コニー＆カーラ

特にひかれる女優ではないし、ファーストシーンは凡庸だし。羽田のラウンジでショーなんかやってないし、当然ショービジネスに親近感は無い。そんな僕には、何のインパクトもないわけで。
やっぱり今後は、自分の嗅覚を信じて、自分が借りたいと思うものだけを借りることにしようと改めて決心した記念すべき作品(笑)

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トニ・コレットの化粧にぶっとびました。
研なおこかピーターか・・・化け物と言われて傷ついてましたが、そうは言われても化け物にしか見えません。

同じドラッグ・クイーンものならプリシラの方が面白かった。

女がドラッグクイーンを演じるというのはなんだか、面白いんだかつまらないんだか分らない。
とにかく、彼女たちの何が受けたのかがわからなくて、ラストでも、女として受け入れられるのがわからない。男であってこそ受け入れられていたはずなのじゃ・・・？

でも、歌と踊りのシーンは楽しかったです。

「女性が女装する映画」、つまり男性が女装している「ふり」をするということなのですが、衣装も歌もダンスもメイクも最高。トニー・コレットは、素晴らしい女優さんだと思いました。
飽きないストーリー展開と、コメディ的面白さも含みつつ、ほろっとくる場面や、思わず考えさせられるところもあり、純粋に楽しめました。

最初の方に出てくる、女装した３人の男性が踊るシーンはかっこいい！特典映像ではカット無しで見られます。

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何気にドラッグクイーンが出てくる映画が好きな私。
プリシラ、３人のエンジェル、キンキーブーツ。
共通なのは、音楽が最高にＣＯＯＬだってこと！
男性なのに、女性の脳をもつ彼女たちの芸術的センスって
なんであんなに、奇抜なくせしてかっこいいんでしょう！

この「コニー＆カーラ」は主役は女性なのですが、
二人とも、顔が派手なのもあって、濃ゆいメイクで
どこからどうみてもドラッグクイーンそのもので張り切ってます。

コニーとカーラの二人は、子どもの頃からスターになるのを夢見ているけれど、いまいち売れず、くすぶっていた。
ところがある日、ギャングから追われることになり・・・って
話が、ウーピー主演の天使にラブソングをに似てますが、
その先、尼さんに化けるのとドラッグクイーンに化けるのとじゃ
派手さが違います！（笑）
二人とも歌もめっちゃうまいし、二人の息もぴったりで
最高のステージを繰り広げます。

雨に歌えば・・・のデビー・レイノルズがでていて、
この映画が好きなファンには、必見です。

ちょっと気持ちがふさいでしまうとき、
なんとなく元気ないなぁ・・・って思うとき、
この映画をオススメします。

底抜けに明るい二人が、どんなに大変なことがあっても、
ドントウォーリー、ビーハピィって
歌って励ましてくれるような、そんな映画です。

脚本を書いて、主演しているニア・ヴァロダロスは
マイ・ビッグ・ファット・ウェディングの脚本主演をしている女優さんでもあります。

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主人公の二人に対して最後まで都合よく、ことが運ぶ映画です。
あらすじからシリアスな展開を予想していたのですが…全然。

ちょっとお間抜けなギャングに人のいいゲイ達。
そして主人公の女性二人が底抜けに明るい。

周りの環境を見渡すと、最悪な状況なのにコニーとカーラは落ち込まずに前に前にと進んでいきます。
で、見ててこっちが楽しくなるくらい陽気にゲラゲラと笑います。

彼女達に共通していることは、幸せって誰がどう思うかじゃなくて自分がどうしたいかなんだってこと。

観ててちょっと前向きな気持ちになれます（汗）
いやーあれくらい爽やかにぶっ飛べると面白い。

最後まで人の汚い部分はあまり出てこないので安心して観れます。

う〜ん現実にはムズカシイ、固い女の友情が感じられるのもいいかも。

ちょっとばかし前向きになりたいとき、オススメの映画です。