リンカーン / ダニエル・デイ=ルイス
全体の平均評価点: (5点満点)
(50)
リンカーン
/スティーブン・スピルバーグ
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「リンカーン」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、“アメリカ史上最も愛された大統領”エイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を映画化した感動の伝記ドラマ。国が大きく分断された過酷な状況において、リンカーンはいかにして奴隷解放という大いなる目的を達成するに至ったのか、その知られざる政治の舞台裏を、理想のリーダー像という視点から丁寧に描き出していく。主演は本作の演技で「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続いて、みごと3度目のアカデミー主演男優賞に輝いた名優ダニエル・デイ=ルイス。共演はサリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トミー・リー・ジョーンズ。
「リンカーン」 の作品情報
「リンカーン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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リンカーンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日・英 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR55487 |
2013年09月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
95枚
|
4人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】リンカーン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス) 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXXR55487 |
2013年09月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
31枚
|
1人
|
2人
|
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス)
2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
リンカーンの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日・英 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXBR55487 |
2013年09月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
95枚
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4人
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1人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】リンカーン(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
151分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス) 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXXR55487 |
2013年09月13日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
31枚
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1人
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2人
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1:DTS-HD Master Audio/7.1ch/英語/(ロスレス)
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ユーザーレビュー:50件
「奴隷制廃止」は、あくまで“法”の下の平等
う〜ん、これは...政治やアメリカ史に興味がある人でないとちょっと退屈するかな。
エイブラハム・リンカーンのトータルな伝記としての作りではなく、南北戦争末期の連邦議会において合衆国憲法修正第13条(奴隷制の廃止)が可決されるまでの過程、その政治駆け引き、政治的運動など現実政治の舞台裏を描いたもので、リンカーンの偉業を素朴に物語化したものではないからだ。
それでも、もっとも有名なアメリカ大統領の人柄を映像で見れたのはよかった。
この映画で描かれるリンカーンは哲学者かキリストのような雰囲気だ。よく例え話をするし、被差別者(黒人)を身近に置いて自然に接する様子もそれらしい。哲学者といえば、ソクラテスの妻よろしく、リンカーン夫人の悪妻ぶりがいいね。サリー・フィールドにはうってつけの役と思うけど、私の好みとしてはもう少しソフトな人の方がよかったかな。
それにしても、「政治」というのは“兵器を使わない戦争”だと改めて思ったね。「選挙」も“人殺しのない戦争である”ということが言われるが、一般庶民が政治に関りたくないと無関心になるのも無理はない。
この作品では、暗躍するロビイストたちの存在が目立った。議会工作の裏方として落選議員の再就職の世話までするとは...
日本でも似たような活動をしている連中はいるはずだが、彼らは官公庁OBや利権目的のブローカーなど決して肯定的な評価は受けていない人たちだろう。人間関係が最優先される社会と“取引”が重要な糧となっている契約社会とでは、当然政治文化も違ってくる。
さて、アメリカ史に、いや世界史に残る偉大な仕事を成し遂げたリンカーンだが、スティーブンス共和党議員(トミー・リー・ジョーンズ)が信条とするような人種平等感をもっていたかは疑問だ。彼は先住民(インディアン)に対しては強い迫害の姿勢を見せ、民族浄化のごとき多くのインディアン戦争がリンカーン政権下で行われたのだ。
映画の最後は彼の演説(ゲティスバーグ演説か)の様子で締め括られるが、あの有名なフレーズ「人民の、人民による、人民のための政治...」は出てこない。
私にはその理由がなんとなくわかる。彼の言う“人民”には先住民は含まれていなかった...
さすがスピルバーグ監督、史実は史実としてちゃんと押さえてある。
このレビューは気に入りましたか?
