ウォーク・トゥ・リメンバー

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こういった「好きな人が死んでしまう」類はあまり
好きじゃなかったので、ふふんという感じで観始めました。
が！どんどんのめりこんでいっちゃうじゃない？！

最後の方は涙で画面が曇っていました。
本当に素敵な映画。

大切な人をなくしてしまった方にも是非観てほしい作品。
愛は風のよう。
「見ることはできないけれど、感じることができるから・・・」
この言葉、この先の人生の間、胸にしまっておきます。

愛には人それぞれのカタチがあると思いますが、
私は目をつむれば感じることができるような
愛を抱きたいです。
そしてそんな愛を与えてもいきたい。

とても幸せな気持ちになる素晴らしい作品だと思いますよ。

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人の目ばかりを気にする格好つけたワル、ランドンが無視していた幼馴染のまじめな女の子ジェイミーにあるきっかけで恋をする。
もう青春恋愛ものの典型的な設定なんですが、主演の二人があまりにみずみずしく柔らかで豊かに最後まで演じて、良質な純愛映画に仕上がっています。

観ているこちらの心を無防備にさせるほどまっすぐで美しく、心に染みてくる作品です。
短い時間をひたむきに生きた恋人たちのストーリー。
奇をてらわず、凝ったところもない、台詞もしいて言えば今に逆行するような古ささえ感じるので、結局評価は分かれるところでしょうが、装飾を取り除き人生の価値観や人間の本質に触れるこういう作品は決してなくならないで欲しいというのが本音です。

虚勢をはるためでも格好つけるためでもない、自分と向き合い本心から求めずにはいられなかった真剣な恋。幸せだった彼はジェイミーから突然、彼女が不治の病であるという告白を受け、一転絶望のどん底へ。
しかしランドンは彼女を今にも失うのではないかという恐怖と一人戦う決意をし、しっかりと彼女の存在を心と五感に刻み込む。

過去の同じような作品と比べて粗探しをするのではなく、何も考えずにランドンの心の成長と二人の純愛を見守って欲しいです。そして心動かされる自分が見つかるかどうか。
私は充分心温まり、そんな自分に少しほっとした次第です。

最初のうち「なんでこれ借りたんだっけ？」と思い出せなかったんです。私的には泣ける、もしくはホラーが好きな訳で、なんともたいくつな立ち上がり。「１３日の金曜日」系のホラーだったっけ、と。

我慢して見進めれば「チョイ悪ＢＯＹがある出会いをきっかけに変わって行く」とそこまではありがちなストーリーです。その変わって行く様を見ていてだんだん「青春物」だったか、おかしいなぁ・・・と。私が青春物を借りる訳はないんだけど・・・と思っていたら！

えっ？！そんな。という展開。
最後の終わり方はいまいちでしたが、泣けました。
最初のつまらなさも後から見れば。つきあって下さい。

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冒頭部分はティーン映画というカンジで、こういう雰囲気で続くのかな？と少々不安でしたが、徐々に引き込まれていき最後まで飽きることなく観ることが出来ました。
どんなワルでも人のピュアな優しさに触れると心を開くものだ、というカンジですね。純愛は素晴らしい。

でもこの映画の一番の功労者は事故後の主人公に奉仕活動を勧めた先生ですね。その先生のおかげで奉仕活動や舞台の主役として彼は彼女と接する機会が増えました。

世間に背を向けて何の希望もない主人公が、彼女に出会い、人間的に成長することが出来、その彼の誠意が自分の親や彼女の父親、そして一度ケンカした仲間たちとも仲直りをする様が非常に清々しかったです。

そしてマンディムーアの透き通った歌声も必聴です。
映画観てる時はまさか本人が歌ってるとは思いませんでした。
CD購入しようかと思ってます。

　なんで予約したのかも覚えてなくて予備知識なしで観ました。

　出だしは、お〜、好物の青春モノかい〜と心躍るも、“ワル”と呼ばれてる主人公ランドン君はずいぶんとまぁ可愛らしい坊やで、しょっぱなの悪さの罰で「奉仕活動」を命じられると実に素直に従っちゃうし、仲間たちのグレっぷりも小学生並でオバサンも安心して見ていられたし、変わり者のヒロイン、ジェイミーに至っては牧師の娘で敬虔な信仰者ときた。う〜む、こりゃあ困った、汚れた大人の自分はどうやって楽しめばいいんだか、このまま「アメリカ版中学生日記」（高校生ですけどね）が続いたら、小っ恥ずかしくてとても観てられんゾと心配したのですが。

　これ、原作が「メッセージ・イン・ア・ボトル」のニコラス・スパークスなんですね。この人の事はよく知らないんでウィキを見てみたら、カトリック信者とありましたが、おそらく自身がファンダメンタルな信仰をお持ちの人なのではないかと。だから、「神の愛」なんて普通なら口幅ったく聞こえてしまう言葉も、個人の“真実”に裏打ちされて誠実に響くのですね。

　オハナシ自体も昭和な（ってアメリカで元号もないんだけども）臭いがプンプンする純愛モノで、生きることにひたむきな女の子との出会いで、人生に目的を見い出せていなかった男の子が生まれ変わるっていう、美しい物語です。恥ずかしながら泣いてしまいましたよ。

　しかし、こういう本がベストセラーになってアメリカ中が泣いた（のかどうかは知らんけど）というのは、なんとも違和感を覚えてしまうなぁ。こういう単純な縮図に当てはめられることが、もしかして心地よいんだろうか。「あるべき」論が好きな人（やっぱり人はこうあるべきよね〜という話形にストンと落ちる人）は多いと思うし、自分なんかもその傾向は多分にあるのだけど、こう、あからさまに泣かされちゃうと、ムムっ、これでいいのか自分？と、つい自分の心の中を再点検したくなっちゃうのでした。へぇ、アマノジャクでございます。