人生はビギナーズ / ユアン・マクレガー
全体の平均評価点: (5点満点)
(38)
人生はビギナーズ
/マイク・ミルズ
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「人生はビギナーズ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「サムサッカー」のマイク・ミルズ監督が、自身の父親との関係を基に脚本を書き上げ映画化したハートフル・ヒューマン・ストーリー。長年連れ添った母の死後、突然ゲイであることをカミングアウトし、新たな人生を謳歌しはじめた父の姿に戸惑いを抱きながらも、自分の気持ちに正直に生きることの大切さを学んでいく主人公の葛藤と新たな恋の行方を描く。主演はユアン・マクレガー、共演にクリストファー・プラマー、メラニー・ロラン。内向的な38歳独身のオリヴァーは、妻に先立たれ、ガンを告知された父ハルから、ゲイであることを告白される。突然のカミングアウトに戸惑いつつも、新たな人生を謳歌し始めた父と語り合い、少しずつ距離を縮めていくオリヴァーだったが…。 JAN:4532640309022
「人生はビギナーズ」 の作品情報
「人生はビギナーズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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人生はビギナーズの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
KWX902 |
2012年08月03日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
21枚
|
1人
|
2人
|
人生はビギナーズの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
KWX902 |
2012年08月03日
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ユーザーレビュー:38件
映画としてはアリやけど個人的にはナシという感じで!
うーん、好きじゃない!
ただただやりたいこと(描きたいこと)をやってるだけ映画っつーのは、
非常にシンプルな映画という表現媒体の利用ではあるので、
別に悪い映画ではないんすけど、全く観客との距離を測らず
(観客と世界の橋渡し役/映画の軸を提示するキャラ/いわゆるツッコミ役を置いていない)に、
閉じた世界でモノを弄くりまくり続けるだけの映画って、入り口が非常に狭いんで、
一回入りそびれると最後まで外から冷めて眺めるだけになり易いんすよね〜・・・。
ま、そんなわけで自分は、映画としてはアリやけど個人的にはナシという感じで!
個人的満足度 60点!
オススメ度 60点!(入り口が狭い)
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
クリストファー・プラマーがキュート!!
クリストファー・プラマーはこの作品で、82歳というアカデミー賞
最高齢の主演男優賞を受賞したそうです。
75歳でゲイをカミングアウトした美術史家。
奥さんが亡くなって始めて「ゲイ人生」をスタートさせます。
その恋人募集の文章が飛び切り素敵です。
この人の恋人になったら、楽しそう・・いい事ありそう・・幸せの予感。
そう感じさせる募集広告でした。
対する息子のユアン・マクレガーは、“人生謳歌”とは程遠い臆病さ。
お父さん、お母さんが、息子の元気を全部使い果たしたのかしら?
親が強烈だと、子供って萎縮しませんこと?
