マイノリティ・リポート

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マイノリティ・リポート / トム・クルーズ
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「マイノリティ・リポート」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

西暦2054年、ワシントンDC。政府は膨大な凶悪犯罪を防ぐ策として、ある画期的な方法を開発し、大きな成果をあげていた。それは、予知能力者を利用して凶悪犯罪が起こる前に犯人を逮捕してしまうというシステムであった。このシステムのお陰でワシントンDCの犯罪件数は激減、将来的にはアメリカ全土で採用されるべく準備が整えられていた。そんなある日、このシステムを管理する犯罪予防局のチーフ、ジョン・アンダートンが“36時間後に見ず知らずの他人を殺害する”と予知され、告発されてしまう。追う立場が一転して追われる立場になったジョンは、自らの容疑を晴らそうと奔走するのだが、彼は既に大きな陰謀に巻き込まれていたのだった……。【商品リクエスト対象商品】

「マイノリティ・リポート」 の作品情報

作品情報

製作年: 2002年
製作国: アメリカ
原題: MINORITY REPORT

「マイノリティ・リポート」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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11〜 15件 / 全242件

未来は変えることもできる ネタバレ

投稿日:2010/05/03 レビュアー:蒼生

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設定や発想がすごいので、楽しめる作品です。

でも疑問がいくつか。
まず、ジョンの息子は結局殺されたのか、犯人は誰なのか。

犯罪者が入れられる装置(?)では、
今までの記憶とかが見えるわけなんですよね?
だとしたら、冤罪もわかるのでは?
未然に防げた場合は殺意の存在はわかるけど、
それが防げなかった場合に結局実行したかどうかまでは
判別できないってことでしょうか。
だったらジョンの冤罪が晴れたのは納得できるんですけど、
ラマはそれを予測できなかったのでしょうか?

ウィットアー捜査官が殺された時にレッドボールは出なかったのか。

クロウはジョンが殺したようにしか見えなかったけど、
私の動体視力がついていけなかっただけ?
ジョンはその装置からどうやって出たのか。
(これは上記の私の解釈が正しければ解決ですけど)
このくらいです。
って結構ありますね。

SFなんだから、で流しちゃって細かいことを気にしなければ、
楽しめると思います。
ラストはちょっと、ものたりなかった気もするけど、
そこまでは結構スピード感あり、ハラハラドキドキしたし、
アクションもあり、よかったと思います。

それから、大したことじゃないけど、吹替えで観てたので
『オウト棒』って、『AUTO棒』かと思ってました。
それじゃ意味わからないけど。
『嘔吐棒』だったんですね。この発想もある意味すごいです。


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犯因症 ネタバレ

投稿日:2009/02/04 レビュアー:港のマリー

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 SFエンターテイメントとしての面白さは体験済み。今回はちょっと別の視点で見てみた。
 殺人は憎むべき犯罪だが、犯人を予知して犯行前に逮捕し社会から隔離排除してしまうのは妥当なことなのかという問いかけを、映画は発し答えてもいる。ノーと。
 喜々として事前の逮捕に奮闘しためらわず手錠をかける刑事アンダートンも、いざ自分が殺人者になると予言されると頑として認めない。何かの間違い、真相はほかにあるはずと、逃げまくる。そして実際事件には黒幕がいて、問題のある予知システムは廃止され、運命は自分の意思で変えられると、ハッピーなオチがつく。

 確かに予知システムの要が映画のように超能力者の少女少年というファンタジーめいた設定ならば、ハッピーエンドになるだろう。しかし、例えば凶悪犯罪者はもともとそのように生まれついている、生来犯罪者説、が支持されていて「犯罪遺伝子」なんてのも特定されておりかつ国家が国民のDNAをすべて管理しているという近未来だったら、話は断然暗く悲劇的になる。そしてこちらの方が超能力者の出現よりずっと現実的な気がする。

