こちらの作品もおすすめ
こちらの作品もおすすめ
『TENET テネット』のロバート・パティンソンと名優、ウィレム・デフォー共演によるスリラー。1890年代、とある孤島にやって来たふたりの灯台守。そりが合わず険悪な雰囲気の彼らは、外界から遮断された孤島で徐々に狂気と幻想に侵されていく。※R15+※一般告知解禁日:11月4日18:00
製作年: |
2019年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
THE LIGHTHOUSE |
監督: |
ロバート・エガース |
---|---|
製作総指揮: |
アーノン・ミルチャン 、 ヤリフ・ミルチャン 、 マイケル・シェイファー 、 ジョシュ・ピーターズ 、 アイザック・エリクソン 、 ソフィー・マス 、 カイト・オルティス 、 ロドリゴ・グティエレス 、 クリス・コロンバス 、 エレノア・コロンバス |
出演: |
ロバート・パティンソン 、 ウィレム・デフォー 、 ワレリヤ・カラマン 、 ローガン・ホークス |
脚本: |
マックス・エガース |
---|---|
撮影: |
ジェアリン・ブラシュケ |
音楽: |
マーク・コーヴェン |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
109分 | 日・解 | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | TMSD499 | 2022年01月14日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
34枚 | 0人 | 4人 |
収録時間:
109分
字幕:
日・解
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
R-15
記番:
TMSD499
レンタル開始日:
2022年01月14日
在庫枚数
34枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
4人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
109分 | 日・解 | 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | TMSD499 | 2022年01月14日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
34枚 | 0人 | 4人 |
収録時間:
109分
字幕:
日・解
音声:
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ
レイティング:
R-15
記番:
TMSD499
レンタル開始日:
2022年01月14日
在庫枚数
34枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
4人
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?
「ライトハウス」(2019、米国、白黒、110分)。
監督はロバート・エガース(1983年生)デビュー作「ウィッチ」(2015、米国/カナダ、カラー、93分)に続く第2作です。白黒の35ミリフィルムで撮影された画面が新鮮で美しいです。
1890年代(たぶん初頭)の米国東部ニューイングランドの孤島に、二人の灯台守がボートで着く。彼らはひと月、灯台と島の管理をする予定。この島での経験があるベテラン「トーマス・ウェイク」(ウィレム・デフォー)、新米の「イーフレイム・ウィンズロー」(ロバート・パティンソン)は最初は慎重に親しくしていたが、大酒飲みで高圧的な元・船乗り「ウェイク」と、内陸で森林業に従事していた「ウィンズロー」は次第に衝突、仕事は停滞。嵐が来て、二人は島に閉じ込められる。「ウィンズロー」は実は本人ではなく、「トーマス・ハワード」という男が成り替わっているたことが分かる。一方、「ウェイク」にも恐ろしい秘密があった。
島に群居するカモメが人を怖がらず、室内に絶えず入ってくる場面は、ヒッチコック「鳥」を想起。妄想が狂気・殺気を生む点、キューブリック「シャイニング」の要素もあります。現実と幻想の境目を分からなくするのが脚本(書いたのは監督とその弟マックス)の狙いであり、成功しています。現実・幻想を区分けする努力を放棄、ただ白黒映像に酔い痴れるだけにすると楽になりました。灯台(ライトハウス)がメタファーとして表すものが何かまでは分かりませんが……。「マックス」というファースト・ネームの人物が二人出てくるのもややこしいです(笑)。それと人魚(ワレリヤ・カラマン)が美しく怖いです。好きか嫌いかでいうと、この映画は大好きの部類に入ります。
本作の公式HPによると監督が企画しているプロジェクトの一つにF・W・ムルナウ「吸血鬼ノスフェラトウ」(1922)のリメイクもあるようです。白黒で撮ってほしいと思います。
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
2019年(アメリカ)監督:脚本:ロバート・エガース。
強烈な映像体験でした。
《ギリシャ悲劇》・・・
モノクロにして、サイズはほぼ正方形(1:19:1)
2人芝居。会話劇です。
1890年代のアメリカ・ニューイングランドの孤島。
2人の灯台守が赴任した。
ベテラン老人灯台守(ウィレム・デフォー)と、
新人の灯台守の若者(ロバート・パティンソン)
はじめから反りの合わない2人。
ボワわーんーーん!!
ボワわーんーーん!!
