情婦 / マレーネ・ディートリッヒ
情婦
/ビリー・ワイルダー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(114 )
解説・ストーリー
アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。
アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。
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「情婦」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
アガサ・クリスティが自身の短編小説を基に戯曲化した『検察側の証人』の映画化。金持ちの未亡人を殺した容疑をかけられたレナード(パワー)は、老齢ながらロンドンきっての敏腕弁護士ロバーツ(ロートン)に弁護を依頼。だが“検察側の証人”として法廷に立ったレナードの妻クリスティーネ(ディートリッヒ)から、思いもかけない証言が発せられた……。
「情婦」 の作品情報
「情婦」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
情婦の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
116分
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
GXBR16236
2003年05月16日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
40枚
0人
3人
情婦の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
116分
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
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2003年05月16日
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ユーザーレビュー:114件
傑作!拍手喝采です!
1957年、アガサクリスティーの短編小説を 巨匠ビリー・ワイルダーがメガホンを取った作品。 敬愛するレビューアーさんの一人である『趣味は洋画』さんの 生涯ベスト10に入る作品の一つとお伺いしました。 ディスカスでの総合ポイントも★4つに迫る作品。 これは見たことが無いなんて恥ずかしい!と思い、早速鑑賞しました。 いや〜、これは超面白かったです。 参りました。 登場人物のそれぞれのキャラクターが立っていて 特に事実上主役である弁護士役のチャールズ・ロートンの演技が素晴らしい。 法廷物であるのに、ユーモアたっぷりで、この弁護士さんのセリフの数々には 思わずクスっとなりました。 そして病み上がりの弁護士に口うるさくいつも付いて回る看護師役は 実際の奥様ということで、二人の掛け合いの間合いは実にお見事。 そしてラストは!!!!もうびっくりな展開に目が回りました! 原題は『検察側の証人』ですが、邦題を『情婦』した意味に納得。 容疑者役にはタイロン・パワー。 彼はこの映画の翌年に44歳の若さで心臓麻痺のため急死しました。 その年上のドイツ人の妻役にはマレーネ・ディートリヒ。 当時56歳ながら、見事な脚線美を見せてくれます。さすがですね。 『この結末は絶対に人には言わないでください』 と最後に監督さん(なのか?)からのアナウンスがあります。 本当に見事な結末に拍手喝采でした! 文句なく★5つを付けさせて頂きます!
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圧巻の「法廷サスペンスのお手本」
題名とジャケット写真が、映画の内容を損ねていますね。 アガサ・クリスティ作の「検察側の証人」が原題。 こっちの方が絶対にいいです. 1957年作品だから、カラーでも良かったのに・・・・とか 思うのは、ジャケ写と題名で損してる気がする。 現代的な、クールでいてコミカルで、ラストはなんか 拍手したくなりました. ハッピーエンドではないのに、後味がいいんですよ。 主役の三人が実に適役です。 マリーネ・ディートリヒは実にクール。 彼女、56歳なのですね。ビックリしました。 アコーディオン弾きながら一曲披露してくれます。 脚線美も・・・・実にプロです。 二役に悪女に健気な女に、そして激情の馬鹿な女まで・・・ 見事です。 タイロン・パワーはモテテ、モテテ、身を持ち崩す役ですね。 特筆すべきは弁護士の「なんとか卿」役のチャールズ・ロートンさん。 コミカル演技でこの映画に和やかな雰囲気を出してくれます。 彼の病気ネタ・・看護師との掛け合い(実の奥様とか・・)、 ブランデーの盗み飲みとか、法廷でニトログリセリンを並べて遊んだり・・・本当にムードメーカーね!! 悲劇なのに楽しく観れて、いい気持ちになれて、 本当に名画でした。 オススメです。
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最高峰ミステリー
投稿日:2015/07/26
レビュアー:趣味は洋画
