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127時間 / ジェームズ・フランコ
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「127時間」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

アカデミー賞受賞作「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督が、青年登山家アーロン・ラルストンの感動の実話を映画化した衝撃のドラマ。大自然の峡谷でアクシデントに見舞われ、身動きのとれない絶体絶命の窮地に陥った青年が、肉体と精神の極限から奇跡の生還を果たすまでの過酷な道のりを描き出す。主演は「スパイダーマン」のジェームズ・フランコ。一人でロッククライミングを楽しむため、庭のように慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンへと向かったアーロン。しかし、ふとしたアクシデントから、大きな落石に右腕を挟まれ、谷底で身動きがとれなくなってしまう。絶望的な状況の中、ここから抜け出す方法を懸命に模索するアーロンだったが…。

「127時間」 の作品情報

作品情報

製作年:

2010年

製作国:

アメリカ

原題:

127 Hours

「127時間」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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ユーザーレビュー:150件

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11〜 15件 / 全150件

重なる。

投稿日:2012/02/03 レビュアー:みみあて

すごくリアルだった。
序盤のパッションみなぎる躍動感と、突然訪れる静粛に唸りました。

実話がベースということですが、ほんとにリアルで鳥肌が立ちました。
なんだろ、実話でこんな言い方もどうなのかと思いますが、うまいですよ。うまい。
伝わりました。すごく伝わってきました。

日差しのあたたかさ、車内に置き去りにしたゲータレード、助かった!!!という夢で目覚める切なさ。
絶望の中、一筋の、一筋の希望の光を決して見失わなかった。



そんな思いが、どうしても重なりました。
3.11。
一瞬で尊い命が奪われてしまった人が大半だったかもしれない。
でも、たったひとり、寒さと飢えと痛さと孤独と恐怖と、刻一刻と戦い続けた人があまりにもたくさんいたんだろうって。
3.11に限ったことではないけど、どうしても重なってしまいました。



それだけは避けてくれ。と思ってた通りの決断には耳も目も塞いでしまいたいほど。
勇気が要りました。体力が要りました。精神力が要りました。


それにしても、
ジェームズ・フランコめっちゃしびれました。


このレビューは気に入りましたか? 7人の会員が気に入ったと投稿しています

孤独の恐怖、究極の決断

投稿日:2019/09/29 レビュアー:趣味は洋画

127時間(2010年、イギリス・アメリカ、カラー、94分)

衝撃のサバイバル映画で、これはもうはっきり言って ‘疲れました’ 。
青年登山家の奇跡の実話ということは知っていました。
08年「スラムドッグ$ミリオネア」のサイモン・ボーフォイ脚本、ダニー・ボイル監督ということも知っていました。
しかし鑑賞後に調べてみると、製作、音楽、撮影、衣装、これらのスタッフはすべて「スラムドッグ$...」と同じ人物なのですね。再結集したのでしょう。

冒頭のクレジット紹介のときから3分割画面が多用され、ブルー・ジョン・キャニオンの雄大な景観が画面に広がり、なにか楽しい気分にさせられます。主人公アーロン(ジェームズ・フランコ)の自転車の快走も心地よく、陽光眩しい岩肌が目に焼き付きます。アーロンは道に迷っていたクリスティ(ケイト・マーラ)とミーガン(アンバー・タンブリン)という若い女性2人と知り合い、峡谷の下にある地下プールへ案内、3人は何度も飛び込んで楽しいひと時を過ごします。
しかし彼女らと別れてしばらく、いきなりのアクシデントに見舞われます。
滑落...右手が岩と壁の間に挟まれてしまうのです。

ビクともしない巨大な岩、わずかな水と食料、時間だけが経過していく...
夜の寒さ、遠のく意識、幻想が脳裏をかけめぐる。

アーロンは冷静です。強靭な肉体と精神のバランスに驚嘆するのみです。
‘あかんたれ’のボクには、あの状態では何もすることが出来ず、ただただ死にゆくことしか選択できなかったと思います。