 実は最近久坂部羊氏の医療ミステリーにはまって、特に「無痛」には衝撃を受けた。主人公の医師は顔を見ただけで病気を診断できる驚異の能力の持ち主だが、殺人を犯す人間も見分ける。殺人者の顔面には共通した特徴がありそれを「犯因症」と呼んでいる。徹底した生来犯罪者説をとり、人殺しができる人間はもともとそういう「ソフト」がインストールされているのだとも言っている。犯因症の出ている人間、小説のなかでは実際危険な人物なのでかまわないのだが、を精神保健福祉法に基づき強制入院させよと刑事に迫る場面もある。この本が15万部のベストセラーになっている。確かにおもしろいが何とも嫌な後味があり描かれた景色は荒涼として不気味だ。
 スピルバーグよ、甘いぜ。人権などいう言葉は時代遅れ、危ない人間はとにかく排除してしまえという風潮は間違いなく強まっている。と、思います。

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傑作(ただし中盤まで) ネタバレ

投稿日:2008/12/04 レビュアー:parole

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久々のレビューです。前回『14歳』のレビューを書いたのがほぼ4か月前ですし、これとて劇場公開時に書いておいたメモをアリバイ的に上げたようなものですから、実質的にはさらに遡ること2ヶ月前の『安城家の舞踏會』のレビュー、すなわち半年ぶりと言うことになります。ここで高らかに復活宣言を上げ最早ミルクチョコさんに追い抜かれるのも時間の問題となっているランキングを盛り返し、私以上に長期に渡って行方不明の状態にあるキュートで男らしい妙齢の女性レビュアーしゃれこうべさん(mixiの「ラヴァースのDISCASな日々」コミュのオフ会で実際にお会いしたことがあります)を追い抜き、更にはお仕事が多忙な状態になったミスタートラこと勝王さん(これまたオフ会で面識有り)にも追い付いて堂々とベスト10入りし、DISCASシネフィル三巨頭の一角を占めるよふかしさんをターゲットに捉え・・・などと言えれば威勢がよいのでしょうが、映画並みの動画が撮れる一眼レフカメラであるキヤノンのEOS 5D Mark2がようやっと明日手に入りスチル写真のみならず動画にも本格的(?)に取り組みたいなどと思っているので、またまたカメラに没頭しレビュー復帰もままならない状態になりそうです(^_^;。

久々のレビューで浮き足立っているためこのまま雑談を続けていくと3000文字くらいあっという間に書きつづってしまいそうなので、意を決して作品レビューに入りますが、結論から言うとよふかしさんのご指摘、「前半、逃亡者となったアンダートンが問題の部屋で、自分が殺すと予告されている人物と対峙するシーンまでは、まごうことなき傑作」に尽きると私も思いました。スピルバーグ作品をDVDで観るのは久しぶりだったので、スピルバーグってこんな作品を撮れるほど凄い人だったんだろうかと我が目を疑ってしまったのですが、それはどうやらスピルバーグの責任ではなく私自身の鑑賞眼の足り無さ故のことであったようです。

その筋(ってどんな筋だ?)では、ゴダールが本気になってライバル視しているのは実はスピルバーグだけだなどとまことしやかに噂されているようですが、本作を本気になって観るとそれは単なる噂話に過ぎないとは言いきれないと感じてしまいます。VFXが見事だから? ストーリーテリングの巧みさ故? いずれも無視しえぬ要素でしょうし、こうしたエンターテイメント性こそがスピルバーグの人気を支えている最大の要素ではあると思いますが、それなら例えばマイケル・ベイと本質的な差異はない訳で、羊の皮を被った狼ならぬ、ピエロの衣装を纏った分裂病者とでも言うべき錯綜した(多彩かつ多様な)映画作りこそが彼の本質と言えるかもしれません。それが具体的にはどういうことなのかはよふかしさんの丁寧なレビューをご参照いただきたいと思いますが、私個人は、ジェスチャーで操作モニターを扱う様にスピルバーグらしさとその才能とを強く感じました。トム・クルーズの振る舞いは単純にかっこいいですし(後半で出てくるコリン・ファレルの振る舞いと比較すればその違いが歴然とします)、あれは映画でしかなし得ない愉しさに満ち溢れており、「こいつ、わかってる」と思わずニンマリしてしまいました。

