銀河ヒッチハイク・ガイド

マグちゃんです。

これはこないだフランス人の友だちの子が　これ見てばかみてーで面白いよーって言うので借りることにしました。
ヨーロッパやアメリカの子の面白いという物の感覚を掴みたいと思ってるんですが、オースティンパワーズも良かったがこれもかなり突き抜けてますね。
これはベースがラジオドラマだったそうですが、なるほど分かる　毎週楽しみにして聞ける気晴らしの出来る、っていうか気のらくぅになる楽しい内容です。
この、バカっぽさの分析をするつもりで見ると楽しいですよ。おう西洋人はこういうものを見て面白いのか。どのへんがツボなんだろうか、みたいに。

馬鹿大統領を演じた人もアチラの馬鹿文化を学ぶのに役に立ちました、特典ビデオを見たら（良く覚えてないけど）役を演じるのにエルビスだとかミックジャガーだとかなんか色々なキャラクターを混ぜてああいう人物を作り上げたって行ってました。金髪のロンゲで歯が白くてうすらヒゲに衿を立ててウインク、いえーいっていうのがマジでバカっぽい感じで良かった。＾＾

バカ映画が流行る国とは言っても西洋って結構若者も普通に政治に熱心じゃないですか、だから日本のバカとちょっと違うんだろうなあといつも思ってます。あっちのほうが賢いって言ってるんじゃないですよ（爆）一番成長期の若者の精神の栄養分であるサブカルチャーの内容を把握したいと思って見てるんです。

そう言う意味でとても面白かったです。映画をただ面白いおもろないだけで分けちゃうと、ハリウッド並みの迫力は無いですが　この力の抜け具合、アチラの若者の嗜好を良く知る事が出来る、西洋で根付いているサブカルチャーのお勉強になる一本の様に思って見ました。＾＾　私はだから面白かった派です。これ系が全部OKな人じゃないので、良く出来てる方だと思いますよ。オススメ＾＾

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すききらいがまっぷたつに分かれる映画。
わたしは、だいすき！タイトルからして、銀河でヒッチハイクするためのガイドなんて素敵すぎる。しかも、そのガイドが実にグラフィックがかっこよくて、色使いとか完璧だ。あの配色のセンスや、世界観が映画そのもの以上にかっこよかった。１００％オレンジがすきな方はぜったい気に入ると思う。絵と絵のつながりが、おお！というようなミクロからマクロ、マクロからミクロへ変幻自在。で、哲学的。

SFって、あんまり得意ではないけれど、これはなんだかすきだーと思ったら、監督の解説付きで見ていたら、CGだらけじゃなくって、人間の手で作って動かしているって聞いて、それでなんか、他と違って心地いいのかもと思った。ぶさいくロボットの中に入っている小人症の方は、ほんとに大変だっただろうけど、だからこそ、とてもかんじのいいものになったのだろう。ディープソートの造形も、たぶん普通の監督だったら、もっと近未来的なものを作っただろうけど、コミカルではにわのような原始的なかんじで、どっかの美術館においてる彫刻のような愛らしさだった。ディープソートに直接対話する２人の女の子もすごくかわいくて、その顛末も、ありゃ！なもっていき方。

アーサーのよれよれの薄汚いみどりのバスローブと悪趣味なカーテンみたいなパンツもゆるゆるなら、モス・デフの演じたフォードも、トレンチなんかすごくかっこいいのに、リングをかざして宇宙船をヒッチハイクしたり、ステップの踏み方がゆるゆる、タオルが万能だとか、２人ばおりかよ！みたいな大統領だとか、惑星製造工場へ行くまでのカートみたいなものが、妙にローテクだとか、ハエたたきみたいなものとか、もう、全体に流れる空気が脱力系でゆるゆるで、やる気ないみたいな、そういう力みのなさがたまらなかった。こういうのがダメな方は、この映画、まったくつまんないでしょう。

そのカートがすんごいローテクなのに、それに乗って突き抜けて行く惑星製造工場が、どうしてだか分からないけど不覚にも感動に似た感覚がわいてきて、自分でも驚いた。なんか、うつくしい、と思ってしまったのだ。壮大。

宇宙のあり方だとか、地球の存在、人間の営みみたいなものにたいして、独特の視点をもっていて、独特の視線でながめている。こんな視点があったのか、っておもしろかった。

エンドロールも、早送りするともったいないです。未公開シーンも、これ、使えばよかったのにぃ、とわたしは思った。あと、ガース監督らの解説付きでの本編もあります。

また見たい映画。

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アラン・リックマン目当てで観た。
あの声で鬱病のロボット・・・最高。

「シャンプー台のむこうに」を観てアラン・リックマンに嵌り、色んな作品を貪るように見た中の一本。

イギリスのコメディとアメリカのコメディは、コメディの概念からして全く違う事を痛感した。

決して抱腹絶倒なんて事にはならず、終始一貫ニヤニヤ笑い。
登場人物のキャラが立ってて、スピード感がある。
主人公、典型的なイギリス男（パブ＆ビール！）
ジョン・マルコヴィッチやビル・ナイなど、脇役が超豪華！
ヒロインはどうでもいいや。
こういうのを「お馬鹿」映画って言うんだろうなぁ。
私としては意外と楽しめた一本。タオルを忘れずにね！

最後に一言。
オープニングのイルカの歌。
聴くと一日中呪われます。頭ん中グールグル。

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これはもう異次元の“超”SF映画です！
エンドロールの時には、ネズミに脳ミソ取られていました…(^^)
まさに、映画史に残る“超”SF“超”B級映画です！
重量感やスケールのでかさは、半端じゃありません！
心して観るように！
★42個！

もう、こういうのも大好きで（笑）
一緒に見にいってくれる人がいなかったら、一人で行くワイってくらい。
基本的に、海外の宇宙人ネタが嫌いな私ですが、
こういうのはOK！っていうかむしろ大歓迎☆いいよね。この脱力系。

「突然宇宙人に破壊された地球の最後の生存者となった男」
もうほんとうにはじめっからすぐにこの展開です。
まあ、実際最後の日ってやつは、知っている人だけが知っていて
なんだかよくわからないうちにポンと終わってしまうってのが
本当なのかもしれないねって思える（笑）

設定もめちゃくちゃですが、キャラも濃い〜♪
映画を見る前は、「マーヴィン」はもっとCGチックな仕様かと思ってましたが
絶対に中に人が入っている動きです！
宇宙でもっとも憂鬱なロボットというだけあって。
「憂鬱」さで活躍します（ニヤリ）

はい。
ここで「銀河ヒッチハイクガイド」のトリビアをご案内します。
�@地球において、人類は3番目に高等な生物である
�A銀河ヒッチハイカーにとって、1枚のタオルはもっとも頻繁に使用され
　もっとも大事な携帯品である
�B7かける6は42である
�Cイルカは地上で2番目に知的な生物である。
�D3かける14も42である
�E銀河ヒッチハイクをする前に摂取することを推奨される食物は
　ビールとピーナッツである。ビールは筋肉弛緩のため。
　ピーナッツは転送装置で送られるときに欠乏する塩分とたんぱく質の
　補給のために必要である
�F42とは。「生命」「宇宙」その全てに対する答えである

さて、ここで問題です。
地球上でもっとも知的な生物はなんでしょう？

答えは本編をご鑑賞くださいませ。

結構適当な感じの「カート倉庫」シーンなのに、そのあとに見せる
地球のバックアップシーンは圧巻でしたな。
まあ、いろいろ細かいところが気にかかると思うので、2回はみてください！！