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DUNE/デューン 砂の惑星

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DUNE/デューン 砂の惑星 / ティモシー・シャラメ

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ジャンル :

「DUNE/デューン 砂の惑星」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

フランク・ハーバートのSF巨編を「メッセージ」「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ主演で映画化。その惑星を制する者が全宇宙を支配するといわれる過酷な“砂の惑星デューン”を舞台に、ここに移住した“未来が視える”能力を持つ青年が、父を殺した宿敵への復讐と全宇宙の平和のために立ち上がる壮大な宇宙戦争の行方を圧倒的スケールで描き出す。遥か未来。宇宙帝国の皇帝によって“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスの統治を命じられたアトレイデス家。こうして当主のレト公爵は、家族を伴いアラキスへ移住するが、やがて宿敵ハルコンネン家の陰謀に巻き込まれ命を落としてしまう。公爵の息子ポールも母ジェシカとともに命を狙われる身となり、逃亡を余儀なくされるのだったが…。 JAN:4548967456141

「DUNE/デューン 砂の惑星」 の作品情報

作品情報

製作年:

2020年

製作国:

アメリカ

原題:

DUNE: PART ONE/DUNE

「DUNE/デューン 砂の惑星」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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スター・ウォーズ/フォースの覚醒

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ブラッド・ブラザーズ −天堂口−

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6〜 10件 / 全31件

よさげであるが、けっこう眠くなる

投稿日:2022/02/12 レビュアー:勇光

カネかかっている。
公称1億6千5百万ドルってことだから、ホントだとすると約2百億円。
けっこうフカしてるんじゃないかなと思うが、それなりにかかってるだろう。興行収入の損益分岐点は2百50億円くらいのようだ。

内容はSFであるが、中世の王侯貴族を描いたような感じもある。
原作は1965年に発表された小説で、かなり壮大なストーリーらしく、ホドロフスキーが10時間以上の大作映画にしようとしたが挫折し、デイヴィッド・リンチが137分のB級映画にまとめたけれども不満の声は今も尚やまない。その後、2008年にパラマウントが映画化を計画したが成就せず、2016年になってレジェンダリー・ピクチャーズが制作に乗り出し、ついに映画化に成功した・・・といってもまだ半分だけ。今回のは2部作のうちの前半部分だけである。

登場人物はみな人間で、スターウォーズのように雑多な宇宙人は出てこない。
ちなみに、ステラン・スカルスガルドが悪玉のハルコネン男爵を演じていて重々しいが、顔がよく見えなくてだれだかわからなかった人が多かったと思う。シャーロット・ランプリングも出ていたが顔に網をかぶせてあってこれもだれだかわからなかった人が多かったろう。

デヴィッド・リンチ版も登場人物は皆人間だったのだが、冒頭に惑星間航行を行う宇宙飛行士が登場し、これが10mほどの巨大なイモムシ状の体型になっていて、ピンク色の煙で満たされた大きなカプセルの中に入ったままで出てくる。そのピンク色の煙は砂の惑星で精製されるスパイスと呼ばれる麻薬物質で、何万光年もの長大な距離を移動するにはそのスパイスを吸い続けるしかない・・という設定になっている。そのスパイスは砂の惑星の砂の中を泳いでいる巨大なイモムシの身体から分泌される物質だそうで、その物質を何万年も吸い続けた宇宙飛行士はイモムシのような体型になるようだ。
個人的には、このリンチ版の宇宙飛行士はなかなかいいなと思っていたのだが、この最新版には登場していなくて残念だった。
尚、最新版ではスパイスが何なのかの説明がほとんどなく、長生きできる幻覚誘発剤・・というような説明があるだけ。だが、このお話はスパイスをめぐる利権争いを描いたものである。

原作が書かれた1960年代ってのはヒッピー隆盛の時代であり、若者はマリファナを吸うのがあたりまえで、スパイスってのはまちがいなくマリファナの煙をイメージしている。
晩年のエルビス・プレスリーは昼も夜もマリファナを吸い続け、ドーナツを食い過ぎてブタのように太って死んだようだが、マリファナを吸うと腹が減って甘いものが食べたくなる。なので、当時のジャンキーはみんなデブだった。で、スパイスを吸い続けると胴体だけが巨大になってイモムシのような体型になる・・ということにしてあるのだと思う。
もっとも、砂の惑星の原住民は大気中に混在しているスパイスを吸い続けているが太っていない。が、白目が青く光っている。マリファナを吸うと目が赤く充血するのだが、赤を青に変えたのだろう。

「メッセージ」や「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品なのでテンポが遅くて眠くなるが、映像は美しい。後半部分への期待はけっこう高まった。

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睡魔との戦いを堪能

投稿日:2022/02/22 レビュアー:オッドジョブ

劇場で観たので途中で仮眠も取れず、意識が飛びそうになりながら観賞することになったホームラン級の退屈映画。

古典的なSF小説をそのまんま映画化したような内容だなと思ったら本当にそのまんまだったらしい…それにしてもストーリーなさすぎじゃないかと思ったら原作の最初の部分だけの映画化らしい…

これだけ話がつまらなくて、映像的にも何も見所ないのに「俺たちの闘いはこれからだ」的に終わってしまい結構ぽかーん。一本の映画としてはダメすぎないか?