物語の運びのうまさやスピード感と細部の豊かさとに魅惑され時を忘れるほど楽しめた作品ではありましたが、これまたよふかしさんのご指摘の通り、その楽しみは上述の第一幕終了までの話で、それ以降は種明かしとどんでん返しへの導きに終始した感があり何だかすっかり興ざめしてしまいました。種明かしもどんでん返しも着想止まりに過ぎませんし、解答を目指した突進には疾走感ではなく単線性ばかりが感じられてしまいます。スピルバーグの力量をもってしても、作品を終わらせることの難しさには未だに明快な解を得ていないと言うことなのでしょうか?

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吹替えキャスティングに少々難あり ネタバレ

投稿日:2005/03/09 レビュアー:iuiu

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冒頭、トム・クルーズの全身光学式マウスといった動作にウケた。あれは大真面目にやればやるほどおかしい。映画的には面白くても、あんなシステムが普通になったら疲れるな。
吹替え音声が二通りついていて、堀内賢雄+根谷美智子バージョンと須賀貴匡+水樹奈々バージョンがある。須賀は本職ではない割にがんばっているほうだと思うが、いかんせん40歳を超えたトム・クルーズの声には若すぎて違和感がありすぎる。TVでは地上波初公開のときにわけのわからんキャスティングにすることが多いが、これ思いついたの誰だよと文句を言いたくなるくらい合ってない。それにトム・クルーズよりずーっと若いコリン・ファレルの声も老け老けで、どうもキャスティングに問題がある。

コリン・ファレルはいい役者だとしみじみ思う。トム・クルーズに対して臆することも存在感で負けることもなく堂々と渡り合っている。勝ちすぎることもなかったので、またお声がかりがあるかも?(でもあまり何度も共演しないクルーズだからそれはないか。)

ツッコミ2点。
1、クルーズが背中にしょった飛行用バーナー(?)でハンバーグを直火焼きにしたのは笑った。直火ならなんでもいいと思っているのかスピルバーグ。化学燃料で焼かれたハンバーグなんか食べられたもんじゃないから。ためしに自分で食べてみそ。
2、アメリカ映画に登場する日本人らしき姓で「ヤカモト」というのを聞いたのはこれで3度目だ。本当にある姓だとしても非常に珍しいと思うのだが、アメリカにおける日系姓の中ではもしかしたら非常に高い占有率を誇っているんだったりして。

人間Nシステムともいうべき網膜スキャンシステムはすごいなあ。政府や司法関係者はこれ見て「導入したい!」と思ったかも。(笑)
ただしこのシステムのせいで映像がグロくなっているので、苦手めな方はご注意されたし。

さらにエンディングクレジットにも一言。
スピルバーグ映画ではお得意の横3段組構成だが、最初に技術者がずらずら並び、キャストが出てくるのがむっちゃ遅い。クレジットを最後まで真剣に見させるための方策かも知れないが、まあ不親切といっていい。