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スピルバーグには同情しなくも無い
投稿日:2013/10/21
レビュアー:忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
遅ればせながら「リンカーン」を借りて観ましたが、予想、期待と「大違い」でかなりビックリしました。
リンカーン生誕200周年(2009年)に合わせてS.スピルバーグが1999年から準備を開始したのに色々あって間に合わず、2009年にやっと撮影開始したという話は聞いてました。主役のリンカーンを演る予定だったリーアム・ニーソンが途中降板したり、ピンチ・ヒッターに出演交渉したダニエル・デイ・ルイスが出演を渋ったりもあったけど、結局「遅れ」の最大の原因は最初リンカーンの大統領在任期間(就任の1861年2月から再選され直後に暗殺され1965年4月まで)全部をカバーするオハナシだったのにスピルバーグの意向で2度も脚本が全面的に書き換えられて最終的に「リンカーン最期の2ヶ月」みたいになっちゃったんですね。しかもその「2ヶ月」の間は、既に南北戦争での北軍の勝利は確定していたので、リンカーンは「奴隷解放宣言」(1861年9月)を合衆国レベルで「確定」させる(「独立」を目指した南部諸州を「再度」連邦に引き戻したし、北部諸州の中にもかなり「異論」があった)ための「憲法修正第13条」可決に向けた「議会工作」に躍起になっていて、その合間に妻メアりー・トッド(サリー・フィールド)との「確執」とか長男ロバート(ジョセフ・ゴードン・レビット)の「若気の至り」とかがちょこっと描かれるので、「伝記」っぽい部分も無いワケじゃないけど、ほとんど「政治ドラマ」に終始していて(特にその方面に関心が強い方々を除いて)観客には退屈そのものだと思いました。正直私は「政治ドラマ」嫌いじゃないし、日本に比べてアメリカの「政治」自体は大変「面白い」と思うけど、「ドラマ」としては人気TVシリーズ「ホワイトハウス」(脚本アーロン・ソーキン)に比べてかなり見劣りがしました。今年3月のアカデミー賞では「アルゴ」に作品賞をさらわれ、ダニエルの主演賞と美術賞だけに終わったのもかなり「ビックリ」でした(個人的には「アルゴ」を応援してましたが「リンカーン」の受賞は「出来レース」だとばっかり思ってましたから)が、やはりこの出来では「無理」だったと納得です。
まぁ、スピルバーグ監督には同情しなくも無い。元々彼は「ピン・ポイント」の「アイデア」で「観客ウケ」する「エンターテイナー」で(「激突」「ジョーズ」「E.T.」「インディ・ジョーンズ」その他)、「伝記(実話)」は苦手なんでしょうね。しかも「リンカーン」はアメリカ大衆に最も尊敬され、人気のある大統領(ケネディの「人気」は「芸能人」的でちょっと毛色が違う)ですから「アイデア」を駆使する「裕度」が少ないし、今回の企画自体が非常に「政治色」が強かった(と想像される)のでさらに「裕度」は低下したことでしょう。いや、彼の監督起用自体が「政治の要請」だった可能性もある、と私には思えます。アメリカの「政治」ってそういう意味で実に「面白い」ですからねぇ。誰か「『リンカーン』製作秘話」を映画化しないかなぁ(笑)。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
感動の作品。
投稿日:2013/10/05
レビュアー:しづちゃん
エイブリハム・リンカーンの名前は誰もが学び、知っているアメリカの大統領。そのリンカーンの映画をあのスピルバーグ監督が撮っていると言う話題作。映画館で見られなかったので、DVDになるのを待ってました。
奴隷制度廃止を訴えた共和党議員タデウス・スティーブンスにトミー・リー・ジョーンズが活躍しています。このトミー・リー・ジョーンズは、「メン・イン・ブラック」でエイリアンを取り締まるエージェントを演じ、ジョーンズにちなんだ“宇宙人ジョーンズ”のCMにも出演しているお馴染みの役者さん。
映画で一番感動したのは議員さんたち。真剣に票集めに取り組む姿。奴隷解放をどうしても推し進めたいリンカーンは穏やかな人なのに怒鳴るシーンがある。これが映画なのかと思うほどに真実味があり、引き込まれる。
映画を観ていると言うよりもタイムトンネルでリンカーンの時代にワープして空から活躍を眺めているって感じ。
リンカーンを支えるべき妻は、足枷のようになっているが、二人は互いに信頼しているからこそ、喧嘩も口論もできるような気がしました。愛する長男も戦争で死ぬこともなく平安を取り戻したアメリカ。でも、そう簡単にハッピーエンドにはならないことは歴史で教わっています。暗殺されたリンカーンに「お疲れ様」と呟きながら涙が頬を伝う…いい映画だったな〜と未だに余韻を楽しんでいます。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
勉強にはなるが、授業と同じであくびが出る。
こういった伝記的映画は間違った表現をすれば批判集中!!
そういった意味で長年の調査が必要で、誰もが納得する内容を作るための努力は凄い!
