マリグナント　狂暴な悪夢

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見ごたえ十分でした。
現実と悪夢が入り混じる描写とか、さすが技術の進歩。
凄いクオリティーでした。
次々と殺人を犯す謎の犯人。

正直、チャラ男的な警察官やその女上司は要らなかったかな〜
結構良い流れの作品に水を差した感があります。
もう少しまともな対応できんものかね・・・
まあ、そのせいで凄惨な殺人舞台が出来上がるのですが？

しかし犯人は以外でした。
この点が強引だった点です。

これは法律で罰せられないのかな？
また解決後の家族関係も今まで通りになるのか？
少しモヤモヤが残りました。

ラストまで観ると、主人公マディソンとガブリエルの関係に、
はじめて納得する。
実に巧妙で斬新な仕掛けのホラーです。
2021年(アメリカ)監督はホラー界の鬼才ジェームズ・ワン。
映画冒頭。
1993年。とある病院の精神科病棟。
入院患者ガブリエルが暴れている。麻酔銃で眠らせて、
「悪性腫瘍を切除しなくては・・・」との主治医の言葉で幕を開ける。
そして現在に。
夫のDVに悩むマディソンは夫の不審死の後から、
目の前の恐ろしい殺人を目撃する悪夢に悩まされることに。
この後は、マディソンの過去が徐々に明らかになる展開。
起こる超常現象！！
マディソンの悪夢が、現実の殺人となって起こるのです。

姿を現すガブリエルの正体に度肝を抜かれる！！
桁外れの超能力、薙ぎ倒しバラバラにする悪意の殺人鬼。
こりゃマジ怖いわ！！
さすがのジェームズ・ワン・ワールド。
おどろおどろしいド迫力の映像。

こんな姿であなた、これからどう生きるの！？
続編があるかも！！

一言で言うと、マジで面白かったです。
大筋では展開を予想できてたつもりでしたが、いい意味で予想を裏切られました。
いや、あれはないわ。発想が斬新でワクワクしながら最後まで観させていただきました。
ホラーは大好きで今まで数々の映画を観てきましたが、そのどれとも被らないオリジナリティです。
この監督と脚本家、凄いです。今後注目したいですね。

評価のみ

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親愛なるジェームズ・ワンの最新作。もう楽しみすぎて久しぶりに心臓バクバクで鑑賞。
いやー、彼はやっぱり裏切らなかった。いい意味での想定内。
近年、ホラー界の巨匠が次々と永眠して絶望したけど、彼が後継者として君臨してくれそう。
いや、もうしてるか。

そしてこの作品、絶対にネタバレしてはだめだし、鑑賞前にネタバレ見ない方がいい。
予備知識なしで観るべき。

それにしても彼の頭の中はどうなってるんだろ。
よくまあ次々と魅力溢れる作品を創り出してくれるねー。
今回のガブリエルさんも立派なキャラとして成立。
まさかそういう事とは。

ほんとにホラーが好きなんだなー、ジェームズは。


どうしてもヒットを生み出すと類似が続きがちになるけど、彼はそういうのも皆無。
「ＳＡＷ」でシチュエーションスリラーという新たなジャンルを創り出し、「死霊館」で新たな悪魔の怖さを見せてくれた。そして本作で新たな世界観。
いやーまいった。神ですやっぱり。

どうぞ予備知識なしで観てください。

特典でちょっとしたメイキングあり。
彼が楽しげに作品を撮る様子が観れますよー。





おすすめ度 100％