俺たちに明日はない / フェイ・ダナウェイ
俺たちに明日はない
/アーサー・ペン
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(58)
解説・ストーリー
不況時代のアメリカ30年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描いた、アメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。ケチな自動車泥棒だったクライドは、気の強いウェイトレスの娘ボニーと運命的に出会い、コンビを組んで強盗をやりはじめる。二人は順調に犯行を重ねていくが……。アカデミー二部門を受賞(助演女優賞エステル・パーソンズと撮影賞)した。
不況時代のアメリカ30年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描いた、アメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。ケチな自動車泥棒だったクライドは、気の強いウェイトレスの娘ボニーと運命的に出会い、コンビを組んで強盗をやりはじめる。二人は順調に犯行を重ねていくが……。アカデミー二部門を受賞(助演女優賞エステル・パーソンズと撮影賞)した。
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「俺たちに明日はない」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
不況時代のアメリカ30年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描いた、アメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。ケチな自動車泥棒だったクライドは、気の強いウェイトレスの娘ボニーと運命的に出会い、コンビを組んで強盗をやりはじめる。二人は順調に犯行を重ねていくが……。アカデミー二部門を受賞(助演女優賞エステル・パーソンズと撮影賞)した。
「俺たちに明日はない」 の作品情報
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俺たちに明日はない
不況時代のアメリカ30年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描いた、アメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。ケチな自動車泥棒だったクライドは、気の強いウェイトレスの娘ボニーと運命的に出会い、コンビを組んで強盗をやりはじめる。二人は順調に犯行を重ねていくが……。アカデミー二部門を受賞(助演女優賞エステル・パーソンズと撮影賞)した。
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105分 |
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DLR01026 |
2002年10月31日 |
在庫枚数 |
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俺たちに明日はない デジタルリマスター版
不況時代のアメリカ30年代に実在した男女二人組の強盗、ボニーとクライドの凄絶な生きざまを描いた、アメリカン・ニューシネマの先駆け的作品。ケチな自動車泥棒だったクライドは、気の強いウェイトレスの娘ボニーと運命的に出会い、コンビを組んで強盗をやりはじめる。二人は順調に犯行を重ねていくが……。アカデミー二部門を受賞(助演女優賞エステル・パーソンズと撮影賞)した。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
105分 |
日英 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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DLDR01026 |
2010年02月28日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
11枚 |
