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内戦の続くアフリカ奥地を舞台に、隠された巨大なピンク・ダイヤモンドをめぐって3人の男女の運命が交錯する社会派アドベンチャー・スリラー。監督は「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック。出演はレオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー。激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。愛する家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働を強いられる男ソロモン。ある時、彼は大粒のピンク・ダイヤを発見、それを秘密の場所に隠す。ダイヤの密輸に手を染める非情な男ダニーはピンク・ダイヤの噂を聞きつけ、ソロモンに近づくが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
BLOOD DIAMOND |
監督: |
エドワード・ズウィック |
---|---|
製作: |
ジリアン・ゴーフィル 、 マーシャル・ハースコヴィッツ 、 グレアム・キング 、 ダレル・ジェームス・ルート 、 ポーラ・ワインスタイン 、 エドワード・ズウィック |
製作総指揮: |
レン・アマト 、 ベンジャミン・ウェイスブレン |
出演: |
レオナルド・ディカプリオ 、 ジェニファー・コネリー 、 ジャイモン・フンスー 、 マイケル・シーン 、 アーノルド・ヴォスルー 、 カギソ・クイパーズ 、 ベイジル・ウォレス 、 ンタレ・ムワイン 、 スティーブン・コリンズ 、 マイケル・シーン |
脚本: |
チャールズ・レビット 、 チャールズ・リーヴィット |
撮影: |
エドゥアルド・セラ 、 エドゥアルド・セラ |
音楽: |
ジェームズ・ニュートン・ハワード 、 ジェームズ・ニュートン・ハワード |
内戦の続くアフリカ奥地を舞台に、隠された巨大なピンク・ダイヤモンドをめぐって3人の男女の運命が交錯する社会派アドベンチャー・スリラー。監督は「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック。出演はレオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー。激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。愛する家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働を強いられる男ソロモン。ある時、彼は大粒のピンク・ダイヤを発見、それを秘密の場所に隠す。ダイヤの密輸に手を染める非情な男ダニーはピンク・ダイヤの噂を聞きつけ、ソロモンに近づくが…。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
BLOOD DIAMOND |
監督: |
エドワード・ズウィック |
---|---|
製作: |
ジリアン・ゴーフィル 、 マーシャル・ハースコヴィッツ 、 グレアム・キング 、 ダレル・ジェームス・ルート 、 ポーラ・ワインスタイン 、 エドワード・ズウィック |
製作総指揮: |
レン・アマト 、 ベンジャミン・ウェイスブレン |
出演: |
レオナルド・ディカプリオ 、 ジェニファー・コネリー 、 ジャイモン・フンスー 、 マイケル・シーン 、 アーノルド・ヴォスルー 、 カギソ・クイパーズ 、 ベイジル・ウォレス 、 ンタレ・ムワイン 、 スティーブン・コリンズ 、 マイケル・シーン |
脚本: |
チャールズ・レビット 、 チャールズ・リーヴィット |
---|---|
撮影: |
エドゥアルド・セラ 、 エドゥアルド・セラ |
音楽: |
ジェームズ・ニュートン・ハワード 、 ジェームズ・ニュートン・ハワード |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
143分 | 日本語英語吹き替え用解説 | 1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語 3:ドルビーデジタル//英(解説) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
DLRY11762 | 2007年09月07日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
36枚 | 1人 | 1人 |
収録時間:
143分
字幕:
日本語英語吹き替え用解説
音声:
1:ドルビーデジタル//英語
2:ドルビーデジタル//日本語
3:ドルビーデジタル//英(解説)
レイティング:
記番:
DLRY11762