大きく鳴り響く灯台の霧笛。
光を届けるための機械音。
耳障りは鴎の鳴き声、頭上の羽音。
若い灯台守は、老灯台守に不当という程こき使われる。
(鬱屈は溜まりに溜まり・・・渦巻いていく)
そして、4週間。
任務明けの日。
嵐・・荒れ狂う海に、迎えの船は来なかった。
そこから修羅場スタートのゴングが鳴る。
若者は問われもしないのに罪を告白。
その告白を聞き、乗じて追い詰めて行くデフォーの狡猾。
人間は閉鎖された空間から抜け出せない極限で、
何者に変わるか?
孤立!!
飢えの恐怖!!
逃げ場のない閉塞感!!
いったい、迎えは来るのか?
互いに言葉で相手を殴りつけ、平伏させて、
精神を追い詰めて行く・・・
ボワわーんーーん。
ボワわーんーーん!
やたらうるさく鳴り響く霧笛(灯台だから!!)
機械音!!
耳障りな鴎の鳴き声!!
不快さは嫌増す!!
止まぬ雨。
浸水。
荒れ狂う海。
そして、迎えは来ない。
ウィレム・デフォーが老いたるダビデ王に見えた。
ダビデ像そっくりのポーズを裸でとるデフォー!!
モノクロ画面にデフォーは、映える。
ロバート・パティンソンも、一歩も譲らぬ怪演。
ラストのパティンソンの攻撃!行為!錯乱!
地獄絵図。
ラストシーンが、この映画を映画史に刻んだ!!
このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています
アメリカの灯台守の話。日本を代表する木下恵介監督作品(おいら岬の・・・)とはぜんぜん違う。絶海の孤島へ派遣された新人の灯台守。一緒に働くアルコール依存症の上司のモラハラが半端ない。上司を拳銃で撃ち殺した交番勤務のお巡りさんを思い出した。問題はモラハラだけではなく、ふたりの男の性格、性的嗜好、隠し持っている過去にもありそうだ。海に伝わる迷信(たとえば海鳥には海で死んだ男たちの魂が宿っているとか)、航海者を海にひきずりこむ美しい人魚の伝説などが重ねられて、現実と夢や妄想との間があいまいなまま、幻想的に映画はすすんでいく。やがて「狂気」が、新人が宿る。上司のほうにはもともと宿っていたみたい。海鳥たちが(どうやって演技をつけたんだろうと思うくらい)いい仕事をしている。レトロな感じのスクウェア画面であるが、モノクロ映像はモダンで美しい。ただ、見終わったときの気分は、あまり良くない。
このレビューは気に入りましたか? 1人の会員が気に入ったと投稿しています
文学作品のような?ダルくて好みではありませんでした。
このレビューは気に入りましたか? 0人の会員が気に入ったと投稿しています
いったいなんなんだという作品。狂気の世界をモノクロで描いております。モノクロだからまだ見られるんだろうな、おっさん二人が孤島の灯台守で狂っていく映画なんて、カラーで描いたら汚いわな。
役者さんが演技演技している作品です。日本だったら香川さんとか藤原くんとかが二人でわいわいやっている、そんな作品かな。でもそれって雰囲気はあるけど面白くはないよね、きっと。そんなこと思いつつみる作品です。
このレビューは気に入りましたか? 0人の会員が気に入ったと投稿しています
ライトハウス
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:13件
投稿日
2022/01/19
レビュアー
ちゅく「ライトハウス」(2019、米国、白黒、110分)。
監督はロバート・エガース(1983年生)デビュー作「ウィッチ」(2015、米国/カナダ、カラー、93分)に続く第2作です。白黒の35ミリフィルムで撮影された画面が新鮮で美しいです。
1890年代(たぶん初頭)の米国東部ニューイングランドの孤島に、二人の灯台守がボートで着く。彼らはひと月、灯台と島の管理をする予定。この島での経験があるベテラン「トーマス・ウェイク」(ウィレム・デフォー)、新米の「イーフレイム・ウィンズロー」(ロバート・パティンソン)は最初は慎重に親しくしていたが、大酒飲みで高圧的な元・船乗り「ウェイク」と、内陸で森林業に従事していた「ウィンズロー」は次第に衝突、仕事は停滞。嵐が来て、二人は島に閉じ込められる。「ウィンズロー」は実は本人ではなく、「トーマス・ハワード」という男が成り替わっているたことが分かる。一方、「ウェイク」にも恐ろしい秘密があった。
島に群居するカモメが人を怖がらず、室内に絶えず入ってくる場面は、ヒッチコック「鳥」を想起。妄想が狂気・殺気を生む点、キューブリック「シャイニング」の要素もあります。現実と幻想の境目を分からなくするのが脚本(書いたのは監督とその弟マックス)の狙いであり、成功しています。現実・幻想を区分けする努力を放棄、ただ白黒映像に酔い痴れるだけにすると楽になりました。灯台(ライトハウス)がメタファーとして表すものが何かまでは分かりませんが……。「マックス」というファースト・ネームの人物が二人出てくるのもややこしいです(笑)。それと人魚(ワレリヤ・カラマン)が美しく怖いです。好きか嫌いかでいうと、この映画は大好きの部類に入ります。
本作の公式HPによると監督が企画しているプロジェクトの一つにF・W・ムルナウ「吸血鬼ノスフェラトウ」(1922)のリメイクもあるようです。白黒で撮ってほしいと思います。
投稿日
2022/01/16
レビュアー
アーモンド2019年(アメリカ)監督:脚本:ロバート・エガース。
強烈な映像体験でした。
《ギリシャ悲劇》・・・
モノクロにして、サイズはほぼ正方形(1:19:1)
2人芝居。会話劇です。
1890年代のアメリカ・ニューイングランドの孤島。
2人の灯台守が赴任した。
ベテラン老人灯台守(ウィレム・デフォー)と、
新人の灯台守の若者(ロバート・パティンソン)
はじめから反りの合わない2人。
ボワわーんーーん!!
