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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 / ダニエル・クレイグ
全体の平均評価点: (5点満点)
(31)
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
/ライアン・ジョンソン
全体の平均評価点:
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「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「LOOPER/ルーパー」「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本を手掛け、ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンスをはじめとする豪華オールスターキャストで贈る本格群像ミステリー。ベストセラー作家の富豪が謎の死を遂げ、一癖も二癖もある家族全員に容疑がかかる中、謎めいた名探偵が事件の真相へと迫っていくさまを軽妙な筆致で描き出していく。世界的ミステリー作家にして富豪のハーラン・スロンビーが85歳の誕生日を迎え、ニューヨーク郊外にある彼の豪邸では家族が集いパーティが開かれる。ところが翌朝、ハーランは遺体で発見される。やがて匿名の人物から依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランが現われ、殺人事件として調査を開始する。そして調べが進むほどに、家族の秘密や嘘が次々と暴かれていくのだったが…。 JAN:9999206867336
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」 の作品情報
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
VPBU23346 |
2020年07月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
55枚
|
3人
|
3人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日:ドルビーデジタルステレオ
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
131分 |
日・吹 |
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
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|
VPBU23346 |
2020年07月22日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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|
英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日:ドルビーデジタルステレオ
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ユーザーレビュー:31件
老婆は見ていた!
投稿日:2020/12/02
レビュアー:趣味は洋画
ナイブズ・アウト / 名探偵と刃の館の秘密(2019年・アメリカ、カラー、130分)
よく練られた脚本で、これはミステリーの王道と呼べる作品。
「飛べない魔女」さんも触れられていますが、ライアン・ジョンソン監督はアガサ・クリスティ風のミステリーを作りたかったのですね。私立探偵に扮したダニエル・クレイグに、絶対的な安心感を感じるのも作品の骨格がブレず心地よい。
マサチューセッツ州。富豪の犯罪小説家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)は85歳の誕生パーティに家族を招待するが、翌朝、家政婦が彼の死体を発見する。警察は自殺と認定するも、私立探偵ブノワ(ダニエル・クレイグ)はハーランの看護師マルタ(アナ・デ・アルマス)から様々な情報を得、事件の鍵が莫大な遺産相続に起因していることを察する。ブノワはエリオット警部補(レイキース・スタンフィールド)とワグナー巡査(ノア・セガン)と共に、ハーラン一家の面々に対し、個別に事情聴取を行う。やがてハーランの遺書が明らかにされる日がやってくる...。
映画開始後、約15分の間に14人もの登場人物が次々と出てくる(紹介される)。大半はハーラン家の人々であり、ここはしっかり名前と家族関係を把握しておかないと混乱してしまう。
何れも一癖二癖ありそうな強欲そうな人物が多い。
リンダ(ジェイミー・リー・カーティス):ハーランの長女で、不動産会社を経営。
リチャード(ドン・ジョンソン):リンダの夫。不倫をハーランからばらすと脅されていた。
ランサム(クリス・エヴァンス):リンダの長男。我儘でハーランと言い争いをしていた。
ウォルト(マイケル・シャノン):ハーランの次男。出版社をクビになっている。
ドナ(リキ・リンドホーム):ウォルトの妻。
ジェイコブ(ジェイデン・マーテル):ウォルトの息子16歳。宗教に興味を持っている。
ジョニ(トニ・コレット):ハーランの義理の娘。ハーランから援助を受けている。
メグ(キャサリン・ラングフォード):ジョニの娘。
ワネッタ(K・カラン):ハーランの母親。年齢不詳。
フラン(エディ・パターソン):ハーラン家の家政婦。ハーランの死体発見者。
ハーランの看護師マルタは、ハーラン家と血縁関係はないものの、家族の一員のように皆から慕われている。ところが、あることをきっかけに憎悪の目を向けられることとなる。
マルタには2つの弱点があった。
1つは、自分の母親が不法入国していること。
もう1つは、マルタ自身、嘘をつくと吐く習慣があること。
ハーロンは85歳で他界したが、そのハーロンの母親が年齢不詳という設定で登場する。
セリフはほとんどなく、表情も変えない。ある意味、不気味な存在だ。(そして重要な役)
演じているのは「K・カラン」という女優で、出演時83歳。
ハーロン役のクリストファー・プラマーが出演時90歳であるから、7歳も若いのに母親役を演じているということになる。