短い出演シーンながら、アンバー・タンブリン(ジャンゴ・繋がれざる者)、ケイト・マーラ(最高の人生の選び方、オデッセイ)、クレマンス・ポエジー(ヒットマンズ・レクイエム)といった、今後が活躍される若手女優陣が出演しています。
そしてアーロンの父親役が、なんとトリート・ウィリアムスだったのには気づきませんでした。

ラストの驚愕のシーンは正視できませんでしたが、ジェームズ・フランコの名演技はさすがでした。

でも、もう観ることはないと思います。(辛すぎます)

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

「生きたい」ってより「勝ちたい」って思いなんじゃないだろか。

投稿日:2013/03/16 レビュアー:ポッシュ

 冒頭のスプリット・スクリーン、ジェームズ・フランコぶらり一人旅の解放感と疾走感、この辺の映像を観ていて、あ〜やっぱダニー・ボイル好きだなぁと思った。何を見せ何を語るか、そのためにどう撮るかみたいなことが明確な作品って気持ちいい。

 脚本、巧いですね。サバイバルの内容は実話どおりだろうけど、アヴァンタイトル(タイトルが出る前のシークエンス)で彼の人となりを簡潔に紹介しておく手さばきに唸りました。留守電を使って家族関係を描き、女の子と出会わせて主人公の魅力をアップさせておく。まぁ、最終的にはジェームズ・フランコの天然ポジティブオーラが勝因って気もしますが(苦笑)。

 最初の方で、主人公が女の子たちとの何気ない会話で「岩はときどき動くんだよ。今日でないことを祈るけど」なんて言ってるのが、後で効いてくる。「いや、動かないんだよ、絶対に」と運命があざ笑うかのような事故。ここからのサバイバル、冷静に考え、可能性を洗い出し、出来ることを一つ一つ着実に行っていくというプロセスが、A型おとめ座木星人の自分には大変見応えがありましたです、ハイ(笑)。

 彼はビデオカメラで自分自身を映して記録を残すのだけど、これが良かったんだろうなぁ。語りかける「相手」がいるってことが。そう言えば「キャス・アウェイ」(00)で無人島に流れ着いたトム・ハンクスがバレーボールに顔書いて名前つけて話しかけてたけど、「話を聞いてくれる人がいる」って人間存在の根幹を支えるものなのかもしれない。たとえ仮想であっても、有効なわけですな。

 かなり前向きに冷静に状況判断をしていた彼なのだけど、何日か過ぎたところで「これは自分のこれまでの生き方に問題があったから、その結果なんだ」みたいに言い出して、あ、この人死んじゃう、と私は思いましたよ。運命を受入れてその身に引き受けたりしたら、たぶんダメでしょう。精神的にそろそろ限界に近づいてたと思うのですが、最終的に彼は恐ろしい決断をして実行して生還する。いや、人間ってすごいな。私ならどうやったら一番ラクに死ねるかを考えちゃうけどなぁ(笑)。

 思うに、ああいう精神力って「生きたい」ってより「勝ちたい」って思いなんじゃないだろか。こんなところでむざむざ死ぬなんて、という失敗感、敗北感に対しての「なに、くそ」って反発。だってあの究極の行為は、むしろ生体を死に追いやりかねないもの。それでも正気を保っていられたのは「勝つ」ことへの執念ゆえじゃないかと。過酷な人生の試練に打ち勝って奇跡の生還を果たす、それは輝かしい「栄誉」。ああ、やっぱりこういうのはアメリカ人の男性が一番って気がしてしまうな(笑)。