時間軸が頻繁に入れ替わります。
過去と現在が慌ただしく変わるけれど、親(プラマーさん)を肺癌で見送る息子の悲しさは、滲みでていました。
追記・・・犬のアーサーがメチャメチャ可愛かったです。
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いつでもビギナーになれる
投稿日:2013/03/17
レビュアー:こうさま
評価74点(100点満点)
仕事が友達という38歳のアートディレクターのオリヴァー、母親が他界してからしぱらくして父親から自分はゲイだと打ち明けられる。特に人生に臆病なオリヴァーにとっては衝撃的な告白、今まで厳格だった父親は人が変わったように
若いファッションに身を包み、ゲイ仲間と大盛り上がり、若い恋人アンディーまでできて残りの人生を謳歌しはじめるのだがその身体は末期ガンに侵されていた。微塵も暗さを表に出さず、最後まで人生を楽しもうとする父親ハル、
そして懸命に看病するオリヴァーだが、その父親も他界してしまう。この状況は作品の前半ですでに語られているが、奥手のオリヴァーがパーティーで勇気をだして声をかけたフランス人の女優アナとの恋の展開の中で父親と母親の回想シーンが幾度となく挿入されている。
父親に対する複雑な葛藤「父は母を愛していたのだろうか」「自分はゲイの父親の子供なのか」は常に彼の心の中にあり、アナもまた父親に対する葛藤を有していた。勿論女性にも不器用なオリヴァー、でもその背中を押してくれたのは自由奔放に余生を楽しんだ父親の姿だつたのかもしれない、なんとなく先読みばかりの憶測で物事を判断してしまうオリヴァーにとってはなにをやっても上手く行かないように思えてしまうのかも。
本作はゲイの告白をして余生を楽しむ父親とシヨックをうけながらも受け入れようとする真面目な息子と周囲の人たちをユーモラスなセンスを交えて心温まる雰囲気に仕上げているところが心地よい。
犬の「アーサー」がある意味一番癒しくれる存在なのかもしれない。
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ドギツくて品が無い
投稿日:2012/08/09
レビュアー:忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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とにかくこの映画、(女性)レビュアー諸氏が揃って「オシャレ」「素敵」と絶賛してますね。カリフォルニアの瀟洒な住まいに38歳のイケメン独身男が可愛い子犬と暮らしてる。職業は「アートディレクター」(横文字ですがアメリカだから当然なんです)だし、美術館の館長だった父親もインテリでイケメンだったからインテリアやファッションの趣味もイイし、癌で死にかけてる父親を手厚く介護した孝行息子だから誠実で優しい人柄なことも請け合いだし、何よりちょっと複雑な「生い立ち」の影響で女性に「臆病」な主人公オリヴァー(ユアン・マクレガー)が「素敵」なのは、私としても文句ありませんし、画像も音楽も「オシャレ」なことにも同意しますが、私にはハッキリ言ってどーでもいいことばかりです(笑)。私としては断然オリヴァーの相手役アナを演ってるメラニー・ロランが本当に「オシャレ」で「素敵」なんで、それだけで観る価値のあった作品でした。
しかし、この映画を作ったマイク・ミルズ監督(脚本も)は自分の父親をモデルにしたと言っているそうですし、当然主題は「オリヴァーとアナの恋愛」でも「カリフォルニアの美しい風景」でも、「可愛いテリア犬アーサー」でも無く、自分がゲイであることを、数年前に妻は死に、自分は70歳を越えてしまってから「カミング・アウト」した父親ハル(クリストファー・プラマー)であることは明白ですし、その意味では全く「オシャレ」でも「素敵」でも無い、かなりドギツい品の無いオハナシだと私には思えましたね。いや、「ゲイ」のオハナシだから「ドギツい」「品が無い」と言うつもりは無いんです。でも、「(75歳で亡くなった)父親がゲイであったこと」または「ゲイであることを隠して来たこと」をドラマの主題にしてシリアスな「自伝」または「自伝的ストーリー」を作って公開することに、何の衒いも気恥ずかしさも抱かないセンスを私は「ドギツい」「品が無い」と感じてしまう。父親にゲイであることを告白された38歳の息子が「お母さんのことを愛してたの?」とマジに質問しちゃう場面なんて、どう考えてもギャグとしてしか使えないと思うんです(だってつまり「どうやって僕を作ったの?」って訊いてるワケでしょ)けど、本気でシリアスに撮ってるんで可笑しいのを通り越して白けちゃいました(笑)。しかも、その質問に父親が答えて「勿論愛してたが、結婚を望んだのは(私では無く)彼女のほうだった」「(彼女は)私が(貴方の「病気」を)治して見せると言ってた」と続くんですが、この会話が実際にあったのだとすると、「ゲイであること」は「病気」なのだ、と少なくとも結婚相手の女が信じていることを当のゲイの本人が是認していることになる。え〜?そうなの?ゲイって「病気」なの?ゲイの人たちって自分たちを「病人」だと思ってるの?実はこの映画観てもっとも「考えさせられた」のはここでした(笑)。
