ビッグ・ウェンズデー

公開された当時サーフィンはひとつのライフスタイルとして確立されていた。なにしろ、ヘアースタイルから服装から車から音楽から酒場からインテリアからもちろん生き方そのものまで何から何までサーファーとしてのこだわりに満ちていた。

僕もそんな一人だったけど、この映画みたいに大人になると浜から一人消え、二人消え今じゃ海にさえたまーにしか行かなくなった。

海と女の子と酒・・・
こんな生活がずーッと続くかと誰もが錯覚していたあのころが懐かしい。

今じゃメタボ君のぼくをつかまえて
「あのころは逆三角形だったのにだまされた」
とはカミさん。
「そういうおまえはどうなんだ？」
とは言わない僕。

次の夏はロングボードをひっぱりだしてみようかな。

サーファーの彼氏が出来て4ヶ月目。
海に行って海（彼）眺めてるだけの自分が嫌になり、一念発起でサーフィンをはじめた私。

まったく波に乗れない私ですが、海に入る楽しさ、
サーフィンとの格闘が楽しくてしょうがなくなっていきました。

毎日サーフィンにあけくれる日々を過ごせる訳も無く、
でも、出来ればサーフィンに近づいていたいと思った私に、
サーフィン映画として教えてもらったのがこの1本。

ちょうど彼がサーフィンを始めた頃に夢中で観た映画だとか。

サーフィンってあんなに楽しいものなのかーと、痛感する程、
本当に楽しそうにサーフィンする3人。
ロングボードに3人乗って波に乗ってるシーンは驚愕！(」゜ロ゜)」

若い頃のハチャメチャぶりは、なんとも古いアメリカ映画を感じさせますが、
サーフィンを通じての友情と、人間の生き様、
そして、常にベストな波を捜し求める姿、そんなサーファー魂が
ぎゅっと詰まった作品だと思いました。

どこの波が良いとか、風向きが良いとか、サーフィン出来ない日でも波チェックしては、
嬉しそうに画面を見つめる彼の気持ちがなんとなく理解できた気にさせた映画です。

最近、昔の映画も観るようにしている。
「名作」と呼ばれているものを特に重点的に。
良いものは、いつ観ても良い。時代なんか関係ない。

そんな流れで観たのが「キャリー」。
そして、それに出演していたのが、ウィリアム・カット。
かっこいい人は、いつ見てもかっこいい。それこそ、時代は変わっても。

ウィリアム・カット＋サーフィン。
これはカッコイイに違いない、そんな思い込みで借りたこの作品。

ところが、サーフィンのシーンが出てきたのは最初だけ。
それからは、いくら自由の国でも自由過ぎるよ！！！ていうくらいやんちゃなパーティシーンに恋愛、友情の危機、挫折・・・。
あれあれ？サーフィンは？？！っていう展開にちょっと戸惑い。
もっとサーフィンシーン満載の映画だと思っていたのでがっかりでしたが、最後は、感動。

同じ夢に向かって走っていた仲間とは、何年経っても心が通じ合うものなのかも知れません。

学生時代の熱いハートがよみがえりました。
古いってことはかっこ悪いんじゃなく、１つの事をやり続ける
ってことで、素晴らしいことです。

　ＧＷにハワイに行って来ました、本当は行く前に観たかったのですが時間が無くて帰ってきてから見ました。
　
古い映画なのに古さを感じさせないいい作品です、大人になるにつれて、仲間がばらばらになっいく悲しさは、皆さんも感じていませんか？
いつまでもあのころの気持ちを忘れたくないですね！