ストーリーは好きだ。「へえ、そういうことか」ということがだんだん判明して行き、面白かった。

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好評レビューに釣られて・・・

投稿日:2011/11/23 レビュアー:エコエコアザラク

見ましたが、まぁ別に普通のSFサスペンスでした。これなら最近見たマイケル・ベイ監督の「アイランド」のほうが断然面白いです。本作は途中で退屈してしまいました。
事件を予知し、犯行時間前に逮捕する。だから殺人がゼロ。でも殺人行為がないのに逮捕、監獄行きっていうのは納得いかないかな。怒りがこみ上げてくるような犯罪を防ぐ描写なら面白いのに、妻の浮気にキレた亭主か・・・別にどうでもいい(笑 
そして今度は、自分の姿が未来殺人シーンに登場し、慌てて逃走するトム・クルーズ。主人公に疑惑がかかるパターンはありがちな王道ですね。悪くはないんだけど、登場人物が少なめなので黒幕の予想が出来ちゃって、緊張感は少なめです。アクションシーンも凄いという印象もなかったです。全体的に薄いサスペンスドラマです。監督とトムで話題になっただけかと・・・

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マイノリティ・リポート

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未来は変えることもできる

投稿日

2010/05/03

レビュアー

蒼生

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設定や発想がすごいので、楽しめる作品です。

でも疑問がいくつか。
まず、ジョンの息子は結局殺されたのか、犯人は誰なのか。

犯罪者が入れられる装置(?)では、
今までの記憶とかが見えるわけなんですよね?
だとしたら、冤罪もわかるのでは?
未然に防げた場合は殺意の存在はわかるけど、
それが防げなかった場合に結局実行したかどうかまでは
判別できないってことでしょうか。
だったらジョンの冤罪が晴れたのは納得できるんですけど、
ラマはそれを予測できなかったのでしょうか?

ウィットアー捜査官が殺された時にレッドボールは出なかったのか。

クロウはジョンが殺したようにしか見えなかったけど、
私の動体視力がついていけなかっただけ?
ジョンはその装置からどうやって出たのか。
(これは上記の私の解釈が正しければ解決ですけど)
このくらいです。
って結構ありますね。

SFなんだから、で流しちゃって細かいことを気にしなければ、
楽しめると思います。
ラストはちょっと、ものたりなかった気もするけど、
そこまでは結構スピード感あり、ハラハラドキドキしたし、
アクションもあり、よかったと思います。

それから、大したことじゃないけど、吹替えで観てたので
『オウト棒』って、『AUTO棒』かと思ってました。
それじゃ意味わからないけど。
『嘔吐棒』だったんですね。この発想もある意味すごいです。


犯因症

投稿日

2009/02/04

レビュアー

港のマリー

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 SFエンターテイメントとしての面白さは体験済み。今回はちょっと別の視点で見てみた。
 殺人は憎むべき犯罪だが、犯人を予知して犯行前に逮捕し社会から隔離排除してしまうのは妥当なことなのかという問いかけを、映画は発し答えてもいる。ノーと。
 喜々として事前の逮捕に奮闘しためらわず手錠をかける刑事アンダートンも、いざ自分が殺人者になると予言されると頑として認めない。何かの間違い、真相はほかにあるはずと、逃げまくる。そして実際事件には黒幕がいて、問題のある予知システムは廃止され、運命は自分の意思で変えられると、ハッピーなオチがつく。

 確かに予知システムの要が映画のように超能力者の少女少年というファンタジーめいた設定ならば、ハッピーエンドになるだろう。しかし、例えば凶悪犯罪者はもともとそのように生まれついている、生来犯罪者説、が支持されていて「犯罪遺伝子」なんてのも特定されておりかつ国家が国民のDNAをすべて管理しているという近未来だったら、話は断然暗く悲劇的になる。そしてこちらの方が超能力者の出現よりずっと現実的な気がする。

 実は最近久坂部羊氏の医療ミステリーにはまって、特に「無痛」には衝撃を受けた。主人公の医師は顔を見ただけで病気を診断できる驚異の能力の持ち主だが、殺人を犯す人間も見分ける。殺人者の顔面には共通した特徴がありそれを「犯因症」と呼んでいる。徹底した生来犯罪者説をとり、人殺しができる人間はもともとそういう「ソフト」がインストールされているのだとも言っている。犯因症の出ている人間、小説のなかでは実際危険な人物なのでかまわないのだが、を精神保健福祉法に基づき強制入院させよと刑事に迫る場面もある。この本が15万部のベストセラーになっている。確かにおもしろいが何とも嫌な後味があり描かれた景色は荒涼として不気味だ。
 スピルバーグよ、甘いぜ。人権などいう言葉は時代遅れ、危ない人間はとにかく排除してしまえという風潮は間違いなく強まっている。と、思います。