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【Blu-ray】俺たちに明日はない(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
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WBRY16798*B |
2009年07月08日
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2位登録者: |
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ユーザーレビュー:58件
『ボニー&クライド』
「アメリカン・ニューシネマ」の先駆け的傑作。
子供の頃のTV放映以来、ン十年ぶりの再見となった。
当時の記憶に強烈なのは、序盤の「ボニーの脚に絡みつくテレテレのスカート」と、かの有名なラストシーン。
呆れた事に、ラストを待ち焦がれる余り、中盤の記憶が飛んでしまったきらいがある。
ともあれ、カタブツ田舎娘のアタマには、「無軌道なチンピラの破滅譚」という印象が永く残った。
後年、関連書籍で目にした「インフォマニアのボニーとインポテンツのクライド」情報で、一抹の哀れと、曰く言い難い妖しさを憶えた記憶も有る。
この度の再見で、驚くほど彼らが「愛おしく」感じられたのは、やはりトシのせいだろうか。
時は大恐慌時代、しがないウェイトレスのボニーもケチな自動車泥棒のクライドも、立派な「負け組」である。
這い上がろうにも無理な世の中。
しかし、荒みきった社会を「見返す」なぞ後付けで、男は女にイイトコを見せる為犯罪に走り、女はワルくてカッコイイ男の勢いに吸い寄せられる。
行き当たりばったりの強盗、予期せぬ(ちょっと考えれば分かりそうなものなのだが)殺人、警察に追われ逃げまわる日々。
権力から忌み嫌われ、庶民的には「義賊」視され、自身もヒーロー然と有頂天になる稚拙さ加減。
その「有頂天」の陰に、とんでも無く暗鬱な「不安」を抱え込み、イラだつふたり。
得意げに詩を披露するボニーと、下手なそれにいちいち感激するクライドに漂う、ほんのひとときの安らぎ。
母との別れを惜しむボニーの哀しみ、「大丈夫」と大口を叩くクライドのカラ元気。
自分たちには絶対に、確実に「破滅」が待っているのを知っていて、あの場で車を停めたのも「確信」があったんじゃ無いか、などと推測したりもするのである。
一瞬目を上げるボニー、大音響と共に終わりを告げる「青春」。
文句無しのラスト。
蜂の巣のふたりを無言で見下ろす「権力」の図に、死者への尊厳が僅かに感じられたのが救いだった。
ウォーレン・ベィティもジ―ン・ハックマンもエステル・パーソンズも、そしてマイケル・J・ポラードも素晴らしかった。
でも、やはり一番はフェイ・ダナウェイ。
このカッコ良さには、しびれた。
ビジネス的思惑もあろうけど、原題『ボニー&クライド』の方が断然良かったような気がする。
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いい時代の映画でした
投稿日:2013/06/15
レビュアー:趣味は洋画
この作品に必ずといっていいほど付くのが‘アメリカン・ニューシネマ’という言葉です。
1960年代後半からの作品群で、反体制的な若者の心情を綴った映画とか、アンチヒーロー、ハッピーエンドの回避、低予算映画、といった言葉も歩調を合わせるように聞こえてきます。 そして69年「真夜中のカウボーイ」でアカデミー作品賞を受賞するまでになるのですが...
この‘アメリカン・ニューシネマ’という言語、ジャーナリズムから生まれた言葉で、実態は無いに等しい気もします。従って定義も存在しないのでは...76年「タクシー・ドライバー」をもって‘ニューシネマ’なる言葉は自然消滅したようですが...
しかし、個人的には、「この時代」に愛着を感じています。 わたくしごとですが、洋画に興味をもちはじめたのが1964年頃で、以後、1978年頃までの14年間は、映画館通いが続いたものです。 この間に観た作品は印象深いものが多く(自分も多感なとき?)、今でもリピーターとして新鮮な気持ちで観る機会が多いわけです。
さて本作の見どころは、やはり「死のバレエ」と形容されたラストシーンでしょう。 87発の銃弾を受けながら、ボニー(F・ダナウェイ)とクライド(W・ベイティ)の二人が死んでいく壮絶な場面です。(ハイスピード撮影の効果)
ストーリーそのものはいたって単調なのですが、映画のもつ‘あらゆる表現力’によって、この作品は多くの映画ファンの支持を受けたのです。
