007/ロシアより愛をこめて / ショーン・コネリー
007/ロシアより愛をこめて
/テレンス・ヤング
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(51)
解説・ストーリー
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く。 JAN:9999202330450
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く。 JAN:9999202330450
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「007/ロシアより愛をこめて」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く。 JAN:9999202330450
「007/ロシアより愛をこめて」 の作品情報
「007/ロシアより愛をこめて」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「007/ロシアより愛をこめて」 のシリーズ作品
007/ロシアより愛をこめてのシリーズ商品
007/ロシアより愛をこめて 特別編
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった……。国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GXBR16175 |
2002年12月13日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
2人 |
1人 |
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007/ロシアより愛をこめて 特別編
ソ連の暗号解読機”レクター”を渡すことを条件に亡命を図る女情報員 タチアナ。だが、彼女の背後には犯罪結社スペクターの影がちらつく・・・。イスタンブールに潜入したボンドを待ち受けていたものは・・・!? JAN:9999200248062
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
D*GXBR16175 |
2001年05月25日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚 |
0人 |
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007/ロシアより愛をこめて デジタルリマスター・バージョン
007シリーズの第2作。ソ連の暗号解読機を渡すことを条件にイギリスへの亡命を望むタチアナが、ボンドに接触。その裏には、世界的犯罪組織“スペクター”の恐るべき陰謀があった。音声・映像共にグレードアップしたデジタルリマスター・バージョン。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
日本語英語 |
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//英語 3:ドルビーデジタル//英語 4:ドルビーデジタル//日本語 5:ドルビーデジタル//英(解説)
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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MGBR29249 |
2006年11月22日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
1枚 |
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【Blu-ray】007/ロシアより愛をこめて(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
115分 |
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記番: |
レンタル開始日: |
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MGXR29249*B |
2009年07月01日
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1位登録者: |
2位登録者: |
4枚
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ユーザーレビュー:51件
シリーズの原点 今見ても切れ味の鋭さに驚く
「007 ロシアより愛をこめて」(1963年、英国/米国、カラー、110分)。
テレンス・ヤング監督(1922〜2016)。
同監督、主演コネリーの第1作「ドクター・ノオ」(1962)の翌年に。早くも公開されています。