回想場面でしか登場しない母親はゲイの夫に常に苛立ちと絶望を隠せない。その理由を理解出来ない息子は深く傷つき、次第に自閉的になって行く…というシーンもありましたが、あそこで深く傷ついた息子が、今この映画の脚本書いて監督してるご本人だという想像はあまり心地良いものでは無いですねぇ。そして、結婚する時には「私が治して見せる」と言った(ことになってる)母親はどのような思いで死んで行ったのかを考えると、何とも胸が塞いでしまうんですね。とても「オシャレ」で「素敵な」映画だとは思えないですねぇ、私には。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
とにかくおしゃれ
Christopher Plummer が助演男優賞をとったので、観に行ってきました。
おしゃれな映画です。さすがマイク・ミルズ。
音楽といい、お話といい淡々と進んでいくんだけど、実に心地いい。
キャストもみんな透明感があって、とにかくおしゃれ。
Christopher Plummer も元美術館長の役だし、その息子のオリバーを演じるEwan McGregorもアートディレクターというオシャレな感じ。
彼が出会う、フランス人美女は、 Melanie Laurent。女優の役。
ああ、なんておしゃれなんだ。おしゃれを連呼してしまうほど、おしゃれです。
オリバーの描くイラストがめっちゃシュールでいい。
壁の落書きも実にセンスがいい。
75歳で父親にゲイだと告白される。
自由でいいね。うちもこれくらい自由だったらいいな、と思う。
この家が実に素敵。本当に素敵。光がいっぱい入ってくる窓の大きな家で、これを見ただけでカリフォルニアだとわかる。
オリバーは父と母が不仲だったわけには納得するが、それによって、彼の恋愛観が人と距離をとるものになっているんだよね。
父を介護するオリバー。あんな優しい息子がこの世にいるのか!!というくらい優しい。
相手役の Melanie Laurentは相変わらず美しい。フランス女優特有の透明感がある。
人と深くかかわることを拒んでいた二人。
なんか、気持ちはわかる。
いくつになっても人生のBeginners。
新しい一歩はいつでも踏み出せる。自分を信じて。
人とかかわることを恐れずに、やっぱり人間一人じゃ生きられない、、そんなメッセージを受けとりました。
しかし、 Christopher Plummer 、もちろん素晴らしいんだけど、あまりにもさりげない演技でこれでオスカーをとったのか?とちょっとびっくりしましたが、さりげない演技って一番難しいんだろうな。
とってもチャーミングでした。
あと、犬のアーサー。最高にかわいいです。会話ができます(笑)
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
映画としてはアリやけど個人的にはナシという感じで!
投稿日
2012/07/22
レビュアー
KASPAR
うーん、好きじゃない!
ただただやりたいこと(描きたいこと)をやってるだけ映画っつーのは、
非常にシンプルな映画という表現媒体の利用ではあるので、
別に悪い映画ではないんすけど、全く観客との距離を測らず
(観客と世界の橋渡し役/映画の軸を提示するキャラ/いわゆるツッコミ役を置いていない)に、
閉じた世界でモノを弄くりまくり続けるだけの映画って、入り口が非常に狭いんで、
一回入りそびれると最後まで外から冷めて眺めるだけになり易いんすよね〜・・・。
ま、そんなわけで自分は、映画としてはアリやけど個人的にはナシという感じで!
個人的満足度 60点!
オススメ度 60点!(入り口が狭い)
クリストファー・プラマーがキュート!!
投稿日
2017/08/12
レビュアー
カマンベール
クリストファー・プラマーはこの作品で、82歳というアカデミー賞
最高齢の主演男優賞を受賞したそうです。
75歳でゲイをカミングアウトした美術史家。
奥さんが亡くなって始めて「ゲイ人生」をスタートさせます。
その恋人募集の文章が飛び切り素敵です。
この人の恋人になったら、楽しそう・・いい事ありそう・・幸せの予感。
そう感じさせる募集広告でした。
対する息子のユアン・マクレガーは、“人生謳歌”とは程遠い臆病さ。
お父さん、お母さんが、息子の元気を全部使い果たしたのかしら?
