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ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明になった夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた……。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を描いたメロドラマ。
製作年: |
1970年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
I GIRASOLI/SUNFLOWER |
監督: |
ビットリオ・デ・シーカ |
---|---|
製作: |
ビットリオ・デ・シーカ |
出演: |
ソフィア・ローレン 、 マルチェロ・マストロヤンニ 、 リュドミラ・サベーリエワ 、 アンナ・カレナ 、 アンナ・カレナ |
脚本: |
チェザーレ・ザヴァッティーニ 、 トニーノ・グエッラ 、 グオルギ・ムディバニ 、 アントニオ・グラ 、 チェザーレ・ザヴァッティーニ 、 トニーノ・グエッラ 、 ゲオルギ・ムディバニ |
撮影: |
ジュゼッペ・ロトゥンノ 、 ジュゼッペ・ロトゥンノ |
音楽: |
ヘンリー・マンシーニ 、 ヘンリー・マンシーニ |
ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明になった夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた……。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を描いたメロドラマ。
製作年: |
1970年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
I GIRASOLI/SUNFLOWER |
監督: |
ビットリオ・デ・シーカ |
---|---|
製作: |
ビットリオ・デ・シーカ |
出演: |
ソフィア・ローレン 、 マルチェロ・マストロヤンニ 、 リュドミラ・サベーリエワ 、 アンナ・カレナ 、 アンナ・カレナ |
脚本: |
チェザーレ・ザヴァッティーニ 、 トニーノ・グエッラ 、 グオルギ・ムディバニ 、 アントニオ・グラ 、 チェザーレ・ザヴァッティーニ 、 トニーノ・グエッラ 、 ゲオルギ・ムディバニ |
---|---|
撮影: |
ジュゼッペ・ロトゥンノ 、 ジュゼッペ・ロトゥンノ |
音楽: |
ヘンリー・マンシーニ 、 ヘンリー・マンシーニ |
1〜 2件 / 全2件
ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明になった夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた……。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を描いたメロドラマ。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日本語字幕 | 1:ドルビーデジタル/モノラル |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
TCDR4037 | 2005年07月27日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
13枚 | 0人 | 0人 |
ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明のままの夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた……。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を描いたメロドラマ。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
108分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/イタリア語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
OPSDR887 | 2009年12月02日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
21枚 | 1人 | 2人 |
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1〜 2件 / 全2件
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おそらく初見であると思います。
オープニングでスクリーン一杯に映されるひまわり畑に圧倒され、そこにあの聞き慣れた名曲が被さると、もう名作ムード全開になります。
