シャーロック・ホームズ　シャドウ　ゲーム

私のような凡人には展開が速すぎて、細かい人物関係とかが一回観ただけでは把握できないのですが、それでも最後まで観終えると「あ〜観て良かった」と思える作品でした。
字幕で観る！と云うこだわりを捨てて、吹き替えで鑑賞すればもう少し内容が把握できたかもしれませんが、こればっかりはしょうがない。

“ホームズｖｓ教授”の構図を押えて観た感じですけど、それでも楽しめましたから。（笑）

前作同様ＶＦＸを駆使した背景は素晴らしいですね。違和感を感じません。・・・一流です！
それに加えて無駄なシーンがほとんど無いですよね。これだけ尺が長いのに。・・・さすがです！
ちょっと息抜きの場面かな？と思えるシーンも後々絡んでくる所なんて凄く考えられている。・・・脱帽です！

たまにこういった作品を観ると「いや〜映画って本当にいいですよね」と言いたくなります。・・・水野晴男です！！（ペコリ）

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ガイ・リッチーのアクションは、スタイリッシュですね〜♪

滑らかで見やすく、それでいて迫力満点！
多分この人、どの技術でどこまでできるのか
その辺のことが分かってる人なんでしょうな〜
スローな動きを早回しすることで、お互いの拳がちゃんとぶつかり合う臨場感
ダウニー君の表情も、カッコよく撮れてましたし

ホームズのくせに謎解きをしていない！、という決定的な欠点はあるもののｗ

これだけの洗練されたアクションを持ってこられたら、こんな映画もアリか♪ってなりますｗ

ほんでもって、コレ
ストーリーから激しく逸脱している“寄り道”感が、またクセモノｗｗｗ
レイチェルは毒殺され
新婦は列車からドーン！でしょｗ
ホームズとワトソンの、唯一無二の友情（愛情？）を邪魔するものを
お粗末な扱いで排除する、この潔さ！
モリアーティ教授の陰謀の全貌すら、なかなか明らかにされないモヤモヤな気持ちｗ

ワルノリですか！？ってくらいの、ダウニー君の仮装ネタとか

見せ場となるはずのアクションシーンが
その出来が素晴らし過ぎて
逆に、ストーリーがボヤけるという、このバランスの悪さｗｗｗ（←褒めてますｗ）

なんやかんやで、面白いんですよ♪
ホームズのオタクキャラも踏まえて
ワトソン君の、「もーええって・・・」っていうノリとかｗ

はい、好きです♪

「やりすぎやろ・・・」っていう、ギリギリの所まで連れて行ってくれるのがいいですね（←賛辞）

もう、けっこうあぶないところまで来てます
あと一歩行ってしまうと、観客は間違いなく冷めます
K点越え寸前ｗｗｗ

まだまだ観たいですぞーーー！（ヨロシク♪）

1作目同様にガイ・リッチーが監督。
シャーロック・ホームズなのに、難しい謎解きを極力シンプルに、
爆破とか肉弾戦とか、考えもしなかったアクションを多用し、
ホームズを知恵の回る武闘派に仕立てあげ、
それが逆に何か新しく感じさせたのかヒットしたのが1作目。
そして本作も、前作同様これまでのホームズの概念を崩して突っ走っています。
世界征服を目論むモリアーティ教授という超天才が今回の敵。
天才VS天才の闘いなのに、アクションがメイン(笑)
サブタイトルがシャドウゲームって事ですが、
この意味は、おそらく、頭の中で先手先手を読みあって勝負する、
劇中にもばっちり描かれているチェスのような闘いを意味するのでしょう。
(日本人にはチェスより将棋って言った方がイメージ湧きそうな気はしますが…)
でも、やっぱり謎解きではなくアクションメイン。
あえてそうしてるのでしょうけど、
あれ？ひょっとしたらガイ・リッチーアクションしか撮れないのか！？
とも思えてしまいます。

途中、ヘンテコリンな占い師とかも登場し、物語に花を添えるかと思いきや、
結局ホームズとワトソンの90年代の月9ドラマの男女のような雰囲気が気になって、
他のキャラの魅力が薄れてしまいます…。男同士の友情を遥かに超えてて若干気持ち悪いっす(笑)

また、なんか色々と原作を基にしたシーンはあるようなんですが、
原作をあまり知らない者にとっては、ただのアクション娯楽映画のワンシーンでしかないような。
ただ、それでもそこそこの興行成績のようなので、娯楽アクション映画としてはなかなかのようです。

個人的にガイリッチーの映画と相性がよくない私。

だけど、超有名元ネタキャラと
ダウニー＆ジュードロウ共演で
前作もそこそこ楽しめたので本作ももちろん観ました♪

相次ぐ事件の黒幕にモーリアリティの影。
彼がホームズとワトソンを抹消すべくいろいろ仕掛けて釣ってくるのですが・・・

今回のシャドウゲームってのは
この脳内シミュレーションというか、
相手にいかにして勝つかを脳内で描くことなんですかね？

そのタイトルどおり、
ホームズとモーリアリティの裏のかきあい、
腹の探りあいが面白いです。

しかも、ガイリッチーですから、
その脳内シミュレーションが
スタイリッシュに映像化されて差し込まれるんですよねえ。

一応ミステリーなので、
最後の最後にタネアカシというかネタバレ的シーンがあるのですが、
アクションとスロー描写でちょっと盛りすぎな感じもあって、
頭の中で整理できずにいたのが正直なところ。

でも、他の方の感想も読んでみると
謎解きはさほど深くはなかったようで・・・（？）

登場キャラクターが
「・・・ってことですぜ！（断言）」って
説明してくれるので、
それで、納得しちゃってOKな気がします。

まあ、それでも楽しめちゃうのがこのシリーズなんだな。

ホームズとワトソン、相変わらずイチャイチャしちゃって
「仲良しなのねー」「もうワトソン君が大好きなのねー」
って微笑ましくなっちゃうくらいですわ（笑

ダウニーの雑な女装も見れるし、
ラストはニヤッとできる。

３作目の制作も決まったようで、楽しみです♪

うーん、思ったより面白くなかったかも。
主役の２人は１と変わらないんだけど、前は面白いと思った撮り方とかが凝りすぎて逆にわかりにくく感じました。
会話も探偵らしく謎かけなのか、字幕の訳し方でわかりにくいのかわからなくて、結構聞き流しちゃったし。

ラストもちょっと・・。
理由もわからず、あれじゃ説得力もないしなんでもありだ。
そのわりに、レイチェルはあれだけ？

せっかくいいスパイスになりそうなノオミも、ミレニアムの印象が強すぎたせいかインパクトが最初から弱くて見せ場もなし。
これはもうよっぽど評判良くないと３は見ないなあ、残念。