英国王のスピーチ / コリン・ファース
全体の平均評価点: (5点満点)
(184)
英国王のスピーチ
/トム・フーパー
全体の平均評価点:
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「英国王のスピーチ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「シングルマン」のコリン・ファースがエリザベス女王の父にして国民から慕われたイギリス国王ジョージ6世に扮し、その知られざる感動秘話を映画化した伝記ドラマ。共演はジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター。英国王ジョージ5世の次男ジョージ6世。幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え内向的な彼は、苦手なスピーチを克服すべく、何人もの言語聴覚士の治療を受けるものの一向に改善しない。そんな夫を心配する妻エリザベスはスピーチ矯正の専門家ライオネルに最後の望みを託す。その矢先、兄エドワード8世が突如王位を返上、恐れていた国王の座に就くことを余儀なくされ、泣き崩れるジョージだったが…。
「英国王のスピーチ」 の作品情報
「英国王のスピーチ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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英国王のスピーチの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
10DRT20569 |
2011年09月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
376枚
|
5人
|
7人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
英国王のスピーチの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
118分 |
日吹 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
10DRT20569 |
2011年09月02日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
376枚
|
5人
|
7人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語
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ユーザーレビュー:184件
ふつーに観れば、ふつーに良い映画
アカデミー賞前日に、『英国王のスピーチ』を観てきました♪
いやー、観終わった後、え?これがソーシャルネットワークの対抗?っと思ったわけですが、
作品賞はおろか監督賞まで、本作が獲っちゃうんすから、なんか自信無くすっすね〜(笑)
あ、決して悪い作品じゃないんすよ、どっちかゆーと良い作品なんすけどね!
良い作品やし、いかにもアカデミー会員に好まれそうな作品やなとは思ったっすけど、流石に逆転(?)は難しいと思ったんすけどね〜
正直、どんだけフィンチャーはアカデミー会員(というかアメリカの映画人)に嫌われとんねん!!!って思ったっすね〜。
※地元のイギリスアカデミー賞ですら、監督賞はフィンチャーにもかかわらず、全米監督組合賞&アメリカアカデミー監督賞は、トム・フーパー。
まぁ監督賞にノミネートすらされなかったノーランほどは嫌われてないんでしょうが(笑)
◇◆◇
とまぁ言い訳♪(←ハイ、言い訳です)をぐだぐだ書くのはここまでにして、ここから作品について書きます♪
良い映画です♪
当時まぎれも無く”世界の中心であったイギリス”の王族に、スポコン(?)試練もの映画的構造をはめ込んで、
最も小さな個という単位が持つコミュニケーション(言葉、友情関係、愛情関係、信頼関係)問題の物語を描くことで、
最も大きな世界全体の問題を浮き彫りにしていく上手さは、流石アカデミー賞作品というところっすね♪
実際の話という付加価値もあり、非常に口当たりが良く、誰もが納得しやすく作られてるバランスの良さは、
特にこの映画の素晴らしいとこっすね♪(※事実との相違を知ってる方には違和感はあるでしょうが。)
アカデミー作品賞という箔によって、期待ほど面白くなかったと思う人(自分もその中の一人)は居てても、
最低な駄作だったとか大嫌いな映画だったとか思う人は限りなく少ない作品に仕上がってるっすね((φ(・д・。)
まさに王道のヒューマンドラマ映画っすね♪
◇◆◇
十分オススメなんですが、非常に定番の娯楽ヒューマンドラマなので、
過度な期待をすると自分のようにイマイチに感じてしまうかもしれません・・・。
自分と同じように、日本で公開されたアカデミー賞候補作品
「インセプション 」「トイストーリー3 」「ソーシャルネットワーク 」と観て、本作を観る方は、ハードルをあげすぎないように注意しましょう♪
映画をいっぱい観てると、どうしても刺激的(革新的)な映画の評価が高くなってしまいがちで、
本作のような定番の良品を低く見てしまいがちになるので、少し気を付けないといけないですね・・・
個人的満足度 71点! オススメ度 75点!
