フラットライナーズ

先日リメイクされた方を見たので
確認のためにオリジナルの方も見てみました。
28年前の映画ですかぁ。
みなさん、お若い！
28年の歳月をひしひしと感じますねぇ。

特にジャック・バウアーことキーファー・サザーランド、
なんともぷっくりして愛らしいではないですか！(笑)
私の好きなケビン・ベーコンも、シュッとしていて(今でもそうだけど）、実にイケメンさん！
そうそう、この頃は私もケビンといえば、ベーコンかコスナーか、ってな時代でしたわ。
そしてジュリア・ロバーツのソバージュ頭が華やかなこと！時代を感じさせるヘアースタイルですね。
ウィリアム・ボールドウィンはやっぱりイケメン。だから婚約者がいながら、手当たりしだいの女ったらしの役どころ。

ウィキに〖リメイクというよりは続編〗と書いてあったので、おや？と思っていたら
新作の方はやはり完全なるリメイクですね。
基本となるプロットは何も変わってはいません。
それに続編ならば、キーファーの役名は”ネルソン”でなければならないところ
別人でしたから！
当時見ていれば面白いと感じたのかもしれませんが
今見ると、さして新鮮味もなければ、スリルもなく
これと言って気持ちは高揚しませんでした。

後悔無しの人生なんて、誰にもおくることなんて出来ないと思うのですが、
その贖罪をすることで、人は変われるんだよ、ってことですかね？

これとソックリな話を、
ＴＶドラマ「トゥルー・コーリング」でやってて、
パクリ？オマージュ？インスパイア？

って、いろいろ制作者サイドの言い訳を考えてみたけど、
どう考えてもＴＶドラマのスタッフが内容に困ってパクったとしか
考えられない。

話の大筋は覚えてるけど、映像もキャラも全く覚えていないので、
非常に印象の薄い映画ということじゃないかと。
大好きなケビン・ベーコンのことも全く覚えてない。

この作品大好き！
何度も見ているが又借りてしまった。

誰もが知りたい死後の世界。
こんな実験あったら是非やってみたいｗ
俺ってばおかしいか？ｗ
カルマを持ち帰るってことなんだろうけど、俺だったらどんなことが起こるんだろう？
非現実だけども、現実のように受け止めてしまう。
これこそ映画の面白み。
異色のホラー・・いやドラマか。
これを見てあなたはどう考える？

若い！！みんな若い！！
ＶＨＳで昔、見たときは作品のすごさに圧倒されました。
９０年代の映画って面白いものが多かったな〜と思いました。

それにしても、すごい競演です。
キーファー・サザーランドにジュリア・ロバーツ、ケビン・ベーコン・・・わたしの大好きな俳優・女優ばかりで！！

今も活躍している人達だけにこの競演ってすごいと思いません?

作品自体も面白いです。
死後の世界ってどうなっているのか知りたいと思う人はいると思うのですが、自らの体で体験しようとする医学生たち。
その勇気だけでもすごいと思いました。
一歩・・・一秒でも遅くなれば、死後を体験するどころか、本当に死んでしまうのですから・・・。

少し怖いけど、面白いです。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

題名のフラットライナーズとは、病院でよくある心電図の波形がピッ、ピッ、ピッ、なっている状態から心肺停止をしてピーーッと鳴った時に波形は水平になってますよね、これをフラットラインと呼び心肺停止状態をフラットライナーズと呼ぶのだそうです。あとはフラットラインになった集団という意味でフラットラインの複数形という意味も込めた題名と思います。

という訳で本作の主人公達は医学生という立場を利用して自らをフラットライナーズに導いて臨死体験をしてみようとするわけですが、内容としては正直難しかったです。映画としてあまり楽しんで観れなかった。まあサイコスリラーという分類なので楽しんで観るというのも違うのでしょうが・・・。

以下はネタバレですが、臨死実験を行う場所は大学の修理中の美術館の一室を使って密かに行われるわけですが、臨死体験は臨死→蘇生という意味では成功しますが体験者はみな幻覚に悩まさせることになります。
幻覚の内容は自分が心の奥底に隠していた後ろめたい思い出です。映画中盤から後半にかけて皆が心を狂わせていきますが、やがて贖罪を果たしたり、自分なりの答えを見つけて過去の苦しみから解放される訳なんですが、、、、なんと言うか難しかったですね。

映画のラストに映される実験場所の美術館の一室に掛けられた一枚の絵。あれは多分「プロメテウスの火」の一場面ですね。
天界から火を盗んだプロメテウスに怒ったゼウスが地上の人間達にパンドラの箱を送って、苦しみが人間達を襲うが最後には希望が残っていたという感じの流れですが、ラストまで観て初めて映画全体がプロメテウスの話になぞらえたように進んでいたことに気付きます。

死の向こう側を知ろうという神に背く行為を行ったせいで副作用とも言うべき苦しみに悩まされたが最後には希望を見せて終わるという流れ。凝ってますけど伝わりにくいっす。

１９９０年製作ということもあって出演にはジュリア・ロバーツ、キーファー・サザーランド、ケビン・ベーコンと豪華な面々がいて、彼らの若かりし頃が観れます。
出演者のファンの方が出演作コンプリートの目的で借りるぐらいしかオススメできる要素がないかもしれないです。