レンタル開始日:
2007年09月07日
在庫枚数
36枚
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収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
143分 | 日本語 英語 吹き替え用 解説 | 1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語 3:ドルビーデジタル//英(解説) |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
WBRY11767*B | 2008年03月19日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
15枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
143分
字幕:
日本語 英語 吹き替え用 解説
音声:
1:ドルビーデジタル//英語
2:ドルビーデジタル//日本語
3:ドルビーデジタル//英(解説)
レイティング:
記番:
WBRY11767*B
レンタル開始日:
2008年03月19日
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15枚
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143分 | 日本語英語吹き替え用解説 | 1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//日本語 3:ドルビーデジタル//英(解説) |
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DLRY11762 | 2007年09月07日 | |
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収録時間:
143分
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日本語英語吹き替え用解説
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WBRY11767*B | 2008年03月19日 | |
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143分
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シエラレオネのダイヤモンドの問題や、少年兵のことについては、本で読んで少しは知っていたし、アフリカについてのさまざまな問題を取り上げた良作が次々と作られている中、特に目新しいテーマという感じはしなかったが、重い話とエンターティメントの要素を絶妙の配分でまとめたズウィックの手腕には感心した。親子愛や恋愛の要素もうまく入れて、2時間半飽きることなく見られます。
ディカプリオもよかったけど、それ以上にジャイモン・フンスーがよかった!少年兵として洗脳されてしまった息子を取り返すところは、子を持つものとしては非常に心を打たれた。同時に短期間でも簡単に暴力に洗脳されてしまい、自分を愛してくれる父親のことを忘れてしまうということがとてもショックだった。
ディカプリオ演じる主人公ダニーの過去(ローデシア?出身の白人傭兵だった)が、私には少しわかりにくかったのが残念。
「『ラストサムライ』の監督がおくる」という枕詞で宣伝されていたけど、ズウィックはやっぱり「マーシャル・ロー」や「グローリー」だと思いますが。
このレビューは気に入りましたか? 10人の会員が気に入ったと投稿しています
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レオナルド・ディカプリオは、わたしとほとんど同世代です。
彼が、バスケットボールダイヤリーズやボーイズライフなど
まだ少年であった彼の作品を映画館で見たことがあります。
それから20年近く、人気者のハリウッドスターというだけでなく、
一作品ごとに俳優としてのキャリアを積んでいく彼に、
同世代の星として、映画史に残るような俳優さんに
なって欲しいなあと思っています。
この映画は、シエラレオネの内戦の現実を描いたものですが、
映画の中で出てくる少年兵に心奪われます。
銃を持ち、戦うことと革命の遂行の為には、人を撃つことの正義を
教えられ、革命に参加しない親のことを罵倒する。
心柔らかな少年は、どんどん洗脳されていきます。
ジャイモン・フンスー演じるソロモンの息子もそうです。
あれほど、通じ合った親子であるのに。怖いと思いました。
この映画、ズウィック監督らしい非常に繊細な映画です。
善と悪を明確にするのではなく、人間はいかに生きているかという
テーマを淡々と描いていることに共感を得ます。
