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扉をたたく人 / リチャード・ジェンキンス
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「扉をたたく人」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

妻を亡くして以来、心を閉ざしていた孤独な大学教授が、ひょんなことから出会った移民のジャンベ(アフリンカン・ドラム)奏者との交流を通じて再び自らの人生を歩み始める姿を描いた感動ヒューマン・ドラマ。主演は本作でアカデミー主演男優賞ノミネートのリチャード・ジェンキンス。コネティカット州に暮らす62歳の大学教授ウォルター。愛する妻に先立たれて以来、すっかり生きる喜びを見失っていた。ある日、久々のニューヨーク出張で別宅のアパートを訪れてみると、そこに若い移民のカップル、タレクとゼイナブが住んでいた。詐欺に遭ったことを知り、立ち去ろうとする2人を不憫に思い、当面の間住まわせることにするウォルターだったが…。

「扉をたたく人」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

アメリカ

原題:

THE VISITOR

「扉をたたく人」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

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リミッツ・オブ・コントロール

ウォーキング・デッド5

親愛なるきみへ

マリア

ユーザーレビュー:79件

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11〜 15件 / 全79件

孤独

投稿日:2010/03/12 レビュアー:ぴぐぽぐ

移民問題を扱った作品ではありますが、それよりも、ただただ、妻を失ってから心を閉ざした教授の心が感じられる映画でした。

不法滞在の青年との音楽を通したふれあい。その周りの人々と、やっとのことで、また人と心を通わすことができるようになったのに・・・

ラストシーンでは、彼の心の叫びが聞こえます。

深い深い孤独を感じました。

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リズム ネタバレ

投稿日:2009/11/01 レビュアー:TOMY

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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音楽ってすごい。
リズムってすごい。
よく理解してるはずなのに、改めて実感する。

長年、死んだように心を動かさずに生きている老人、経済学教授のウォルター。
ピアニストの妻を亡くしてから、ずっとそのように生きてきたようだ。
普段住んでいる家とは別にNYにアパートを持っていて、仕事で数年ぶりに泊まることになる。
部屋へ入ると、様子が違う。
若い黒人の女性が、湯船につかっていた。
騒がれて飛び込んで来た、若い男、タレク。
どうやら、怪しい身分の友人に騙されて、2人は勝手に住んでいたらしい。

行く所のない彼ら。
一旦は出て行った若者達を、ウォルターは迎えに行く。

ジャンベという、アフリカの打楽器。
リズムがかっこいい。
タレクはジャンベ奏者で、ライブなどもやっていた。
ある日、部屋にタレクの姿が見えない。
ちょっと、やってみようかな?
人間の、こういうところって愛おしい。
ピアノを習ってはみたけれど、上手くいかなかったウォルターは、明るい彼と関わり、ジャンベを教わることになる。
62歳の彼が、おっかなびっくり若い彼に指導を仰ぐところは、おかしいけれど微笑ましい。
ウォルターは、彼とジャンベにどんどん惹かれていく。

誤解をきっかけに、タレクは逮捕されてしまう。
ウォルターは何とか彼を救おうと苦心する。
そこへのタレクの母親が現れ、ウォルターは責任感と複雑な思いに揺れ動く。

誰でも社会に所属するからには、かなりの部分でフェイクを身にまとっているものだろう。
感情の動かない年月を長く生きてきたウォルターが、愛するもののために感情を激しく爆発させる。
ここは同じ思いが、爆発しそうになった。

数ある9.11関連の映画。
これもまた遠巻きではあるけれど、今なお続く、アメリカの病を写し出す。
本当に全然フェアじゃない。
米国内で4館だけの公開だったものの、口コミで広がって行ったという作品。
全体にわたって抑えめの表現だけれど、ところどころ笑いもあり、身体がリズムを刻むところもあり、悲しみの中にも、熱さが心に広がっていった。
音楽のパワーってすごいな。
リチャード・ジェンキンスの芝居も凄い。
ラストシーンのウォルターは、むちゃくちゃかっこいい。
「扉をたたく人」。ジャンベをたたいて、扉をたたいて、大きく開け!
心が震える感動だった。

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春が来た

投稿日:2009/09/28 レビュアー:エロエロ大魔神

ええ話じゃないですか〜感動しました!
ちなみに俺は深夜、民家の扉をたたいてダッシュで撤退!