そして、‘アメリカン・ニューシネマ’という言葉がでてきたのも、作品公開後から、かなりの日数が経過してからでした。
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因果応報
投稿日:2013/04/19
レビュアー:しづちゃん
ボニーとクライドの出会いから始まり、二人はスリルを求めて銀行強盗の旅にでる。
殺しさえしていなければ逃げられると思っているのか、一人殺してから「もう、逃げられない」と言う台詞。
彼等なりにポリシーはあるようで、農夫のお金までは取ろうとしなかった。後に一緒になった兄夫婦の兄嫁の煩いこと。
ボニーがヒステリックになる気持ちがよ〜〜〜〜〜く理解できる。ぎゃ〜ぎゃ〜騒いだからどうなるってものじゃないのにね。
二人の最初の仲間になった男の父親が密告して殺されてしまうのですが…そこまでやらなくてもいいだろうにと思う程に弾を撃ち込まれる。
ヤクザ映画なんて目じゃない程の壮絶さ。一番残酷なのは警察官なのではないのかと思う一場面でした。
教訓…悪い事をしたら必ず罰を受ける。
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引立て役の似合う男 ウォーレン・ベイティー
実在のギャングだからこそなのか、ドンパチやるカッコいいギャング映画にはなっていません。古いフィルムだからなのか色褪せして綺麗です。カメラの動き・音楽とも激しくなく、のんびり観られますが、ストリートは実話なのでそれなりに重みがあります。
ギャングにしては素人っぽさがあり、それが観客に親近感を持たせるのと同時に、物語の展開に面白味を加わえているように思います。表情を大切にする映画のようで、特にボニー役のフェイ・ダナウェイは、初めのシーンに登場しラストまで、物語に間を持たせる事なく「素の自分」と「偽りの自分」を、表情で演じ分けたり、気分を動きだけで、上手に表現していたように思います。
【ネタバレ】【ネタバレ】
出だしのコミカルなバンジョーの音楽が、初めは楽しげな印象を与えていたのに、ストーリーが進むにつれ全く逆の効果を生み「このままでいいのだろうか」という迷いを感じさせていたように思います。もし意図して使っていたのであれば、製作者のセンスの良さに感服してしまいます。
ボニーの母親の言葉は観ている私の心にも強く響きました。逃走中に水を貰いに行く三人は、傷ついた子犬のように哀れでした。二人が読んでいた新聞紙が、風に吹かれて二枚寄り添い離れていくのは、二人の最期を暗示しているかのようでした。
最後の銃声は私の心までも、現実に引き戻されるような衝撃でした。そしてカメラも同様に、銃創の残る車から、二人を写す事なく、静かに現実を映し出しているかのようでした。
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美しい生き方
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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映画としては、思った以上にとてもおもしろかった。
ラストシーンの評価が高いのも納得。
名作といわれるのも、当然か。
ビーティーはパッケージの絵なんかよりもずっと知的でかっこいい。
しかし、野暮を承知で少し書いてみたい。
あくまで犯罪者である彼らにこうも感情移入できる、自分を含めた多くの人たちが、実際の犯罪が起きれば、犯罪者を犯罪者としてしかみない。犯罪者には犯罪者の人生があり、それぞれのそこに至る過程があるということを、考えなくなってしまうのは不思議なことだ。
もしこの映画で、殺された警官の遺族の悲しみ、いわゆる被害者の視点が描かれていれば、話はまったく違ってくるだろう。
自分勝手な都合で他人が汗水垂らして稼いだ金をかすめ取り浪費する。場合によっては、人を殺すこともある。殺されたのが自分の家族だったら?
みんな実際の犯罪については、そう言うだろう。
映画はそこらへんの問題をうまく避けて、ボニー&クライドの刹那的な生き方、その疾走感をテーマに描いている。クライドはそれほど極悪人という印象ではない。人間的で愛すべき人物のように思える。
反社会的であれ、そこには人に憧れを抱かせる何かがある。
映画では憧れられる生き方が、現実世界では、非難され、蔑視されるということがなんとも不思議だと感じられる。