美人だけど、カマトトっぽい外見が目立つ
ジェニファー・コネリーも、真実の追究のためになりふりかまわない
姿には、女から見ても、眩しいばかりの美しさがありました。
わたしは、小さなダイヤモンドの指輪を持っています。
こういう現実を知った今でも、
手を光に透かして見るダイヤモンドはきれいに見えます。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
過日テレビを観ていたら(正確に言えば家人が観ていた番組をPCを操作しながらチラ見していたら)国境無き医師団の日本人医師が出ていて、そこでシエラレオネのことが語られていた。彼は世界の紛争地域を股に掛けて活躍する非常に著名な医師らしく、そんな経験の中でも最も悲惨で最も衝撃的な結末を迎えて例としてシエラレオネこのとが語られていたのだ。他のレビューの方々も指摘されているとおり、シエラレオネは世界で最短の平均寿命の国であり、それは悲惨な内戦による被害が大きな原因となっており、「ブラッド・ダイヤモンド」こそがその根源であると語られてはいたが、彼の主たる論点はこうした政治的な背景よりもこの内戦が子供を最大の被害者としていることにあった(そう言えばこの番組は子供を、世界の恵まれない子供とそれを守ることがテーマだったような気がする)。
作中でも主要な題材の一つとなっているとおり、シエラレオネの内戦では子供がとても重要なキーワードとなっている。反政府勢力(RUF)は戦士、戦力を得るために政府軍支配下にある村々を襲い大人達を殺害して強奪を尽くす一方で、暴力と恫喝とでどうにでもなる子供達をさらって戦士に仕立て上げたらしい。最初は泣き叫んでいる子供達も過酷な訓練と思想教育、更には麻薬の投与により時ならずして立派な反政府ゲリラに育つが、子供であるが故に社会性や倫理性が不充分な状態であったため大人以上に冷血で戦闘的な兵士になる者が少なくなかったらしい。さらには、こうした兵士の素性をRUF脳陣は大いに活用し、より多くの成果を上げた者(つまりより多く残酷な行為を行った者)をその成果に応じて抜擢していたため、中には10歳そこそこの隊長や大勢の大人の部下を従えたローティーン隊長が少なからずいたとのことだった。
子供の兵隊、残虐性というキーワードからほぼ同時期にカンボジアで同様の事態を巻き起こしていたクメール・ルージュによる百万人の同胞虐殺を思い起こし、同時にちょっとした刺激にすぐに影響されたちまち博愛意識やらや世界政治に対する深い憂いやらに目覚めてしまう悪癖(苦笑)も手伝っすぐに手にとって鑑賞したのがこの作品だった。アカデミー賞には殆ど全くと言って良いほど関心がないため、この時点で初めてこの作品がアカデミー賞に多数ノミネートされていたことを知り、またまたこの時点で「博愛意識やらや世界政治に対する深い憂いやら」には答えてくれそうにないことを直感したが、想像通りに、そして作品の謳い文句通りにこの作品は「社会派アドベンチャー・スリラー」であり、それ以上でも以下でもなかった。
そもそも、映画にドキュメンタリー性や実証性を求めるのは間違いだと言うことは分かっているし、仮に事実とは乖離していてもそれは作品そのものの価値とは全く関係ないと言うことは充分認識していたが、この作品そのものがあまり感心できる代物ではなかったため鑑賞後には消化不良感しか残らなかった。なお、どうしてあまり関心ができなかったかについては同監督の『ラストサムライ』で触れているので、興味がある方はそちらを参照して欲しい。
実は消化不良感を感じたのにはもう一つの理由がある。それは、冒頭に触れた医師がシエラレオネの内戦に関して「人類史上最大の妥協」と語っていたことが全く触れられていなかったからだ。シエラレオネの内戦は時の政府とRUFとの停戦合意により2000年にひとまずは終了するのだが、その際の妥結点がRUFメンバーの閣僚参加であり、RUFトップであるサンコンが副大統領すなわちナンバー2に就任することだった。歴史的妥協と言えば南アフリカにおけるネルソン・マンデラの白人との共存政策が有名だが、妥協の大きさや衝撃度はシエラレオネのそれは比較にならないほど大きなものだ。
何故当事者達はその選択肢を選び、その後どうなったのかを知りたいと思った。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ダイヤモンドを買う事がアホらしくなります。
というより物に執着すること事態に、それにお金を注ぎ込んで手に入れていること自体がアホらしくなります。ダイヤモンドだって石ですからね。こういう形で希少価値の高い品物は市場操作されているんですねぇ。ほんとこれじゃあ一体「何」にお金を出しているんだか・・・
映画全体としては締まるとこは締まり、緩むとこは緩くと非常に見応えがありました。やはりディカプリオは演技が素晴らしく、ジェニファーは宝石のように美しかったです。ピンクダイヤよりジェニファーですよ。再会を約束しながらの別れの場面は切ないです。二人の表情に、特に瞳に「もう逢えない」という想いを消し去りたいのに消えてくれないというなんともいえない気持ちが映し出されていてグっときます。