第1作は、コネリーのボンド・スタイル、ジョン・バリーの音楽など、基礎部分は確立しましたが、娯楽映画としての突出感はなかったと思います。
低予算で作り、探りを入れたのかもしれません。手ごたえを感じた製作側は、高資金を投入し、「ロシアより愛をこめて」の博打を打ったのです。
この第2作の成功なくして、現在までの長期シリーズ化は無かった──そう思うほど、素晴らしい出来です。
【1】娯楽映画としての総体
〇物語の面白さ(原作、脚本) 〇主役の魅力(キャラクター、俳優) 〇悪役たちの魅力(同前) 〇美女(とくに傑出した宝石)
〇その他の脇役(「М」「Q」「マネーペニー」)の個性 〇ロケーション(西欧とソ連、中間のトルコ) 〇音楽(歌とインストルメンタル)
これくらい贅沢要素を、完璧に成功させたのですから、ヒットするのは当然のことだったのかもしれません。
【2】時代を感じる
この映画の公開時、私は子供でしたので、劇場で見ていません。TVの洋画劇場、VHSレンタル、DVDレンタル、セルDVD購入で見てきました。
以下のことを書くのは、後付けの知識による仮想なのです。
現在の「007」は、中高年にとっては、非常に疲れる映画になっています。劇場で見ると、大画面の激しい動きを老眼で追尾できないのです。
映画は有料の娯楽ですから、映画館で苦痛を味わうことは不条理です。アクション映画の劇場鑑賞をやめた理由です。
劇場で絶対見なければ、という映画も、本当に少なくなりました。
最近の映画の、「せせこましい、せわしない、無理な、高速詰め込み感」が苦痛です。
なにか、作り手(監督よりも金銭管理を行う製作側)の閉塞・逼迫感が読めてしまうのです。
「ロシアより愛をこめて」の場合も、当時、製作側の崖・危機感はあったと思うのですが、「おっとり」して余裕を感じます。
本来、映画とは、適度な緊張と緩和によるマッサージ効果をもつものだと思いますが、この作品は、その交代が見事です。
映画時間が、ゆったりしていて、メリハリも大波で寄せ返します。
【3】おもちゃ(CGや秘密兵器)に頼らないスリル
肉体的、演劇的な名場面が多いです。
イスタンブールで、ケリム・ベイ(ペドロ・アルメンダリス)の肩を台にして、ボンドが狙撃する場面。
オリエント急行でのグラント(ロバート・ショウ)の急襲。
ヘリコプターに追われ、走って逃げながら、狙撃し撃墜する場面。
ハッピーエンド感ただようベニスで、ロッテおばさんの急襲。
「Q」の発明した「おもちゃ」も出てきますが、それはアタッシェ・ケース一つで、最も際どいとき効果的に使われます。
【4】この2作目から始まったスタイル
〇タイトル前のポスト・シーン →これが、近年の作では、だんだん長くなる傾向にあります。(この流行、単純な「あたりまえ」感は、本当は、映画らしくなく、好きではありません。)
〇主題歌の導入
〇「Q」の秘密道具
〇「スペクター」の登場 「ブロフェルド」「No.3」「No.5」
【5】ボンド・ガール
〇ダニエラ・ビアンキ(1942、イタリア生)。「007」全作の中で、私見では、最も美しい。
この映画だけで、残っているし、それでよい女優。
彼女の赤い唇がアップになるとき、卒倒しそうになります。
【6】マット・モンローの主題歌
この曲は、ライオネル・バートの作曲。最初のポスト・シーンのあと、インストルメンタルで流れる。
マット・モンローによる歌は、映画の最後で初めて出てくる。
名曲、とくに歌が素晴らしいです。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
一仕事
投稿日:2012/12/23
レビュアー:だっさん
今日、出張の帰りの飛行機で見ました。たぶん、何十年ぶりに観たと思いますが、良かったです。昔は、007と言えば、最高の娯楽作品で、ワクワクしながら観たものです。ただ、昔の作品なので、国際急行列車が蒸気機関車だったり、今の作品からすると、メチャメチャテンポが遅い。小道具も大した事ないといえばないですが、その辺が逆に本当っぽくて良かったと思います。
007ものの中では、一番地味な、女王陛下の007、が一番好きなんですが、その次は本作です。現代のアクション映画と比べると物足りないところも有りますが、とにかくセリフにしてもカットにしでも、凄く洒落てて洗練されてます。昔の日本人は、映画のストーリーだけでなく、そういうところの憧れも有って、007はヒットしたのではないでしょうか。
悪の組織スペクターやロバート・ショー演じる殺し屋など、魅力的な悪役を配し、主人公はカッコいいショーン・コネリー、メッチャ綺麗なダニエラ・ビアンキ、これだけ揃ってるんやから、面白い作品になるのは間違いなしです。まだ観た事の無いひとは、とにかく観てみましょう。
懐かしい主題歌、ホントに久しぶりにダニエラ・ビアンキも見れたし、幸せな2時間をすごせました。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
スパイアクションなのに味がある
投稿日:2006/09/26
レビュアー:かづしげ