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どんでん返し ネタバレ

投稿日:2010/11/26 レビュアー:勇光

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妻をなくして元気を失い、惰性で生きているだけの裕福な老教授がアメリカ人。これと知り合うシリア人の若い男とセネガル人の若い女は米国に不法滞在しながらも賢明に未来を切り開こうと頑張っている。老教授はピアノを習っていたが、年とってるのでうまくなれず、なんども講師を変えていたのだが、シリア人にジャンベという太鼓の叩き方を教わって楽しくなる。老教授とシリア人は仲良くなり、公園で演奏したりして、老教授は失っていた命の躍動を取り戻す。
なのに、そのシリア人は不法滞在が発覚して収監されてしまう。
これを助ける方法はみつからない。
そこに現れたシリア人の母親は中年であるが美人であり、その夫はすでに他界している。

ここまできたら、結末は見えたようなもの。
老教授とシリア人の母が結婚すれば、シリア人の母は米国の市民権を得られる。そうなれば、その息子も市民権を得られ、移民局の施設から出られる。そうなれば、セネガル人の女も、これと結婚して米国の市民権を得られる。

案の定、老教授はシリア人の母と親しくなり、一緒にオペラ座の怪人を観たりするし、老教授のベッドにシリア人の母がもぐり込む。
が、なぜか、二人の関係はそこまでで終わり。シリア人の息子は強制送還となり、その母も息子のあとを追って帰国。

えっ、またまた、そんなにじらせておいて、結局は結婚するんだろう・・・と思いきや、そうではなかった。

ラストシーンは駅のホーム。
怒りを込めて太鼓を叩く老教授の、その太鼓の技と音色がすごい。
これは、太鼓を聞かせるためにつくった映画だったのか、と気づく。
ドラマ的には、イイどんでん返しになっていたし、米国政府の偏執的な対応への批判も、これによって増幅されている。

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鳴らせ ネタバレ

投稿日:2010/11/22 レビュアー:ビンス

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妻に先立たれた大学教授。
その悲しみは癒えず。
彼もまた、妻が亡くなった時に死んでしまったのかもしれない。
ただ、生きていた。
心とは裏腹に電池がなくなるまで自動で動き続ける体。
その体にただ乗っかっている心。
妻はピアニストだった。
彼女のことを思い出すため。
彼女に触れるために、大学教授はピアノを習う。
しかし、彼の奏でている音色は過去へしか響かない。
内側にこもるだけ。
その音色は自分さえも鼓舞できない。
そんな大学教授がひょんなことからアフリカのドラムであるジャンベ奏者と出会い、次第に彼らと彼らの奏でる音色に惹かれていく。
移民問題を絡めたここからの展開はやりきれなさが残る。
超大国アメリカは素晴らしいものをたくさん作り上げると同時に、素晴らしくないものもたくさん作り上げる。
素晴らしいものたくさん。
たくさんあれば当たり前のように「影」も同じだけある。
同じ人間であること。
家族であること。
友人であること。
「ひょんなこと」から紡がれた関係は、いつしか「解けることのない強い一本の綱」のように強固になる。
自分にさえも目を向けなかった大学教授は彼らとの交流から、自分にもそして他人にも目を向けれるようになる。
取り戻す。
血が通った素晴らしい感触が蘇る。
生きているということの温度を感じられるようになる。
ジャンベを習い。
ジャンベを奏で。
彼は鳴らす。
彼を鳴らす。
鳴らせ。
生きている感情を鳴らせ。
ジャンベを奏でるようになってからの彼の音は、前しか向いてない。
外にしか向けられていない。
奏でる。
鳴らす。
響く。
放つ。
喜びも悲しみも全ての「自分」を、彼は鳴らし続ける。

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11〜 15件 / 全79件

扉をたたく人

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:79件

孤独

投稿日

2010/03/12

レビュアー

ぴぐぽぐ

移民問題を扱った作品ではありますが、それよりも、ただただ、妻を失ってから心を閉ざした教授の心が感じられる映画でした。

不法滞在の青年との音楽を通したふれあい。その周りの人々と、やっとのことで、また人と心を通わすことができるようになったのに・・・

ラストシーンでは、彼の心の叫びが聞こえます。

深い深い孤独を感じました。

リズム

投稿日

2009/11/01

レビュアー

TOMY

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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音楽ってすごい。
リズムってすごい。
よく理解してるはずなのに、改めて実感する。

長年、死んだように心を動かさずに生きている老人、経済学教授のウォルター。
ピアニストの妻を亡くしてから、ずっとそのように生きてきたようだ。
普段住んでいる家とは別にNYにアパートを持っていて、仕事で数年ぶりに泊まることになる。
部屋へ入ると、様子が違う。
若い黒人の女性が、湯船につかっていた。
騒がれて飛び込んで来た、若い男、タレク。
どうやら、怪しい身分の友人に騙されて、2人は勝手に住んでいたらしい。

行く所のない彼ら。
一旦は出て行った若者達を、ウォルターは迎えに行く。

ジャンベという、アフリカの打楽器。
リズムがかっこいい。
タレクはジャンベ奏者で、ライブなどもやっていた。
ある日、部屋にタレクの姿が見えない。
ちょっと、やってみようかな?
人間の、こういうところって愛おしい。
ピアノを習ってはみたけれど、上手くいかなかったウォルターは、明るい彼と関わり、ジャンベを教わることになる。
62歳の彼が、おっかなびっくり若い彼に指導を仰ぐところは、おかしいけれど微笑ましい。
ウォルターは、彼とジャンベにどんどん惹かれていく。