いつものことながら幸せになってほしかったなぁと思いました。
一番心に残り考えさせられるのはアフリカの少年兵士問題です。
これはかなりグサっとくる映像でした。年端もない少年たちが銃を持たされ、偏った環境で偏った教えを受け、それが当たり前になり、麻薬に溺れ、タバコを吸い、酒を飲みギャンブルに明け暮れ、人を殺すことになんの躊躇もなくなっていく・・・親と対峙したときでさえ「敵」という認識しかできなくなっている・・・これは衝撃的であり残酷な現実でした。悲しさを通り越して言葉もないです。
やはり「育つ環境」って一番デカイです。この場合は麻薬の手助けもあるのでしょうが・・・
唯一の救いは、それでも少年兵士たちを救うのは「愛情」でしかないと描かれていたことですね。ディアにはかなりの心の傷跡が残るでしょうが立ち直って欲しいと心から思いました。
ダイヤを買った事のある消費者の僕らは一度観たほうがイイ映画です。
このレビューは気に入りましたか? 9人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
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ユーザーレビュー:412件
投稿日
2007/07/28
レビュアー
パープルローズ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
シエラレオネのダイヤモンドの問題や、少年兵のことについては、本で読んで少しは知っていたし、アフリカについてのさまざまな問題を取り上げた良作が次々と作られている中、特に目新しいテーマという感じはしなかったが、重い話とエンターティメントの要素を絶妙の配分でまとめたズウィックの手腕には感心した。親子愛や恋愛の要素もうまく入れて、2時間半飽きることなく見られます。
ディカプリオもよかったけど、それ以上にジャイモン・フンスーがよかった!少年兵として洗脳されてしまった息子を取り返すところは、子を持つものとしては非常に心を打たれた。同時に短期間でも簡単に暴力に洗脳されてしまい、自分を愛してくれる父親のことを忘れてしまうということがとてもショックだった。
ディカプリオ演じる主人公ダニーの過去(ローデシア?出身の白人傭兵だった)が、私には少しわかりにくかったのが残念。
「『ラストサムライ』の監督がおくる」という枕詞で宣伝されていたけど、ズウィックはやっぱり「マーシャル・ロー」や「グローリー」だと思いますが。
投稿日
2011/02/02
レビュアー
ykk1976※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レオナルド・ディカプリオは、わたしとほとんど同世代です。
彼が、バスケットボールダイヤリーズやボーイズライフなど
まだ少年であった彼の作品を映画館で見たことがあります。
それから20年近く、人気者のハリウッドスターというだけでなく、
一作品ごとに俳優としてのキャリアを積んでいく彼に、
同世代の星として、映画史に残るような俳優さんに
なって欲しいなあと思っています。
この映画は、シエラレオネの内戦の現実を描いたものですが、
映画の中で出てくる少年兵に心奪われます。
銃を持ち、戦うことと革命の遂行の為には、人を撃つことの正義を
教えられ、革命に参加しない親のことを罵倒する。
心柔らかな少年は、どんどん洗脳されていきます。
ジャイモン・フンスー演じるソロモンの息子もそうです。
あれほど、通じ合った親子であるのに。怖いと思いました。
この映画、ズウィック監督らしい非常に繊細な映画です。
善と悪を明確にするのではなく、人間はいかに生きているかという
テーマを淡々と描いていることに共感を得ます。
美人だけど、カマトトっぽい外見が目立つ
ジェニファー・コネリーも、真実の追究のためになりふりかまわない
姿には、女から見ても、眩しいばかりの美しさがありました。
わたしは、小さなダイヤモンドの指輪を持っています。
こういう現実を知った今でも、
手を光に透かして見るダイヤモンドはきれいに見えます。
投稿日
2008/12/04
レビュアー
parole※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
過日テレビを観ていたら(正確に言えば家人が観ていた番組をPCを操作しながらチラ見していたら)国境無き医師団の日本人医師が出ていて、そこでシエラレオネのことが語られていた。彼は世界の紛争地域を股に掛けて活躍する非常に著名な医師らしく、そんな経験の中でも最も悲惨で最も衝撃的な結末を迎えて例としてシエラレオネこのとが語られていたのだ。他のレビューの方々も指摘されているとおり、シエラレオネは世界で最短の平均寿命の国であり、それは悲惨な内戦による被害が大きな原因となっており、「ブラッド・ダイヤモンド」こそがその根源であると語られてはいたが、彼の主たる論点はこうした政治的な背景よりもこの内戦が子供を最大の被害者としていることにあった(そう言えばこの番組は子供を、世界の恵まれない子供とそれを守ることがテーマだったような気がする)。