なにぶん、何回目かのTVの再放送映画で観た記憶ですが、スパイアクションなのに味がある良い映画だと思います。ショーン=コネリーが若いし、一度見ておいても損はないのでは?
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ポラリス
数ある007シリーズの中で
最高傑作の呼び声が高いのが今作ですが
ボクも何の異論も挟むことなく
この「ロシアより愛をこめて」を
最高傑作のひとつとして挙げたいです。
のひとつ、としたのは
ダニエル版ボンドの作品から
最高傑作がもうひとつ生まれたからです。
まずなんつったってタイトルが素晴らしい
「ロシアより愛をこめて」
なんともそそるタイトルです。
日本での劇場公開当時は
「007 危機一発」と
「一髪を」拳銃の「一発」に変えた邦題だったようですが
わかりやすいけどトキメキません。
原作小説の邦題も当初は
「ロシアから愛をこめて」だったようですが
ロシアから
より断然
ロシアより
がグっときますよね。
タイトルとしても最高傑作だと思います。
というように
シリーズを通して一番!というものが
色々あるのがこの作品。
今作から導入される主題歌システム
マット・モンローが歌う同名曲は
名曲揃いのシリーズ主題歌群で
最高の1曲だと思います。
高まらずにはいられない歌声とメロディが素晴らしい。
そしてなんといってもボンドガールです。
ダニエラ・ビアンキが演じたタチアナ
彼女こそが
永遠のボンドガール・ナンバー1です。
非の打ちどころのない美しさに
可愛らしさが絶妙に配分され
完璧としか言いようがない
ボンドの部屋のベッドに忍び込んだ場面の可愛らしさは
一瞬で世の男性を虜にすることでしょう。
このタチアナ役で完全にダニエラの虜になったボクは
彼女の他の作品を見ようと探しましたが
イタリア女優だった彼女の作品は
これ以外に見つけようがなく
女優としてのキャリアも10年程度で
引退してしまったようです。
なんでも英語がうまく話せなかった彼女は
この作品でも代役が声をアフレコしているとか。
完全に彼女の声だと信じていたので驚きでした。
それほど彼女にピッタリの声だったからです。
今思えば
この1本でしか彼女に会えないことが
彼女の存在と美しさをさらにエバーグリーンなものに
しているのだと思います。
なので彼女はダニエラ・ビアンキというよりは
タチアナなんですね。
ストーリーは
SF色が強かった「ドクターノオ」から
冷戦時代が色濃いクールなスパイサスペンスとなり
そこに悪の秘密組織「スペクター」が絡んでくるものとなっています。
スペクターの首領も「手」と「可愛がってる猫」だけ登場し
ナンバー3にナンバー5と
構成員が徐々に明らかになってくる感じも興奮します。
今回、ボンドを狙うグラントも
007の敵として最高傑作のひとりではないでしょうか。
列車内でのバトルは名場面のひとつです。
実力的にはボンドに全く引けを取らず
何度も命を奪えていたグラント。
演じるロバート・ショウの風貌も相まって
忘れられない敵となっています。
対するMI6も
ボンドが使用する武器等を開発するQや
Qが開発したアイテムが初登場
(このアイテムが重要なシーンで大活躍)
Mの他に、常に軽口を交わしてじゃれ合うマネーペニーなど
(マネーペニーはボンドへの愛情が強く、ボンドは恋愛感情はない)
1作目からの続投メンバーも登場し
陣容が整ってきました。
この他
オープニングのタイトルクレジットのバックの女性の映像や
決闘する女性に踊る女性など
ほとんどウルスラ・アンドレス一色だった前作に比べ
「女性」を前面に打ち出しているのが特徴です。
ボンド・カーはまだ登場しませんが
「ドクターノオ」を経て
ここでその後のシリーズの基本となるフォーマットが
完全に出来上がりました。
これでもか
これでもかと
次々にボンドにピンチが襲い掛かる展開が手に汗握る
2作目にしてシリーズの到達点であり
揺るがない北極星のような指針と言える傑作です。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
何口が怖い!
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
ショーン・コネリーが若々しくしかも若すぎないのが良い。
敵役のロバートショーもスルメのような味わい深さである。
そしてQが初めて登場しお馴染みの秘密兵器を渡すのであるが、
そんなにとっぴでもなくリアルさがあるのが良い。
一難さってまた一難のストーリー展開も綿密に最後まで引っ張るしてくれる。
組み立て式の A R7は色役目を果たすか、夜の闇で大きな女の看板の
口から出てくる時狙撃して女の口は怖いとされた遊星が言うところが面白い。
ただノンストップアクション映画ではない!
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
シリーズの原点 今見ても切れ味の鋭さに驚く
投稿日
2016/08/27
レビュアー
ちゅく
「007 ロシアより愛をこめて」(1963年、英国/米国、カラー、110分)。
テレンス・ヤング監督(1922〜2016)。
