13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜

13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜の画像・ジャケット写真

13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜 / ギオルギ・バブルアニ

全体の平均評価点:(5点満点)

64

全体の平均評価点:

DVD

映画賞受賞作品

ジャンル :

「13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

映画賞受賞作品

解説・ストーリー

 プレイヤーの生死をギャンブルの対象とする邪悪なゲームに巻き込まれた一人の青年の運命を、全編モノクロによる硬質なタッチで緊張感いっぱいに描いた衝撃のスリラー。グルジア移民の22歳の青年セバスチャンは、仕事先の家主が大金を手にできる手紙がもうじき届く、と語るのを耳にする。ひょんなことからその手紙はセバスチャンの手に渡り、彼は何者かに導かれるまま、暗い森の奥に佇む不気味な屋敷へと辿り着く。しかし、そこで行われようとしていたのは、13人のプレイヤーによる集団ロシアン・ルーレットだった。そしてそのゲームにセバスチャンも参加するハメになってしまうのだった。

「13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜」 の作品情報

作品情報

製作年: 2005年
製作国: フランス
原題: 13 TZAMETI
受賞記録: 2005年 ヴェネチア国際映画祭 新人監督賞

「13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

17歳の夏

変身物語 〜神々のエロス〜

ハイエナたちの報酬 絶望の一夜

ロシアン・ルーレット

ユーザーレビュー:64件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

11〜 15件 / 全64件

アン、ドゥ、トロワ ネタバレ

投稿日:2007/10/20 レビュアー:ひろぼう

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

表情・感情を画に表さず、極端な表現を避け、坦々と生命の遣り取りを描写する。秀作です。

カット、音楽、クローズアップの構図等、何故か非常に懐かしい趣がある。昔、深夜に放映していた海外ドラマのような空気感。
画風は旧いが中身・ストーリーは新鮮。サブタイトル(なんで付けるかね)からすぐ想像できるゲームだが、内容に一工夫加えてあり、この組織が連綿とゲームに修正を加えて完成させた様、風習・作法とも言えるモノがじわじわと沁み込むように伝わる。
上記したが役者の演技はかなり控えめ(ハッキリいうとヘタ)。セリフも少ない。でも人格・人間性が伝わってくる。ゲームの参加者の特異性が緻密に練られていて、個人の発言・行動に納得させられる。最終ゲーム時のプレイヤーの眼つきが、勝者と敗者を暗示しているようで興味深かった。
暗く地味で救いのないストーリーと、共感され難い登場人物達で織り成すこの物語。観る者を選ぶ内容だが、好きな人には堪えられない上質な作品となっている。

リメイク決定ということだが、面白さは変わらないとしても“この”趣を失ってしまうのは間違いないだろう。古い革袋に詰めた新しいブレンドのスコッチ・ウィスキーに似た、上質で香り立つような逸品だった。(ゴメン、喩がコレで。酒好きなんで)


〈以下私信なのでゴメンなさい〉
先日の大量投票ありがとうございます。
ヘンな文章なのにすいません。修行します。多謝。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

暗く殺伐すぎるのは移民の心情か

投稿日:2007/10/18 レビュアー:カプチーノ

低予算でつくられた作品で、観客の反応がよく、ハリウッドのリメイクも決定しているということで、この新人監督の作品は、ロバート・ロドリゲスの登場を思い出しました。
しかし、ロドリゲスが、あくまでも映画に楽しさや、現実的にはあまりありえない荒唐無稽さを求めたのに対して、この監督は、どちらかというと現実社会に起こりえるかもしれない社会の暗部の出来事を冷徹に描いていて、社会派の様相。
よってロドリゲスの出世作「エル・マリアッチ」に感じるユーモアやぬくもりが感じられませんでした。
ザラザラしたモノクロ画面で、昔の日本やフランスのヌーヴェル・バーグの作品を思い出しもしますが、それらと比べて、救いがない残酷さがあって、殺伐としていて、後味が悪い。その頃とは、時代が違うので、未来に希望を見出せないということがあるのかもしれません。
ヌーヴェル・バーグの作品は、不思議な浮遊感があるのですが、この作品は、それとは逆に沈んでいく、降下していくので、暗いだけの映画になってしまっています。
あるいは、グルジア移民である監督の心情が映画に出過ぎているのでしょうか。
ゲームの駒のような扱いを受ける移民の置かれている状況を伝えたいという意図もあるのかもしれません。
このあたりの事情を理解できればよいのですが、遠いアジアの国の人間には身近に感じられないことであり、よくわかりません。
観なければよかったという部類の映画でした。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

絶望的。

投稿日:2008/01/22 レビュアー:まこりいぬ

誰でも先が読める展開なのですが、こんなにも先が読めるのにショックが大きい映画は始めてかも知れません…。

先が読めたとしても、実際の映像があまりにも淡々としすぎて、絶望感が大きくなってしまうとでも言えばいいのでしょうか?