ただ、終始のトーク映画!?で面白味は全くなし。
国会風景も現在の日本の地方の市議会や町議会の会場より狭そうな舞台。
奴隷制度解放や南北戦争=リンカーン大統領は歴史上重要な出来事だが、映画にするならもう少しメリハリがほしい。
スピルバーグらしいのからしくないのか?リンカーンやアメリカの歴史に興味がなければ大河ドラマ観るよりつまらない作品だと思った。
この映画をきっかけに方々で制作されたパロディー映画の方がわりと楽しめたのは教養がないからだろうか?
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
伝記モノの中ではよかったけども、やっぱり地味・・・
ダニエルデイルイスの「なう!なう!なーーーーーーーう!!」のCMが
やけに印象に残っちゃったまま劇場で鑑賞。
アメリカ第16代大統領エイブラハムリンカーンが
奴隷制度廃止のために、
憲法修正と戦争の狭間で思い悩む姿を中心に描かれています。
まあ、伝記モノなので、娯楽色は薄いのは当然ですが、
心配だったのは、単なる「モノマネ映画」になってないかな・・・?
ということでしたが、本作に関してはその心配は無用。
たしかに、ダニエルデイルイスのなりきりっぷりは
アカデミー賞主演男優賞も納得。
それに加え、地味ながら観客をひきつける展開は
さすがスピルバーグ。
メリルストリープのなりきりっぷりが話題になった
「マーガレットサッチャー」はその演技以外は
ほんっとに事実の羅列で年表の映像化みたいになっちゃってたけど
本作は、主人公はもとより周囲の人物にまつわるエピソードも盛り込み
かつそのエピソードがどれも感情に訴えるのが良かったです。
南北戦争真っ只中、
奴隷解放宣言の効力は戦争が終結すれば効力を失う
国民が戦争で疲弊しこれ以上犠牲者を出さないように
戦争を終わらせるべき
そんな板ばさみの状況で
自らの信念を貫くために
憲法改正に動くリンカーンとその参謀たちのドラマがイイです。
さらに、息子を亡くしているので
これ以上失いたくないので
息子に戦地にいってほしくないというリンカーンとその妻。
国民は戦地で戦ってるさなか
自分だけが別待遇でいいのだろうかと悩み
戦地行きを志願する息子。
そのあたりのドラマもよかったですなあ。
息子役にジョセフ・ゴードン・レヴィット
リンカーンの参謀役にトミー・リー・ジョーンズと
脇を固める俳優も良し。
見ごたえのあるドラマで、
政治家達が見たがるのもよくわかる・・・(苦笑
ただ、徹底して地味で、
固い内容で、尺も長いので
見るときはコンディション良好の時にどうぞ〜。
くれぐれも横になって見たりしないように!(寝オチの危険大!!!)
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
「奴隷制廃止」は、あくまで“法”の下の平等
投稿日
2013/12/13
レビュアー
哲郎
う〜ん、これは...政治やアメリカ史に興味がある人でないとちょっと退屈するかな。
エイブラハム・リンカーンのトータルな伝記としての作りではなく、南北戦争末期の連邦議会において合衆国憲法修正第13条(奴隷制の廃止)が可決されるまでの過程、その政治駆け引き、政治的運動など現実政治の舞台裏を描いたもので、リンカーンの偉業を素朴に物語化したものではないからだ。
それでも、もっとも有名なアメリカ大統領の人柄を映像で見れたのはよかった。
この映画で描かれるリンカーンは哲学者かキリストのような雰囲気だ。よく例え話をするし、被差別者(黒人)を身近に置いて自然に接する様子もそれらしい。哲学者といえば、ソクラテスの妻よろしく、リンカーン夫人の悪妻ぶりがいいね。サリー・フィールドにはうってつけの役と思うけど、私の好みとしてはもう少しソフトな人の方がよかったかな。
それにしても、「政治」というのは“兵器を使わない戦争”だと改めて思ったね。「選挙」も“人殺しのない戦争である”ということが言われるが、一般庶民が政治に関りたくないと無関心になるのも無理はない。
この作品では、暗躍するロビイストたちの存在が目立った。議会工作の裏方として落選議員の再就職の世話までするとは...