それはたぶん、映画ではフィクションとして生き方に美しさが求められるのに対して、現実世界では生き方自体の美的要素ということにさほど価値が置かれていないということなんだろう。生活、安定が第一だ、そういう風に考えるように、教育されている。
他人に迷惑をかけようが、破滅的であろうが、美しい生き方こそ価値がある。
そういう価値観もある。
それを貫ける人は、ほとんどいないが。
映画としての個人的評価は☆4。
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ユーザーレビュー
『ボニー&クライド』
投稿日
2015/02/22
レビュアー
まりこ
「アメリカン・ニューシネマ」の先駆け的傑作。
子供の頃のTV放映以来、ン十年ぶりの再見となった。
当時の記憶に強烈なのは、序盤の「ボニーの脚に絡みつくテレテレのスカート」と、かの有名なラストシーン。
呆れた事に、ラストを待ち焦がれる余り、中盤の記憶が飛んでしまったきらいがある。
ともあれ、カタブツ田舎娘のアタマには、「無軌道なチンピラの破滅譚」という印象が永く残った。
後年、関連書籍で目にした「インフォマニアのボニーとインポテンツのクライド」情報で、一抹の哀れと、曰く言い難い妖しさを憶えた記憶も有る。
この度の再見で、驚くほど彼らが「愛おしく」感じられたのは、やはりトシのせいだろうか。
時は大恐慌時代、しがないウェイトレスのボニーもケチな自動車泥棒のクライドも、立派な「負け組」である。
這い上がろうにも無理な世の中。
しかし、荒みきった社会を「見返す」なぞ後付けで、男は女にイイトコを見せる為犯罪に走り、女はワルくてカッコイイ男の勢いに吸い寄せられる。
行き当たりばったりの強盗、予期せぬ(ちょっと考えれば分かりそうなものなのだが)殺人、警察に追われ逃げまわる日々。
権力から忌み嫌われ、庶民的には「義賊」視され、自身もヒーロー然と有頂天になる稚拙さ加減。
その「有頂天」の陰に、とんでも無く暗鬱な「不安」を抱え込み、イラだつふたり。
得意げに詩を披露するボニーと、下手なそれにいちいち感激するクライドに漂う、ほんのひとときの安らぎ。
母との別れを惜しむボニーの哀しみ、「大丈夫」と大口を叩くクライドのカラ元気。
自分たちには絶対に、確実に「破滅」が待っているのを知っていて、あの場で車を停めたのも「確信」があったんじゃ無いか、などと推測したりもするのである。
一瞬目を上げるボニー、大音響と共に終わりを告げる「青春」。
文句無しのラスト。
蜂の巣のふたりを無言で見下ろす「権力」の図に、死者への尊厳が僅かに感じられたのが救いだった。
ウォーレン・ベィティもジ―ン・ハックマンもエステル・パーソンズも、そしてマイケル・J・ポラードも素晴らしかった。
でも、やはり一番はフェイ・ダナウェイ。
このカッコ良さには、しびれた。
ビジネス的思惑もあろうけど、原題『ボニー&クライド』の方が断然良かったような気がする。
いい時代の映画でした
投稿日
2013/06/15
レビュアー
趣味は洋画
この作品に必ずといっていいほど付くのが‘アメリカン・ニューシネマ’という言葉です。
1960年代後半からの作品群で、反体制的な若者の心情を綴った映画とか、アンチヒーロー、ハッピーエンドの回避、低予算映画、といった言葉も歩調を合わせるように聞こえてきます。 そして69年「真夜中のカウボーイ」でアカデミー作品賞を受賞するまでになるのですが...
この‘アメリカン・ニューシネマ’という言語、ジャーナリズムから生まれた言葉で、実態は無いに等しい気もします。従って定義も存在しないのでは...76年「タクシー・ドライバー」をもって‘ニューシネマ’なる言葉は自然消滅したようですが...
しかし、個人的には、「この時代」に愛着を感じています。 わたくしごとですが、洋画に興味をもちはじめたのが1964年頃で、以後、1978年頃までの14年間は、映画館通いが続いたものです。 この間に観た作品は印象深いものが多く(自分も多感なとき?)、今でもリピーターとして新鮮な気持ちで観る機会が多いわけです。
さて本作の見どころは、やはり「死のバレエ」と形容されたラストシーンでしょう。 87発の銃弾を受けながら、ボニー(F・ダナウェイ)とクライド(W・ベイティ)の二人が死んでいく壮絶な場面です。(ハイスピード撮影の効果)
ストーリーそのものはいたって単調なのですが、映画のもつ‘あらゆる表現力’によって、この作品は多くの映画ファンの支持を受けたのです。
そして、‘アメリカン・ニューシネマ’という言葉がでてきたのも、作品公開後から、かなりの日数が経過してからでした。
因果応報
投稿日
2013/04/19
レビュアー
しづちゃん
