テネイシャスＤ　運命のピックをさがせ！

ロック・ミュージカル仕立てのおバカ・コメディ。
全編を通して、下品な言葉、下品な行動が多いのですが、
不思議にそう感じないのは主役二人の屈託のなさのせいでしょう。
ロックがすべての放蕩野郎ふたりが、
ギターがうまくなり、有名になるために悪魔のピックを手にいようと奮闘する。
60年代後半から70年代にかけてのロックは、なんらかの主張をするため、
あるいは芸術のためのロックといった様相がありましたが、
80年代以降は、お金儲けのためのロック、いわゆる産業ロックが台頭してきて、
ここでジャック・ブラックとカイル・ガスの二人が目指しているのも、その産業ロック。
よってメタルだとかいっても、重くなく、軽い、軽い。
その軽い乗りで、おバカな行動をする。中味がなく、そういう映画でした。
そして、ミュージカル仕立てなので、楽曲がよければまだしも、これがダメ。
時間潰しにはなりますが、コメディ・ファンにもオススメできない失敗作。

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　キリスト教の厳格な家庭で育った少年ＪＢは、ＤＩＯのポスターにアドバイスされ（何を書いてるのか分らないと思うけど）家出をし、ハリウッドにたどり着く。

　前半は、ロックミュージカルともいえる展開に燃えた、燃えた！　

　相棒は今でもママから仕送りをされている無職のギタリスト、ハゲ。

　とうとう、相棒のママの仕送りが止まってしまう。

　この二人組が往年のロックスターが使っていた「悪魔のピック」を手に入れ、「家賃を払う」ために頑張るのだ！


　悪魔のピックは「ロック博物館」に展示されていた！　そこは、レーザー光線で防犯されている！　

　そこに、ジャック・ブラックが潜入。レーザー光線を避けまくる！　しかし！　手も足もこれ以上避けようがない状況に！
　すると、壁に「レーザーを止めるボタン」が偶然あった！　しかし、手も足も動かせない！　

　そうだ！　チンコでボタンを押せばいいんだ！

　いやぁ、最高だったよ。ほんと。



　「テネシャスＤ」は、ジャック・ブラックが本当に組んでいるロック・バンドらしい。


　というわけで、あまりにも楽しかったので、パソコンを叩く指が止まらない！

　この映画もレンタルじゃなく、ＤＶＤ買いました。

んー前半は非常に良かったです。
相方を見つけて旅に出るまでは面白かったんですが、
後半、トーンダウンしたように思えてなりません。

ただ、ジャック・ブラックはすばらしかったです。
何か、天才と紙一重のところにいてる感じで。
いい役者ですね。

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実在する「テネイシャスＤ」というバンド
ジャックブラックとカイルガスが本当に二人で組んでいるというバンド。この映画で初めて知った・・・
アメリカで熱狂的な人気を誇っているらしい・・・さすがジャック！
そして、この映画はその二人が主演のロックンロールアドベンチャー。彼らの愛すべきロックを余すとこなくみせてくれる。
すごくおバカを真剣にやっているところが憎めない
かなり下品だけど、英語なのでそんなに不快に感じずに観れます。よ多分。
特に気に入ったのはあの、ロックンロール歴史博物館でジャックが警報をくぐり抜けてく場面。あの身のこなしはジャックにしか出来ない！！
pokoちゃんの愛にはかないませんが、ここまで見せられたらジャックを好きになるしかないな〜まいった！

ジャックブラック全開(全壊)なコメディー映画。
ココが最高に面白い！ってのは無いんですが、JBが出てくるコメディーは安定感ありますね。
自分的に平均点高めです。