同監督、主演コネリーの第1作「ドクター・ノオ」(1962)の翌年に。早くも公開されています。
第1作は、コネリーのボンド・スタイル、ジョン・バリーの音楽など、基礎部分は確立しましたが、娯楽映画としての突出感はなかったと思います。
低予算で作り、探りを入れたのかもしれません。手ごたえを感じた製作側は、高資金を投入し、「ロシアより愛をこめて」の博打を打ったのです。
この第2作の成功なくして、現在までの長期シリーズ化は無かった──そう思うほど、素晴らしい出来です。
【1】娯楽映画としての総体
〇物語の面白さ(原作、脚本) 〇主役の魅力(キャラクター、俳優) 〇悪役たちの魅力(同前) 〇美女(とくに傑出した宝石)
〇その他の脇役(「М」「Q」「マネーペニー」)の個性 〇ロケーション(西欧とソ連、中間のトルコ) 〇音楽(歌とインストルメンタル)
これくらい贅沢要素を、完璧に成功させたのですから、ヒットするのは当然のことだったのかもしれません。
【2】時代を感じる
この映画の公開時、私は子供でしたので、劇場で見ていません。TVの洋画劇場、VHSレンタル、DVDレンタル、セルDVD購入で見てきました。
以下のことを書くのは、後付けの知識による仮想なのです。
現在の「007」は、中高年にとっては、非常に疲れる映画になっています。劇場で見ると、大画面の激しい動きを老眼で追尾できないのです。
映画は有料の娯楽ですから、映画館で苦痛を味わうことは不条理です。アクション映画の劇場鑑賞をやめた理由です。
劇場で絶対見なければ、という映画も、本当に少なくなりました。
最近の映画の、「せせこましい、せわしない、無理な、高速詰め込み感」が苦痛です。
なにか、作り手(監督よりも金銭管理を行う製作側)の閉塞・逼迫感が読めてしまうのです。
「ロシアより愛をこめて」の場合も、当時、製作側の崖・危機感はあったと思うのですが、「おっとり」して余裕を感じます。
本来、映画とは、適度な緊張と緩和によるマッサージ効果をもつものだと思いますが、この作品は、その交代が見事です。
映画時間が、ゆったりしていて、メリハリも大波で寄せ返します。
【3】おもちゃ(CGや秘密兵器)に頼らないスリル
肉体的、演劇的な名場面が多いです。
イスタンブールで、ケリム・ベイ(ペドロ・アルメンダリス)の肩を台にして、ボンドが狙撃する場面。
オリエント急行でのグラント(ロバート・ショウ)の急襲。
ヘリコプターに追われ、走って逃げながら、狙撃し撃墜する場面。
ハッピーエンド感ただようベニスで、ロッテおばさんの急襲。
「Q」の発明した「おもちゃ」も出てきますが、それはアタッシェ・ケース一つで、最も際どいとき効果的に使われます。
【4】この2作目から始まったスタイル
〇タイトル前のポスト・シーン →これが、近年の作では、だんだん長くなる傾向にあります。(この流行、単純な「あたりまえ」感は、本当は、映画らしくなく、好きではありません。)
〇主題歌の導入
〇「Q」の秘密道具
〇「スペクター」の登場 「ブロフェルド」「No.3」「No.5」
【5】ボンド・ガール
〇ダニエラ・ビアンキ(1942、イタリア生)。「007」全作の中で、私見では、最も美しい。
この映画だけで、残っているし、それでよい女優。
彼女の赤い唇がアップになるとき、卒倒しそうになります。
【6】マット・モンローの主題歌
この曲は、ライオネル・バートの作曲。最初のポスト・シーンのあと、インストルメンタルで流れる。
マット・モンローによる歌は、映画の最後で初めて出てくる。
名曲、とくに歌が素晴らしいです。
一仕事
投稿日
2012/12/23
レビュアー
だっさん
今日、出張の帰りの飛行機で見ました。たぶん、何十年ぶりに観たと思いますが、良かったです。昔は、007と言えば、最高の娯楽作品で、ワクワクしながら観たものです。ただ、昔の作品なので、国際急行列車が蒸気機関車だったり、今の作品からすると、メチャメチャテンポが遅い。小道具も大した事ないといえばないですが、その辺が逆に本当っぽくて良かったと思います。
007ものの中では、一番地味な、女王陛下の007、が一番好きなんですが、その次は本作です。現代のアクション映画と比べると物足りないところも有りますが、とにかくセリフにしてもカットにしでも、凄く洒落てて洗練されてます。昔の日本人は、映画のストーリーだけでなく、そういうところの憧れも有って、007はヒットしたのではないでしょうか。
悪の組織スペクターやロバート・ショー演じる殺し屋など、魅力的な悪役を配し、主人公はカッコいいショーン・コネリー、メッチャ綺麗なダニエラ・ビアンキ、これだけ揃ってるんやから、面白い作品になるのは間違いなしです。まだ観た事の無いひとは、とにかく観てみましょう。
懐かしい主題歌、ホントに久しぶりにダニエラ・ビアンキも見れたし、幸せな2時間をすごせました。
スパイアクションなのに味がある
投稿日
2006/09/26
レビュアー
かづしげ
なにぶん、何回目かのTVの再放送映画で観た記憶ですが、スパイアクションなのに味がある良い映画だと思います。ショーン=コネリーが若いし、一度見ておいても損はないのでは?
