明成皇后

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『風の絵師』で好演だったムン・グニョンが没落した両班の子女で何とくなく不器用な王妃候補（１巻では）として明成皇后の少女時代を演じているのがとても可愛いので是非見て欲しいです。

今までの朝鮮王朝を舞台にしたドラマでは日本人、いわゆる「寇人」の時代考証、描き方がいい加減な感じで、正直、不快な面もありましたが、この『明成皇后』では「伊藤博文」や日本公使達も『チュモン』『風の国』のキム・ビョンギ氏らが演じているところからオール韓国名俳優陣を配しているようで、大変興味深いです。

当時の朝鮮王朝だけでなく、このドラマの制作された２００１年の韓国の社会が、明治政府をどのように見ていたのか理解できるようで楽しみなドラマです。

また歴史には詳しくないのですが、『太陽人イ・ジェンマ』では、軍事力、装備の遅れ等の朝鮮王朝の末を感じさせる描き方でした。

今回は更に当時の朝廷や両班の事情が丁寧に描かれていて、なかなか面白そうな予感がするドラマでもあります。

１２４話長かったが見終えた。日本ではあまりポピュラーでない明成皇后の話だが、朝鮮の皇后暗殺事件となるとその事実はいかにという興味が湧いた。見る人にとって（日本人には）ここまで反日を語るかと思われるかもしれない。それは韓国の国是だからとあきらめて見るしかない。そう表現することが映像が売れるポイントだからしかたがない。１０００年の内２０００回も他国に侵略を受けた悲しい半島の歴史というさがを理解してあげよう。ただ国を食ってきたヤンバン達の悪行がそういう歴史にならざるを得なかったのも事実だろう。ドラマではミチコという元ミスコリアの女優が一番眼の保養になった。

途中で面倒になって止めました、自国に都合の良い解釈のもとつくられた明らかな歴史捏造作品です。
歴史物で嘘は良くありませんね、フィクションと割り切って見るには良いと思いますが・・・

ちなみに通称「閔妃」とは没後、朝鮮人によって平民に貶められた際に付けられた名で、哀れに思った
井上馨らによって送られた諡号が「明成皇后」です。

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明成皇后は、世継ぎを産んでもいつ廃妃されるかわからない後宮の女性であるより、
知性で高宗を惹きつけようとし、成功します。
「大院君は私的な父子関係を持ちこまず、君臣であれ」という本心と共に。
表面では、大院君を立てるふりをして。

明成皇后と外戚の力が強まることを恐れた大院君は、再び反撃に出て
報復人事や、またもや高宗に「私は引退します」と心にもない言葉を。

国威のないことなど気づいているのに．．．

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夭折した我が子の遺体を抱しめ「よく寝ているだけ」と離さない皇后に王も実母も側近も涙しますが、業を煮やした大院君は「死んでいるのに国母が感情を露わに取り乱すとは」と叱責します。

狂気に取りつかれたと思われていた明成皇后ですが「夭折した王子なので厳かな葬礼は要らないが、太祖を祀る堂（所縁の王族の衣服を納めてある霊廟）に王子の産着を納めさせて欲しい。祖先の霊にあの世まで送ってもらうのだ」と言います。

渋々、認め、「王子の夭折の原因を大院君」と言う世間の噂に謹慎する大院君。

口うるさくて頭の上がらない大院君より徐々に、美しくて聡明で
子を亡くした悲しみの最中の明成皇后のアドバイスや教えを頼りにするようになる国王。

それを見抜いて何やら思案顔の大皇太后。

「子がないからね」と言っていますが、今度無事に王子ができたら
どうなるのでしょうか？