霜花店（サンファジョム）運命、その愛

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歴史物だし、同性愛物だし、遠くに感じると思いきや、
これがかなり身近で、登場人物の心情が痛いほど伝わってくる。

霜花店とは、物語の舞台である高麗時代の悦愛的な歌謡「雙花店（サンファジョム）」と物語で描いた愛を象徴する「霜花（サンファ）」から生まれた造語である。

劇中でも、愛するものに霜花餅を渡すという風習が出て来たり、王が道ならぬ恋をうたった高麗民謡を披露する場面もある。

しっかりとした時代背景と綿密な計算の中で、
禁断の愛、
沸き立つ愛、
止めることが出来ない愛、
超越する愛、
嫉妬に狂った愛････、
様々な愛の形が交錯する。

恋愛は自分の思うようにはいかないし、予期も出来ない。
王であっても、人の心の内まで操ることは出来ないし、管理も出来ない。
自分の心までも自分の思うようにいかないのだから．．．

ひとつの愛を終わらせるには痛みを伴うし、
ひとつの愛を続けるためには犠牲を伴うこともある。

そんな心をえぐるような愛情のやりとりが、生々しく、痛々しく伝わってくる。

特にラストの王の一言は恋するものの叫びを感じ、
それを受ける側近には自分の気持ちにけじめをつける痛みを伴う決意を感じ、
駆けつける王女にはやるせなさと無力感を感じた。

そして、それを際立たせるのが第三者である周囲のもののマイペースさ。

当事者である3人の熱さとは対照的に淡々と業務を遂行させる。

わかりやすく、単純なストーリーだからこそ、心情の動きが丁寧に捉えられ、見事な作品だと思う。

きれいな物語でしたね、言葉にならない思いが立場によってこれほど気持ちをこじらせて・・・それゆえにひとつひとつのシーンの意味が生きていたように思えます。愛するって相手を試したり恐れたり、満たされて幸せだったり裏切られて腹が立ったりと楽しいばかりではないそれぞれの想いが切なかったです。

韓流男子の涙も結構良かったな、日本の男の子だったらあまり涙似合わないけど・・・恋のために流す涙キュンと来ますね

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韓国映画って、闘うシーンやラブシーンを徹底して描き出すのですね。
見る側も、作る側と同様にエネルギーを使いへとへとになります。
でもここまで濡れ場をしつこく描かなくても十分、役者さんの演技で伝わるのではないのかなと
思うのですけどどうなのでしょうか？
最近の韓国スターの役者さんはここまで体当たりの演技で表現しなくては認められないのでしょうか？
本国でヒットしたらしいですけど、見る側に受けるから濡れ場シーンも多くなるのでしょうかね？
ご苦労なことです。
それに、血を噴き出して戦う場面を始め全体的に赤の色調が多かったので余計に疲労感しか残らなかったです。
血が噴き出す中でも、王様が命令して去勢を行わさせた衝撃シーンはさすがにショックでしたし。
美しい場面もありましたが、個人的には最近視聴した「美人図」の方が男女の愛の悲しい運命を描いた作品としては
余韻が残ったかな〜。
しかし、実在したのでしょうか？ホモの王様。
芸術的なセンスもあるのに、暴君という印象でしか残らなかった最後は何だったのか。
自分が女を抱けないのが諸悪の根源なのにほんとに無茶苦茶な王様です。ほんとにいたの？
そして、あの後王妃はどうなったのか、無事に世継ぎを産めたのか？もし産めてもその秘密を知っている副隊長はどうしたのか？
なんとも残念なラストで少しモヤモヤしながらも疲労感でぐっすり寝ました。

インソン君は最初苦手で絶対見なかった。
でも、友達にこれだけは見てと言われたのが「バリでの出来事」ファンになりました。
そして、これ・・・インソンくん、ソンジヒョ、半端なく頑張ってます。脱帽です。
ストーリーもなかなかでした。インソン君、やはりカッコええねぇ〜〜
もうすぐ除隊じゃないでしょうか？これからが楽しみですね。アッパレ！！

まぁ〜びっくりするほど性描写があります。

絢爛豪華にお金も掛かっていそうです。話の内容は女って怖い！一人の女性の為に殺し合いになってしますのですから。

そんなにのめり込めるのねぇ！何だかチュノも女一人の為に・・・アホくさ〜。