JUNO/ジュノ

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JUNO/ジュノ / エレン・ペイジ

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「JUNO/ジュノ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

わずか16歳にして予期せぬ妊娠という事態に直面したヒロインが、中絶や養子縁組といった選択肢に揺れ動きながらも、子供が生まれるまでの9ヵ月間を悩み抜く中で自らの答えを見出していく姿を、ユーモアを織り交ぜ等身大に描いたコメディ・ドラマ。主演は「ハード キャンディ」で注目を集めたカナダ出身の実力派若手女優エレン・ペイジ。共演に「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のマイケル・セラ。監督は「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン。また、これがデビュー作という脚本のディアブロ・コディが各方面から絶賛され、みごとアカデミー賞脚本賞を受賞。 JAN:4988142297082

「JUNO/ジュノ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2007年
原題: JUNO
受賞記録: 2007年 アカデミー賞 脚本賞

「JUNO/ジュノ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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11〜 15件 / 全226件

上手過ぎて感動できない? ネタバレ

投稿日:2008/11/30 レビュアー:忙中有閑

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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これは凄い映画を観たと久々に「感激」しました。「感動」とは少し違うんですが、とにかく脚本が素晴らしいのです。登場人物が結構多いのに一人一人のキャラクター設定に無駄が無く、全てがこのドラマを構成する上で必要十分な出番とセリフを担い、一人も「明白な」善玉、悪玉も登場させず、劇的な事件も不自然な偶然も使わずに、十分ドラマチックなオハナシになってます。
また一人一人の役者全員が実に上手いんだなぁ。名前知ってたのはジェニファー・ガーナーとアリソン・ジャネイだけだったけど、ジェニファーはアクション映画よりよっぽど良かったし、アリソンも「ホワイトハウス」より魅力的だった。JUNO演った娘なんか天才的ですね(ほめだすとキリが無い)。つまり演出も上手いのでしょうね。
その上でこの映画のテーマ性には唸ります。何処にでもいそうな一人の女子高校生の「恋愛」「セックス」「妊娠」「出産」を通して「夫婦」「親子」「友達」など基本的「人間関係」について考えさせるというだけなら、まぁ「良い映画」程度の評価でしょう。しかしこの映画に私が「感激」したのにはさらに2つの理由があります。
先ず「恋愛」「結婚」「セックス」「妊娠」「出産」そして「親子愛」を完全に「順不同」にしてみせることで、その「関係性」を一旦否定しておいてから、あらためてその「意味」を問うという、かなりの「離れ業」を実に自然にやってのけている点です。JUNOの「セックス」は「恋愛」も「結婚」も前提にしていないし、継母の愛も里親の赤ん坊への愛も「出産」を前提にしていない。「妊娠」しても即座に「堕胎」も「里親」も用意されていて、「出産」も「親子愛」も前提としない。それは全く「アメリカ的」どころか日本でも、世界中で「自然に」行われているけれど、この映画の何とも軽妙でユーモラスな前半の展開で、少しづつ「違和感」を醸し出して行く。上手いなぁと思いましたね。
そして何より私がこの映画に「感激」したのは、「妊娠」「出産」を経験出来ない「男という性」にとっての「子供への愛」の複雑、怪奇さと、その故に男が「産む性」としての「女」に対して抱く微妙な違和感と愛惜という、これまで殆ど描かれたことが無いテーマにまで踏み込んで、JUNOの父親、妊娠させたカレ氏、そして土壇場で里親(父親)になることから逃げ出した男、3人の見事な対比として描き切っている点です。
上手い、上手いとほめ過ぎたですが、上手過ぎて感動できないという映画もあるんです、私にとっては。

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エレン・ペイジはかなりいい。 ネタバレ

投稿日:2008/11/25 レビュアー:MonPetit

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ハードキャンディでお気に入りになたったエレン・ペイジ。今度は16歳での妊婦
役とのことでとても楽しみにしていた作品。この子は本当に表情が豊かで何種
類もの顔をする。ハードキャンディと本作で通じるものがありすでにこれがエレン
・ペイジだという存在感も確立している感がある。今後もどんな作品に出て行くの
かとても楽しみだ。