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一人ごっつ ネタバレ

投稿日:2012/05/18 レビュアー:ビンス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

そりゃ、アカデミー賞主演男優賞ノミネートされるよねぇ。
ジェームズ・ブランコの双肩に、この映画の成否の全てが乗っかっているといっても過言ではない。
それほどにブランコであり。
ブランコ、ブランコ、ブ〜ランコなのです。
ブランコの次のシーン、ブランコ。
その次のシーン、ブランコ。
ブランコ祭りだ、わっしょいわっしょいなのです。
全く予備知識ナシで観たので。
いきなりの展開にビックリ。
なるほど、そういうことか・・・と。
そっから127時間かと・・・
こりゃなかなかのもんだぞ・・と。
で、シチュエーションがバシっと決まったとき。
ボクは直感的にある結末を頭に描きました。
なので、この映画を観る時間は、その結末へ向かうという時間になりました。
シンプル・イズ・ベスト。
シンプルになることでしか掴めないもの。
この極限で、思い知らされる。
生きるために捨てること。
生きるために得ること。
動けないなら、動けるようにするしかない。
そのためにもっともシンプルな方法とは・・・
渇いたら、飲むしかない。
水分を飲むしかない。
そのために蓄える方法とは・・・
これは究極の断捨離作業。
終盤になるにつれ、どんどんとシンプルになる彼の行動。
最終的に泥水の溜まりに体を沈めたシーンには「シンプル極まれり」を感じました。
その後のゴクゴク、グビグビ。
美味しかっただろうなぁ。
あの場合のベスト。
その瞬間のベスト。
限りなく少ない「正解」。
正解するために越えなければならないシンプルなライン。
自分と対峙したとき。
一切の甘えをなくすことができるでしょうか。
シンプル・イズ・ベスト。
重くのしかかります。
でもって直感に戻り。
結末違いにザワワで感動。
涙ドバー。
でもって実話とな!
ブルブルブルル。
涙ドバー。
色々あったけど、凄み見せ付けられたけど。
なんか爽やかに泣けた気がする。
この極限を乗り越えられたのは、彼の能天気で明るい性格のせいもあるだろうなと。

ジェームズ・ブランコの一人ごっつ。
一人ごっつでした。
ジェームズ、ごっつえぇ感じだったよ。
そんなことを思ったということもあってか。
松っちゃんなら・・・・
なんて想像もしてしまった鑑賞後。
ここでどんな笑いとドラマを作り上げるんでしょうねぇ・・・・

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大切な人の存在が”生きる勇気”を与えてくれた・・・127時間の戦い ネタバレ

投稿日:2012/01/18 レビュアー:mikitty.

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この映画は実話を基に製作されたサバイバル・サスペンスです。舞台は、米ユタ州のブルー・ジョン・キャニオンです。
主人公の登山家アーロン・ラルストンには「スパイダーマン」や「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」で主演を務めたジェームズ・フランコです。
アーロンはいつも誰にも行く先を言わずに山に行く。今回もいつも通りウキウキ気分で出発進行!!
キャニオンは彼にとっては散歩道のようなものでマウンテンバイクで岩肌を弾むように走って行きます。
ノリノリな音楽とキャニオンに降り注ぐ太陽と青い空が素敵なオープニングです。
暫くして2人連れの女性と意気投合。岩場の割れ目から順番に真っ逆さまに青い湖に飛び込むシーンは美しかったです。
しかし、その後、アーロンは人生最大のピンチに遭います。クライミング中、落石に遭い右腕を挟まれ動けなくなるのです。
そこは谷底でいくら叫んでも無駄です。この状態でアーロンは127時間、絶対絶命のピンチに立たされるのです。
アーロンは、助かる手立てを色々考え実行しますがどれもうまく行きません。
食料も水もなくなり飲まず食わずのまま1日2日と時間が過ぎて行きます。唯一の支えであるビデオカメラに向かい話し続けます。
家族や友人に話しかけたり回想したりします。そして励まされます。自分の今までの軽はずみな行動などを省みて反省もします。
衰弱して意識が朦朧とする中、アーロンは「大切な人たちのため、生きて帰るんだ!!」とある決断に踏み切ります。
それは、岩に挟まれたままどうしても動かない右腕を切除することです。
腕を切断する時のアーロンは傷の痛みと生への執念に絶叫しながら耐える。
「気を失うな!!」と何度も繰り返し叫ぶ姿に、私もついに「頑張れ!!」と拳を握り締めた。
ラストは、感動で胸が一杯になり自然と涙が流れた。
この映画は、死と向かい合う壮絶な物語なのに、なぜか暗くは感じませんでした。
多分それは、苛酷な状況にもかかわらず、音楽が明るいし、回想シーンに出てくる人々が皆笑顔で優しいからだと思います。
それに、やはり舞台が風光明媚なブルー・ジョン・キャニオンであることでしょうか、もちろんジェームズ・フランコも素敵でしたし♪
先が読めると解釈し途中でやめてしまう方、諦めないで最後まで観ることをお勧めします。
観終わったらきっと感動するに違いありません。主人公を自分に置き換えてみるのもいいかも知れません。。。