傑作(ただし中盤まで)

投稿日

2008/12/04

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久々のレビューです。前回『14歳』のレビューを書いたのがほぼ4か月前ですし、これとて劇場公開時に書いておいたメモをアリバイ的に上げたようなものですから、実質的にはさらに遡ること2ヶ月前の『安城家の舞踏會』のレビュー、すなわち半年ぶりと言うことになります。ここで高らかに復活宣言を上げ最早ミルクチョコさんに追い抜かれるのも時間の問題となっているランキングを盛り返し、私以上に長期に渡って行方不明の状態にあるキュートで男らしい妙齢の女性レビュアーしゃれこうべさん(mixiの「ラヴァースのDISCASな日々」コミュのオフ会で実際にお会いしたことがあります)を追い抜き、更にはお仕事が多忙な状態になったミスタートラこと勝王さん(これまたオフ会で面識有り)にも追い付いて堂々とベスト10入りし、DISCASシネフィル三巨頭の一角を占めるよふかしさんをターゲットに捉え・・・などと言えれば威勢がよいのでしょうが、映画並みの動画が撮れる一眼レフカメラであるキヤノンのEOS 5D Mark2がようやっと明日手に入りスチル写真のみならず動画にも本格的(?)に取り組みたいなどと思っているので、またまたカメラに没頭しレビュー復帰もままならない状態になりそうです(^_^;。

久々のレビューで浮き足立っているためこのまま雑談を続けていくと3000文字くらいあっという間に書きつづってしまいそうなので、意を決して作品レビューに入りますが、結論から言うとよふかしさんのご指摘、「前半、逃亡者となったアンダートンが問題の部屋で、自分が殺すと予告されている人物と対峙するシーンまでは、まごうことなき傑作」に尽きると私も思いました。スピルバーグ作品をDVDで観るのは久しぶりだったので、スピルバーグってこんな作品を撮れるほど凄い人だったんだろうかと我が目を疑ってしまったのですが、それはどうやらスピルバーグの責任ではなく私自身の鑑賞眼の足り無さ故のことであったようです。

その筋(ってどんな筋だ?)では、ゴダールが本気になってライバル視しているのは実はスピルバーグだけだなどとまことしやかに噂されているようですが、本作を本気になって観るとそれは単なる噂話に過ぎないとは言いきれないと感じてしまいます。VFXが見事だから? ストーリーテリングの巧みさ故? いずれも無視しえぬ要素でしょうし、こうしたエンターテイメント性こそがスピルバーグの人気を支えている最大の要素ではあると思いますが、それなら例えばマイケル・ベイと本質的な差異はない訳で、羊の皮を被った狼ならぬ、ピエロの衣装を纏った分裂病者とでも言うべき錯綜した(多彩かつ多様な)映画作りこそが彼の本質と言えるかもしれません。それが具体的にはどういうことなのかはよふかしさんの丁寧なレビューをご参照いただきたいと思いますが、私個人は、ジェスチャーで操作モニターを扱う様にスピルバーグらしさとその才能とを強く感じました。トム・クルーズの振る舞いは単純にかっこいいですし(後半で出てくるコリン・ファレルの振る舞いと比較すればその違いが歴然とします)、あれは映画でしかなし得ない愉しさに満ち溢れており、「こいつ、わかってる」と思わずニンマリしてしまいました。

物語の運びのうまさやスピード感と細部の豊かさとに魅惑され時を忘れるほど楽しめた作品ではありましたが、これまたよふかしさんのご指摘の通り、その楽しみは上述の第一幕終了までの話で、それ以降は種明かしとどんでん返しへの導きに終始した感があり何だかすっかり興ざめしてしまいました。種明かしもどんでん返しも着想止まりに過ぎませんし、解答を目指した突進には疾走感ではなく単線性ばかりが感じられてしまいます。スピルバーグの力量をもってしても、作品を終わらせることの難しさには未だに明快な解を得ていないと言うことなのでしょうか?