主役の男の子、うますぎです。

こんなにも表情で演技出来るなんて、鳥肌ものですね。

見ても決して気分の良くなる作品ではないのですが、とても色んな人に見てもらいたいと思います。

ある意味完璧に完成された美ですね。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

グルジアからの衝撃 傑作

投稿日:2007/10/20 レビュアー:Jiro

このバブルアニ兄弟はすごいぞ
導入部で なんなん どうなるの と思わせて
めくるめく怒涛の力わざ 有無を言わさない展開
そして 減速してうまいラスト
主演の弟は どんぴしゃだし 
脇のおっさん連が みんな個性的ないい顔なんだ
私は 今年のベストだな

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

あッ!13日に観てしまいました。 ネタバレ

投稿日:2007/10/13 レビュアー:BIN

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

以前観た映画『やさしい嘘』がグルジアの家族の話で、家族の一人がフランスに出稼ぎに出ているそんな背景でした。そんなことでグルジアとフランス2つ揃ったこの作品にフト手が止まって観賞。

イントロダクションをチラッと読んではいたけれど、前半スリラーとかサスペンスとかそんな何かが隠された緊迫感はない。『やさしい嘘』でも感じることが出来た移民の生活の困難さ。差別や冷遇からの絶望も、互いのいたわりだけでかろうじて平静さを保つ家族。静かなうねりを感じるドラマでした。

ひょんな事で手にした一通の手紙。青年は大金を手にするかもしれないチャンスに心動かされ、戻る事の出来ない危険な道をたどってしまう。

あーこの当りからがスリラーと云われる所以なんですねー。白黒の画面なので、真っ赤な血や肉が飛び散るわけではない。今ならもっともっと凄惨なシーンの溢れた映画がこれでもかこれでもかって次々出てくる。しかしこの映画は、ここで観なけりゃよかったかな、と思ってしまう目を背けたくなるシーンが続く。単にゲームの恐怖や残忍さだけでなく、人が裏側で見せるもうひとつの顔に。人の狂気を見るのは戦場だけじゃない。自分たちの暮らす今日の中にも隠れているに違いない。

お金がどれほど残酷になるか、どれほど救いになるか。

スリラーとかサスペンスの枠を越え、『死と生』裏表に存在する二つから目をそらさないで見て欲しい。映画の凄みを感じた1本でした。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

11〜 15件 / 全64件

13/ザメッティ〜ロシアン・ルーレット〜

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:64件

アン、ドゥ、トロワ

投稿日

2007/10/20

レビュアー

ひろぼう

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

表情・感情を画に表さず、極端な表現を避け、坦々と生命の遣り取りを描写する。秀作です。

カット、音楽、クローズアップの構図等、何故か非常に懐かしい趣がある。昔、深夜に放映していた海外ドラマのような空気感。
画風は旧いが中身・ストーリーは新鮮。サブタイトル(なんで付けるかね)からすぐ想像できるゲームだが、内容に一工夫加えてあり、この組織が連綿とゲームに修正を加えて完成させた様、風習・作法とも言えるモノがじわじわと沁み込むように伝わる。
上記したが役者の演技はかなり控えめ(ハッキリいうとヘタ)。セリフも少ない。でも人格・人間性が伝わってくる。ゲームの参加者の特異性が緻密に練られていて、個人の発言・行動に納得させられる。最終ゲーム時のプレイヤーの眼つきが、勝者と敗者を暗示しているようで興味深かった。
暗く地味で救いのないストーリーと、共感され難い登場人物達で織り成すこの物語。観る者を選ぶ内容だが、好きな人には堪えられない上質な作品となっている。

リメイク決定ということだが、面白さは変わらないとしても“この”趣を失ってしまうのは間違いないだろう。古い革袋に詰めた新しいブレンドのスコッチ・ウィスキーに似た、上質で香り立つような逸品だった。(ゴメン、喩がコレで。酒好きなんで)


