トラ・トラ・トラ!

トラ・トラ・トラ!の画像・ジャケット写真

トラ・トラ・トラ! / マーティン・バルサム

全体の平均評価点:(5点満点)

58

全体の平均評価点:

DVD

Blu-ray

TSUTAYA TV

動画ポイント利用可

映画賞受賞作品

ジャンル :

「トラ・トラ・トラ!」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

Blu-ray

TSUTAYA TV

動画ポイント利用可

映画賞受賞作品

解説・ストーリー

1941年12月未明、真珠湾急襲に出た日本軍。それを探知していながらも防ぐことができなかったアメリカ軍。暗号<トラ・トラ・トラ=真珠湾攻撃に成功せり>とともに日米両国は太平洋戦争に突入していく──。<BR>

「トラ・トラ・トラ!」 の作品情報

作品情報

製作年: 1970年
原題: TORA! TORA! TORA!
受賞記録: 1970年 アカデミー賞 特殊視覚効果賞

「トラ・トラ・トラ!」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

猿の惑星

わが母の教えたまいし

遊撃戦

ユーザーレビュー:58件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

11〜 15件 / 全58件

戦後25年の作品とは思えない

投稿日:2005/06/14 レビュアー:ピエール

真珠湾攻撃を行った日本がいかに極悪非道で、
いかにアメリカが正当であったかという作品では
決してありません。

アメリカ軍がいかに、組織疲労を起こしていたか、
映画としては退屈ながら、きちんと描かれていますし、

宣戦布告がいかに遅れて”奇襲”
になったかも描かれています。

日本人の描き方も、猿みたいな俳優を並べるというものでなく、
日本人も誇りのもてる作品です。
先勝国の余裕でしょうか?
中国や韓国が作ったらこんな”寛大”な作品に
ならなかったことでしょう。

『パールハーバー』よりこちらの方がお薦めです。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

CGも良いけれど

投稿日:2005/03/03 レビュアー:ご飯

CGという新しい技術を毛嫌いしないけれど、「パールハーバー」とこの作品を比べると、やっぱりこちらが良い。どんなにあぶなそうな動きをしていてもどうせCGでしょと思うと緊張感が薄れる。この作品は爆発するなかをスタントマンが動き回っているのでよくこんな危ないことをしたなという感動があるよ。四つんばいになって必死になって逃げるところを見ると、予想外の爆発にあわてたんだろうな、とも思う。
 この作品、娯楽映画の要素であるヒーローとヒロインが恋をするというエピソードが無い。ひたすらドキュメンタリータッチで真珠湾攻撃にいたる経過を日米両方の視点から描いている。ここのレビューでドラマが退屈とあるけれど、私はむしろ地味に描いた点、真珠湾攻撃を描いた最良の映画としてこの手法でいったのは正解だと思う。もっともこの作品を初めて観たのは小学生の頃。正直、戦闘場面にいたるまでは退屈でした。ハリウッド映画にありがちな娯楽的要素をドラマから排除してドキュメントとして描いているのに感心したのは大人になってビデオで見直したから。
 アメリカ公開版に無く、日本公開版にあるのは連合艦隊が日付変更線を越えていくとき、艦内の厨房でコックが「そろそろ日付変更線を越えるな」と話している場面。そのコックが渥美清なのだ。「男はつらいよ」で彼の人気が高まった頃に日本公開に当たってくわえた場面である。渥美清が出ている映画で「トラ・トラ・トラ」って駄ジャレかいな。でも、ビデオもDVDもアメリカ版でそれがないのよ。地上波テレビで初めて放送したときはたしかあったと記憶している。長らく観られなかったこの場面、復活して欲しいものだ。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

眠れる獅子を起こしてしまった。

投稿日:2020/11/15 レビュアー:カマンベール

タイトルの言葉は、山本五十六が、真珠湾攻撃終了直後に
呟いた言葉です。
この映画「トラトラトラ」1970年作品。
監督はリチャード・フライシャー。枡田利雄。深作欣二。
黒澤明の監督降板が話題になった。
(黒澤は、ノンクレジットながら、日本語版のベースとなったのは黒澤の脚本
であるそうだ)

映画は真珠湾奇襲攻撃を仕掛けた1941年12月8日の真実を
日米に半々の視点、出演者もほぼ半々。
日米どちらかの視点に加担せず、淡々と事実に沿っている。

少し真珠湾攻撃に至った当時の日本について考えてみました。
その理由は夏にローランド・エメリッヒ監督の『ミッドウェイ』を
観たのが大きいです。
この映画の冒頭が正に「真珠湾攻撃」だったのです。
私は「真珠湾攻撃」に付いて殆ど知らなかったのです。
凄いスペクタルな戦争映像で、素晴らしいと言うと語弊があります。
しかし戦争スペクタルとしては、高揚する華やかさでした。(また語弊がありますが、)