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
「一人の友人として」
投稿日:2011/09/25
レビュアー:忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
この映画とアカデミー賞を争った「ソーシャル・ネットワーク」に続いて鑑賞しました。両方とも「実話」を元にした、しかもかなり有名な(世間に知られている)オハナシなんで、ドラマ化には大きな「制約」があるのは当然です。やはり主人公がまだ生きている「ソーシャル…」のほうが制約が大きい分、作者(脚本家、監督)の意図、主張がボヤケてしまう「実話のつまらなさ」も増大して負けたんじゃないか?と私は勝手に理解してます。コリン・ファースの演技もなかなかでしたが、私は断然ジェフリー・ラッシュの演技を買いますね。作品賞、脚本賞、主演男優賞あげるなら助演男優賞あげないのはおかしい、と今更ですがちょっと怒っちゃいますね(笑)。しかし私がこの映画大変気に入ったのは何と言っても脚本(デヴィッド・サイドラー)の素晴らしさです。
確かにオハナシの「舞台」「時代背景」も比べ物にならないくらいこっちの勝ちです。こちらは第二次世界大戦開戦前夜の英国王室で主人公は戴冠直後の国王ジョージ6世、あっちはたかだかアメリカの「大儲けした成り上りの若造」ですから(でも「資産評価額」は英国王室よりFacebookのザッカーバーグ氏のほうが勝ってるかも)。しかしこの脚本は拍子抜けするくらいその「時代背景」や「舞台」の大仰さに捉われること無く、ひたすら登場人物間の「人間ドラマ」に焦点を絞っている。無論それはこのオハナシの「時代背景」や「舞台」となる英国王室についてはほとんど「説明」が不要なくらい「世間に知られている」からこそ可能だったし、人物の多くが既にこの世を去っているので、かなり大胆にそのキャラを作者が自由に造型出来たから可能だった、とも言えるでしょう。
「吃音症」について私は何の知識も無いし、私自身は最近老化による「失語症」がかなり顕著になってるものの幼少の頃から「口から先に生まれて来た」と言われるほどのお喋りでしたし、商売柄スピーチは得意でしたから、ジョージ6世(コリン・ファース)の苦労も矯正師ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の奇想天外な矯正法の巧拙も分かりません。しかし、ライオネルが「多くの患者と接した自己の体験に基づいて」自分の方法に自信を持ち(たとえ「患者」が「国王」であろうと)、しかもその基本に「患者と対等の立場に立つ」ことを据えている、ということに私はかなり感動しました。そして脚本も演出も、ジェフリー・ラッシュの演技も実にその点をキモに据えているのが明らかなことが「気に入った」最大の理由です。
これは多くの人が言うように「友情」の物語では無い、と思います。確かにジョージ6世とライオネルの間には「結果として」友情が芽生えたことは間違い無いでしょう。しかし、それは先ずライオネルの「患者と医師(矯正師)」「国王と臣民」という「前提的関係性」を白紙にしてゼロからお互いの「対等な関係」を構築する、という哲学があってこそ成立し得たのだ、と言っている(と私には思える)。ラストのあの伝説的な「対独開戦演説」開始直前、ライオネルは国王に「臣民に向かってでは無く、一人の友人である自分に向かって語れ」と「国王」でも「患者」でも無い「一人の友人」に言う。この部分が「実話」だったのか作者の創作なのかはもう誰にも分からないけれど、この映画の「フィクション」としての素晴らしさだと私は思うんですね。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
とても面白い……けれど
投稿日:2011/09/01
レビュアー:よふかし
今年前半の話題作でもあり、幅広い観客層にうけてヒットした作品といえば――この『英国王のスピーチ』と『ブラックスワン』でしょうか(たぶん)。
映画にもなったエリザベス女王のお父さんの話で、昨今の英国王室人気(王子の結婚もありましたし)の影響もあったでしょうし、一方では伝記映画の静かなブームが続いていますから、時宜を得たのだと思います。
ひじょうによく出来た作品です。コミカルで暖かいユーモアがあり(英国的シニスムが薄いのもヒットの理由と思います)、王室が舞台とはいえ、気弱な夫としっかりものの妻、奔放でやや身勝手な兄という一種のホームドラマでもあり、案外と身近な素材が共感を呼んだのもうなずけます。きちんと「最後の大勝負」というクライマックスもあって、カタルシスを得ることもできる。
コリン・ファースの演技はやはり素晴らしく(ジェフリー・ラッシュやヘレナ・ボナム・カーターにはそれほど関心までしませんでした)、語り口も軽やかです。現代史の知られざる一幕という、知的好奇心を刺激するとこもあるかもしれません。
目についたのは思いがけずしっかりとした構図への意識があることで、単調になりがちな室内でのやり取りが面白くなり、フレーム内での人物の配置、引き・寄り・仰角・俯瞰の選択がよく考えられていて、映画を豊かなものにしています。それはもちろん不安や困惑といった人物の内面を描き出すとともに、映画にリズムを与えているんですね。正面や背後からの移動撮影なども、自然に物語に溶け込んでいて突出していないのに好感を持ちました。
