Ｍ：ｉ−２

もう、無敵のＴ・クルーズに絶句する映画です。こんなに自分をかっこよく見せるなんて一種の才能ですね。映画ですから主役を魅せるのはあたりませですがここまでやるとは？１００％Ｔ・クルーズのための映画で他のキャストもストーリーもほとんど関係ありません！ひたすらかっこよく、かっこよくＴ・クルーズ魅せる映画ですね。（でも飽きずに見れるからまた凄い。）３作目に期待しましょう！！！

トム・クルーズのように我の強い俳優は、製作者を兼ねるのがいちばんかも知れない。我は強くともそれを皆に認めさせてしまう魅力も実力もあるし、実際、我意を押し通した作品が興行的に成功しているのだからますます発言力も増そうというものだ。
「我々は必死にトムを止めようとした。しかしトムは聞き入れなかった」。スタッフのだれもが何度も言う。クルーズは周囲の寿命を縮めさせても自分ですべてのスタントをこなすという我を貫いた。映像に影響するため安全措置を取らないこともときどきあったという。監督初めスタッフはさぞかし胃が痛かっただろう。
そういうわけで、ジョン・ウー監督に対する私の新しい評価は「丸い人物」だ。プロデューサー、トム・クルーズとぶつかることなくその意向を丸々受けた娯楽作品をしっかりつくり上げ、自身の署名である二丁拳銃と白い鳩を入れることで満足した。名を成している監督のひとりとしてそう簡単にできることではない。
クルーズにはそんな危険なスタントをしてたらいつか死ぬぞと警告したい気分だが、それが生きる証なら仕方がない。生きたいように生きられる力を持っているだけでも、並大抵の人物ではないのだ。
そんなクルーズの思い入れたっぷりの本作は、つくりのしっかりした娯楽作品に仕上がっている。ロマンスの部分は古典的と製作者も認めているとおり、あまり訴えかけてくるものはなかったが、その分アクションシーンが斬新で十分おつりがくる。クルーズファンであれば間違いなく楽しめる。
「エバーアフター」でダグレイ・スコットを初めて見たクルーズがよくぞまあこの作品に起用したと感心した。総領の甚六を絵に描いたような王子様を演じていたスコットが、本作ではとことんクールで悪そうで素晴らしい。イーサンへの複雑な感情もよく表現されている。
クルーズは、このシリーズを製作するたびに監督も作品カラーもがらりと変えるつもりらしいので、今後も競作的な魅力が期待できそうだ。
特典は、「メイキング・オブ・Ｍ：Ｉ‐２」「アクション・シークエンス」「インポッシブル・ショット」「ジョン・ウー音声解説」。

とデパルマの前のといっしょに　レヴュアーは否定しなきゃいけないだろ　このシリーズに対するリスペクトがまるでないじゃん
俺自身は特に肩入れしてないので　どうでもいいと言っちゃそれまでよなんだが　大衆の無関心はいけません

一応ラッシュがその辺のとこ　きっちり言ってるので　詳しくは省くが　長い一言で言うと　不可能な使命を隠密裏に何事も
なかったように解決するじゃなくて　やりたい放題やって何もかもぶちこわしにする　な脚本と演出がだめでしょ！

アクション映画としていいんだとの意見あるが　ジョン・ウーとは思えぬ手抜きの大味で失望が二重になる　トムクルだけが妙に
元気かつワンマン映画で　これをいさめるプロジュサがいなかったのが致命的　てかトムクルがプロジュサだからどうしょうも
なかったりして（爆）

ジョン・ウーは「ペイ・チェック」を見ればもう終わってるだろ
ハリウッドはすみやかに呼びなさい　三池崇史を！！

第二作目と言うと、「視聴者の期待に応えなくちゃ」って気負いがあるのでしょうかね。
前作よりも豪快といより、もう滅茶苦茶って感じです。
ハリウッドのお金の匂いプンプンってのはちょっと鼻につきますが、ココまでやってくれると、次回作も楽しみにせざるを得ないですね。

ハラハラドキドキさせられるのは前作同様だったんだけれど、ストーリーよりも映像の美しさやアクションが重視されたような気がします。
まあ、ジョン・ウー監督だから仕方ないのかもしれないのだけれど。
でも、ハトがパタパタとスローモーションで飛び立っていくバックにトム・クルーズがゆっくり登場するシーンは結構ステキだなと思っちゃいました。

でも、全編通して『ミッション・インポッシブル』というよりは、『チャーリーズ・エンジェル（映画版）』を観てるような錯覚に陥りました（笑）。だって、アクションがありえないんだもん！

バイクでのアクションはもうやり過ぎって言うほかない！
っていうか、本当にありえない！
なので、「おおおっ！」っていうより、笑いがこみ上げてきちゃうわけです。それもまあ“インポッシブル”だからいいのですが（笑）。

あと、残念だったのはヒロインがいまいちだったことかな…。
この作品の後もあまり彼女は芽が出てないですよね。
ちょっとだけしか出てこなかったけれども、イーサンの上司役が今回はアンソニー・ホプキンスになってて、これはジョン・ヴォイト以上にハマリ役かなと感じました。

最後に。あとからこの作品について思い返してみると…。
やっぱりストーリーはいまいち思い出せないのですが、すんごいアクションだけはありありと覚えている映画です（笑）。