日本でも似たような活動をしている連中はいるはずだが、彼らは官公庁OBや利権目的のブローカーなど決して肯定的な評価は受けていない人たちだろう。人間関係が最優先される社会と“取引”が重要な糧となっている契約社会とでは、当然政治文化も違ってくる。
さて、アメリカ史に、いや世界史に残る偉大な仕事を成し遂げたリンカーンだが、スティーブンス共和党議員(トミー・リー・ジョーンズ)が信条とするような人種平等感をもっていたかは疑問だ。彼は先住民(インディアン)に対しては強い迫害の姿勢を見せ、民族浄化のごとき多くのインディアン戦争がリンカーン政権下で行われたのだ。
映画の最後は彼の演説(ゲティスバーグ演説か)の様子で締め括られるが、あの有名なフレーズ「人民の、人民による、人民のための政治...」は出てこない。
私にはその理由がなんとなくわかる。彼の言う“人民”には先住民は含まれていなかった...
さすがスピルバーグ監督、史実は史実としてちゃんと押さえてある。
スピルバーグには同情しなくも無い
投稿日
2013/10/21
レビュアー
忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
遅ればせながら「リンカーン」を借りて観ましたが、予想、期待と「大違い」でかなりビックリしました。
リンカーン生誕200周年(2009年)に合わせてS.スピルバーグが1999年から準備を開始したのに色々あって間に合わず、2009年にやっと撮影開始したという話は聞いてました。主役のリンカーンを演る予定だったリーアム・ニーソンが途中降板したり、ピンチ・ヒッターに出演交渉したダニエル・デイ・ルイスが出演を渋ったりもあったけど、結局「遅れ」の最大の原因は最初リンカーンの大統領在任期間(就任の1861年2月から再選され直後に暗殺され1965年4月まで)全部をカバーするオハナシだったのにスピルバーグの意向で2度も脚本が全面的に書き換えられて最終的に「リンカーン最期の2ヶ月」みたいになっちゃったんですね。しかもその「2ヶ月」の間は、既に南北戦争での北軍の勝利は確定していたので、リンカーンは「奴隷解放宣言」(1861年9月)を合衆国レベルで「確定」させる(「独立」を目指した南部諸州を「再度」連邦に引き戻したし、北部諸州の中にもかなり「異論」があった)ための「憲法修正第13条」可決に向けた「議会工作」に躍起になっていて、その合間に妻メアりー・トッド(サリー・フィールド)との「確執」とか長男ロバート(ジョセフ・ゴードン・レビット)の「若気の至り」とかがちょこっと描かれるので、「伝記」っぽい部分も無いワケじゃないけど、ほとんど「政治ドラマ」に終始していて(特にその方面に関心が強い方々を除いて)観客には退屈そのものだと思いました。正直私は「政治ドラマ」嫌いじゃないし、日本に比べてアメリカの「政治」自体は大変「面白い」と思うけど、「ドラマ」としては人気TVシリーズ「ホワイトハウス」(脚本アーロン・ソーキン)に比べてかなり見劣りがしました。今年3月のアカデミー賞では「アルゴ」に作品賞をさらわれ、ダニエルの主演賞と美術賞だけに終わったのもかなり「ビックリ」でした(個人的には「アルゴ」を応援してましたが「リンカーン」の受賞は「出来レース」だとばっかり思ってましたから)が、やはりこの出来では「無理」だったと納得です。
まぁ、スピルバーグ監督には同情しなくも無い。元々彼は「ピン・ポイント」の「アイデア」で「観客ウケ」する「エンターテイナー」で(「激突」「ジョーズ」「E.T.」「インディ・ジョーンズ」その他)、「伝記(実話)」は苦手なんでしょうね。しかも「リンカーン」はアメリカ大衆に最も尊敬され、人気のある大統領(ケネディの「人気」は「芸能人」的でちょっと毛色が違う)ですから「アイデア」を駆使する「裕度」が少ないし、今回の企画自体が非常に「政治色」が強かった(と想像される)のでさらに「裕度」は低下したことでしょう。いや、彼の監督起用自体が「政治の要請」だった可能性もある、と私には思えます。アメリカの「政治」ってそういう意味で実に「面白い」ですからねぇ。誰か「『リンカーン』製作秘話」を映画化しないかなぁ(笑)。
感動の作品。
投稿日
2013/10/05
レビュアー
しづちゃん