親が強烈だと、子供って萎縮しませんこと?
時間軸が頻繁に入れ替わります。
過去と現在が慌ただしく変わるけれど、親(プラマーさん)を肺癌で見送る息子の悲しさは、滲みでていました。
追記・・・犬のアーサーがメチャメチャ可愛かったです。
いつでもビギナーになれる
投稿日
2013/03/17
レビュアー
こうさま
評価74点(100点満点)
仕事が友達という38歳のアートディレクターのオリヴァー、母親が他界してからしぱらくして父親から自分はゲイだと打ち明けられる。特に人生に臆病なオリヴァーにとっては衝撃的な告白、今まで厳格だった父親は人が変わったように
若いファッションに身を包み、ゲイ仲間と大盛り上がり、若い恋人アンディーまでできて残りの人生を謳歌しはじめるのだがその身体は末期ガンに侵されていた。微塵も暗さを表に出さず、最後まで人生を楽しもうとする父親ハル、
そして懸命に看病するオリヴァーだが、その父親も他界してしまう。この状況は作品の前半ですでに語られているが、奥手のオリヴァーがパーティーで勇気をだして声をかけたフランス人の女優アナとの恋の展開の中で父親と母親の回想シーンが幾度となく挿入されている。
父親に対する複雑な葛藤「父は母を愛していたのだろうか」「自分はゲイの父親の子供なのか」は常に彼の心の中にあり、アナもまた父親に対する葛藤を有していた。勿論女性にも不器用なオリヴァー、でもその背中を押してくれたのは自由奔放に余生を楽しんだ父親の姿だつたのかもしれない、なんとなく先読みばかりの憶測で物事を判断してしまうオリヴァーにとってはなにをやっても上手く行かないように思えてしまうのかも。
本作はゲイの告白をして余生を楽しむ父親とシヨックをうけながらも受け入れようとする真面目な息子と周囲の人たちをユーモラスなセンスを交えて心温まる雰囲気に仕上げているところが心地よい。
犬の「アーサー」がある意味一番癒しくれる存在なのかもしれない。
ドギツくて品が無い
投稿日
2012/08/09
レビュアー
忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
とにかくこの映画、(女性)レビュアー諸氏が揃って「オシャレ」「素敵」と絶賛してますね。カリフォルニアの瀟洒な住まいに38歳のイケメン独身男が可愛い子犬と暮らしてる。職業は「アートディレクター」(横文字ですがアメリカだから当然なんです)だし、美術館の館長だった父親もインテリでイケメンだったからインテリアやファッションの趣味もイイし、癌で死にかけてる父親を手厚く介護した孝行息子だから誠実で優しい人柄なことも請け合いだし、何よりちょっと複雑な「生い立ち」の影響で女性に「臆病」な主人公オリヴァー(ユアン・マクレガー)が「素敵」なのは、私としても文句ありませんし、画像も音楽も「オシャレ」なことにも同意しますが、私にはハッキリ言ってどーでもいいことばかりです(笑)。私としては断然オリヴァーの相手役アナを演ってるメラニー・ロランが本当に「オシャレ」で「素敵」なんで、それだけで観る価値のあった作品でした。
しかし、この映画を作ったマイク・ミルズ監督(脚本も)は自分の父親をモデルにしたと言っているそうですし、当然主題は「オリヴァーとアナの恋愛」でも「カリフォルニアの美しい風景」でも、「可愛いテリア犬アーサー」でも無く、自分がゲイであることを、数年前に妻は死に、自分は70歳を越えてしまってから「カミング・アウト」した父親ハル(クリストファー・プラマー)であることは明白ですし、その意味では全く「オシャレ」でも「素敵」でも無い、かなりドギツい品の無いオハナシだと私には思えましたね。いや、「ゲイ」のオハナシだから「ドギツい」「品が無い」と言うつもりは無いんです。