‘ご覧になっていない方のために、決して結末を口外しないでください’...このナレーション付きで有名な法廷ミステリーの大傑作。 もう何度観たかわかりません。 ロンドン郊外に住む金持ちの未亡人が殺され、容疑者レナード・ヴォール(タイロン・パワー)は法曹界の長老ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)に弁護を依頼する。レナードのアリバイを立証できるのは、妻のクリスティーネ(マレーネ・ディートリッヒ)だけ。ところが公判当日、クリスティーネは検察側の証人として出廷し、レナードを窮地に陥れる証言をする... 二転三転するプロット、アガサ・クリスティならではの人間洞察の深さに加えて、ワイルダー監督とハリー・カーニッツによる脚本は、原作にない‘どんでん返し’を用意している。 そして、この映画が名作といわれる所以に、俳優たちの素晴らしい演技合戦が上げられる。 容疑者レナードに扮したT・パワーは、30年代ころから活躍した渋い演技派で、41年「血と砂」、46年「剃刀の刃」、56年「愛情物語」、57年「陽はまた昇る」などで名演技をみせたが、心臓麻痺により44歳の若さで世を去っている。 そしてレナードが第二次世界大戦直後のベルリンで出会い、結婚する美女クリスティーネ役がM・ディートリッヒである。退廃的な美貌と脚線美で数多くのファンを獲得した、世界的なトップ女優。 本作での彼女、一言一句、すべて聞き逃さず、そして表情の移り変わりを見逃さずに着目したい。50代とは思えない(出演時56歳)、におい立つような色香は彼女独特のものだ。 長老弁護士に扮している英国の名優C・ロートンと、そのお目付け役の看護婦を演じたエルザ・ランチェスター。老獪なベテラン弁護士を、まるで子供のようにたしなめるランチェスター、2人のやりとりは実生活でも夫婦であっただけに、息のあったコンビぶりはさすがというほかない。 ミステリー・ジャンルで間違いなく最高峰に位置づけされる傑作である。
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超「大人のおんな」M・ディートリッヒの魅力。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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アガサ・クリスティの『検察側の証人』です。 皆さんご指摘の邦題『情婦』は、私にはそんなに酷く違和感はありませんでした。 彼女は彼にとって結局は「情婦」でしか無く、愛されていると信じて疑わぬ彼女の、本当の姿の哀れを表現するに言い得て妙だと思うのです。 只、このジャケット写真は如何なものかと思いますが。 全編、機関銃の様な言葉の応酬。 弁護士も検事も被告も、男達が言葉を発する度にその頭部は大きく動き、上体は前のめりになり、手が振り上げられます。 対して「検察側の証人」の彼女は微動だにしない。 文字通り眉ひとつ動かさず、その目は質問者を凝視し、口元から澱み無く発せられる冷静極まり無い言葉の数々。 だからこそ最後の証人席でのうろたえぶりが、効果絶大なのでしょう。 結末を知っていても最後まで観入ってしまうのは、原作の力と監督の演出力、そして俳優の演技力あればこそと思います。 弁護士と看護婦、執事、この三人の絶妙のコンビネーションが秀逸。 ココアとブランデーの魔法瓶を巡るテンポが特に面白く、英国の粋を感じさせてくれます。(米映画なのですが。) 被害者の使用人のお婆さん、ジブリ・アニメに出てきそうな雰囲気ですね。 M・ディートリッヒはいわゆる「美人」では無いと思うのですが、この魅力は何者にも代え難い。 このお歳(もうすぐ60歳?)でこの美貌と脚線美には驚嘆、ハスキーな声も素敵です。 細くて長い眉と瞼のくぼみ、高いほお骨に幾分下がった両の口角、そしてその冷たい眼差しに近寄り難い色気が溢れています。 幾つになっても「大人のおんな」に成れない自分の永遠の憧れです。 50年以上前の作品なのに全く色褪せない、映画の力を感じさせてくれる「名作」です。
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やはり デイトリッヒを見るための映画
投稿日:2008/06/18
レビュアー:エイちゃん
1970年日本で万博が開催され 色々な外タレ(いまや死語)が来日してコンサートが開かれた その中で異彩を放ったのが伝説の女優であり歌手のマレーネ・デイトリッヒだった 私の友人の留学生は「本当か?」「本当に日本で見られるのか?」とかなり興奮気味であった まだ若かった私はそんなに興味はなく サミー・ディビスjr アンディー・ウィリアムスのショウが見られることに興奮していた コンサートの前のプレスインタビューに現れた彼女は変なことを言ってのけた 「花はどこへ行った」は必ず歌います・・・ それってあのフォークの名曲 「花はどこへ行った」 ピーター ポール & マリーとか ピート・シーガー とかブラザースフォーが歌う あの曲(Where have all the flower is gone?) このオバサン 何言ってんの? しかしこの名曲を最初に歌い世に知らしめたのは誰あろう彼女 デイトリッヒであった(Qi plut dire ou vont le fleurs ? ) 無知とは本当に恐ろしい こんなことから彼女にとても興味を持った オスカーウイナーであり稀代のヒットメーカー そして彼女のコンサートにいつも同行した 作曲家バート・バカラックは彼女のツバメ(若いお友達の意)であったと言う 1901年生まれであるデイトリッヒは既におんとし70歳 しかしどう見ても40歳前後にしか見えぬ美貌である 一説にはステージそのものに何か仕掛けがあり透けるような彼女の姿態を映し出しているとの噂がまことしやかに囁かれた 万博でのコンサートが日本でテレビ放映されたかどうか定かでないが 別の機会 確かパリでのコンサートをテレビで見た記憶がある 彼女が歌う「リリー・マルレーン」デイトリッヒの代名詞のようなこの歌は多くのファンを圧倒する素晴らしさであった 彼女を知らない人がいれば そんな人に 戦中はナチと戦い ヒットラーと戦い 慰問活動を通じて またラジヲから聞こえる 「リリー・マルレーン」を通して 連合軍兵士を勇気づけた マレーネ・デイトリッヒを知るきっかけになればと思います
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ユーザーレビュー
傑作!拍手喝采です!