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11〜 15件 / 全150件

127時間

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重なる。

投稿日

2012/02/03

レビュアー

みみあて

すごくリアルだった。
序盤のパッションみなぎる躍動感と、突然訪れる静粛に唸りました。

実話がベースということですが、ほんとにリアルで鳥肌が立ちました。
なんだろ、実話でこんな言い方もどうなのかと思いますが、うまいですよ。うまい。
伝わりました。すごく伝わってきました。

日差しのあたたかさ、車内に置き去りにしたゲータレード、助かった!!!という夢で目覚める切なさ。
絶望の中、一筋の、一筋の希望の光を決して見失わなかった。



そんな思いが、どうしても重なりました。
3.11。
一瞬で尊い命が奪われてしまった人が大半だったかもしれない。
でも、たったひとり、寒さと飢えと痛さと孤独と恐怖と、刻一刻と戦い続けた人があまりにもたくさんいたんだろうって。
3.11に限ったことではないけど、どうしても重なってしまいました。



それだけは避けてくれ。と思ってた通りの決断には耳も目も塞いでしまいたいほど。
勇気が要りました。体力が要りました。精神力が要りました。


それにしても、
ジェームズ・フランコめっちゃしびれました。


孤独の恐怖、究極の決断

投稿日

2019/09/29

レビュアー

趣味は洋画

127時間(2010年、イギリス・アメリカ、カラー、94分)

衝撃のサバイバル映画で、これはもうはっきり言って ‘疲れました’ 。
青年登山家の奇跡の実話ということは知っていました。
08年「スラムドッグ$ミリオネア」のサイモン・ボーフォイ脚本、ダニー・ボイル監督ということも知っていました。
しかし鑑賞後に調べてみると、製作、音楽、撮影、衣装、これらのスタッフはすべて「スラムドッグ$...」と同じ人物なのですね。再結集したのでしょう。

冒頭のクレジット紹介のときから3分割画面が多用され、ブルー・ジョン・キャニオンの雄大な景観が画面に広がり、なにか楽しい気分にさせられます。主人公アーロン(ジェームズ・フランコ)の自転車の快走も心地よく、陽光眩しい岩肌が目に焼き付きます。アーロンは道に迷っていたクリスティ(ケイト・マーラ)とミーガン(アンバー・タンブリン)という若い女性2人と知り合い、峡谷の下にある地下プールへ案内、3人は何度も飛び込んで楽しいひと時を過ごします。
しかし彼女らと別れてしばらく、いきなりのアクシデントに見舞われます。
滑落...右手が岩と壁の間に挟まれてしまうのです。

ビクともしない巨大な岩、わずかな水と食料、時間だけが経過していく...
夜の寒さ、遠のく意識、幻想が脳裏をかけめぐる。

アーロンは冷静です。強靭な肉体と精神のバランスに驚嘆するのみです。
‘あかんたれ’のボクには、あの状態では何もすることが出来ず、ただただ死にゆくことしか選択できなかったと思います。

短い出演シーンながら、アンバー・タンブリン(ジャンゴ・繋がれざる者)、ケイト・マーラ(最高の人生の選び方、オデッセイ)、クレマンス・ポエジー(ヒットマンズ・レクイエム)といった、今後が活躍される若手女優陣が出演しています。
そしてアーロンの父親役が、なんとトリート・ウィリアムスだったのには気づきませんでした。

ラストの驚愕のシーンは正視できませんでしたが、ジェームズ・フランコの名演技はさすがでした。

でも、もう観ることはないと思います。(辛すぎます)