でも、「(75歳で亡くなった)父親がゲイであったこと」または「ゲイであることを隠して来たこと」をドラマの主題にしてシリアスな「自伝」または「自伝的ストーリー」を作って公開することに、何の衒いも気恥ずかしさも抱かないセンスを私は「ドギツい」「品が無い」と感じてしまう。父親にゲイであることを告白された38歳の息子が「お母さんのことを愛してたの?」とマジに質問しちゃう場面なんて、どう考えてもギャグとしてしか使えないと思うんです(だってつまり「どうやって僕を作ったの?」って訊いてるワケでしょ)けど、本気でシリアスに撮ってるんで可笑しいのを通り越して白けちゃいました(笑)。しかも、その質問に父親が答えて「勿論愛してたが、結婚を望んだのは(私では無く)彼女のほうだった」「(彼女は)私が(貴方の「病気」を)治して見せると言ってた」と続くんですが、この会話が実際にあったのだとすると、「ゲイであること」は「病気」なのだ、と少なくとも結婚相手の女が信じていることを当のゲイの本人が是認していることになる。え〜?そうなの?ゲイって「病気」なの?ゲイの人たちって自分たちを「病人」だと思ってるの?実はこの映画観てもっとも「考えさせられた」のはここでした(笑)。
回想場面でしか登場しない母親はゲイの夫に常に苛立ちと絶望を隠せない。その理由を理解出来ない息子は深く傷つき、次第に自閉的になって行く…というシーンもありましたが、あそこで深く傷ついた息子が、今この映画の脚本書いて監督してるご本人だという想像はあまり心地良いものでは無いですねぇ。そして、結婚する時には「私が治して見せる」と言った(ことになってる)母親はどのような思いで死んで行ったのかを考えると、何とも胸が塞いでしまうんですね。とても「オシャレ」で「素敵な」映画だとは思えないですねぇ、私には。
とにかくおしゃれ
投稿日
2012/06/06
レビュアー
KEE
Christopher Plummer が助演男優賞をとったので、観に行ってきました。
おしゃれな映画です。さすがマイク・ミルズ。
音楽といい、お話といい淡々と進んでいくんだけど、実に心地いい。
キャストもみんな透明感があって、とにかくおしゃれ。
Christopher Plummer も元美術館長の役だし、その息子のオリバーを演じるEwan McGregorもアートディレクターというオシャレな感じ。
彼が出会う、フランス人美女は、 Melanie Laurent。女優の役。
ああ、なんておしゃれなんだ。おしゃれを連呼してしまうほど、おしゃれです。
オリバーの描くイラストがめっちゃシュールでいい。
壁の落書きも実にセンスがいい。
75歳で父親にゲイだと告白される。
自由でいいね。うちもこれくらい自由だったらいいな、と思う。
この家が実に素敵。本当に素敵。光がいっぱい入ってくる窓の大きな家で、これを見ただけでカリフォルニアだとわかる。
オリバーは父と母が不仲だったわけには納得するが、それによって、彼の恋愛観が人と距離をとるものになっているんだよね。
父を介護するオリバー。あんな優しい息子がこの世にいるのか!!というくらい優しい。
相手役の Melanie Laurentは相変わらず美しい。フランス女優特有の透明感がある。
人と深くかかわることを拒んでいた二人。
なんか、気持ちはわかる。
いくつになっても人生のBeginners。
新しい一歩はいつでも踏み出せる。自分を信じて。
人とかかわることを恐れずに、やっぱり人間一人じゃ生きられない、、そんなメッセージを受けとりました。
しかし、 Christopher Plummer 、もちろん素晴らしいんだけど、あまりにもさりげない演技でこれでオスカーをとったのか?とちょっとびっくりしましたが、さりげない演技って一番難しいんだろうな。
とってもチャーミングでした。
あと、犬のアーサー。最高にかわいいです。会話ができます(笑)
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