吹替えキャスティングに少々難あり

投稿日

2005/03/09

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iuiu

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冒頭、トム・クルーズの全身光学式マウスといった動作にウケた。あれは大真面目にやればやるほどおかしい。映画的には面白くても、あんなシステムが普通になったら疲れるな。
吹替え音声が二通りついていて、堀内賢雄+根谷美智子バージョンと須賀貴匡+水樹奈々バージョンがある。須賀は本職ではない割にがんばっているほうだと思うが、いかんせん40歳を超えたトム・クルーズの声には若すぎて違和感がありすぎる。TVでは地上波初公開のときにわけのわからんキャスティングにすることが多いが、これ思いついたの誰だよと文句を言いたくなるくらい合ってない。それにトム・クルーズよりずーっと若いコリン・ファレルの声も老け老けで、どうもキャスティングに問題がある。

コリン・ファレルはいい役者だとしみじみ思う。トム・クルーズに対して臆することも存在感で負けることもなく堂々と渡り合っている。勝ちすぎることもなかったので、またお声がかりがあるかも?(でもあまり何度も共演しないクルーズだからそれはないか。)

ツッコミ2点。
1、クルーズが背中にしょった飛行用バーナー(?)でハンバーグを直火焼きにしたのは笑った。直火ならなんでもいいと思っているのかスピルバーグ。化学燃料で焼かれたハンバーグなんか食べられたもんじゃないから。ためしに自分で食べてみそ。
2、アメリカ映画に登場する日本人らしき姓で「ヤカモト」というのを聞いたのはこれで3度目だ。本当にある姓だとしても非常に珍しいと思うのだが、アメリカにおける日系姓の中ではもしかしたら非常に高い占有率を誇っているんだったりして。

人間Nシステムともいうべき網膜スキャンシステムはすごいなあ。政府や司法関係者はこれ見て「導入したい!」と思ったかも。(笑)
ただしこのシステムのせいで映像がグロくなっているので、苦手めな方はご注意されたし。

さらにエンディングクレジットにも一言。
スピルバーグ映画ではお得意の横3段組構成だが、最初に技術者がずらずら並び、キャストが出てくるのがむっちゃ遅い。クレジットを最後まで真剣に見させるための方策かも知れないが、まあ不親切といっていい。

ストーリーは好きだ。「へえ、そういうことか」ということがだんだん判明して行き、面白かった。

好評レビューに釣られて・・・

投稿日

2011/11/23

レビュアー

エコエコアザラク

見ましたが、まぁ別に普通のSFサスペンスでした。これなら最近見たマイケル・ベイ監督の「アイランド」のほうが断然面白いです。本作は途中で退屈してしまいました。
事件を予知し、犯行時間前に逮捕する。だから殺人がゼロ。でも殺人行為がないのに逮捕、監獄行きっていうのは納得いかないかな。怒りがこみ上げてくるような犯罪を防ぐ描写なら面白いのに、妻の浮気にキレた亭主か・・・別にどうでもいい(笑 
そして今度は、自分の姿が未来殺人シーンに登場し、慌てて逃走するトム・クルーズ。主人公に疑惑がかかるパターンはありがちな王道ですね。悪くはないんだけど、登場人物が少なめなので黒幕の予想が出来ちゃって、緊張感は少なめです。アクションシーンも凄いという印象もなかったです。全体的に薄いサスペンスドラマです。監督とトムで話題になっただけかと・・・

11〜 15件 / 全242件