お話の筋的には現代においてありふれたもので、それは本作が模倣されたのでしょうが、先の展開が予想できてしまい、筋でぐいぐい引っ張る映画ではないですね。なのに最後まで観てしまう吸引力を持つのが名作たる所以なのでしょう。
その所以たるものの1つは、映像のスペクタクル感でしょうか。決して美くしいと思わないソフィア・ローレンが、ロシアの広大な大地に刻まれた戦争の傷痕を巡る映像には圧倒され、ひまわりの海をかいくぐり、林立する墓標の迷宮をさ迷う様が神々しく見えてくるのですね。厳寒の戦いのロシア戦線で、傷付き倒れる男とロシア人少女のドラマにも、映像の力が漲ってると思わされます。
そしてもう1つが音楽なのでしょう。戦争によって引き裂かれ運命を狂わされる男と女、運命に抗おうとするが飲み込まれる諦め、このドラマを惹き立て感傷を盛り上げるむせび泣くようなスコアなのでしょう。
先に話の筋にひねりがないと書きましたが、それこそが名作たるもっともな理由なのかもしれません。それは映像と音だけで鑑賞者を魅了する力を、本作が持っているということだからです。これぞ映画というものなのかなぁと思ったりしました。
複雑にひねったお話も好きですが、こってりまったりばかりでは胃にもたれるので、すっきりとしてはいるが奥深い、映画としての良心のようなお茶漬けの味に触れるのも、たまには良いことでしょうか。★4個。
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第二次世界大戦時のイタリアを舞台に、戦争に引き裂かれたイタリア人男女を描いたラブロマンス。”全女性の感動を呼ぶ「愛」の名作”がキャッチコピーだけあって、オープニングとエンディング映像に用いられるひまわりの叙情的な映像と、音楽を担当したヘンリー・マンシーニのもの悲しいメロディはメロドラマそのものである。イタリアの巨匠ヴィットリオ監督にとっても代表作と言えるのではないだろうか。
舞台はイタリアだが、ご存じの通りイタリアはドイツと同盟を結んでおり、1941年の対ギリシャ戦を皮切りに東欧方面の戦闘を拡大していく。1942年 6月から1943年2月には、対ソヴィエト戦であるスターリングラード攻防戦にもドイツ軍の一部として駆り出され、10万人近い兵が送り込まれ、戦死 25,000人、捕虜 70,000人という悲惨な結果を出している。本作主人公の夫役はロシア戦線に参加し戻ってこなかったという設定だが、このスターリングラードの戦いで捕虜になったという想定ではないかと思われる。すでにこの頃のイタリア軍には厭戦ムードも漂っており、イタリア軍の様子については「激動ヨーロッパ戦線〜ファシスト党 ムッソリーニの野望〜(2002伊)」を見ると良く分かる。
ストーリー的にはさほどひねってあるわけではなく、比較的単純な部類なのだが、イタリア人気質である「情熱的な愛」に終始圧倒されまくる。内容的にはかなり沈痛な場面や設定が多いのだが、この情熱や愛情が問答無用にそれを押し切っているのだ。一途な愛、信じる愛など色々な愛がこの作品中には散りばめられており、確かに全女性の感動を呼ぶというのもあながち大げさではないだろう。
ただし、実はこの情熱的な表現は、日本人である私には「引いて」しまう要因でもあった。イタリア人の愛情表現に感動できてもちょっと強烈すぎるのだ。もう少し主人公のジョバンナに感情移入できれば、もう一つ高評価になったのだが。
本作の素晴らしさは何と言っても、個性的な役者と美しい映像にある。主人公ジョバンナ役には、イタリアのグラマー女優ソフィア・ローレンで、きつい顔の激しそうな性格が魅力だ。夫アントニオ役には、美形だがやさ男っぽいマルチェロ・マストロヤンニ。この二人の演技の勢いは凄い。また、脇役としてソヴィエトのロリータ系美女サベリーエワが出演しており、花を添えている。彼女は映画中の歩き方ですぐにバレリーナだとわかる。また、ジョバンナの子供が登場するが、実はこの子、ソフィア・ローレンの実子だとか。でも、これがまた最高にブサイク(笑)。
映画の構成としては、回想シーンを多用しており、情緒的なニュアンスを強く醸し出している。何と言っても凄いのは、東西冷戦期の時代(1970)に、ソ連ロケを敢行しているところ。映像中、モスクワや赤の広場、機関車等が出てくるが、ただそれだけのためにロケに行ったという、その意気込みは映像に十分反映されている。
冒頭のひまわり畑は、かつてのイタリア軍とソ連軍の激戦地の跡だ。そういう説明はないが、そんなことを分からなくても、なんだか雰囲気を感じるのは凄いことである。
なお、モスクワの映像で建物に「CCCP」の文字があったり、古い型の原子力発電所、高島平団地っぽい当時としては最新式アパートの映像がなんともリアルだった。そう言えばロケ地にはウクライナもあったけど、原発の姿はチェルノブイリにも似てる・・・。
結構重めの映画なのだが、重厚な作りできれいにランディングした印象の映画。やっぱり名作は名作だと感じた作品だった。
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ユーザーレビュー:92件
投稿日
2008/11/16
レビュアー
ひろぼう※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
おそらく初見であると思います。