ウェルメイド、と言っていいと思います。ですから70点ぶんくらいは十分に楽しんだのですが――さて、一方で僕は思います。
この「先代英国王は吃音を克服して頑張ったよ」という物語は、僕が映画で観たいものなのだろうか? と。「国王も辛いよ」。それはそうでしょう(僕も幼い時に少しばかり吃音の経験があるので、その辛さは分からないでもありません)。
しかし、第二次大戦やヒトラーのもたらした惨禍を思うと、このホームドラマのクライマックスが感動的に描かれれば描かれるほど――どこか「能天気すぎるのでは?」という気持ちがムクムクと湧きあがってきます。演説一つでよくやった――と言っている場合ではないのでは? という気持ちです。国王が、というわけではなくて、この作品の作り手がそこにコミカルでハートウォーミングなドラマを見つけた、そのことの軽さを感じてしまうのです。
たとえば、東日本大震災の裏でこんなドラマがもしあったとして、とか考えちゃうんですね。生真面目すぎます?
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
英国王室が好きになる♪
か細くて、キーの高いコリン・ファースの声が、この役柄にぴったり♪
キングになりたくなかったキングの物語
派手なのは絢爛豪華な内装だけで、お話自体はごくシンプルですが
まるで演劇や、クラシックコンサートを見ているかのような胸の高鳴り
その紡ぎ方に、なるほどな〜と、変に納得させられてしまいました・・・
うまく話せないジョージ6世
それを克服しようと奮闘する姿、というよりも
言語療法士の先生との友情に重きが置かれているのが
個人的に苦手分野の伝記モノでも、自然に馴染めたポイントなのかも
堅実な内容とは似ても似つかない“Fワード”が連発するのにも
ちょっと笑ってしまいました♪
お兄さんが王座を退位してしまう、その理由ってのも
どこかしら“自由な”英国王室らしいなとw
物語の要になるスピーチが、史実的にも大きな岐路に当たるスピーチなだけに
観ているコチラもハラハラ・・・
大声で捲し立てるヒトラーとの対比も活きて
終盤に向かえば向かうほど、大きく渦を巻いていくような盛り上がりは
なかなかでした
バッキンガム宮殿の内装も美しい♪
個人的なことですが、私の子供も昔ちょっとした吃音症でした
バナナを見てバナナと言えずに泣き出すこともあったりと・・・
言葉が劇的に増えだす2歳の頃によくある事らしいですが
緊張させたり、責めるのが一番良くないので
ただ見守るだけしか出来ず、傍で見ているのが可哀想でした
幸い、気が付けばいつのまにか治っていましたが
自分を表現できない苦しさを目の当たりにしたのを思い出しました
王様の貫禄よりも
どこまでも人間らしい、王の人柄が前面に出た
堅苦しくない王室作品でした♪
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
英国王のお話。身近なお話。
投稿日:2012/01/04
レビュアー:みみあて
力が入っちゃいました。
もう最初っから、祈るような気持ちで応援しているわたし。
他人事じゃないですもん。
わたし、こっちサイド。
わたし、ジョージサイド。
わたしの場合は、うまく呼吸ができなくなって苦しくなり、声が震えて、そのうち目がかすんでくる。
顔はもちろん引きつっている。
その割には人前で話さなければならない機会が多くて、どれだけの人に気まずい思いをさせてきたことか・・・・・。
ほんとにこの症状は出てしまったらどうにもならない。
やっぱり、自分への劣等感だったり、わたしなんか・・・っていう自信の無さだったり、そんなものがこびり付いていたのがひとつの原因なのは間違いないと思う。
わたしも歳を重ね、くだらない劣等感をぬぐい去ってからは、少しは自分の言葉で気持ちを伝えられるようになってきたと思います。
緊張はしちゃうけど、『ぜったい大丈夫!』ってわかってきたから。
大切なのは相手を思う気持ちであり、心であり、その想いが定まっていれば、自然と想いは溢れるものであるとわかったから。
うまい必要なんてない。
実家の近所のお兄ちゃんは物心ついたときから正真正銘のひどい吃音で、大人になった今でも家族と話す時すらどもります。
でも、お兄ちゃん、堂々とどもるんです。
でも、常に営業成績トップなんです。
それこそつらい幼少時代や思春期を過ごしてきました。
でも、一歩も引かず、堂々とどもります。
それでいいんです。
普通の人と違うってだけのこと。
何にもおかしくないんです。
滑稽な方法で地道に練習するジョージの姿は健気以外の何物でもなく、ラストは静かだけど確実に熱いものが込み上げてくること間違いなしです。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
ふつーに観れば、ふつーに良い映画
投稿日
2011/08/02
レビュアー
KASPAR
アカデミー賞前日に、『英国王のスピーチ』を観てきました♪
いやー、観終わった後、え?これがソーシャルネットワークの対抗?っと思ったわけですが、
作品賞はおろか監督賞まで、本作が獲っちゃうんすから、なんか自信無くすっすね〜(笑)
あ、決して悪い作品じゃないんすよ、どっちかゆーと良い作品なんすけどね!