「生きたい」ってより「勝ちたい」って思いなんじゃないだろか。

投稿日

2013/03/16

レビュアー

ポッシュ

 冒頭のスプリット・スクリーン、ジェームズ・フランコぶらり一人旅の解放感と疾走感、この辺の映像を観ていて、あ〜やっぱダニー・ボイル好きだなぁと思った。何を見せ何を語るか、そのためにどう撮るかみたいなことが明確な作品って気持ちいい。

 脚本、巧いですね。サバイバルの内容は実話どおりだろうけど、アヴァンタイトル(タイトルが出る前のシークエンス)で彼の人となりを簡潔に紹介しておく手さばきに唸りました。留守電を使って家族関係を描き、女の子と出会わせて主人公の魅力をアップさせておく。まぁ、最終的にはジェームズ・フランコの天然ポジティブオーラが勝因って気もしますが(苦笑)。

 最初の方で、主人公が女の子たちとの何気ない会話で「岩はときどき動くんだよ。今日でないことを祈るけど」なんて言ってるのが、後で効いてくる。「いや、動かないんだよ、絶対に」と運命があざ笑うかのような事故。ここからのサバイバル、冷静に考え、可能性を洗い出し、出来ることを一つ一つ着実に行っていくというプロセスが、A型おとめ座木星人の自分には大変見応えがありましたです、ハイ(笑)。

 彼はビデオカメラで自分自身を映して記録を残すのだけど、これが良かったんだろうなぁ。語りかける「相手」がいるってことが。そう言えば「キャス・アウェイ」(00)で無人島に流れ着いたトム・ハンクスがバレーボールに顔書いて名前つけて話しかけてたけど、「話を聞いてくれる人がいる」って人間存在の根幹を支えるものなのかもしれない。たとえ仮想であっても、有効なわけですな。

 かなり前向きに冷静に状況判断をしていた彼なのだけど、何日か過ぎたところで「これは自分のこれまでの生き方に問題があったから、その結果なんだ」みたいに言い出して、あ、この人死んじゃう、と私は思いましたよ。運命を受入れてその身に引き受けたりしたら、たぶんダメでしょう。精神的にそろそろ限界に近づいてたと思うのですが、最終的に彼は恐ろしい決断をして実行して生還する。いや、人間ってすごいな。私ならどうやったら一番ラクに死ねるかを考えちゃうけどなぁ(笑)。

 思うに、ああいう精神力って「生きたい」ってより「勝ちたい」って思いなんじゃないだろか。こんなところでむざむざ死ぬなんて、という失敗感、敗北感に対しての「なに、くそ」って反発。だってあの究極の行為は、むしろ生体を死に追いやりかねないもの。それでも正気を保っていられたのは「勝つ」ことへの執念ゆえじゃないかと。過酷な人生の試練に打ち勝って奇跡の生還を果たす、それは輝かしい「栄誉」。ああ、やっぱりこういうのはアメリカ人の男性が一番って気がしてしまうな(笑)。