《これは当時のアメリカ人にとって、9・11に匹敵する衝撃だったろう・・・》
それが、一番最初に感じたことです。

ハワイは当時アメリカ軍が太平洋に持つ最重要基地だった。
そこを奇襲する作戦・・・ハワイ基地を壊滅的に破壊する、そして半年か一年で
戦争を終わらせることが出来れば日本に勝機はある・・・
これが山本五十六の目論見だった。
しかし奇襲の成功は結果として「ミッドウェイ」の負けに繋がり、
《眠れる獅子を起こしてしまった・・・》
結果に繋がる。
アメリカは真珠湾攻撃の《100倍返し》イヤ、1000倍返しになって帰ってきた。

@真珠湾奇襲にいたるの日本側の要因
一番は、米国の対日経済制裁・・・です。
(鉄鋼や石油などの多くが禁輸となっていた・・・これは日本の中国への侵略を
杞憂する措置だった)

A真珠湾攻撃の日本側の布陣。
ハワイ近海に空母6隻。
そこからと飛び立った航空機は400機にのぼる規模。

B米国の損害。
死者、軍人だけで2334名。民間人含めると2700名。
映画にもある通り、米国は航空機を1箇所に固めて留めていた。
沈没艦は戦艦アリゾナ、オクラホマ、ユタ、ウエストバージニア他多数。
航空機は200機以上。

攻撃映像の凄まじさは、一大スペクタルですが、逃げ惑う米兵を見ると・・・
こりゃあ、恨みを買うだろう・・・と素直に思います。

C暗号文の意味、
ニイタカヤマノボレ1208
これは、
12月8日(1941年です)にハワイ基地を攻撃せよ、
の意味。
トラトラトラ、
は、奇襲成功せり、
の意味。

D米国の暗号解読機、
日本側の米国大使などへの重要連絡事項は米国の暗号解読機で即座に日本語に直され、
それを通訳が英語に直ちに翻訳する。
これほど日本の作戦を熟知しながら、米国は何をしていたのだ?

E米国の本心。
米国首脳は実は日本の真珠湾攻撃を予知して、待っていた・・・
こう言う発言があります。
《先に仕掛けさせるのだ・・・それからゆっくり叩き潰せばいいのだ》

一方では日本が奇襲するのは知っていたが、まさかハワイではなく、フィリピンだと思っていた・・・との説も、あります。

F結論。
真珠湾攻撃の先制パンチは見事に成功したのですが、半年や一年で勝利をもぎ取ることが出来なかった日本軍は泥沼の負け戦を1945年夏まで続けて、結果的には広島、長崎に原子爆弾を投下されてしまいます。
開戦の代償はあまりに大きかった。

映画「トラトラトラ」ははじめにも書きましたが、日米両国に重きを平等に置く
記録的側面を持つ映画です。

映像が美しく、ハワイ基地も素晴らしく、CGに頼らぬ爆撃場面に驚嘆する映画でした。
その後の敗戦までの道のりを曲がりなりにも知る者として、
実に大きなターニングポイントだったと思います。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

ワレ奇襲ニ成功セリ

投稿日:2007/09/24 レビュアー:ハチロー

1970年の作品、ちょうど私が中学のとき今は亡き父母が珍しく映画鑑賞に連れて行ってくれました。こういうことは覚えている限り「栄光への5000キロ」と「黒部の太陽」の3作品だけでしたので記憶に残っております。我が田舎町にもロードショウされたのですね。

これは日本映画ではなくアメリカ映画だったのですね、最近知りました。戦後35年(当時)経っても日本は敗戦に打ちひしがれておりました、力道山がアメリカ人レスラーを空手チョップで粉砕する様子がTVに映し出され全国民が熱狂してましたね。
あの感覚ですよ、これを見て日本国民が熱狂したのは。
この心情は未だ通用するようです(今の世代にも)。
アメリカではこの作品は不振だったようです、強い正義の国アメリカがこれほど叩かれるシーンはアメリカ国民には受け付けられなかったようです。
しかしこの映画は力道山のようにアメリカ側からしょぼくれている日本国民へのプレゼントだったのかも知れません。
悪く言えば「やらせ」です。
あの見事な空中戦(ドッグファイト)だってアメリカ人が演じているのですから。

