アイアンマン３

おもしろい！退屈しませんでした。

別にアイアンマンにこだわりあるわけでなく、アメコミが好きなわけでもない。
それを差し引いても楽しめる娯楽作品だと思います。

とにかくド派手でお金がかかってる。
お金がかかっていれば凄いだろ？って作品がありますが、この作品に関してはそんなことがなくて、しっかしとバランスが取れている。
演者はしっかりとに出演料分の仕事をしているし、CG等に使ったお金だってしっかりと活かされていて違和感を感じさせることなく観客を物語に引き込んでくれた。

アメコミヒーローにハマる理由はヒーローが常に苦悩を抱えて悪だけではなく、自分と戦っているところじゃないかと思います。
観客とともに成長して壁を越えていくその姿に勇気を与えられるのかもしれませんね、

ただ、これはハマらない人、正直、鼻につくだけだと思います。(笑)
アメリカは正義、正義は力っていう方程式は、僕も好きではありませんし、力に頼るやり方っていつになっても問題を解決する手段には成り得ない。
これはあくまでもご楽と割りきらないと楽しめないでしょうね。

とにかく、アイアンマンが勢ぞろいしたシーンは圧巻です。
それだけでもお金払って観た甲斐があったと思います。

最後にトニーが下した決断は男らしいとは思いますが、絶対に守れないだろうなぁ…と。(笑)
まだ、アベンジャーズもあるし、当然引退でないでしょう。

1作目のアイアンマンは戦争の武器商人が真逆の悪を倒す為に、今までないヒーローを自ら手作業で作る。しかも完全形ではなく少しづつ良くなって行くところにワクワクさせられ、次はどんなパーツや機能になるのか楽しみだった。しかし今回はあまりにも簡単に何でも有りの内容に見ている時は楽しかったが時間が経つと記憶に残らない話だった。こうなってしまうとファンタジーになってしまい、私はイマイチかなでした。

大きな戦闘を終えたトニー・スタークがPTSDに苦しみつつ、
爆破テロの首謀者と戦う話。
「アイアンマン」シリーズの３作目となるが、ストーリーとしては
「アベンジャーズ」の続きとなるため、それらも含めて観ておく必要がある。

もともとアイアンマンシリーズがそれほど好きではないのだが、
今作はどうにもスカッとする部分が少なく、
アイアンマンというよりトニー・スタークの話なのでイマイチだった。

遠隔で自動装着できるようになったスーツのギミックは面白いものの、
アイアンマンとしての強さを味わえる場面があまりないことと、
アーマーがすぐにバラバラになってしまうのは、さすがに脆すぎる印象。
あまにりにも気軽にアーマーが壊れるのは気持ちいいものではないし、
もったいないと感じてしまう。これまでのアイアンマンの強さはなんだったのか。

シリーズが進むにつれて面白味がなくなってきた感じだし、
全力で敵とぶつかり合うアイアンマンが見たかっただけにどうにも残念。

あらすじ

アベンジャーズでの戦いから1年。トニー・スターク（ロバート・ダウニーJr)はマンハッタンでの戦い以後、パニック症候群を患い、次に出てくる敵に対抗しようとアイアンマンスーツを不眠不休で作り続けていた。

そんな折、社長になったペッパー・ポッツ（グウィネス・パルトロウ）の前にアルドリッチ・キリアン（ガイ・ピアース）が現れる。それと同時にマンダリン（ベン・キングズレー）なるテロリストも出てくる。

そのテロで負傷した部下の仕返しに、トニーは自宅の住所を公表する。すると、マンダリンはトニーがいる自宅をミサイル攻撃してきたのだった・・・。


この映画が最高にいいと思える点は、まず映画冒頭で流れる音楽。「Blue〜」と流れてパラマウントのロゴが出てくるところだ。この音楽のノリが最高にこの映画に合っている。

次にいい点は、なんといっても今までにないバトル描写。アイアンマンスーツを遠隔操作するなんて発想は思いつかなかった。これを駆使して敵を倒すトニーが最高にかっこいい。

そしてラストのまさに「パーティ」と呼ぶにふさわしいバトル。もう楽しすぎる！！最高に面白い！！


あとはエア・フォース・ワンから落ちる人たちを助ける描写や、いじめられっ子とのひそかな友情などがこの映画を彩る。

アイアンマンシリーズだけで言えば最高傑作と呼ぶにふさわしいでしょう。

☆５つ！