ボワわーんーーん!!
大きく鳴り響く灯台の霧笛。
光を届けるための機械音。
耳障りは鴎の鳴き声、頭上の羽音。
若い灯台守は、老灯台守に不当という程こき使われる。
(鬱屈は溜まりに溜まり・・・渦巻いていく)
そして、4週間。
任務明けの日。
嵐・・荒れ狂う海に、迎えの船は来なかった。
そこから修羅場スタートのゴングが鳴る。
若者は問われもしないのに罪を告白。
その告白を聞き、乗じて追い詰めて行くデフォーの狡猾。
人間は閉鎖された空間から抜け出せない極限で、
何者に変わるか?
孤立!!
飢えの恐怖!!
逃げ場のない閉塞感!!
いったい、迎えは来るのか?
互いに言葉で相手を殴りつけ、平伏させて、
精神を追い詰めて行く・・・
ボワわーんーーん。
ボワわーんーーん!
やたらうるさく鳴り響く霧笛(灯台だから!!)
機械音!!
耳障りな鴎の鳴き声!!
不快さは嫌増す!!
止まぬ雨。
浸水。
荒れ狂う海。
そして、迎えは来ない。
ウィレム・デフォーが老いたるダビデ王に見えた。
ダビデ像そっくりのポーズを裸でとるデフォー!!
モノクロ画面にデフォーは、映える。
ロバート・パティンソンも、一歩も譲らぬ怪演。
ラストのパティンソンの攻撃!行為!錯乱!
地獄絵図。
ラストシーンが、この映画を映画史に刻んだ!!
投稿日
2022/02/20
レビュアー
daichanアメリカの灯台守の話。日本を代表する木下恵介監督作品(おいら岬の・・・)とはぜんぜん違う。絶海の孤島へ派遣された新人の灯台守。一緒に働くアルコール依存症の上司のモラハラが半端ない。上司を拳銃で撃ち殺した交番勤務のお巡りさんを思い出した。問題はモラハラだけではなく、ふたりの男の性格、性的嗜好、隠し持っている過去にもありそうだ。海に伝わる迷信(たとえば海鳥には海で死んだ男たちの魂が宿っているとか)、航海者を海にひきずりこむ美しい人魚の伝説などが重ねられて、現実と夢や妄想との間があいまいなまま、幻想的に映画はすすんでいく。やがて「狂気」が、新人が宿る。上司のほうにはもともと宿っていたみたい。海鳥たちが(どうやって演技をつけたんだろうと思うくらい)いい仕事をしている。レトロな感じのスクウェア画面であるが、モノクロ映像はモダンで美しい。ただ、見終わったときの気分は、あまり良くない。
投稿日
2022/04/24
レビュアー
Yoheyいったいなんなんだという作品。狂気の世界をモノクロで描いております。モノクロだからまだ見られるんだろうな、おっさん二人が孤島の灯台守で狂っていく映画なんて、カラーで描いたら汚いわな。
役者さんが演技演技している作品です。日本だったら香川さんとか藤原くんとかが二人でわいわいやっている、そんな作品かな。でもそれって雰囲気はあるけど面白くはないよね、きっと。そんなこと思いつつみる作品です。