三国志　完全版

　日本でも大人気の三国志ですが、その多くは小説や漫画での表現であって、これほどの長編ドラマは圧巻です。
　多くの場合、ドラマになると、小説や漫画で持っていたイメージが崩れるものですが、この作品はそれがほとんどありません。
　日本のドラマほどライティングなどには拘っておらず、その意味では韓国ドラマに近いものがあります。
　しかし、元々の、「三国志」の話そのものが比類なき作品だけに、セリフの一つひとつに惹かれます。
　三国志ファンならずとも観て頂きた一作です。

演出、役者の演技力、戦闘シーン（特に決闘シーン）
テンポ、いずれも映画としては２流作品。
特に呂布と貂蝉の演技なんて素人に毛の生えた様なもの
劉備？どうみても２８歳には見えない
字幕も粗雑

韓ドラ時代劇とはほど遠い出来。
7話でギブアップ
横山光輝のコミックのほうが遥かに面白い

もうじきレンタル開始の「大漢風〜項羽と劉邦〜」
これ大丈夫かな

ンデ
評価は
星　２．０

　この巻の主人公は『呂布』『孫策』『すうし（女性）』『典い』他でしょう。

　『すうし（女性）』はかなり美人の女優を使っているので、殺戮の物語である『三国志演義』に華を添えています。

　ちなみにこの一本は『連環の計』が成功する所からその『連環の計』で主殺しをした『呂布』が追い詰められるまでが描かれています。

　意外と単純な男の本質から、男の友情の光るシーンまで意外と見るべきシーンが多い一本です。

これ同じタイトルのDVDが二種類ありますよね。何話〜何話っていう表記がないほう。
あれずっと借りようと思って待ってたのに在庫が1個もないらしく、知らないうちに全く同じタイトルでこの新？が全巻でてた。
何が違うのかと様々なサイトから情報を集めたり、字幕の違いが新旧とわかれているのかとか調べた結果、やっぱりこの三国志シリーズは一種類しか発売されてない。
予想するに、ここにある三国志が絶版になったのでTSUTAYAさんが新しく仕入れたのがこれっていうだけだと思う。

まぁとりあえずこっちのほうしか在庫ないから借りたんだけど、いやいや中国のほうで100億円かけて製作したから期待したんだが。これは日本でいうところの水戸黄門、つまり時代劇っぽくて全く大作って予感がしない。

斬っても血はでない、切られるフリをするだけ、画質も荒く戦争シーンに迫力がないぽ。冒頭にゲームでいうオープニングムービーみたいなのが必ず挿入されるのだが、その中にでてくる梯子を使って城壁に上る大規模な攻城戦を期待した私としては結構単調に感じます。

注意なのが、全て字幕のみなので三国志を詳しく知らない人は全くわかりません。キャラクター同士の名前を字で呼び合うシーンなんか誰が誰を読んでいるのかわからなくなります。確かルビも不親切、もしくは振ってなかった気がする。
特に幼少期の曹操を「アマン」というのをわかった人ってどれくらいいただろうか・・・というか前触れもなくアマンって呼ぶのが常識みたいに進行するので詳しい知識ないとストーリーについていけません。
劉備さんは古どおり聖人君子像。この陳慶之も中国から取った名前ですが、中国史好きの私としてはちょっと単調かな、という出来です。

そもそも、100億円という金額をよくよく考えれば全話の合計が100億円です。つまり一話ごとに予算が分割されてるので、大規模な戦争とかは必然的に限られるわけです。シスイカンの戦いも序盤では最も大規模な戦になるはずですが、あっけなく終わります。ロード・オブ・ザ・リングなんか一本に何百億円かかってるのに、そういう大作映画と比べるとこの予算100億円は凄いのかどうか・・・。まだ１話しか見ていないのですが、まさか予算の大半を赤壁に使う予定で進行してたら大変ぽ。

蒼天航路みたいに荀�ｹ、荀攸、程�c、郭嘉、カクの曹操の筆頭五大軍師が登場してくれるとありがたいが、それとも横山三国志みたいな路線になるか。たぶん横山さん路線でいくと思います。
もっとも蒼天も横山三国志も両方大好きですが。

BSで放送以来、なんとかまた見たいと思っていた三国演義を見ることができて感激です。
この巻は三国演義でももっとも有名な場面の一つ、三顧の礼のある巻です。

このシリーズの最も素晴らしいところは、俳優陣がことごとくイメージどおりであることですが、諸葛亮を演じる唐国強さんは、若い日の孔明の凛とした姿を見せていて本当に素晴らしいです。