ポラリス
投稿日
2022/02/06
レビュアー
ビンス
数ある007シリーズの中で
最高傑作の呼び声が高いのが今作ですが
ボクも何の異論も挟むことなく
この「ロシアより愛をこめて」を
最高傑作のひとつとして挙げたいです。
のひとつ、としたのは
ダニエル版ボンドの作品から
最高傑作がもうひとつ生まれたからです。
まずなんつったってタイトルが素晴らしい
「ロシアより愛をこめて」
なんともそそるタイトルです。
日本での劇場公開当時は
「007 危機一発」と
「一髪を」拳銃の「一発」に変えた邦題だったようですが
わかりやすいけどトキメキません。
原作小説の邦題も当初は
「ロシアから愛をこめて」だったようですが
ロシアから
より断然
ロシアより
がグっときますよね。
タイトルとしても最高傑作だと思います。
というように
シリーズを通して一番!というものが
色々あるのがこの作品。
今作から導入される主題歌システム
マット・モンローが歌う同名曲は
名曲揃いのシリーズ主題歌群で
最高の1曲だと思います。
高まらずにはいられない歌声とメロディが素晴らしい。
そしてなんといってもボンドガールです。
ダニエラ・ビアンキが演じたタチアナ
彼女こそが
永遠のボンドガール・ナンバー1です。
非の打ちどころのない美しさに
可愛らしさが絶妙に配分され
完璧としか言いようがない
ボンドの部屋のベッドに忍び込んだ場面の可愛らしさは
一瞬で世の男性を虜にすることでしょう。
このタチアナ役で完全にダニエラの虜になったボクは
彼女の他の作品を見ようと探しましたが
イタリア女優だった彼女の作品は
これ以外に見つけようがなく
女優としてのキャリアも10年程度で
引退してしまったようです。
なんでも英語がうまく話せなかった彼女は
この作品でも代役が声をアフレコしているとか。
完全に彼女の声だと信じていたので驚きでした。
それほど彼女にピッタリの声だったからです。
今思えば
この1本でしか彼女に会えないことが
彼女の存在と美しさをさらにエバーグリーンなものに
しているのだと思います。
なので彼女はダニエラ・ビアンキというよりは
タチアナなんですね。
ストーリーは
SF色が強かった「ドクターノオ」から
冷戦時代が色濃いクールなスパイサスペンスとなり
そこに悪の秘密組織「スペクター」が絡んでくるものとなっています。
スペクターの首領も「手」と「可愛がってる猫」だけ登場し
ナンバー3にナンバー5と
構成員が徐々に明らかになってくる感じも興奮します。
今回、ボンドを狙うグラントも
007の敵として最高傑作のひとりではないでしょうか。
列車内でのバトルは名場面のひとつです。
実力的にはボンドに全く引けを取らず
何度も命を奪えていたグラント。
演じるロバート・ショウの風貌も相まって
忘れられない敵となっています。
対するMI6も
ボンドが使用する武器等を開発するQや
Qが開発したアイテムが初登場
(このアイテムが重要なシーンで大活躍)
Mの他に、常に軽口を交わしてじゃれ合うマネーペニーなど
(マネーペニーはボンドへの愛情が強く、ボンドは恋愛感情はない)
1作目からの続投メンバーも登場し
陣容が整ってきました。
この他
オープニングのタイトルクレジットのバックの女性の映像や
決闘する女性に踊る女性など
ほとんどウルスラ・アンドレス一色だった前作に比べ
「女性」を前面に打ち出しているのが特徴です。
ボンド・カーはまだ登場しませんが
「ドクターノオ」を経て
ここでその後のシリーズの基本となるフォーマットが
完全に出来上がりました。
これでもか
これでもかと
次々にボンドにピンチが襲い掛かる展開が手に汗握る
2作目にしてシリーズの到達点であり
揺るがない北極星のような指針と言える傑作です。
何口が怖い!
投稿日
2018/12/28
レビュアー
ジャッコーken
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ショーン・コネリーが若々しくしかも若すぎないのが良い。
敵役のロバートショーもスルメのような味わい深さである。
そしてQが初めて登場しお馴染みの秘密兵器を渡すのであるが、
そんなにとっぴでもなくリアルさがあるのが良い。
一難さってまた一難のストーリー展開も綿密に最後まで引っ張るしてくれる。
組み立て式の A R7は色役目を果たすか、夜の闇で大きな女の看板の
口から出てくる時狙撃して女の口は怖いとされた遊星が言うところが面白い。
ただノンストップアクション映画ではない!
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