スーパーマン　ディレクターズカット版

　休日の昼間に明るい中で見てしまったもので、途中うとうとでした。もう何年ぶりのスーパーマンでしょう。青年時代のシーンがきれいでノスタルジックだったのにたったあれだけしかなかったなんて意外だった。列車の前を走って横切るシーンは、予告編ではすごくリアルに見えたのに、本編ではそうでもなかったのはなぜだろう。
　今回初めて気がついたのは、列車の横を走っているとき、列車に乗っていた女の子が少女時代のロイスレーンだったということ。昔こんなセリフあったっけ？
　スパイダーマンに比べて、スーパーマンになる前の葛藤というか悩みというかそのへんが短いのが残念。クリストファーリーブは、いい目をしているなあ。惜しい人を亡くしたものです。

祝！「スーパーマン　リターンズ」
１０年以上もあれこれやったあげくに、やっとこさ公開されますね。日本では、０６年６月の公開予定です。。。

新スーパーマンとして大抜擢された、ブランドン・ルースはこの映画で２作品目。期待して待ちましょう。公式サイトもあるようですので、興味がある方はぜひどうぞ。。。
一時は、ティム・バートンも監督に決まったのですが降板。「バットマン」シリーズを撮っていたので期待してたのですが。原作の設定では、スーパーマンとバットマンは、お互いを認めつつも正義の考え方の違いで、意見が対立することもあるという設定ですので、２人のヒーローの競演も見たいなというのがファンの心理でしょう。。。

記念すべき第１作ですが、小さい頃に地上波で何度も見た記憶があります。改めて見直してみると、とっても完成度の高い作品です。アクション・ロマンス・笑い・陰謀・絆などギッシリ詰め込まれています。。。
ラストは賛否両論あるとは思いましたが、漫画の世界なので素直に受け入れてあげましょう。。。

子供の頃、スーパーマンとロイスの飛行デートは憧れましたね。自由自在に空を飛ぶことは、人間の最大の夢ですね。。。

空を飛ぶことは許せるけども、ラストであんなことをしてはいけません。でも映像は今見ても綺麗ですし、ＳＦＸもほほえましい。主演のクリストファー・リーヴは落馬事故で、いまでも病床につき自分で呼吸ができません。がんばれ。

むかし、白黒でみたスーパーマンとはやはり遙かにスケールが大きいです。変身するシーンも笑わせます（昔は電話ボックスでした）。ストーリー展開もよく、長時間ですが、一気にみせてくれ、大スター達もみんな楽しんで演じているようです。時間を戻すあたりは御法度かな？まあ、良いでしょう。

正統派、勧善懲悪なアメコミヒーロー、スーパーマン。久しぶりに見たけど、そのぶれない姿勢はすばらしいですね。アメコミもので第一作から悩んでしまうものってそりゃ、ないやろと思ってしまいますもんね。

で、この作品。昔見たときは、スカッとするくらいわかりやすく流れるような仕上がりだったので、なんか鈍重。そう、DVDになったためディレクターズカット版になっていたのだ。おかげで、変に鈍重なストーリーとなってしまっており、うーーんって感じ。やっぱりね、映画はそれなりに思想があって編集されているわけでして、長いからえぇってわけではない。そんなことを思いました。

スーパーマン役のクリストファー・リーヴ、正統派の白人二枚目ですね。彼だからこそのスーパーマンというのがよく分かりました。