JUCEさんもご指摘の通り、赤いパーカーは完全にハードキャンディを意識して
いてちょっとしたメッセージなのかもしれない。赤いパーカーをかぶっての後ろ
からのショットはまさにハードキャンディそのままだった。

本作の一番の印象は日本とアメリカの違い。日本では間違いなくこうはいかない
妊娠してしまった本人もさることながら周りの人たちが素晴らしくこれがなければ
無事に出産することも不可能だったわけだ。天真爛漫で深く考えていないように
も見えるが、決してそうではないという部分もうまく表現されていた。どんな状況
であれ自分の子供を愛してないわけはなのだから。それをあくまでも軽く少なめ
の言葉でさらっといくところがいいのかもしれない。

JUNOという名前の由来もなかなかよかった。

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キャラメルコーン

投稿日:2008/11/13 レビュアー:BIN

サクサク、サクサク、
ほどよく甘く、ほどよく軽く、
オマケのピーナッツが味のアクセント。

観る前には、きっと苦虫の1匹や2匹噛みつぶす気分になるだろう、
と思っていたのですが、意外なキャラメルコーンでありました。

母になる日を待ち望んで来たその手の、
わが子を胸に抱く優しさには、
キャラメルコーン食べる手も止まり、
思ってもいなかった涙が流れてしまいました。

そうなってしまったのは仕方ない。
誰だって、”もし、もし”の時の答えを準備なんてしていない。

ジュノだって始まりの真っ暗にしては・・、
なんて思っていないはず。
ずっと頭の中には消えないものが残る。
何も無かったあの日と決して同じにはなれない。
280日抱えてきた重さと思い。
明日から流す涙の味が違ってくる。

そうなってしまったのは仕方ない、が・・。
口当たりのいいキャラメルコーンのひと袋
胸に残ったのは甘さだけではなさそうです。

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ジュノってすごくピュアな女の子なんです

投稿日:2008/11/11 レビュアー:ムーミンママ

10代でセックスして、妊娠・・・
私もティーンエイジャーを持つ(男の子ですが)母ですから、
もちろんそんなのとんでもない!!と思っています。

そんなことをするのは、どんなスレた女の子かと思ったら
このジュノは全然違うんですね。
少し冷めたところはあるけれど、ピュアすぎるくらいピュアな子です。

日本のドラマでも最近では「14歳の母」(これは見ていません)や
古いところでは金八先生なんかでも扱われたテーマです。
金八先生の時代だと妊娠した女の子はふしだらで、親に殴られて・・・
みたいな重い雰囲気だったと思うのですが
なんだかあっけらかんと明るいのはアメリカだから?
それともそんな時代になっちゃったから?

とは言え、産むと決心したジュノを優しく支えるお父さんや継母が
とても良かったです。
ずっと味方でいてくれるお友達も嬉しい存在。
特に継母がジュノを守って超音波技師の女性をやりこめるシーンは
ちょっと感動です。
周りの愛情に包まれているから、あんなにピュアな女の子になったのかな?

赤ちゃんを育み、出産するまでの間に
里親問題や赤ちゃんの父親である彼のことなんかで悩みながらも
家族の愛情を受け止めて、自分にとって何が大切なのか
ジュノが見つかられて良かったな。

なかなか現実ではこんなに上手くいかないかな?とも思いますが
なんだか可愛くて温かいストーリーで楽しめました。


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いろいろあっていい、家族のかたち ネタバレ

投稿日:2008/09/28 レビュアー:パープルローズ

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16歳のジュノは、ボーイフレンドとのたった1度のセックスで妊娠してしまう。
ドラッグストアで妊娠検査薬を買ってトイレで即試してみるシーンから始まるのですが、普通ならこっそり家でやるんじゃないの?と思うところを、ジュノは結果を店員に話している。
彼女には自分の行為を恥じる気持ちや後ろめたさは全くなく、あくまでもオープン。そこが彼女の魅力です。
そして独特のユーモアのセンスと「JUNO語」とでも名付けたいようなあのしゃべり。皮肉を言ってても実は中身はまだまだ子供で、次第にジュノがかわいく思えてくるから不思議です。
ジュノはひとりで中絶手術を受けに行きますが、「赤ちゃんにはもう爪が生えている」といわれて、思いとどまります。
そして、タウン誌で子供の養子縁組を希望しているカップルを探し当てます。この行動力もすごい。自分のことは自分でなんとかしようというジュノ態度には感心しました。