一人ごっつ

投稿日

2012/05/18

レビュアー

ビンス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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そりゃ、アカデミー賞主演男優賞ノミネートされるよねぇ。
ジェームズ・ブランコの双肩に、この映画の成否の全てが乗っかっているといっても過言ではない。
それほどにブランコであり。
ブランコ、ブランコ、ブ〜ランコなのです。
ブランコの次のシーン、ブランコ。
その次のシーン、ブランコ。
ブランコ祭りだ、わっしょいわっしょいなのです。
全く予備知識ナシで観たので。
いきなりの展開にビックリ。
なるほど、そういうことか・・・と。
そっから127時間かと・・・
こりゃなかなかのもんだぞ・・と。
で、シチュエーションがバシっと決まったとき。
ボクは直感的にある結末を頭に描きました。
なので、この映画を観る時間は、その結末へ向かうという時間になりました。
シンプル・イズ・ベスト。
シンプルになることでしか掴めないもの。
この極限で、思い知らされる。
生きるために捨てること。
生きるために得ること。
動けないなら、動けるようにするしかない。
そのためにもっともシンプルな方法とは・・・
渇いたら、飲むしかない。
水分を飲むしかない。
そのために蓄える方法とは・・・
これは究極の断捨離作業。
終盤になるにつれ、どんどんとシンプルになる彼の行動。
最終的に泥水の溜まりに体を沈めたシーンには「シンプル極まれり」を感じました。
その後のゴクゴク、グビグビ。
美味しかっただろうなぁ。
あの場合のベスト。
その瞬間のベスト。
限りなく少ない「正解」。
正解するために越えなければならないシンプルなライン。
自分と対峙したとき。
一切の甘えをなくすことができるでしょうか。
シンプル・イズ・ベスト。
重くのしかかります。
でもって直感に戻り。
結末違いにザワワで感動。
涙ドバー。
でもって実話とな!
ブルブルブルル。
涙ドバー。
色々あったけど、凄み見せ付けられたけど。
なんか爽やかに泣けた気がする。
この極限を乗り越えられたのは、彼の能天気で明るい性格のせいもあるだろうなと。

ジェームズ・ブランコの一人ごっつ。
一人ごっつでした。
ジェームズ、ごっつえぇ感じだったよ。
そんなことを思ったということもあってか。
松っちゃんなら・・・・
なんて想像もしてしまった鑑賞後。
ここでどんな笑いとドラマを作り上げるんでしょうねぇ・・・・

大切な人の存在が”生きる勇気”を与えてくれた・・・127時間の戦い

投稿日

2012/01/18

レビュアー

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この映画は実話を基に製作されたサバイバル・サスペンスです。舞台は、米ユタ州のブルー・ジョン・キャニオンです。
主人公の登山家アーロン・ラルストンには「スパイダーマン」や「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」で主演を務めたジェームズ・フランコです。
アーロンはいつも誰にも行く先を言わずに山に行く。今回もいつも通りウキウキ気分で出発進行!!
キャニオンは彼にとっては散歩道のようなものでマウンテンバイクで岩肌を弾むように走って行きます。
ノリノリな音楽とキャニオンに降り注ぐ太陽と青い空が素敵なオープニングです。
暫くして2人連れの女性と意気投合。岩場の割れ目から順番に真っ逆さまに青い湖に飛び込むシーンは美しかったです。
しかし、その後、アーロンは人生最大のピンチに遭います。クライミング中、落石に遭い右腕を挟まれ動けなくなるのです。
そこは谷底でいくら叫んでも無駄です。この状態でアーロンは127時間、絶対絶命のピンチに立たされるのです。
アーロンは、助かる手立てを色々考え実行しますがどれもうまく行きません。
食料も水もなくなり飲まず食わずのまま1日2日と時間が過ぎて行きます。唯一の支えであるビデオカメラに向かい話し続けます。
家族や友人に話しかけたり回想したりします。そして励まされます。自分の今までの軽はずみな行動などを省みて反省もします。
衰弱して意識が朦朧とする中、アーロンは「大切な人たちのため、生きて帰るんだ!!」とある決断に踏み切ります。
それは、岩に挟まれたままどうしても動かない右腕を切除することです。
腕を切断する時のアーロンは傷の痛みと生への執念に絶叫しながら耐える。
「気を失うな!!」と何度も繰り返し叫ぶ姿に、私もついに「頑張れ!!」と拳を握り締めた。
ラストは、感動で胸が一杯になり自然と涙が流れた。
この映画は、死と向かい合う壮絶な物語なのに、なぜか暗くは感じませんでした。
多分それは、苛酷な状況にもかかわらず、音楽が明るいし、回想シーンに出てくる人々が皆笑顔で優しいからだと思います。
それに、やはり舞台が風光明媚なブルー・ジョン・キャニオンであることでしょうか、もちろんジェームズ・フランコも素敵でしたし♪
先が読めると解釈し途中でやめてしまう方、諦めないで最後まで観ることをお勧めします。
観終わったらきっと感動するに違いありません。主人公を自分に置き換えてみるのもいいかも知れません。。。

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