意識がトリップするまで、ひたすらハンスジマーの曲を無限リピートされていただけの155分。

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アラキスを、どげんかせんといかん。

投稿日:2022/03/26 レビュアー:ポッシュ

ティモシー・シャラメ祭り 第7弾

分かりにくい話とかドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だからとか、いろいろマイナス要素
(あ、監督のことディスっちゃった!w)がありますが、私はあんまり気にせず。
10191年の話ってのも、デーモン閣下の年齢ぐらいの感覚で受け止めてスルー。
宇宙貴族の覇権争いなんかもまるで興味ないけど、この度は王子様がティモシー・シャラメなんで、
王子の活躍を見守るだけで満足でございます。チャラい観客でごめんなさいよ。

最初はちょっと頼りない男の子だったティミーが、徐々に強く逞しくなっていく。
その輝かしいお姿だけで、ご飯3杯はいけますね。
修道女に力を試されるシーンの演技なんかも素晴らしいですよ。ショボイ箱に手を入れてる
だけなのに、痛みや怖れを克服してグレードアップしちゃう過程を表現しきってる。

お衣装もいいですね。黒の制服っぽいセットアップ。(?)中高一貫校の生徒みたい。
長身のティミーは立ち姿が美しいのです。ちょっとだけ猫背なのが個人的な萌えポイント。
(後半の先住民スタイルもナチュラルテイストでオシャレです)

ともかくですね。お父上も良識ありそうなお方でしたが、王子はさらに善意や良心の人なのですね。
皇帝の陰謀に巻き込まれてお家の危機となり、都落ちみたいな境遇に陥ります。
で、そこから這い上がるのに、復讐や反撃といったマッチョな動機も勿論ありましょうが、
同時にアラキスという星を自分が正しく導いていきたいという、“偉大なる王”の素養、
自覚と覚悟も見えるのです。
この辺りからが後編?第2部?になっていくのでしょう。王子の更なる活躍チェキラッ!って事で
今度は絶対に映画館で観ますよ!^^

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さきほどのレビュータイトルの訂正です

投稿日:2022/03/20 レビュアー:hinakksk

 変換ミスで、いきなりタイトルから間違うなんて、脱力です。情けなくて涙が出そう。もちろん正しくは「神をも凌ぐ絶対的力への果てしない夢」です。神が髪だなんて、読む気が失せますよね。専制主義や覇権主義への夢は、現在になっても世界に根深く憑りついているのではないかと、危惧している憂鬱な日々です。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

髪にはなれない人間の絶対的力への果てしない夢

投稿日:2022/03/20 レビュアー:hinakksk

 原作は1965年出版のSFの古典とのことだが、時代は10191年に設定されているのに、明らかにストーリーは退行している。貴族階級が当然のように存在する、砂漠の民を搾取する帝国の覇権主義を描くなんて、物語や世界観は、中世的、あるいはもっとずっと古い時代を描いたテレビドラマ「ローマ」(Iが2005年、IIが2007年制作)みたいだ。1万年の未来と紀元前とでは、時代設定は対照的だが、世界観はまるで一緒。電磁シールドがあるかないかだけの違いで、剣による戦闘シーンなんかそっくりだ。もしくは、主役のポール・アトレイデスが、若きアーサー王のようにも思える。

 同じ原作からインスピレーションを受け制作されたと言われるスター・ウォーズシリーズは、古さを逆手にとって万人向けにSFらしく仕立ててあり、(SFマニアは子供っぽいと言うかもだが)秀逸だ。しかも時代設定は「はるか昔」となっていて、物語に違和感を感じさせない。

 多くの人が絶賛しているように、壮大で圧倒的な映像美と音響は素晴しいと思う。IMAXでの上映を念頭に、IMAX認証デジタルカメラを使用して撮影されたそうだから、映画館で観るべき映画なのだろう。それによって評価はかなり左右されるかもしれない。爆撃や炎のオレンジ色とレーザー光線のブルー等がときおり混じる以外、ほとんどグレーとベージュの濃淡だけの無彩色の映像をこれだけ美しく見せるのは、凄いとしか言いようがない。