すべての段取りが整ってから、妊娠したことを両親に報告。
最初は驚いた両親も、ジュノをサポートすることにし、お父さんは一緒に養父母候補に会いにいってくれたりするんですが、もし自分の子供に突然妊娠したなんていわれたら、こんな態度がとれるだろうかと考えてしましました。
ジュノの母親は継母なんだけど、検診の時にジュノを侮辱するような言葉をはいた検査技師にははっきりと言い返すところなんか、すごく立派。

さて、養父母候補のマークとバネッサ。理想のカップルに見えたふたりも実はあまりうまくいっていない。
CM作曲家のマークは音楽やホラー映画の話でジュノと意気投合してしまうのですが、バネッサの方はいい母親になろうと気負うあまり、いつまでも大人になれない自分の夫の態度が許せない。(私もちょっと許せない、この男。)
バネッサを演じるのはジェニファー・ガーナーですが、私がいちばん感情移入してしまったのはこのキャラクター。子供を持ちたいと切望しながらも、それがかなわない苦悩。自分が産んでもいないのに、子供を持とうとすることへの後ろめたさ、不安。ジュノのお腹に手をあてて、赤ちゃんに話しかけるシーンはとてもよかったです。大丈夫、あなたはきっといい母親になれるよ、とバネッサに言ってあげたくました。

血統を重んじ、養子縁組が一般的でない日本の感覚では、受け入れ難い部分もあるでしょう。
特にジュノが出産後、産んだ子供に執着することもなくあっさりと養子にだし、自分は元通りの生活にもどってゆくあたり、「産みっぱなしで何も感じないの?母性はないの?」と思う人もいるでしょう。
でも、私はこういう形もありかなと思います。精神的にも経済的にも自立していなくて、子供を育てることなど無理だと始めからわかっているのに、自分で育てることに固執しても、子供は幸せになれません。
母性というものも、生まれながらに備わっているものではなくて、子供と日々過ごすことによって徐々にできあがってゆくものだと思っています。
ジュノとボーイフレンドのポーリーは、今は親になることはできなかった。だけど、お互いを大切にしながら大人になって、時期がきたら子供を持ち、愛情を注いでほしい。家族にはいろんな形があっていいんだと思いました。

とはいうものの、ティーンエージャーの妊娠出産にはやはりあまり賛成できませんし、自分の子供がもし妊娠したらきっと産めとはいえないだろうなあ。
ひらりさんが「子供と一緒に見て、いろいろ話し合うのもいい。」といっておられますが、それさえなかなかできないのが現状。DVDは渡しましたが。

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JUNO/ジュノ

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上手過ぎて感動できない?

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2008/11/30

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これは凄い映画を観たと久々に「感激」しました。「感動」とは少し違うんですが、とにかく脚本が素晴らしいのです。登場人物が結構多いのに一人一人のキャラクター設定に無駄が無く、全てがこのドラマを構成する上で必要十分な出番とセリフを担い、一人も「明白な」善玉、悪玉も登場させず、劇的な事件も不自然な偶然も使わずに、十分ドラマチックなオハナシになってます。
また一人一人の役者全員が実に上手いんだなぁ。名前知ってたのはジェニファー・ガーナーとアリソン・ジャネイだけだったけど、ジェニファーはアクション映画よりよっぽど良かったし、アリソンも「ホワイトハウス」より魅力的だった。JUNO演った娘なんか天才的ですね(ほめだすとキリが無い)。つまり演出も上手いのでしょうね。
その上でこの映画のテーマ性には唸ります。何処にでもいそうな一人の女子高校生の「恋愛」「セックス」「妊娠」「出産」を通して「夫婦」「親子」「友達」など基本的「人間関係」について考えさせるというだけなら、まぁ「良い映画」程度の評価でしょう。しかしこの映画に私が「感激」したのにはさらに2つの理由があります。
先ず「恋愛」「結婚」「セックス」「妊娠」「出産」そして「親子愛」を完全に「順不同」にしてみせることで、その「関係性」を一旦否定しておいてから、あらためてその「意味」を問うという、かなりの「離れ業」を実に自然にやってのけている点です。JUNOの「セックス」は「恋愛」も「結婚」も前提にしていないし、継母の愛も里親の赤ん坊への愛も「出産」を前提にしていない。「妊娠」しても即座に「堕胎」も「里親」も用意されていて、「出産」も「親子愛」も前提としない。それは全く「アメリカ的」どころか日本でも、世界中で「自然に」行われているけれど、この映画の何とも軽妙でユーモラスな前半の展開で、少しづつ「違和感」を醸し出して行く。上手いなぁと思いましたね。
そして何より私がこの映画に「感激」したのは、「妊娠」「出産」を経験出来ない「男という性」にとっての「子供への愛」の複雑、怪奇さと、その故に男が「産む性」としての「女」に対して抱く微妙な違和感と愛惜という、これまで殆ど描かれたことが無いテーマにまで踏み込んで、JUNOの父親、妊娠させたカレ氏、そして土壇場で里親(父親)になることから逃げ出した男、3人の見事な対比として描き切っている点です。
上手い、上手いとほめ過ぎたですが、上手過ぎて感動できないという映画もあるんです、私にとっては。