投稿日
2020/04/05
レビュアー
飛べない魔女
1957年、アガサクリスティーの短編小説を 巨匠ビリー・ワイルダーがメガホンを取った作品。 敬愛するレビューアーさんの一人である『趣味は洋画』さんの 生涯ベスト10に入る作品の一つとお伺いしました。 ディスカスでの総合ポイントも★4つに迫る作品。 これは見たことが無いなんて恥ずかしい!と思い、早速鑑賞しました。 いや〜、これは超面白かったです。 参りました。 登場人物のそれぞれのキャラクターが立っていて 特に事実上主役である弁護士役のチャールズ・ロートンの演技が素晴らしい。 法廷物であるのに、ユーモアたっぷりで、この弁護士さんのセリフの数々には 思わずクスっとなりました。 そして病み上がりの弁護士に口うるさくいつも付いて回る看護師役は 実際の奥様ということで、二人の掛け合いの間合いは実にお見事。 そしてラストは!!!!もうびっくりな展開に目が回りました! 原題は『検察側の証人』ですが、邦題を『情婦』した意味に納得。 容疑者役にはタイロン・パワー。 彼はこの映画の翌年に44歳の若さで心臓麻痺のため急死しました。 その年上のドイツ人の妻役にはマレーネ・ディートリヒ。 当時56歳ながら、見事な脚線美を見せてくれます。さすがですね。 『この結末は絶対に人には言わないでください』 と最後に監督さん(なのか?)からのアナウンスがあります。 本当に見事な結末に拍手喝采でした! 文句なく★5つを付けさせて頂きます!
圧巻の「法廷サスペンスのお手本」
投稿日
2016/12/30
レビュアー
カマンベール
題名とジャケット写真が、映画の内容を損ねていますね。 アガサ・クリスティ作の「検察側の証人」が原題。 こっちの方が絶対にいいです. 1957年作品だから、カラーでも良かったのに・・・・とか 思うのは、ジャケ写と題名で損してる気がする。 現代的な、クールでいてコミカルで、ラストはなんか 拍手したくなりました. ハッピーエンドではないのに、後味がいいんですよ。 主役の三人が実に適役です。 マリーネ・ディートリヒは実にクール。 彼女、56歳なのですね。ビックリしました。 アコーディオン弾きながら一曲披露してくれます。 脚線美も・・・・実にプロです。 二役に悪女に健気な女に、そして激情の馬鹿な女まで・・・ 見事です。 タイロン・パワーはモテテ、モテテ、身を持ち崩す役ですね。 特筆すべきは弁護士の「なんとか卿」役のチャールズ・ロートンさん。 コミカル演技でこの映画に和やかな雰囲気を出してくれます。 彼の病気ネタ・・看護師との掛け合い(実の奥様とか・・)、 ブランデーの盗み飲みとか、法廷でニトログリセリンを並べて遊んだり・・・本当にムードメーカーね!! 悲劇なのに楽しく観れて、いい気持ちになれて、 本当に名画でした。 オススメです。
最高峰ミステリー
投稿日
2015/07/26
レビュアー
趣味は洋画
‘ご覧になっていない方のために、決して結末を口外しないでください’...このナレーション付きで有名な法廷ミステリーの大傑作。 もう何度観たかわかりません。 ロンドン郊外に住む金持ちの未亡人が殺され、容疑者レナード・ヴォール(タイロン・パワー)は法曹界の長老ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)に弁護を依頼する。レナードのアリバイを立証できるのは、妻のクリスティーネ(マレーネ・ディートリッヒ)だけ。ところが公判当日、クリスティーネは検察側の証人として出廷し、レナードを窮地に陥れる証言をする... 二転三転するプロット、アガサ・クリスティならではの人間洞察の深さに加えて、ワイルダー監督とハリー・カーニッツによる脚本は、原作にない‘どんでん返し’を用意している。 そして、この映画が名作といわれる所以に、俳優たちの素晴らしい演技合戦が上げられる。 容疑者レナードに扮したT・パワーは、30年代ころから活躍した渋い演技派で、41年「血と砂」、46年「剃刀の刃」、56年「愛情物語」、57年「陽はまた昇る」などで名演技をみせたが、心臓麻痺により44歳の若さで世を去っている。 そしてレナードが第二次世界大戦直後のベルリンで出会い、結婚する美女クリスティーネ役がM・ディートリッヒである。退廃的な美貌と脚線美で数多くのファンを獲得した、世界的なトップ女優。 本作での彼女、一言一句、すべて聞き逃さず、そして表情の移り変わりを見逃さずに着目したい。50代とは思えない(出演時56歳)、におい立つような色香は彼女独特のものだ。 長老弁護士に扮している英国の名優C・ロートンと、そのお目付け役の看護婦を演じたエルザ・ランチェスター。老獪なベテラン弁護士を、まるで子供のようにたしなめるランチェスター、2人のやりとりは実生活でも夫婦であっただけに、息のあったコンビぶりはさすがというほかない。 ミステリー・ジャンルで間違いなく最高峰に位置づけされる傑作である。