それだけに、古い政治統治システムのままに、1万年の未来に神をも凌ぐような宇宙界の絶対君主となる野望を描く意味はどこにあるのだろう。ポールの予知夢、「聖戦の炎が宇宙に燃え広がる、戦士団の上に翻るアトレイデス家の旗、父上の頭蓋を収めた祠を崇拝する戦士団」といった表現は、SFの体裁を取りながら、欧米の人々にとってどこか郷愁を誘う時代錯誤的な原型のようなものではないのだろうか。続編がこの予想を裏切ってくれることを期待している。

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DUNE/デューン 砂の惑星

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よさげであるが、けっこう眠くなる

投稿日

2022/02/12

レビュアー

勇光

カネかかっている。
公称1億6千5百万ドルってことだから、ホントだとすると約2百億円。
けっこうフカしてるんじゃないかなと思うが、それなりにかかってるだろう。興行収入の損益分岐点は2百50億円くらいのようだ。

内容はSFであるが、中世の王侯貴族を描いたような感じもある。
原作は1965年に発表された小説で、かなり壮大なストーリーらしく、ホドロフスキーが10時間以上の大作映画にしようとしたが挫折し、デイヴィッド・リンチが137分のB級映画にまとめたけれども不満の声は今も尚やまない。その後、2008年にパラマウントが映画化を計画したが成就せず、2016年になってレジェンダリー・ピクチャーズが制作に乗り出し、ついに映画化に成功した・・・といってもまだ半分だけ。今回のは2部作のうちの前半部分だけである。

登場人物はみな人間で、スターウォーズのように雑多な宇宙人は出てこない。
ちなみに、ステラン・スカルスガルドが悪玉のハルコネン男爵を演じていて重々しいが、顔がよく見えなくてだれだかわからなかった人が多かったと思う。シャーロット・ランプリングも出ていたが顔に網をかぶせてあってこれもだれだかわからなかった人が多かったろう。

デヴィッド・リンチ版も登場人物は皆人間だったのだが、冒頭に惑星間航行を行う宇宙飛行士が登場し、これが10mほどの巨大なイモムシ状の体型になっていて、ピンク色の煙で満たされた大きなカプセルの中に入ったままで出てくる。そのピンク色の煙は砂の惑星で精製されるスパイスと呼ばれる麻薬物質で、何万光年もの長大な距離を移動するにはそのスパイスを吸い続けるしかない・・という設定になっている。そのスパイスは砂の惑星の砂の中を泳いでいる巨大なイモムシの身体から分泌される物質だそうで、その物質を何万年も吸い続けた宇宙飛行士はイモムシのような体型になるようだ。
個人的には、このリンチ版の宇宙飛行士はなかなかいいなと思っていたのだが、この最新版には登場していなくて残念だった。
尚、最新版ではスパイスが何なのかの説明がほとんどなく、長生きできる幻覚誘発剤・・というような説明があるだけ。だが、このお話はスパイスをめぐる利権争いを描いたものである。

原作が書かれた1960年代ってのはヒッピー隆盛の時代であり、若者はマリファナを吸うのがあたりまえで、スパイスってのはまちがいなくマリファナの煙をイメージしている。
晩年のエルビス・プレスリーは昼も夜もマリファナを吸い続け、ドーナツを食い過ぎてブタのように太って死んだようだが、マリファナを吸うと腹が減って甘いものが食べたくなる。なので、当時のジャンキーはみんなデブだった。で、スパイスを吸い続けると胴体だけが巨大になってイモムシのような体型になる・・ということにしてあるのだと思う。
もっとも、砂の惑星の原住民は大気中に混在しているスパイスを吸い続けているが太っていない。が、白目が青く光っている。マリファナを吸うと目が赤く充血するのだが、赤を青に変えたのだろう。

「メッセージ」や「ブレードランナー 2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品なのでテンポが遅くて眠くなるが、映像は美しい。後半部分への期待はけっこう高まった。

睡魔との戦いを堪能

投稿日

2022/02/22

レビュアー

オッドジョブ

劇場で観たので途中で仮眠も取れず、意識が飛びそうになりながら観賞することになったホームラン級の退屈映画。

古典的なSF小説をそのまんま映画化したような内容だなと思ったら本当にそのまんまだったらしい…それにしてもストーリーなさすぎじゃないかと思ったら原作の最初の部分だけの映画化らしい…

これだけ話がつまらなくて、映像的にも何も見所ないのに「俺たちの闘いはこれからだ」的に終わってしまい結構ぽかーん。一本の映画としてはダメすぎないか?