しかしあくまでもあの戦いは宣戦布告前に卑怯にも日本が奇襲をしたとの見方には変わりありません。
「ハル・ノート」を調べれば分かりますが、屈辱的な条件を押し付け日本国民は納得しないような条件を突きつけた。
松岡、野村、来栖らの外務省も近衛文麿首相も後の首相東条英機陸軍大将もこれに応ずるわけには行かなかった。
アメリカ国民も反戦の意思が固く世論を戦争へと呼び込むには困難な状況であった。(ヨーロッパ戦線でドイツが次々と領土を広げていくさまを戦々恐々としていたのである。)
この映画でも描いてますが、「日本の第一撃を甘んじる」とあります。
コーデル・ハル国務長官とルーズベルト大統領は、真珠湾攻撃開始の3時間30分前、午前10時50分に知っていたのである。
映画では「ハワイに知らせろ」と言われても「まずは大統領だ」とあり映像はカットされ沈黙(音楽だけの数分間)のシーンがあります。

結果ハワイには日本軍の奇襲があるとの報告はさんざんやられた後に届きます。
厳密に言うと、この奇襲の前に日本の潜水艦がアメリカの先制攻撃によって撃沈します。(公式的に敵対国では無い戦艦への攻撃)
これだけでも卑怯なのはアメリカです。
この映画ではこういうシーンも登場します。

アメリカの世論は一変します。
卑劣な日本を攻撃すべしです。
この世論を欲したため無防備な真珠湾は蹂躪されます。
真珠湾の住民は怒りを日本に向けるべきではないと思います。
むしろアメリカ政府に向けるべきです。
まあそれでも人と人です。
ハワイ在住の私の友達は幸せな日々を送ってますから。

くどく書きましたけど私のライフワークかもしれない。
真実のベールは私にもあけられません。
「とら とら とら!」=ワレ奇襲ニ成功セリ
ハワイ攻撃隊長・淵田美津雄中佐機が発した。
センスが無い日本人から発する暗号文。
素敵です。
ロッド・スュチュワートも「TORA TORA TORA」
と歌ってましたね。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

内容は、ほぼ完璧しかし・・・ ネタバレ

投稿日:2004/05/03 レビュアー:レビュアー名未設定

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 航空母艦赤城の考証が間違っています。艦橋の位置が作品中では右舷にありますが、実物資料では左舷ですので、南雲長官はじめ参謀達が見送りをしながら艦上機を目で追っている、首振りの方向は、逆になります。当然、発艦して行く97艦攻なども滑走が逆になります・・・すごく残念です。あの場所が加賀や蒼龍、翔鶴、瑞鶴の艦橋なら、合ってますけども・・・東条英機首相などは、本人そっくりだと思います!!

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

11〜 15件 / 全58件

トラ・トラ・トラ!

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:58件

戦後25年の作品とは思えない

投稿日

2005/06/14

レビュアー

ピエール

真珠湾攻撃を行った日本がいかに極悪非道で、
いかにアメリカが正当であったかという作品では
決してありません。

アメリカ軍がいかに、組織疲労を起こしていたか、
映画としては退屈ながら、きちんと描かれていますし、

宣戦布告がいかに遅れて”奇襲”
になったかも描かれています。

日本人の描き方も、猿みたいな俳優を並べるというものでなく、
日本人も誇りのもてる作品です。
先勝国の余裕でしょうか?
中国や韓国が作ったらこんな”寛大”な作品に
ならなかったことでしょう。