エイブリハム・リンカーンの名前は誰もが学び、知っているアメリカの大統領。そのリンカーンの映画をあのスピルバーグ監督が撮っていると言う話題作。映画館で見られなかったので、DVDになるのを待ってました。
奴隷制度廃止を訴えた共和党議員タデウス・スティーブンスにトミー・リー・ジョーンズが活躍しています。このトミー・リー・ジョーンズは、「メン・イン・ブラック」でエイリアンを取り締まるエージェントを演じ、ジョーンズにちなんだ“宇宙人ジョーンズ”のCMにも出演しているお馴染みの役者さん。
映画で一番感動したのは議員さんたち。真剣に票集めに取り組む姿。奴隷解放をどうしても推し進めたいリンカーンは穏やかな人なのに怒鳴るシーンがある。これが映画なのかと思うほどに真実味があり、引き込まれる。
映画を観ていると言うよりもタイムトンネルでリンカーンの時代にワープして空から活躍を眺めているって感じ。
リンカーンを支えるべき妻は、足枷のようになっているが、二人は互いに信頼しているからこそ、喧嘩も口論もできるような気がしました。愛する長男も戦争で死ぬこともなく平安を取り戻したアメリカ。でも、そう簡単にハッピーエンドにはならないことは歴史で教わっています。暗殺されたリンカーンに「お疲れ様」と呟きながら涙が頬を伝う…いい映画だったな〜と未だに余韻を楽しんでいます。
勉強にはなるが、授業と同じであくびが出る。
投稿日
2013/09/20
レビュアー
涼風マヨネーズ
こういった伝記的映画は間違った表現をすれば批判集中!!
そういった意味で長年の調査が必要で、誰もが納得する内容を作るための努力は凄い!
ただ、終始のトーク映画!?で面白味は全くなし。
国会風景も現在の日本の地方の市議会や町議会の会場より狭そうな舞台。
奴隷制度解放や南北戦争=リンカーン大統領は歴史上重要な出来事だが、映画にするならもう少しメリハリがほしい。
スピルバーグらしいのからしくないのか?リンカーンやアメリカの歴史に興味がなければ大河ドラマ観るよりつまらない作品だと思った。
この映画をきっかけに方々で制作されたパロディー映画の方がわりと楽しめたのは教養がないからだろうか?
伝記モノの中ではよかったけども、やっぱり地味・・・
投稿日
2013/09/15
レビュアー
MM3
ダニエルデイルイスの「なう!なう!なーーーーーーーう!!」のCMが
やけに印象に残っちゃったまま劇場で鑑賞。
アメリカ第16代大統領エイブラハムリンカーンが
奴隷制度廃止のために、
憲法修正と戦争の狭間で思い悩む姿を中心に描かれています。
まあ、伝記モノなので、娯楽色は薄いのは当然ですが、
心配だったのは、単なる「モノマネ映画」になってないかな・・・?
ということでしたが、本作に関してはその心配は無用。
たしかに、ダニエルデイルイスのなりきりっぷりは
アカデミー賞主演男優賞も納得。
それに加え、地味ながら観客をひきつける展開は
さすがスピルバーグ。
メリルストリープのなりきりっぷりが話題になった
「マーガレットサッチャー」はその演技以外は
ほんっとに事実の羅列で年表の映像化みたいになっちゃってたけど
本作は、主人公はもとより周囲の人物にまつわるエピソードも盛り込み
かつそのエピソードがどれも感情に訴えるのが良かったです。
南北戦争真っ只中、
奴隷解放宣言の効力は戦争が終結すれば効力を失う
国民が戦争で疲弊しこれ以上犠牲者を出さないように
戦争を終わらせるべき
そんな板ばさみの状況で
自らの信念を貫くために
憲法改正に動くリンカーンとその参謀たちのドラマがイイです。
さらに、息子を亡くしているので
これ以上失いたくないので
息子に戦地にいってほしくないというリンカーンとその妻。
国民は戦地で戦ってるさなか
自分だけが別待遇でいいのだろうかと悩み
戦地行きを志願する息子。
そのあたりのドラマもよかったですなあ。
息子役にジョセフ・ゴードン・レヴィット
リンカーンの参謀役にトミー・リー・ジョーンズと
脇を固める俳優も良し。
見ごたえのあるドラマで、
政治家達が見たがるのもよくわかる・・・(苦笑
ただ、徹底して地味で、
固い内容で、尺も長いので
見るときはコンディション良好の時にどうぞ〜。
くれぐれも横になって見たりしないように!(寝オチの危険大!!!)
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