立て続けに観たけど
これまたスゴイ演技の振り幅ですな。
なかでも、男前なのにねっとり感を出した役は最高に似合います。
それだけでも、けっこう観れちゃう。
見た目とキャラの濃さ。
日本未公開の「キラースナイパー」（←レンタルあり）も
ものすごい変態刑事やってたし・・・・

こんな胸焼け状態のままどんどんストーリーは進み、
ラストの展開もこれまた・・・・ね・・・・（汗

ほぼ誰も救われない・・・・

単に変態たちの自業自得と割り切れないこの結末。

いやー、いろいろジメッとズシっときました。

副題に真夏の引力とあるだけあって
真夏の沼地でのじっとり感が
スクリーンから伝わるくらいです。

その上、役者の演技もねっとり
公開時期は夏でしたから・・・・（笑


おススメしていいかよくわからないけど、
見応えアリのミステリー。

（実はチェリーボーイ卒業映画の一面もあったりするけど）

原作はベストセラー小説との事。
このねっとり感、小説でも読んでみようかしら？と思ったけど
まだ手が出ません・・・（笑

ハイスクールミュージカルのイメージが強すぎたけど、エフロンたくましく、いい男に
なりつつありますねぇ。

大物俳優３人に囲まれてその中でも堂々と演じきってるし・・・やっぱりキュートでした。

センセーショナルな話題、シーンてんこ盛りのこの作品は、「すごい」としかいいようがなかった。

He never did get over his first true love.

ニコールキッドマンも素晴らしかった。（きれかった・・・）

1969年、亜熱帯フロリダ、まだ黒人への人種差別の残る時代の話。
ジャックが少年の日に体験した、ある真夏の出来事を思い返す。
死刑囚ヒラリーを冤罪と信じ奔走するジャックの兄ウォード。
死刑囚と婚約しようとする女性シャーロット。
そんなシャーロットに恋心を抱く思春期ジャック。
果たして彼は無実なのか？
サスペンス風なんだけど、そんなに展開は早くなくて、
この時代のまとわりつくような熱気というか空気感をすごく見せてくる。

主人公ジャックは思春期の青臭さ全開だし、
シャーロットはこってり化粧したアバズレで、
ウォードはなんか得体のしれない奴と思ってたらホントにもう何かあれで。。
その同僚の黒人のヤードリーはいつもピリピリしてるし、
死刑囚ヒラリーは風貌からしてヤバい。
いや、それぞれに理由があってそのキャラクターなんだけどね。
真夏の、熱気というか、画面から彼らの汗とか体臭がプンプンしそうな人間臭さ、
フロリダとはいえ、カラリというよりジメッとした沼地の小屋など
舞台も真夏の不快指数を上げるのに一役買っているように思う。

出てくる登場人物、誰にも入れ込めないほどなんかピリピリした空気をずっと感じるのだが
たぶん、それも演じる役者たちと監督の思惑通りなのだろうと思った。

うーん、放尿にはビックリした〜。
何とも言えない内容だったなぁ。。
多少は刺激な部分もあったけど、それとこの作品が面白いかと言われると別な気がする。。