良い作品やし、いかにもアカデミー会員に好まれそうな作品やなとは思ったっすけど、流石に逆転(?)は難しいと思ったんすけどね〜
正直、どんだけフィンチャーはアカデミー会員(というかアメリカの映画人)に嫌われとんねん!!!って思ったっすね〜。
※地元のイギリスアカデミー賞ですら、監督賞はフィンチャーにもかかわらず、全米監督組合賞&アメリカアカデミー監督賞は、トム・フーパー。
まぁ監督賞にノミネートすらされなかったノーランほどは嫌われてないんでしょうが(笑)
◇◆◇
とまぁ言い訳♪(←ハイ、言い訳です)をぐだぐだ書くのはここまでにして、ここから作品について書きます♪
良い映画です♪
当時まぎれも無く”世界の中心であったイギリス”の王族に、スポコン(?)試練もの映画的構造をはめ込んで、
最も小さな個という単位が持つコミュニケーション(言葉、友情関係、愛情関係、信頼関係)問題の物語を描くことで、
最も大きな世界全体の問題を浮き彫りにしていく上手さは、流石アカデミー賞作品というところっすね♪
実際の話という付加価値もあり、非常に口当たりが良く、誰もが納得しやすく作られてるバランスの良さは、
特にこの映画の素晴らしいとこっすね♪(※事実との相違を知ってる方には違和感はあるでしょうが。)
アカデミー作品賞という箔によって、期待ほど面白くなかったと思う人(自分もその中の一人)は居てても、
最低な駄作だったとか大嫌いな映画だったとか思う人は限りなく少ない作品に仕上がってるっすね((φ(・д・。)
まさに王道のヒューマンドラマ映画っすね♪
◇◆◇
十分オススメなんですが、非常に定番の娯楽ヒューマンドラマなので、
過度な期待をすると自分のようにイマイチに感じてしまうかもしれません・・・。
自分と同じように、日本で公開されたアカデミー賞候補作品
「インセプション 」「トイストーリー3 」「ソーシャルネットワーク 」と観て、本作を観る方は、ハードルをあげすぎないように注意しましょう♪
映画をいっぱい観てると、どうしても刺激的(革新的)な映画の評価が高くなってしまいがちで、
本作のような定番の良品を低く見てしまいがちになるので、少し気を付けないといけないですね・・・
個人的満足度 71点! オススメ度 75点!