超「大人のおんな」M・ディートリッヒの魅力。
投稿日
2010/06/02
レビュアー
まりこ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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アガサ・クリスティの『検察側の証人』です。 皆さんご指摘の邦題『情婦』は、私にはそんなに酷く違和感はありませんでした。 彼女は彼にとって結局は「情婦」でしか無く、愛されていると信じて疑わぬ彼女の、本当の姿の哀れを表現するに言い得て妙だと思うのです。 只、このジャケット写真は如何なものかと思いますが。 全編、機関銃の様な言葉の応酬。 弁護士も検事も被告も、男達が言葉を発する度にその頭部は大きく動き、上体は前のめりになり、手が振り上げられます。 対して「検察側の証人」の彼女は微動だにしない。 文字通り眉ひとつ動かさず、その目は質問者を凝視し、口元から澱み無く発せられる冷静極まり無い言葉の数々。 だからこそ最後の証人席でのうろたえぶりが、効果絶大なのでしょう。 結末を知っていても最後まで観入ってしまうのは、原作の力と監督の演出力、そして俳優の演技力あればこそと思います。 弁護士と看護婦、執事、この三人の絶妙のコンビネーションが秀逸。 ココアとブランデーの魔法瓶を巡るテンポが特に面白く、英国の粋を感じさせてくれます。(米映画なのですが。) 被害者の使用人のお婆さん、ジブリ・アニメに出てきそうな雰囲気ですね。 M・ディートリッヒはいわゆる「美人」では無いと思うのですが、この魅力は何者にも代え難い。 このお歳(もうすぐ60歳?)でこの美貌と脚線美には驚嘆、ハスキーな声も素敵です。 細くて長い眉と瞼のくぼみ、高いほお骨に幾分下がった両の口角、そしてその冷たい眼差しに近寄り難い色気が溢れています。 幾つになっても「大人のおんな」に成れない自分の永遠の憧れです。 50年以上前の作品なのに全く色褪せない、映画の力を感じさせてくれる「名作」です。
やはり デイトリッヒを見るための映画
投稿日
2008/06/18
レビュアー
エイちゃん
1970年日本で万博が開催され 色々な外タレ(いまや死語)が来日してコンサートが開かれた その中で異彩を放ったのが伝説の女優であり歌手のマレーネ・デイトリッヒだった 私の友人の留学生は「本当か?」「本当に日本で見られるのか?」とかなり興奮気味であった まだ若かった私はそんなに興味はなく サミー・ディビスjr アンディー・ウィリアムスのショウが見られることに興奮していた コンサートの前のプレスインタビューに現れた彼女は変なことを言ってのけた 「花はどこへ行った」は必ず歌います・・・ それってあのフォークの名曲 「花はどこへ行った」 ピーター ポール & マリーとか ピート・シーガー とかブラザースフォーが歌う あの曲(Where have all the flower is gone?) このオバサン 何言ってんの? しかしこの名曲を最初に歌い世に知らしめたのは誰あろう彼女 デイトリッヒであった(Qi plut dire ou vont le fleurs ? ) 無知とは本当に恐ろしい こんなことから彼女にとても興味を持った オスカーウイナーであり稀代のヒットメーカー そして彼女のコンサートにいつも同行した 作曲家バート・バカラックは彼女のツバメ(若いお友達の意)であったと言う 1901年生まれであるデイトリッヒは既におんとし70歳 しかしどう見ても40歳前後にしか見えぬ美貌である 一説にはステージそのものに何か仕掛けがあり透けるような彼女の姿態を映し出しているとの噂がまことしやかに囁かれた 万博でのコンサートが日本でテレビ放映されたかどうか定かでないが 別の機会 確かパリでのコンサートをテレビで見た記憶がある 彼女が歌う「リリー・マルレーン」デイトリッヒの代名詞のようなこの歌は多くのファンを圧倒する素晴らしさであった 彼女を知らない人がいれば そんな人に 戦中はナチと戦い ヒットラーと戦い 慰問活動を通じて またラジヲから聞こえる 「リリー・マルレーン」を通して 連合軍兵士を勇気づけた マレーネ・デイトリッヒを知るきっかけになればと思います
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