〈以下私信なのでゴメンなさい〉
先日の大量投票ありがとうございます。
ヘンな文章なのにすいません。修行します。多謝。

暗く殺伐すぎるのは移民の心情か

投稿日

2007/10/18

レビュアー

カプチーノ

低予算でつくられた作品で、観客の反応がよく、ハリウッドのリメイクも決定しているということで、この新人監督の作品は、ロバート・ロドリゲスの登場を思い出しました。
しかし、ロドリゲスが、あくまでも映画に楽しさや、現実的にはあまりありえない荒唐無稽さを求めたのに対して、この監督は、どちらかというと現実社会に起こりえるかもしれない社会の暗部の出来事を冷徹に描いていて、社会派の様相。
よってロドリゲスの出世作「エル・マリアッチ」に感じるユーモアやぬくもりが感じられませんでした。
ザラザラしたモノクロ画面で、昔の日本やフランスのヌーヴェル・バーグの作品を思い出しもしますが、それらと比べて、救いがない残酷さがあって、殺伐としていて、後味が悪い。その頃とは、時代が違うので、未来に希望を見出せないということがあるのかもしれません。
ヌーヴェル・バーグの作品は、不思議な浮遊感があるのですが、この作品は、それとは逆に沈んでいく、降下していくので、暗いだけの映画になってしまっています。
あるいは、グルジア移民である監督の心情が映画に出過ぎているのでしょうか。
ゲームの駒のような扱いを受ける移民の置かれている状況を伝えたいという意図もあるのかもしれません。
このあたりの事情を理解できればよいのですが、遠いアジアの国の人間には身近に感じられないことであり、よくわかりません。
観なければよかったという部類の映画でした。

絶望的。

投稿日

2008/01/22

レビュアー

まこりいぬ

誰でも先が読める展開なのですが、こんなにも先が読めるのにショックが大きい映画は始めてかも知れません…。

先が読めたとしても、実際の映像があまりにも淡々としすぎて、絶望感が大きくなってしまうとでも言えばいいのでしょうか?

主役の男の子、うますぎです。

こんなにも表情で演技出来るなんて、鳥肌ものですね。

見ても決して気分の良くなる作品ではないのですが、とても色んな人に見てもらいたいと思います。

ある意味完璧に完成された美ですね。

グルジアからの衝撃 傑作

投稿日

2007/10/20

レビュアー

Jiro

このバブルアニ兄弟はすごいぞ
導入部で なんなん どうなるの と思わせて
めくるめく怒涛の力わざ 有無を言わさない展開
そして 減速してうまいラスト
主演の弟は どんぴしゃだし 
脇のおっさん連が みんな個性的ないい顔なんだ
私は 今年のベストだな

あッ!13日に観てしまいました。

投稿日

2007/10/13

レビュアー

BIN

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

以前観た映画『やさしい嘘』がグルジアの家族の話で、家族の一人がフランスに出稼ぎに出ているそんな背景でした。そんなことでグルジアとフランス2つ揃ったこの作品にフト手が止まって観賞。

イントロダクションをチラッと読んではいたけれど、前半スリラーとかサスペンスとかそんな何かが隠された緊迫感はない。『やさしい嘘』でも感じることが出来た移民の生活の困難さ。差別や冷遇からの絶望も、互いのいたわりだけでかろうじて平静さを保つ家族。静かなうねりを感じるドラマでした。

ひょんな事で手にした一通の手紙。青年は大金を手にするかもしれないチャンスに心動かされ、戻る事の出来ない危険な道をたどってしまう。

あーこの当りからがスリラーと云われる所以なんですねー。白黒の画面なので、真っ赤な血や肉が飛び散るわけではない。今ならもっともっと凄惨なシーンの溢れた映画がこれでもかこれでもかって次々出てくる。しかしこの映画は、ここで観なけりゃよかったかな、と思ってしまう目を背けたくなるシーンが続く。単にゲームの恐怖や残忍さだけでなく、人が裏側で見せるもうひとつの顔に。人の狂気を見るのは戦場だけじゃない。自分たちの暮らす今日の中にも隠れているに違いない。

お金がどれほど残酷になるか、どれほど救いになるか。

スリラーとかサスペンスの枠を越え、『死と生』裏表に存在する二つから目をそらさないで見て欲しい。映画の凄みを感じた1本でした。

11〜 15件 / 全64件