「一人の友人として」
投稿日
2011/09/25
レビュアー
忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
この映画とアカデミー賞を争った「ソーシャル・ネットワーク」に続いて鑑賞しました。両方とも「実話」を元にした、しかもかなり有名な(世間に知られている)オハナシなんで、ドラマ化には大きな「制約」があるのは当然です。やはり主人公がまだ生きている「ソーシャル…」のほうが制約が大きい分、作者(脚本家、監督)の意図、主張がボヤケてしまう「実話のつまらなさ」も増大して負けたんじゃないか?と私は勝手に理解してます。コリン・ファースの演技もなかなかでしたが、私は断然ジェフリー・ラッシュの演技を買いますね。作品賞、脚本賞、主演男優賞あげるなら助演男優賞あげないのはおかしい、と今更ですがちょっと怒っちゃいますね(笑)。しかし私がこの映画大変気に入ったのは何と言っても脚本(デヴィッド・サイドラー)の素晴らしさです。
確かにオハナシの「舞台」「時代背景」も比べ物にならないくらいこっちの勝ちです。こちらは第二次世界大戦開戦前夜の英国王室で主人公は戴冠直後の国王ジョージ6世、あっちはたかだかアメリカの「大儲けした成り上りの若造」ですから(でも「資産評価額」は英国王室よりFacebookのザッカーバーグ氏のほうが勝ってるかも)。しかしこの脚本は拍子抜けするくらいその「時代背景」や「舞台」の大仰さに捉われること無く、ひたすら登場人物間の「人間ドラマ」に焦点を絞っている。無論それはこのオハナシの「時代背景」や「舞台」となる英国王室についてはほとんど「説明」が不要なくらい「世間に知られている」からこそ可能だったし、人物の多くが既にこの世を去っているので、かなり大胆にそのキャラを作者が自由に造型出来たから可能だった、とも言えるでしょう。
「吃音症」について私は何の知識も無いし、私自身は最近老化による「失語症」がかなり顕著になってるものの幼少の頃から「口から先に生まれて来た」と言われるほどのお喋りでしたし、商売柄スピーチは得意でしたから、ジョージ6世(コリン・ファース)の苦労も矯正師ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)の奇想天外な矯正法の巧拙も分かりません。しかし、ライオネルが「多くの患者と接した自己の体験に基づいて」自分の方法に自信を持ち(たとえ「患者」が「国王」であろうと)、しかもその基本に「患者と対等の立場に立つ」ことを据えている、ということに私はかなり感動しました。そして脚本も演出も、ジェフリー・ラッシュの演技も実にその点をキモに据えているのが明らかなことが「気に入った」最大の理由です。
これは多くの人が言うように「友情」の物語では無い、と思います。確かにジョージ6世とライオネルの間には「結果として」友情が芽生えたことは間違い無いでしょう。しかし、それは先ずライオネルの「患者と医師(矯正師)」「国王と臣民」という「前提的関係性」を白紙にしてゼロからお互いの「対等な関係」を構築する、という哲学があってこそ成立し得たのだ、と言っている(と私には思える)。ラストのあの伝説的な「対独開戦演説」開始直前、ライオネルは国王に「臣民に向かってでは無く、一人の友人である自分に向かって語れ」と「国王」でも「患者」でも無い「一人の友人」に言う。この部分が「実話」だったのか作者の創作なのかはもう誰にも分からないけれど、この映画の「フィクション」としての素晴らしさだと私は思うんですね。
とても面白い……けれど
投稿日
2011/09/01
レビュアー
よふかし
今年前半の話題作でもあり、幅広い観客層にうけてヒットした作品といえば――この『英国王のスピーチ』と『ブラックスワン』でしょうか(たぶん)。
映画にもなったエリザベス女王のお父さんの話で、昨今の英国王室人気(王子の結婚もありましたし)の影響もあったでしょうし、一方では伝記映画の静かなブームが続いていますから、時宜を得たのだと思います。
ひじょうによく出来た作品です。コミカルで暖かいユーモアがあり(英国的シニスムが薄いのもヒットの理由と思います)、王室が舞台とはいえ、気弱な夫としっかりものの妻、奔放でやや身勝手な兄という一種のホームドラマでもあり、案外と身近な素材が共感を呼んだのもうなずけます。きちんと「最後の大勝負」というクライマックスもあって、カタルシスを得ることもできる。
コリン・ファースの演技はやはり素晴らしく(ジェフリー・ラッシュやヘレナ・ボナム・カーターにはそれほど関心までしませんでした)、語り口も軽やかです。現代史の知られざる一幕という、知的好奇心を刺激するとこもあるかもしれません。
目についたのは思いがけずしっかりとした構図への意識があることで、単調になりがちな室内でのやり取りが面白くなり、フレーム内での人物の配置、引き・寄り・仰角・俯瞰の選択がよく考えられていて、映画を豊かなものにしています。それはもちろん不安や困惑といった人物の内面を描き出すとともに、映画にリズムを与えているんですね。正面や背後からの移動撮影なども、自然に物語に溶け込んでいて突出していないのに好感を持ちました。
ウェルメイド、と言っていいと思います。ですから70点ぶんくらいは十分に楽しんだのですが――さて、一方で僕は思います。
この「先代英国王は吃音を克服して頑張ったよ」という物語は、僕が映画で観たいものなのだろうか? と。「国王も辛いよ」。それはそうでしょう(僕も幼い時に少しばかり吃音の経験があるので、その辛さは分からないでもありません)。
しかし、第二次大戦やヒトラーのもたらした惨禍を思うと、このホームドラマのクライマックスが感動的に描かれれば描かれるほど――どこか「能天気すぎるのでは?」という気持ちがムクムクと湧きあがってきます。演説一つでよくやった――と言っている場合ではないのでは? という気持ちです。国王が、というわけではなくて、この作品の作り手がそこにコミカルでハートウォーミングなドラマを見つけた、そのことの軽さを感じてしまうのです。
たとえば、東日本大震災の裏でこんなドラマがもしあったとして、とか考えちゃうんですね。生真面目すぎます?