『パールハーバー』よりこちらの方がお薦めです。

CGも良いけれど

投稿日

2005/03/03

レビュアー

ご飯

CGという新しい技術を毛嫌いしないけれど、「パールハーバー」とこの作品を比べると、やっぱりこちらが良い。どんなにあぶなそうな動きをしていてもどうせCGでしょと思うと緊張感が薄れる。この作品は爆発するなかをスタントマンが動き回っているのでよくこんな危ないことをしたなという感動があるよ。四つんばいになって必死になって逃げるところを見ると、予想外の爆発にあわてたんだろうな、とも思う。
 この作品、娯楽映画の要素であるヒーローとヒロインが恋をするというエピソードが無い。ひたすらドキュメンタリータッチで真珠湾攻撃にいたる経過を日米両方の視点から描いている。ここのレビューでドラマが退屈とあるけれど、私はむしろ地味に描いた点、真珠湾攻撃を描いた最良の映画としてこの手法でいったのは正解だと思う。もっともこの作品を初めて観たのは小学生の頃。正直、戦闘場面にいたるまでは退屈でした。ハリウッド映画にありがちな娯楽的要素をドラマから排除してドキュメントとして描いているのに感心したのは大人になってビデオで見直したから。
 アメリカ公開版に無く、日本公開版にあるのは連合艦隊が日付変更線を越えていくとき、艦内の厨房でコックが「そろそろ日付変更線を越えるな」と話している場面。そのコックが渥美清なのだ。「男はつらいよ」で彼の人気が高まった頃に日本公開に当たってくわえた場面である。渥美清が出ている映画で「トラ・トラ・トラ」って駄ジャレかいな。でも、ビデオもDVDもアメリカ版でそれがないのよ。地上波テレビで初めて放送したときはたしかあったと記憶している。長らく観られなかったこの場面、復活して欲しいものだ。

眠れる獅子を起こしてしまった。

投稿日

2020/11/15

レビュアー

カマンベール

タイトルの言葉は、山本五十六が、真珠湾攻撃終了直後に
呟いた言葉です。
この映画「トラトラトラ」1970年作品。
監督はリチャード・フライシャー。枡田利雄。深作欣二。
黒澤明の監督降板が話題になった。
(黒澤は、ノンクレジットながら、日本語版のベースとなったのは黒澤の脚本
であるそうだ)

映画は真珠湾奇襲攻撃を仕掛けた1941年12月8日の真実を
日米に半々の視点、出演者もほぼ半々。
日米どちらかの視点に加担せず、淡々と事実に沿っている。

少し真珠湾攻撃に至った当時の日本について考えてみました。
その理由は夏にローランド・エメリッヒ監督の『ミッドウェイ』を
観たのが大きいです。
この映画の冒頭が正に「真珠湾攻撃」だったのです。
私は「真珠湾攻撃」に付いて殆ど知らなかったのです。
凄いスペクタルな戦争映像で、素晴らしいと言うと語弊があります。
しかし戦争スペクタルとしては、高揚する華やかさでした。(また語弊がありますが、)

《これは当時のアメリカ人にとって、9・11に匹敵する衝撃だったろう・・・》
それが、一番最初に感じたことです。

ハワイは当時アメリカ軍が太平洋に持つ最重要基地だった。
そこを奇襲する作戦・・・ハワイ基地を壊滅的に破壊する、そして半年か一年で
戦争を終わらせることが出来れば日本に勝機はある・・・
これが山本五十六の目論見だった。
しかし奇襲の成功は結果として「ミッドウェイ」の負けに繋がり、
《眠れる獅子を起こしてしまった・・・》
結果に繋がる。
アメリカは真珠湾攻撃の《100倍返し》イヤ、1000倍返しになって帰ってきた。

@真珠湾奇襲にいたるの日本側の要因
一番は、米国の対日経済制裁・・・です。
(鉄鋼や石油などの多くが禁輸となっていた・・・これは日本の中国への侵略を
杞憂する措置だった)

A真珠湾攻撃の日本側の布陣。
ハワイ近海に空母6隻。
そこからと飛び立った航空機は400機にのぼる規模。

B米国の損害。
死者、軍人だけで2334名。民間人含めると2700名。
映画にもある通り、米国は航空機を1箇所に固めて留めていた。
沈没艦は戦艦アリゾナ、オクラホマ、ユタ、ウエストバージニア他多数。
航空機は200機以上。

攻撃映像の凄まじさは、一大スペクタルですが、逃げ惑う米兵を見ると・・・
こりゃあ、恨みを買うだろう・・・と素直に思います。

C暗号文の意味、
ニイタカヤマノボレ1208
これは、
12月8日(1941年です)にハワイ基地を攻撃せよ、
の意味。
トラトラトラ、
は、奇襲成功せり、
の意味。

D米国の暗号解読機、
日本側の米国大使などへの重要連絡事項は米国の暗号解読機で即座に日本語に直され、
それを通訳が英語に直ちに翻訳する。
これほど日本の作戦を熟知しながら、米国は何をしていたのだ?