ボニーとクライドの出会いから始まり、二人はスリルを求めて銀行強盗の旅にでる。
殺しさえしていなければ逃げられると思っているのか、一人殺してから「もう、逃げられない」と言う台詞。
彼等なりにポリシーはあるようで、農夫のお金までは取ろうとしなかった。後に一緒になった兄夫婦の兄嫁の煩いこと。
ボニーがヒステリックになる気持ちがよ〜〜〜〜〜く理解できる。ぎゃ〜ぎゃ〜騒いだからどうなるってものじゃないのにね。
二人の最初の仲間になった男の父親が密告して殺されてしまうのですが…そこまでやらなくてもいいだろうにと思う程に弾を撃ち込まれる。
ヤクザ映画なんて目じゃない程の壮絶さ。一番残酷なのは警察官なのではないのかと思う一場面でした。
教訓…悪い事をしたら必ず罰を受ける。
引立て役の似合う男 ウォーレン・ベイティー
投稿日
2008/11/29
レビュアー
(` ♭゜ ´)y⌒・
実在のギャングだからこそなのか、ドンパチやるカッコいいギャング映画にはなっていません。古いフィルムだからなのか色褪せして綺麗です。カメラの動き・音楽とも激しくなく、のんびり観られますが、ストリートは実話なのでそれなりに重みがあります。
ギャングにしては素人っぽさがあり、それが観客に親近感を持たせるのと同時に、物語の展開に面白味を加わえているように思います。表情を大切にする映画のようで、特にボニー役のフェイ・ダナウェイは、初めのシーンに登場しラストまで、物語に間を持たせる事なく「素の自分」と「偽りの自分」を、表情で演じ分けたり、気分を動きだけで、上手に表現していたように思います。
【ネタバレ】【ネタバレ】
出だしのコミカルなバンジョーの音楽が、初めは楽しげな印象を与えていたのに、ストーリーが進むにつれ全く逆の効果を生み「このままでいいのだろうか」という迷いを感じさせていたように思います。もし意図して使っていたのであれば、製作者のセンスの良さに感服してしまいます。
ボニーの母親の言葉は観ている私の心にも強く響きました。逃走中に水を貰いに行く三人は、傷ついた子犬のように哀れでした。二人が読んでいた新聞紙が、風に吹かれて二枚寄り添い離れていくのは、二人の最期を暗示しているかのようでした。
最後の銃声は私の心までも、現実に引き戻されるような衝撃でした。そしてカメラも同様に、銃創の残る車から、二人を写す事なく、静かに現実を映し出しているかのようでした。
美しい生き方
投稿日
2006/08/23
レビュアー
フマ吉
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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映画としては、思った以上にとてもおもしろかった。
ラストシーンの評価が高いのも納得。
名作といわれるのも、当然か。
ビーティーはパッケージの絵なんかよりもずっと知的でかっこいい。
しかし、野暮を承知で少し書いてみたい。
あくまで犯罪者である彼らにこうも感情移入できる、自分を含めた多くの人たちが、実際の犯罪が起きれば、犯罪者を犯罪者としてしかみない。犯罪者には犯罪者の人生があり、それぞれのそこに至る過程があるということを、考えなくなってしまうのは不思議なことだ。
もしこの映画で、殺された警官の遺族の悲しみ、いわゆる被害者の視点が描かれていれば、話はまったく違ってくるだろう。
自分勝手な都合で他人が汗水垂らして稼いだ金をかすめ取り浪費する。場合によっては、人を殺すこともある。殺されたのが自分の家族だったら?
みんな実際の犯罪については、そう言うだろう。
映画はそこらへんの問題をうまく避けて、ボニー&クライドの刹那的な生き方、その疾走感をテーマに描いている。クライドはそれほど極悪人という印象ではない。人間的で愛すべき人物のように思える。
反社会的であれ、そこには人に憧れを抱かせる何かがある。
映画では憧れられる生き方が、現実世界では、非難され、蔑視されるということがなんとも不思議だと感じられる。
それはたぶん、映画ではフィクションとして生き方に美しさが求められるのに対して、現実世界では生き方自体の美的要素ということにさほど価値が置かれていないということなんだろう。生活、安定が第一だ、そういう風に考えるように、教育されている。
他人に迷惑をかけようが、破滅的であろうが、美しい生き方こそ価値がある。
そういう価値観もある。
それを貫ける人は、ほとんどいないが。
映画としての個人的評価は☆4。
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