フィリップ、きみを愛してる！

アオー！
ウワオー！
もう、愛しちゃったのよ。
愛して愛して愛しちゃったのよ。
なんだろうなこの爽快感。
なんだろうこの気持ち。
清々しいから・・・・
ゲイの恋愛なんだよ。
今、観てる物語はゲイの恋愛なんだよ。
なのに。
だけど。
晴れ渡る青空のように。
心が澄みきって行くのは何故？
笑顔がこぼれまくるのは何故？
愛しくなるのは何故？
「アイ・ラヴ・ユー！！！！」って叫びたくなるのは何故？
関係ないね。
性別なんて。
な〜んて思いっきり思えてしまう愛の物語。
キラキラでんがな。
ラヴラヴまんがな。
瞳の中は★億万♪
愛しちゃったんです！
体に電流が走ったからです。
なんだってしちゃうんです。
なんだって捧げちゃうんです。
だってあなたが好きだからーーーー。
ひとめ会ったその日から。
ボクの生きる意味はキミだ。

ユアン・マクレガー。
素晴らしい。
どっからどう見ても。
どこを切り取っても。
乙女だよ。
乙女心の純情１００％。
あのスマイルなに！
反則！
眩しいよ。
眩しすぎるぜよ。

で、ジム・キャリー。
あなたサイコーです。
個人的にはジム・キャリーのベスト。
ジム・キャリー出演作品で一番好き。
コメディよりのジム・キャリー。
シリアスよりのジム・キャリー。
色々演じてきたけれど。
この映画はその両方が詰まってるような。
そんな素晴らしさが溢れている。
あの誰も真似できないようなムーヴ。
走り方。
そしてスマイル。
満足。
ラヴリーだ。

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愛するフィリップのために、あらゆる詐欺を働き、
拘置所・刑務所から、脱走、脱出するゲイを描いた、
奇想天外な物語。

実話を元にしているということですが、
弁護士になりすまし、裁判にまで参加できるというのは、
ちょっと、信じられない面もあるものの、
アメリカは、弁護士の数が、日本とは、比べものにならないほど、
多いでしょうから、そういう事もあり得るんでしょうか・・・

ま、それはそれとしても、
映画として見た場合、ちょっと、初めの段階は、
ゲイの部分が、非常に焦点が当たっており、
ストーリーの進展が遅いことと、
ゲイ自身に、気持ちが分かりにくいこととで、
ちょっと、入りにくい。

でも、後半、ストーリーが、トントン拍子に進みだすと、
彼の詐欺および、拘置所からの脱走劇が、
なかなか、面白くて、
もちろん、共感は、できないけど、見入ってしまった（笑）

たしかに、ゲイでなければ、成り立たない部分もあるので、
ゲイであることは、とても重要な部分であって、
それを描く部分は、ありだと思うし、
息をするように、嘘を付く人というのは、世の中、
実際にいるもので、
その人が、愛する男のためには、なんでもするとなると、
こういう話は、成り立つと思う。

それと、彼は、経済活動における詐欺行為を行うだけで、
そういう意味では、悪事にも、
一定の枠内、自分のルールがあるように感じるし、
愛のためには、というのは、、、
わからないでもない・・・
とまでは、言えないので、共感は、できないけど・・・（笑）

ただ、脱出劇は、本当に、奇想天外の中にも、
納得出来る部分もあって、特に、エイズの後で検査しないというのは、
そういうものの気もするし、
黙っているとボロを出す部分も、
人間、そういうところがある気がするし、、、

詐欺を描く場合、騙される側にも、理由があるとか、
クヒオ大佐でもそうだったけど、
相手がして欲しいようにしただけとか、
そういう、騙す側の論理というか、そういうのが、根底にあって、
この映画も、それは、とてもよく描かれていることが、
興味深く見ることができた理由かなと思った。

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映画最初のシーンから、ゲイの映画だと聞いていたけど、
あれれナンだろなんだろと思っているうちに、
結構おもしろくなっていきます。

それにしても、ユアン・マクレガー演じるフィリップのかわいらしさ。愛らしさ。ため息が出ました。
スティーブンが、命がけで恋をする気持ちがよくわかります。
フィリップのためなら、たとえ火の中水の中になっちゃいますよね。

ストーリー展開も、少しショーシャンクを思わせて、
思ったよりずっとよかったです。

それにしても、ユアン・マクレガーって、かわいすぎたな。
わたしも、人生を誤まりそうです・・・。

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ジム・キャリーはゴリゴリのゲイ！
ユアン・マクレガーはクネクネのおネエ！
か〜〜なりの見ごたえでしたよ(笑)

で、
このユアン演ずるフィリップが登場するや
我が目を疑ってしまった
「ユアン・マクレガーやんなぁ・・・」
彼のキレイな青い目がハートの形に見えてきたよ

お話自体は伝説の(！？)詐欺師の波乱万丈の実話で
たとえば『キャッチミーイフユーキャン』みたいな
自分を偽ることをやめることができない
自分で自分が分からない・・・

ってな感じですが
スティーヴンはそりゃもうゴリッゴリのゲイなんです(汗)
この辺、やっぱりジム・キャリーの成せる業

普通に結婚してかわいい娘までいたスティーヴンが
「もう嘘は付かずにゲイとして生きていくんだぁぁ」
って突き進むあたりからストーリーは一気に回りだして
フィリップラブラブモードで恋は盲目

詐欺を繰り返して、お金騙し取って、悪いこといっぱいしますが
「幸せになってほしいな〜」ってなぜか素直に応援してしまう

どうしてだろう・・・

スティーヴンは幼い頃、母親に捨てられ養子に出された
愛情のタンクが空っぽのまま大人になってしまった
実母に会いたくて警官になったのに
やっと出会えた実母から門前払い・・・

いつしか人から愛されることに貪欲になるばかりに
詐欺に走ってしまったのかな

そんな悲しい過去に感傷的になって
ラストのエイズのくだりで、思わず泣いてしまいそうになったのですが・・・・・・

なんじゃそりゃ〜〜！！！

いや〜、スティーヴンよ
あたしはそんなあなたを愛してるよ(爆)

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もう、なんといってもユアン・マクレガー！

ジム・キャリーは想定内でいつもの安定した（？）キャラなんだけど、ユアンがあんな役をできるとは驚き。
変に女っぽくしてるわけでもなく、気持ち悪くもなく自然にキュート。
いつもあんなに男臭い感じなのに、もう脱帽です。
助演女優賞をあげたい。

しっかし、ジム・キャリーは老けたなあ・・。
前作くらいから一気にきた感じがする。
もう４７歳か〜。

これが実話だっていうとこがありえないくらいすごい。
悪い人のはずなのに、かわいそうになってしまった。
人を傷つけたりしたわけでもないのになあ。
脱獄なんて繰り返さなきゃ、また一緒になれたかもしれないのに・・。

「３００」にも出てたロドリゴ・サントロも印象的でした。
評判ほどストーリーは楽しめなかったけど、あのユアンが見れただけで満足です。