英国王室が好きになる♪
投稿日
2012/09/26
レビュアー
パンケーキレンズ
か細くて、キーの高いコリン・ファースの声が、この役柄にぴったり♪
キングになりたくなかったキングの物語
派手なのは絢爛豪華な内装だけで、お話自体はごくシンプルですが
まるで演劇や、クラシックコンサートを見ているかのような胸の高鳴り
その紡ぎ方に、なるほどな〜と、変に納得させられてしまいました・・・
うまく話せないジョージ6世
それを克服しようと奮闘する姿、というよりも
言語療法士の先生との友情に重きが置かれているのが
個人的に苦手分野の伝記モノでも、自然に馴染めたポイントなのかも
堅実な内容とは似ても似つかない“Fワード”が連発するのにも
ちょっと笑ってしまいました♪
お兄さんが王座を退位してしまう、その理由ってのも
どこかしら“自由な”英国王室らしいなとw
物語の要になるスピーチが、史実的にも大きな岐路に当たるスピーチなだけに
観ているコチラもハラハラ・・・
大声で捲し立てるヒトラーとの対比も活きて
終盤に向かえば向かうほど、大きく渦を巻いていくような盛り上がりは
なかなかでした
バッキンガム宮殿の内装も美しい♪
個人的なことですが、私の子供も昔ちょっとした吃音症でした
バナナを見てバナナと言えずに泣き出すこともあったりと・・・
言葉が劇的に増えだす2歳の頃によくある事らしいですが
緊張させたり、責めるのが一番良くないので
ただ見守るだけしか出来ず、傍で見ているのが可哀想でした
幸い、気が付けばいつのまにか治っていましたが
自分を表現できない苦しさを目の当たりにしたのを思い出しました
王様の貫禄よりも
どこまでも人間らしい、王の人柄が前面に出た
堅苦しくない王室作品でした♪
英国王のお話。身近なお話。
投稿日
2012/01/04
レビュアー
みみあて
力が入っちゃいました。
もう最初っから、祈るような気持ちで応援しているわたし。
他人事じゃないですもん。
わたし、こっちサイド。
わたし、ジョージサイド。
わたしの場合は、うまく呼吸ができなくなって苦しくなり、声が震えて、そのうち目がかすんでくる。
顔はもちろん引きつっている。
その割には人前で話さなければならない機会が多くて、どれだけの人に気まずい思いをさせてきたことか・・・・・。
ほんとにこの症状は出てしまったらどうにもならない。
やっぱり、自分への劣等感だったり、わたしなんか・・・っていう自信の無さだったり、そんなものがこびり付いていたのがひとつの原因なのは間違いないと思う。
わたしも歳を重ね、くだらない劣等感をぬぐい去ってからは、少しは自分の言葉で気持ちを伝えられるようになってきたと思います。
緊張はしちゃうけど、『ぜったい大丈夫!』ってわかってきたから。
大切なのは相手を思う気持ちであり、心であり、その想いが定まっていれば、自然と想いは溢れるものであるとわかったから。
うまい必要なんてない。
実家の近所のお兄ちゃんは物心ついたときから正真正銘のひどい吃音で、大人になった今でも家族と話す時すらどもります。
でも、お兄ちゃん、堂々とどもるんです。
でも、常に営業成績トップなんです。
それこそつらい幼少時代や思春期を過ごしてきました。
でも、一歩も引かず、堂々とどもります。
それでいいんです。
普通の人と違うってだけのこと。
何にもおかしくないんです。
滑稽な方法で地道に練習するジョージの姿は健気以外の何物でもなく、ラストは静かだけど確実に熱いものが込み上げてくること間違いなしです。
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英国王のスピーチ