ペギー・スーの結婚

やっぱりどうしてもキャスリーン・ターナーとニコラス・ケイジの高校生役は失笑してしまって、最後までストーリーに入り込めませんでした。
演出によっては、Back to the future並みに面白くできた気もするけれど、あまり大きな展開もないので、キャスリーン・ターナーと同世代くらいの人が見ると、懐かしくて面白いんじゃないでしょうか。アメリカの当時の曲も楽しめますし。
ただ、若い世代にとっては、他人事のように見えてしまいます。

バディ・ホリーの歌をイメージして見てしまったので、ちょっと違うなって思ってしまった。
オープニングもバディ・ホリーだし。
もっとラブリーな映画かと思った。
でもチャラチャラしたニコラス・ケイジが見れて楽しかった。

「ペギー・スーの結婚」（1986、米国、カラー、103分）。
監督はフランシス・フォード・コッポラ（1939生）。
ジョン・バリーの音楽は節度・気品があります。早逝したバディ・ホリー（1936〜1959）が歌う「ペギー・スー」が映画冒頭で流れ、この曲から映画脚本が起こされたのでしょう。
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みなの歌に歌われた　あのかわいいコ　本当かどうか　こういう噂が流れてる
本当かウソか　彼女の指に　結婚指輪が光ってる　ペギー・スーが結婚してしまった
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝つ中年女性「ペギー・スー」（キャスリーン・ターナー）は、高校時代に恋愛し、その後、結婚をした夫「チャーリー」（ニコラス・ケイジ）が浮気がちになり、娘を自分で育てながら彼と別居していた。父に会いたい娘を連れて高校の同窓会に行った。別れた夫も来ていた。会の最中に昏倒した「ペギー」は1960年代の世界に帰る。それは「ペギー」も「チャーリー」も輝いていたハイ・スクール時代だった。「ペギー」が姿を変えず衣装だけを変えるのは、この映画の良心。タイムリープ物の二つの困難を、コッポラは易々と超えてしまう。時間移動などそもそも荒唐無稽で、夢落ちにする。昔に戻った女は、若返らず、今のそのままの体型で戻る。心も野心的な大人のまま。過去への旅は映画が得意なジャンル。主人公の彼女の悔恨を深めた。夫になる前の男への愛を確認するものではなかった。彼女はほかの男から真に愛されていたのか？　
高校の教室に「夢」でタイムリープしたことがあります。それは、どういう悔恨のなせる業だったかは分かりません。周囲も自然に付き合ってくれます。昔も今も、夢でも、下手なサッカーや柔道でもなく、苦手だった数学や生物の知識を今も苦手。いい格好もできない。それでも戻りたいのは、一人の同級生に会いたいからです。いつも窓辺に座って、外を眺めていた、あの子に会いたいためです。
今年観た映画でタイム・リープものの傑作は、２作です。
本作と、「夏への扉　キミのいる未来へ」でした。

ニコラス・ケイジが若くて格好いいの。学生時代、幸せだったけど、やり直せるなら、どうする？？っていう話。

よくある話ですが、おばちゃんが学生になるのってなかなかね、昔の作品ということもあり、見た感じ、無理がありました。

ただまあ、ストーリーは王道。いかにもの青春時代モノです。そして、ニコラス・ケイジの若い頃が良かったです。彼、いつから、額が大きくなってたんだろうた、その頭が気になりました。

個人的『ジム・キャリー祭り』第９弾です。

あれ？ジム・キャリーなかなか出てこないよ？




ふーむ、「ジム・キャリー」で検索してガンガン予約リストに入れたものですから、
こういう若いときの脇役で出演した映画も入ってました（笑）。

マイケル・ダグラスと組んだ「ロマンシング・ストーン」でブレイクした
キャスリーン・ターナー主演のラブコメだったんですね。
製作年も映画の内容もまったく白紙のまま見ていたので、
キャスリーン以外は若い俳優ということを理解したのは
映画が始まってかなりたってからでした。

助演は高校時代の恋人役のニコラス・ケイジなのですが、これがツボ！！
最初は、あれ？ニコラス・ケイジ、カツラ？額が狭いよ？
でもって、役が恋人一筋だけど1960年なので今から見ればウブだし、
大きな口たたくわりには、真剣に結婚後のこととか考えてるし、
今のニコラス・ケイジからは想像できない感じなので、
もう、腹抱えて笑ってしまいました。

さて、ジム・キャリーですが、高校時代の仲間として
ちょっとだけ出てます。でも、まだまだヒヨッコって扱いですね。
ちょっとコミカルな感じですが、顔芸を披露するほどではありません。

若作りしたキャスリーンですが、何だかどこかで見たような？
んー、んー、んー・・・・・ちょっと上野樹里に似てる？

８作連続でジム・キャリー主演映画だったので、ちょっと息抜きになりました。