オープニングでスクリーン一杯に映されるひまわり畑に圧倒され、そこにあの聞き慣れた名曲が被さると、もう名作ムード全開になります。
お話の筋的には現代においてありふれたもので、それは本作が模倣されたのでしょうが、先の展開が予想できてしまい、筋でぐいぐい引っ張る映画ではないですね。なのに最後まで観てしまう吸引力を持つのが名作たる所以なのでしょう。
その所以たるものの1つは、映像のスペクタクル感でしょうか。決して美くしいと思わないソフィア・ローレンが、ロシアの広大な大地に刻まれた戦争の傷痕を巡る映像には圧倒され、ひまわりの海をかいくぐり、林立する墓標の迷宮をさ迷う様が神々しく見えてくるのですね。厳寒の戦いのロシア戦線で、傷付き倒れる男とロシア人少女のドラマにも、映像の力が漲ってると思わされます。
そしてもう1つが音楽なのでしょう。戦争によって引き裂かれ運命を狂わされる男と女、運命に抗おうとするが飲み込まれる諦め、このドラマを惹き立て感傷を盛り上げるむせび泣くようなスコアなのでしょう。
先に話の筋にひねりがないと書きましたが、それこそが名作たるもっともな理由なのかもしれません。それは映像と音だけで鑑賞者を魅了する力を、本作が持っているということだからです。これぞ映画というものなのかなぁと思ったりしました。
複雑にひねったお話も好きですが、こってりまったりばかりでは胃にもたれるので、すっきりとしてはいるが奥深い、映画としての良心のようなお茶漬けの味に触れるのも、たまには良いことでしょうか。★4個。
投稿日
2009/02/05
レビュアー
カポーン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
第二次世界大戦時のイタリアを舞台に、戦争に引き裂かれたイタリア人男女を描いたラブロマンス。”全女性の感動を呼ぶ「愛」の名作”がキャッチコピーだけあって、オープニングとエンディング映像に用いられるひまわりの叙情的な映像と、音楽を担当したヘンリー・マンシーニのもの悲しいメロディはメロドラマそのものである。イタリアの巨匠ヴィットリオ監督にとっても代表作と言えるのではないだろうか。
舞台はイタリアだが、ご存じの通りイタリアはドイツと同盟を結んでおり、1941年の対ギリシャ戦を皮切りに東欧方面の戦闘を拡大していく。1942年 6月から1943年2月には、対ソヴィエト戦であるスターリングラード攻防戦にもドイツ軍の一部として駆り出され、10万人近い兵が送り込まれ、戦死 25,000人、捕虜 70,000人という悲惨な結果を出している。本作主人公の夫役はロシア戦線に参加し戻ってこなかったという設定だが、このスターリングラードの戦いで捕虜になったという想定ではないかと思われる。すでにこの頃のイタリア軍には厭戦ムードも漂っており、イタリア軍の様子については「激動ヨーロッパ戦線〜ファシスト党 ムッソリーニの野望〜(2002伊)」を見ると良く分かる。
ストーリー的にはさほどひねってあるわけではなく、比較的単純な部類なのだが、イタリア人気質である「情熱的な愛」に終始圧倒されまくる。内容的にはかなり沈痛な場面や設定が多いのだが、この情熱や愛情が問答無用にそれを押し切っているのだ。一途な愛、信じる愛など色々な愛がこの作品中には散りばめられており、確かに全女性の感動を呼ぶというのもあながち大げさではないだろう。
ただし、実はこの情熱的な表現は、日本人である私には「引いて」しまう要因でもあった。イタリア人の愛情表現に感動できてもちょっと強烈すぎるのだ。もう少し主人公のジョバンナに感情移入できれば、もう一つ高評価になったのだが。
本作の素晴らしさは何と言っても、個性的な役者と美しい映像にある。主人公ジョバンナ役には、イタリアのグラマー女優ソフィア・ローレンで、きつい顔の激しそうな性格が魅力だ。夫アントニオ役には、美形だがやさ男っぽいマルチェロ・マストロヤンニ。この二人の演技の勢いは凄い。また、脇役としてソヴィエトのロリータ系美女サベリーエワが出演しており、花を添えている。彼女は映画中の歩き方ですぐにバレリーナだとわかる。また、ジョバンナの子供が登場するが、実はこの子、ソフィア・ローレンの実子だとか。でも、これがまた最高にブサイク(笑)。
映画の構成としては、回想シーンを多用しており、情緒的なニュアンスを強く醸し出している。何と言っても凄いのは、東西冷戦期の時代(1970)に、ソ連ロケを敢行しているところ。映像中、モスクワや赤の広場、機関車等が出てくるが、ただそれだけのためにロケに行ったという、その意気込みは映像に十分反映されている。
冒頭のひまわり畑は、かつてのイタリア軍とソ連軍の激戦地の跡だ。そういう説明はないが、そんなことを分からなくても、なんだか雰囲気を感じるのは凄いことである。
なお、モスクワの映像で建物に「CCCP」の文字があったり、古い型の原子力発電所、高島平団地っぽい当時としては最新式アパートの映像がなんともリアルだった。そう言えばロケ地にはウクライナもあったけど、原発の姿はチェルノブイリにも似てる・・・。
結構重めの映画なのだが、重厚な作りできれいにランディングした印象の映画。やっぱり名作は名作だと感じた作品だった。
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ひまわり