作中でも主要な題材の一つとなっているとおり、シエラレオネの内戦では子供がとても重要なキーワードとなっている。反政府勢力(RUF)は戦士、戦力を得るために政府軍支配下にある村々を襲い大人達を殺害して強奪を尽くす一方で、暴力と恫喝とでどうにでもなる子供達をさらって戦士に仕立て上げたらしい。最初は泣き叫んでいる子供達も過酷な訓練と思想教育、更には麻薬の投与により時ならずして立派な反政府ゲリラに育つが、子供であるが故に社会性や倫理性が不充分な状態であったため大人以上に冷血で戦闘的な兵士になる者が少なくなかったらしい。さらには、こうした兵士の素性をRUF脳陣は大いに活用し、より多くの成果を上げた者(つまりより多く残酷な行為を行った者)をその成果に応じて抜擢していたため、中には10歳そこそこの隊長や大勢の大人の部下を従えたローティーン隊長が少なからずいたとのことだった。
子供の兵隊、残虐性というキーワードからほぼ同時期にカンボジアで同様の事態を巻き起こしていたクメール・ルージュによる百万人の同胞虐殺を思い起こし、同時にちょっとした刺激にすぐに影響されたちまち博愛意識やらや世界政治に対する深い憂いやらに目覚めてしまう悪癖(苦笑)も手伝っすぐに手にとって鑑賞したのがこの作品だった。アカデミー賞には殆ど全くと言って良いほど関心がないため、この時点で初めてこの作品がアカデミー賞に多数ノミネートされていたことを知り、またまたこの時点で「博愛意識やらや世界政治に対する深い憂いやら」には答えてくれそうにないことを直感したが、想像通りに、そして作品の謳い文句通りにこの作品は「社会派アドベンチャー・スリラー」であり、それ以上でも以下でもなかった。
そもそも、映画にドキュメンタリー性や実証性を求めるのは間違いだと言うことは分かっているし、仮に事実とは乖離していてもそれは作品そのものの価値とは全く関係ないと言うことは充分認識していたが、この作品そのものがあまり感心できる代物ではなかったため鑑賞後には消化不良感しか残らなかった。なお、どうしてあまり関心ができなかったかについては同監督の『ラストサムライ』で触れているので、興味がある方はそちらを参照して欲しい。
実は消化不良感を感じたのにはもう一つの理由がある。それは、冒頭に触れた医師がシエラレオネの内戦に関して「人類史上最大の妥協」と語っていたことが全く触れられていなかったからだ。シエラレオネの内戦は時の政府とRUFとの停戦合意により2000年にひとまずは終了するのだが、その際の妥結点がRUFメンバーの閣僚参加であり、RUFトップであるサンコンが副大統領すなわちナンバー2に就任することだった。歴史的妥協と言えば南アフリカにおけるネルソン・マンデラの白人との共存政策が有名だが、妥協の大きさや衝撃度はシエラレオネのそれは比較にならないほど大きなものだ。
何故当事者達はその選択肢を選び、その後どうなったのかを知りたいと思った。
投稿日
2008/06/03
レビュアー
ビンス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ダイヤモンドを買う事がアホらしくなります。
というより物に執着すること事態に、それにお金を注ぎ込んで手に入れていること自体がアホらしくなります。ダイヤモンドだって石ですからね。こういう形で希少価値の高い品物は市場操作されているんですねぇ。ほんとこれじゃあ一体「何」にお金を出しているんだか・・・
映画全体としては締まるとこは締まり、緩むとこは緩くと非常に見応えがありました。やはりディカプリオは演技が素晴らしく、ジェニファーは宝石のように美しかったです。ピンクダイヤよりジェニファーですよ。再会を約束しながらの別れの場面は切ないです。二人の表情に、特に瞳に「もう逢えない」という想いを消し去りたいのに消えてくれないというなんともいえない気持ちが映し出されていてグっときます。
いつものことながら幸せになってほしかったなぁと思いました。
一番心に残り考えさせられるのはアフリカの少年兵士問題です。
これはかなりグサっとくる映像でした。年端もない少年たちが銃を持たされ、偏った環境で偏った教えを受け、それが当たり前になり、麻薬に溺れ、タバコを吸い、酒を飲みギャンブルに明け暮れ、人を殺すことになんの躊躇もなくなっていく・・・親と対峙したときでさえ「敵」という認識しかできなくなっている・・・これは衝撃的であり残酷な現実でした。悲しさを通り越して言葉もないです。
やはり「育つ環境」って一番デカイです。この場合は麻薬の手助けもあるのでしょうが・・・
唯一の救いは、それでも少年兵士たちを救うのは「愛情」でしかないと描かれていたことですね。ディアにはかなりの心の傷跡が残るでしょうが立ち直って欲しいと心から思いました。
ダイヤを買った事のある消費者の僕らは一度観たほうがイイ映画です。
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ブラッド・ダイヤモンド