誤解をきっかけに、タレクは逮捕されてしまう。
ウォルターは何とか彼を救おうと苦心する。
そこへのタレクの母親が現れ、ウォルターは責任感と複雑な思いに揺れ動く。

誰でも社会に所属するからには、かなりの部分でフェイクを身にまとっているものだろう。
感情の動かない年月を長く生きてきたウォルターが、愛するもののために感情を激しく爆発させる。
ここは同じ思いが、爆発しそうになった。

数ある9.11関連の映画。
これもまた遠巻きではあるけれど、今なお続く、アメリカの病を写し出す。
本当に全然フェアじゃない。
米国内で4館だけの公開だったものの、口コミで広がって行ったという作品。
全体にわたって抑えめの表現だけれど、ところどころ笑いもあり、身体がリズムを刻むところもあり、悲しみの中にも、熱さが心に広がっていった。
音楽のパワーってすごいな。
リチャード・ジェンキンスの芝居も凄い。
ラストシーンのウォルターは、むちゃくちゃかっこいい。
「扉をたたく人」。ジャンベをたたいて、扉をたたいて、大きく開け!
心が震える感動だった。

春が来た

投稿日

2009/09/28

レビュアー

エロエロ大魔神

ええ話じゃないですか〜感動しました!
ちなみに俺は深夜、民家の扉をたたいてダッシュで撤退!

どんでん返し

投稿日

2010/11/26

レビュアー

勇光

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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妻をなくして元気を失い、惰性で生きているだけの裕福な老教授がアメリカ人。これと知り合うシリア人の若い男とセネガル人の若い女は米国に不法滞在しながらも賢明に未来を切り開こうと頑張っている。老教授はピアノを習っていたが、年とってるのでうまくなれず、なんども講師を変えていたのだが、シリア人にジャンベという太鼓の叩き方を教わって楽しくなる。老教授とシリア人は仲良くなり、公園で演奏したりして、老教授は失っていた命の躍動を取り戻す。
なのに、そのシリア人は不法滞在が発覚して収監されてしまう。
これを助ける方法はみつからない。
そこに現れたシリア人の母親は中年であるが美人であり、その夫はすでに他界している。

ここまできたら、結末は見えたようなもの。
老教授とシリア人の母が結婚すれば、シリア人の母は米国の市民権を得られる。そうなれば、その息子も市民権を得られ、移民局の施設から出られる。そうなれば、セネガル人の女も、これと結婚して米国の市民権を得られる。

案の定、老教授はシリア人の母と親しくなり、一緒にオペラ座の怪人を観たりするし、老教授のベッドにシリア人の母がもぐり込む。
が、なぜか、二人の関係はそこまでで終わり。シリア人の息子は強制送還となり、その母も息子のあとを追って帰国。

えっ、またまた、そんなにじらせておいて、結局は結婚するんだろう・・・と思いきや、そうではなかった。

ラストシーンは駅のホーム。
怒りを込めて太鼓を叩く老教授の、その太鼓の技と音色がすごい。
これは、太鼓を聞かせるためにつくった映画だったのか、と気づく。
ドラマ的には、イイどんでん返しになっていたし、米国政府の偏執的な対応への批判も、これによって増幅されている。

鳴らせ

投稿日

2010/11/22

レビュアー

ビンス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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妻に先立たれた大学教授。
その悲しみは癒えず。
彼もまた、妻が亡くなった時に死んでしまったのかもしれない。
ただ、生きていた。
心とは裏腹に電池がなくなるまで自動で動き続ける体。
その体にただ乗っかっている心。
妻はピアニストだった。
彼女のことを思い出すため。
彼女に触れるために、大学教授はピアノを習う。
しかし、彼の奏でている音色は過去へしか響かない。
内側にこもるだけ。
その音色は自分さえも鼓舞できない。
そんな大学教授がひょんなことからアフリカのドラムであるジャンベ奏者と出会い、次第に彼らと彼らの奏でる音色に惹かれていく。
移民問題を絡めたここからの展開はやりきれなさが残る。
超大国アメリカは素晴らしいものをたくさん作り上げると同時に、素晴らしくないものもたくさん作り上げる。
素晴らしいものたくさん。
たくさんあれば当たり前のように「影」も同じだけある。
同じ人間であること。
家族であること。
友人であること。
「ひょんなこと」から紡がれた関係は、いつしか「解けることのない強い一本の綱」のように強固になる。
自分にさえも目を向けなかった大学教授は彼らとの交流から、自分にもそして他人にも目を向けれるようになる。
取り戻す。
血が通った素晴らしい感触が蘇る。
生きているということの温度を感じられるようになる。
ジャンベを習い。
ジャンベを奏で。
彼は鳴らす。
彼を鳴らす。
鳴らせ。
生きている感情を鳴らせ。
ジャンベを奏でるようになってからの彼の音は、前しか向いてない。
外にしか向けられていない。
奏でる。
鳴らす。
響く。
放つ。
喜びも悲しみも全ての「自分」を、彼は鳴らし続ける。

11〜 15件 / 全79件