意識がトリップするまで、ひたすらハンスジマーの曲を無限リピートされていただけの155分。

アラキスを、どげんかせんといかん。

投稿日

2022/03/26

レビュアー

ポッシュ

ティモシー・シャラメ祭り 第7弾

分かりにくい話とかドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だからとか、いろいろマイナス要素
(あ、監督のことディスっちゃった!w)がありますが、私はあんまり気にせず。
10191年の話ってのも、デーモン閣下の年齢ぐらいの感覚で受け止めてスルー。
宇宙貴族の覇権争いなんかもまるで興味ないけど、この度は王子様がティモシー・シャラメなんで、
王子の活躍を見守るだけで満足でございます。チャラい観客でごめんなさいよ。

最初はちょっと頼りない男の子だったティミーが、徐々に強く逞しくなっていく。
その輝かしいお姿だけで、ご飯3杯はいけますね。
修道女に力を試されるシーンの演技なんかも素晴らしいですよ。ショボイ箱に手を入れてる
だけなのに、痛みや怖れを克服してグレードアップしちゃう過程を表現しきってる。

お衣装もいいですね。黒の制服っぽいセットアップ。(?)中高一貫校の生徒みたい。
長身のティミーは立ち姿が美しいのです。ちょっとだけ猫背なのが個人的な萌えポイント。
(後半の先住民スタイルもナチュラルテイストでオシャレです)

ともかくですね。お父上も良識ありそうなお方でしたが、王子はさらに善意や良心の人なのですね。
皇帝の陰謀に巻き込まれてお家の危機となり、都落ちみたいな境遇に陥ります。
で、そこから這い上がるのに、復讐や反撃といったマッチョな動機も勿論ありましょうが、
同時にアラキスという星を自分が正しく導いていきたいという、“偉大なる王”の素養、
自覚と覚悟も見えるのです。
この辺りからが後編?第2部?になっていくのでしょう。王子の更なる活躍チェキラッ!って事で
今度は絶対に映画館で観ますよ!^^

さきほどのレビュータイトルの訂正です

投稿日

2022/03/20

レビュアー

hinakksk

 変換ミスで、いきなりタイトルから間違うなんて、脱力です。情けなくて涙が出そう。もちろん正しくは「神をも凌ぐ絶対的力への果てしない夢」です。神が髪だなんて、読む気が失せますよね。専制主義や覇権主義への夢は、現在になっても世界に根深く憑りついているのではないかと、危惧している憂鬱な日々です。

髪にはなれない人間の絶対的力への果てしない夢

投稿日

2022/03/20

レビュアー

hinakksk

 原作は1965年出版のSFの古典とのことだが、時代は10191年に設定されているのに、明らかにストーリーは退行している。貴族階級が当然のように存在する、砂漠の民を搾取する帝国の覇権主義を描くなんて、物語や世界観は、中世的、あるいはもっとずっと古い時代を描いたテレビドラマ「ローマ」(Iが2005年、IIが2007年制作)みたいだ。1万年の未来と紀元前とでは、時代設定は対照的だが、世界観はまるで一緒。電磁シールドがあるかないかだけの違いで、剣による戦闘シーンなんかそっくりだ。もしくは、主役のポール・アトレイデスが、若きアーサー王のようにも思える。

 同じ原作からインスピレーションを受け制作されたと言われるスター・ウォーズシリーズは、古さを逆手にとって万人向けにSFらしく仕立ててあり、(SFマニアは子供っぽいと言うかもだが)秀逸だ。しかも時代設定は「はるか昔」となっていて、物語に違和感を感じさせない。

 多くの人が絶賛しているように、壮大で圧倒的な映像美と音響は素晴しいと思う。IMAXでの上映を念頭に、IMAX認証デジタルカメラを使用して撮影されたそうだから、映画館で観るべき映画なのだろう。それによって評価はかなり左右されるかもしれない。爆撃や炎のオレンジ色とレーザー光線のブルー等がときおり混じる以外、ほとんどグレーとベージュの濃淡だけの無彩色の映像をこれだけ美しく見せるのは、凄いとしか言いようがない。

それだけに、古い政治統治システムのままに、1万年の未来に神をも凌ぐような宇宙界の絶対君主となる野望を描く意味はどこにあるのだろう。ポールの予知夢、「聖戦の炎が宇宙に燃え広がる、戦士団の上に翻るアトレイデス家の旗、父上の頭蓋を収めた祠を崇拝する戦士団」といった表現は、SFの体裁を取りながら、欧米の人々にとってどこか郷愁を誘う時代錯誤的な原型のようなものではないのだろうか。続編がこの予想を裏切ってくれることを期待している。

6〜 10件 / 全31件