E米国の本心。
米国首脳は実は日本の真珠湾攻撃を予知して、待っていた・・・
こう言う発言があります。
《先に仕掛けさせるのだ・・・それからゆっくり叩き潰せばいいのだ》

一方では日本が奇襲するのは知っていたが、まさかハワイではなく、フィリピンだと思っていた・・・との説も、あります。

F結論。
真珠湾攻撃の先制パンチは見事に成功したのですが、半年や一年で勝利をもぎ取ることが出来なかった日本軍は泥沼の負け戦を1945年夏まで続けて、結果的には広島、長崎に原子爆弾を投下されてしまいます。
開戦の代償はあまりに大きかった。

映画「トラトラトラ」ははじめにも書きましたが、日米両国に重きを平等に置く
記録的側面を持つ映画です。

映像が美しく、ハワイ基地も素晴らしく、CGに頼らぬ爆撃場面に驚嘆する映画でした。
その後の敗戦までの道のりを曲がりなりにも知る者として、
実に大きなターニングポイントだったと思います。

ワレ奇襲ニ成功セリ

投稿日

2007/09/24

レビュアー

ハチロー

1970年の作品、ちょうど私が中学のとき今は亡き父母が珍しく映画鑑賞に連れて行ってくれました。こういうことは覚えている限り「栄光への5000キロ」と「黒部の太陽」の3作品だけでしたので記憶に残っております。我が田舎町にもロードショウされたのですね。

これは日本映画ではなくアメリカ映画だったのですね、最近知りました。戦後35年(当時)経っても日本は敗戦に打ちひしがれておりました、力道山がアメリカ人レスラーを空手チョップで粉砕する様子がTVに映し出され全国民が熱狂してましたね。
あの感覚ですよ、これを見て日本国民が熱狂したのは。
この心情は未だ通用するようです(今の世代にも)。
アメリカではこの作品は不振だったようです、強い正義の国アメリカがこれほど叩かれるシーンはアメリカ国民には受け付けられなかったようです。
しかしこの映画は力道山のようにアメリカ側からしょぼくれている日本国民へのプレゼントだったのかも知れません。
悪く言えば「やらせ」です。
あの見事な空中戦(ドッグファイト)だってアメリカ人が演じているのですから。

しかしあくまでもあの戦いは宣戦布告前に卑怯にも日本が奇襲をしたとの見方には変わりありません。
「ハル・ノート」を調べれば分かりますが、屈辱的な条件を押し付け日本国民は納得しないような条件を突きつけた。
松岡、野村、来栖らの外務省も近衛文麿首相も後の首相東条英機陸軍大将もこれに応ずるわけには行かなかった。
アメリカ国民も反戦の意思が固く世論を戦争へと呼び込むには困難な状況であった。(ヨーロッパ戦線でドイツが次々と領土を広げていくさまを戦々恐々としていたのである。)
この映画でも描いてますが、「日本の第一撃を甘んじる」とあります。
コーデル・ハル国務長官とルーズベルト大統領は、真珠湾攻撃開始の3時間30分前、午前10時50分に知っていたのである。
映画では「ハワイに知らせろ」と言われても「まずは大統領だ」とあり映像はカットされ沈黙(音楽だけの数分間)のシーンがあります。

結果ハワイには日本軍の奇襲があるとの報告はさんざんやられた後に届きます。
厳密に言うと、この奇襲の前に日本の潜水艦がアメリカの先制攻撃によって撃沈します。(公式的に敵対国では無い戦艦への攻撃)
これだけでも卑怯なのはアメリカです。
この映画ではこういうシーンも登場します。

アメリカの世論は一変します。
卑劣な日本を攻撃すべしです。
この世論を欲したため無防備な真珠湾は蹂躪されます。
真珠湾の住民は怒りを日本に向けるべきではないと思います。
むしろアメリカ政府に向けるべきです。
まあそれでも人と人です。
ハワイ在住の私の友達は幸せな日々を送ってますから。

くどく書きましたけど私のライフワークかもしれない。
真実のベールは私にもあけられません。
「とら とら とら!」=ワレ奇襲ニ成功セリ
ハワイ攻撃隊長・淵田美津雄中佐機が発した。
センスが無い日本人から発する暗号文。
素敵です。
ロッド・スュチュワートも「TORA TORA TORA」
と歌ってましたね。

内容は、ほぼ完璧しかし・・・

投稿日

2004/05/03

レビュアー

レビュアー名未設定

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 航空母艦赤城の考証が間違っています。艦橋の位置が作品中では右舷にありますが、実物資料では左舷ですので、南雲長官はじめ参謀達が見送りをしながら艦上機を目で追っている、首振りの方向は、逆になります。当然、発艦して行く97艦攻なども滑走が逆になります・・・すごく残念です。あの場所が加賀や蒼龍、翔鶴、瑞鶴の艦橋なら、合ってますけども・・・東条英機首相などは、本人そっくりだと思います!!

11〜 15件 / 全58件