エレン・ペイジはかなりいい。

投稿日

2008/11/25

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MonPetit

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ハードキャンディでお気に入りになたったエレン・ペイジ。今度は16歳での妊婦
役とのことでとても楽しみにしていた作品。この子は本当に表情が豊かで何種
類もの顔をする。ハードキャンディと本作で通じるものがありすでにこれがエレン
・ペイジだという存在感も確立している感がある。今後もどんな作品に出て行くの
かとても楽しみだ。

JUCEさんもご指摘の通り、赤いパーカーは完全にハードキャンディを意識して
いてちょっとしたメッセージなのかもしれない。赤いパーカーをかぶっての後ろ
からのショットはまさにハードキャンディそのままだった。

本作の一番の印象は日本とアメリカの違い。日本では間違いなくこうはいかない
妊娠してしまった本人もさることながら周りの人たちが素晴らしくこれがなければ
無事に出産することも不可能だったわけだ。天真爛漫で深く考えていないように
も見えるが、決してそうではないという部分もうまく表現されていた。どんな状況
であれ自分の子供を愛してないわけはなのだから。それをあくまでも軽く少なめ
の言葉でさらっといくところがいいのかもしれない。

JUNOという名前の由来もなかなかよかった。

キャラメルコーン

投稿日

2008/11/13

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BIN

サクサク、サクサク、
ほどよく甘く、ほどよく軽く、
オマケのピーナッツが味のアクセント。

観る前には、きっと苦虫の1匹や2匹噛みつぶす気分になるだろう、
と思っていたのですが、意外なキャラメルコーンでありました。

母になる日を待ち望んで来たその手の、
わが子を胸に抱く優しさには、
キャラメルコーン食べる手も止まり、
思ってもいなかった涙が流れてしまいました。

そうなってしまったのは仕方ない。
誰だって、”もし、もし”の時の答えを準備なんてしていない。

ジュノだって始まりの真っ暗にしては・・、
なんて思っていないはず。
ずっと頭の中には消えないものが残る。
何も無かったあの日と決して同じにはなれない。
280日抱えてきた重さと思い。
明日から流す涙の味が違ってくる。

そうなってしまったのは仕方ない、が・・。
口当たりのいいキャラメルコーンのひと袋
胸に残ったのは甘さだけではなさそうです。

ジュノってすごくピュアな女の子なんです

投稿日

2008/11/11

レビュアー

ムーミンママ

10代でセックスして、妊娠・・・
私もティーンエイジャーを持つ(男の子ですが)母ですから、
もちろんそんなのとんでもない!!と思っています。

そんなことをするのは、どんなスレた女の子かと思ったら
このジュノは全然違うんですね。
少し冷めたところはあるけれど、ピュアすぎるくらいピュアな子です。

日本のドラマでも最近では「14歳の母」(これは見ていません)や
古いところでは金八先生なんかでも扱われたテーマです。
金八先生の時代だと妊娠した女の子はふしだらで、親に殴られて・・・
みたいな重い雰囲気だったと思うのですが
なんだかあっけらかんと明るいのはアメリカだから?
それともそんな時代になっちゃったから?

