ディスクロージャー

ダグラスもデミ・ムーアも歳をとりすぎました。
ダグラスのセクシーなところが好きですが、今回は彼の良さもデミ・ムーアの良さも引き出せてないのが残念。「ダイヤルＭ」は、ダグラスの１０年前の映画だと思いますが、これは　いけてます。この映画の後に制作されているので、歳とは関係ないかな。
　逆セクハラ、男性が訴えても難しいでしょうね。家庭が崩壊していくのもわかります。
　女性の場合、いい感じ！が、人によっては、気持ち悪〜＝セクハラ　になってしまうので、どの道、女性に有利にできているような気がしてなりません。　（女性の私が言うのはなんですが・・

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女性のパワハラが題材で　驚かされました
昔の恋人が上司でやって来る　なんて！
なんて皮肉な、、、
彼女の逆襲が　超コワイ〜
更に　見えない敵が現れて、、、引き込まれます
最後の”どんでん返し”は　びっくりだけど
やや肩すかし
なんか　とんびに油揚げを持っていかれた〜みたいな、、、

マイケル・ダグラスとデミ・ムーア、ドナルド・サザーランドを出して来るあたりがどうも・・・・・
結構面白いんだけど、このキャスティングで意外性を求めるのは無理だし、サスペンスとしても２流かなぁ。
　
でも、企業内抗争の生々しさは結構好きです。

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あらすじの通り、突如赴任してきた元恋人兼上司は突然肉体関係を要求してきます。なんとかしてトムを追い出したい彼女は弁護士立会いによる調停に持ち込みますが、偶然記録されていたあの晩の肉声という証拠が出現し、トムの勝ちが決定します。

通常ならここで終わりなのですが、このあとに男を食い物にする彼女の手の込んだ権力工作が姿を現します。
自分が担当の内に工場の質を下げ、トムを自分の後任にして彼の左遷要因とするという、あの手この手の二重トリックです。

冒頭でいきなりセックスシーンが出てくるので、セクハラに絡んだ映画だなと言うのはすぐに分かりましたが、終盤になって次のトリックが出てきて、良く作られているなと思いました。

　最近、このてのじっくり見るとかなりの恐怖を楽しめる映画を偶然にしてもよく借りているなと思える一本だったと思えました。被害者役が『マイケル・ダグラス』だと言うこともあり冷静に見ることができた点が大きかったと思います。《女性（デミ・ムーア）が被害者役だったりすると辛くて見てられないように思えるでしょうから。》

　上記のような恐怖を味わうことのできる理由として

　�@現実的には女性から仕掛けられるセクハラは非常に少ないですから、真実がこの映画のようだとしても「勝訴」できそうもないこと。
　�Aセクハラとパワハラ（パワーハラスメント）の組み合わさった映画ですから、男女逆の現実社会でありえそうな設定にするとリアルでホラー的な要素の強い映画に見えます。

　�B更にデミ・ムーアのような魅力的な女性が涙を交えて訴えた場合、誰がダグラスの言葉を信じるのでしょうか。（ダグラスが男と言うこともあり、ダグラスの言葉を信じる人は皆無でしょう。

　その他にも、ダグラスを影で支えた正体不明のメールの主は何故全てを知っているのか。罠ではないのか。などを考えたりすると現実に十分起こりうる設定なだけにより強い恐怖を楽しめるでしょう。

　総じて、パッケージから受けるエロティックな映画とは異なる趣向の映画である点を注意する必要があるでしょうが、内容は濃く一見の価値ある映画だったと思います。