死霊のえじき

なんとＤＩＳＣＡＳでは最終版と完全版が同じく扱われて、ごっちゃになっているのですね。
たとえば夜中に、独り楽しもうと部屋を暗くして、ティッシュを用意してＡＶを楽しもうとする、、、ところがそれはエロシーンをすべてカットしたものだった、、、ショボン、、、そして勇気を振り絞り、クレームをつけたら、回答はエロシーンの有る無しに関係なく同じ作品です、、、と。最終版と完全版の違いはこんな感じです。

そんな訳で、くじ運を試したい方はここでレンタルを、作品を１００％享受したい方は別な方法で手にして下さいませ。ちなみに私は完全版発売とともに購入し、既に数回観ています（夜中部屋を暗くして、、、ティッシュは用意しませんが、、、）。

これを「最終」にされちゃかなわん！残虐シーンが、ことごとくカットされているじゃないか！ふざけるな！画質だってＴＶ放送レベルだし、これは明らかに消費者を騙す行為だ！

この作品はロメロ監督の最高傑作ですよ！それを、こんな形で商品化しておきながら「最終版」と銘を打って販売するなんて許せない！ＪＡＲＯに訴えるゾ！
発売元は、直ちに市場に出た製品を回収しなさい！そして、作品を修復するか、あるいは本国からマスタを取り寄せてキチンとした形で商品化した後、改めて「完全版」として発売しなさい！それが、消費者を騙して来た罪滅ぼしというものだ。

あ〜借りる前にレビューを読めば良かった。先人たちがちゃんと忠告してくれているのに！失敗したぁ！(ToT)

斉藤由貴、南野陽子、浅香唯。
3人共、85年デビューだったんですね。
彼女らの他に中山美穂、本田美奈子等。
85年はアイドルの当たり年だったようです。

この年は、ゾンビ映画も当たり年！(*⌒∇⌒*)
私にとってのゾンビ映画開眼作品である『バタリアン』をはじめ、『デモンズ』、『死霊のしたたり』、そして本作品。
5つ星を惜しみなく与えたくなる作品の宝庫です。

テレビ放映が頻繁に行われ、登場キャラは流行語にもなった『バタリアン』とは異なり、
本作品が万人受けする作品とは言えないでしょう。

しかし、”最終版”に対し大ブーイングが起き、”完全版”を多くの人が待ち望んでいたことからも、
ある種の人々からすれば大傑作といえる作品なのです。

ゾンビ映画界のアイドル・バブの活躍と、”完全版”だからこそ味わえるトム・サヴィーニの職人芸をしっかり堪能して頂きたい。
○○さんの最期なんか、『水戸黄門』の印籠並の威力、そして爽快感が味わえますから(*⌒∇⌒*)

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そうきましたか。
プロレスに例えるなら前半から中盤までず〜っとグラウンドの攻防があり、時折打撃を挿みながらもまたグラウンドにの攻防に戻る。地味さに野次が飛ぼうがジックリジックリ攻防を練り上げていく。そして終盤一気に大技攻勢に出る。ド派手で豪快な大技が飛び交い一気に決着。
前半のクドいようなタメが効いているので終盤の大技攻勢がが生きてくる、スカっとする・・・こんな映画でした。
それはまるで古き良き時代のプロレスのような・・・技を乱発すればいいってもんじゃない・・・ってね。
最後の最後までゾンビが主役ではなく、人間の愚かさ、エゲつなさ、狂気、閉ざされた空間での心理の淀みがこれでもかと描かれます。
時に滑稽に、時にイラっと。
そんな淀み濁った空間の犠牲者となってパタパタする西君。
スパニッシュ・バスタードです。
この西君（スペイン野郎）。
見てくれからして最初からなんだかトホホです。
「コイツはあかんわ・・・」と思っていたら案の上、いろいろやらかしてくれます。この映画のピエロですね。
動きがイチイチ可笑しくてツボでした。
軍隊の割には貧弱だし。
ラストは非常に好きです。
ラストまで溜めに溜めてきたからこそ、あの残虐描写が生きてくる。
殺してるのに生きてくるってのもなんだかオカシイですけど。
あの嘘くさい血の色がたまらなく好きです。
ゾンビに引き裂かれていく人間の描写もいいですねぇ。
豪快すぎるほど豪快に引きちぎられる肉、肉、肉。
満腹になどならない！ってほどに食べ続ける肉、肉、肉。
ゾンビ最高！
軍隊のリーダーがゾンビに「撃ち殺される」ってのも非常に皮肉たっぷりで好きでした。
そのあとのゾンビの敬礼もシビれる。

このジャケットも上手いというか狡猾ですね。
これみたらどんな話だろうと興味を惹かれると思うんですが、結局このシーンは冒頭に一瞬だけ登場。
憎いジャケットです♪

個人的にロメロ三部作は１位「ゾンビ」２位「死霊のえじき」３位「ナイト〜」の順ですね。

「ゾンビ」が様々なバージョンがあるため、騙されて借りる人多いはず。ロメロファンとして言い訳しますが、オリジナルの脚本はゾンビとの戦争映画になる予定でしたが、予算が足りずスケールダウンしたのがこの映画です。しかし、ゾンビに対するあきらめのスタンスがその後のゾンビ映画「２８日後」等にも影響しているのかなという気がします。「ナイトオブ〜」最終版もそのうちレンタルされるかもしれませんが、ファン泣かせ（悪い意味での）かもしれません。
でもこのレンタルはロメロよりフルチの作品が多いのはなぜ？