とは言え、産むと決心したジュノを優しく支えるお父さんや継母が
とても良かったです。
ずっと味方でいてくれるお友達も嬉しい存在。
特に継母がジュノを守って超音波技師の女性をやりこめるシーンは
ちょっと感動です。
周りの愛情に包まれているから、あんなにピュアな女の子になったのかな?

赤ちゃんを育み、出産するまでの間に
里親問題や赤ちゃんの父親である彼のことなんかで悩みながらも
家族の愛情を受け止めて、自分にとって何が大切なのか
ジュノが見つかられて良かったな。

なかなか現実ではこんなに上手くいかないかな?とも思いますが
なんだか可愛くて温かいストーリーで楽しめました。


いろいろあっていい、家族のかたち

投稿日

2008/09/28

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パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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16歳のジュノは、ボーイフレンドとのたった1度のセックスで妊娠してしまう。
ドラッグストアで妊娠検査薬を買ってトイレで即試してみるシーンから始まるのですが、普通ならこっそり家でやるんじゃないの?と思うところを、ジュノは結果を店員に話している。
彼女には自分の行為を恥じる気持ちや後ろめたさは全くなく、あくまでもオープン。そこが彼女の魅力です。
そして独特のユーモアのセンスと「JUNO語」とでも名付けたいようなあのしゃべり。皮肉を言ってても実は中身はまだまだ子供で、次第にジュノがかわいく思えてくるから不思議です。
ジュノはひとりで中絶手術を受けに行きますが、「赤ちゃんにはもう爪が生えている」といわれて、思いとどまります。
そして、タウン誌で子供の養子縁組を希望しているカップルを探し当てます。この行動力もすごい。自分のことは自分でなんとかしようというジュノ態度には感心しました。

すべての段取りが整ってから、妊娠したことを両親に報告。
最初は驚いた両親も、ジュノをサポートすることにし、お父さんは一緒に養父母候補に会いにいってくれたりするんですが、もし自分の子供に突然妊娠したなんていわれたら、こんな態度がとれるだろうかと考えてしましました。
ジュノの母親は継母なんだけど、検診の時にジュノを侮辱するような言葉をはいた検査技師にははっきりと言い返すところなんか、すごく立派。

さて、養父母候補のマークとバネッサ。理想のカップルに見えたふたりも実はあまりうまくいっていない。
CM作曲家のマークは音楽やホラー映画の話でジュノと意気投合してしまうのですが、バネッサの方はいい母親になろうと気負うあまり、いつまでも大人になれない自分の夫の態度が許せない。(私もちょっと許せない、この男。)
バネッサを演じるのはジェニファー・ガーナーですが、私がいちばん感情移入してしまったのはこのキャラクター。子供を持ちたいと切望しながらも、それがかなわない苦悩。自分が産んでもいないのに、子供を持とうとすることへの後ろめたさ、不安。ジュノのお腹に手をあてて、赤ちゃんに話しかけるシーンはとてもよかったです。大丈夫、あなたはきっといい母親になれるよ、とバネッサに言ってあげたくました。

血統を重んじ、養子縁組が一般的でない日本の感覚では、受け入れ難い部分もあるでしょう。
特にジュノが出産後、産んだ子供に執着することもなくあっさりと養子にだし、自分は元通りの生活にもどってゆくあたり、「産みっぱなしで何も感じないの?母性はないの?」と思う人もいるでしょう。
でも、私はこういう形もありかなと思います。精神的にも経済的にも自立していなくて、子供を育てることなど無理だと始めからわかっているのに、自分で育てることに固執しても、子供は幸せになれません。
母性というものも、生まれながらに備わっているものではなくて、子供と日々過ごすことによって徐々にできあがってゆくものだと思っています。
ジュノとボーイフレンドのポーリーは、今は親になることはできなかった。だけど、お互いを大切にしながら大人になって、時期がきたら子供を持ち、愛情を注いでほしい。家族にはいろんな形があっていいんだと思いました。

とはいうものの、ティーンエージャーの妊娠出産にはやはりあまり賛成できませんし、自分の子供がもし妊娠したらきっと産めとはいえないだろうなあ。
ひらりさんが「子供と一緒に見て、いろいろ話し合うのもいい。」といっておられますが、それさえなかなかできないのが現状。DVDは渡しましたが。

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