K・カランは73年「ウィークエンド・ラヴ」に出演しているが、まったく印象にない。
看護師マルタを演じたアナ・デ・アルマスは、2017年「ブレードランナー2049」における家庭用AIジョイ役が印象深い。今後の可能性の大きさを感じる女優だ。
監督のライアン・ジョンソンは、2017年「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でも監督・脚本を兼ねていたが、本作も同様である。
同作で組んだ撮影のスティーヴ・イェドリン、編集のボブ・ダグセイと再び組んでいる。
ラストにかけての怒涛の展開は目が離せない。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
「間違いの悲劇」、ただそれが弱点でもある
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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評価も高く、人気もあって、なかなか借りることができず、やっと観ました。期待していたけれど、う〜ん、という感想。85歳になる人気ミステリー作家の父親ハーラン・スロンビーの収入と財産に、家族全員が寄生しているという状況で、遺産相続が殺人動機になり得る。舞台となった古いお屋敷といい、個性的で多彩な登場人物といい、確かに雰囲気はまさにアガサ・クリスティ。けれど、最初の事件の発端に無理がある。
善良なヒロイン、移民の看護師マルタを実質的に無罪にしておくために、薬品の扱いに無理をしている。鎮痛剤と過剰投与で致死を招くヘロインとが同じ瓶に入っていれば、優秀な看護師なら必ずラベルを確認するはず。すると、中身はすり替えられていたのだから、鎮痛剤のつもりでヘロインを投与することになり、その場合、ハーランは自死することなく、彼女は過失致死に問われてしまっただろう。薬品を扱い慣れているので、無意識に鎮痛剤と分かって投与したのだと、探偵はマルタの軽率さを弁護しているが、それならなぜあんなにパニックになってしまったのか。あの時点で、マルタもハーランもヘロインだと思い込んでいるのだから、いくらハーランがナイフで自殺しようとも、もし本当にヘロインなら、ハーランの自殺は無駄になり、マルタの過失は免れない。警察が検視と捜査を行った後に、薬品カバンがそのままで、現場に人員も配置せず、犯人が簡単にカバンに近づけるというのもお粗末。
この発端さえ気にしなければ、マルタがヘロインの過剰投与という自分の過失を自白するまでと、その後探偵によって真犯人が突きとめられるまでの、2段階になったプロットや、個性豊かな俳優たちの演技を堪能できる、面白い映画になっている。ダニエル・クレイグの探偵役と言うのも、なかなか渋くて悪くない。
だが、実質は無罪とはいえ、看護師なのに、そもそも鎮痛剤とヘロインの瓶とを確認しなかったことが不問に付されている点、善良なマルタがそのことに何の良心の呵責もなく、全遺産を相続してしまうことに、何だか釈然としない。ヘロインではなかったとはいえ、ヘロインの瓶から鎮痛剤を投与したことが、結果的にハーランの自死を招いたには違いないのだから。罪に問われる危険を冒してフランに救急車を呼ぶぐらいなら、間に合わなかったとしても、ハーランにも救急車を呼ぶべきだったのではないだろうか。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
面白かったです。
投稿日:2020/09/06
レビュアー:静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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意外なサプライスの展開で楽しめました。
ただ私的には、あのエンディングだと、少し消化不良かな・・・
富豪のハーラン・スロンビーの自殺の意味が無くなってしまった気がします。
マルタを守るためにしては、あまりにも準備が良すぎです。
この核心部分のクリアができなかったのが残念。
それでも、ち密なストーリー展開や設定、個性のある人々。
見事でした。
お金で繋がった家族
しかも遺産の分配を巡っての突然の人格の豹変。
お金が絡むとその人の本性が現れます・・・
人の嫌な部分を作中、上手く描いていたと思います。
それまで善人だった人々が遺言の発表で、態度がガラリと変わり、嫌な奴らになる演技、見事でした。
嘘をつくと吐いてしまうマルタ。
面白い設定でした。
あまりビジュアル的に良く無かったですが・・・
格別印象に残る作品ではありませんでしたが、それなりに見応えがあったと思います。
面白かったです。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
アガサ・クリスティーものへのオマージュ作品
冒頭で家政婦がクリストファー・プラマーの死体を発見するシーンがある。監督は、それでつかみはOK・・と思ったみたいだが、わたしの心はつかまれなかった。なんだかつまらなそうだな・・と思い、その後5分くらいは観たのだが、登場人物がやけに多そうだし、探偵が出てきて推理を披露するのも古くさい感じがしたし、だれが犯人なのかを考えるのも面倒だなと思い、とりあえず止めて、そのままにしてあった。
で、本日なんとか最後まで観た。
なかなか面白かったが、犯人捜しのミステリーなのか、ヒューマンドラマなのか、どっちなのかはっきりさせて欲しかった。主役のアナ・デ・アルマスは30歳をすぎてもまだまだ可愛くてよかったのだが、ウソをつくとゲロを吐くとか、囲碁がだれよりも強いという余計なディテールを入れてあるために最後までなにかどんでん返しがあるのかなと思ってしまった。純真無垢なキャラに見せかけてホントはすべての仕掛け人なのでは? と疑ってしまうのである。なので、中盤にタネ明かしがあっても、その裏にまだなにかあるのではと勘ぐってしまって、エンディングのヒューマンドラマ的なカットを観てもまだ続きがあるのかなと思ってしまった。
クリストファー・プラマーとダニエル・クレイグが共演しているので「ドラゴンタトゥーの女」みたいなドラマなんだと気づけばよかったのだろうけども・・・。
ちなみに、俳優さんたちの演技はかなりよかった。一代で富豪となった有名作家にぶらさがって生きるグータラ家族を上手に演じていた。なかでも、トニ・コレットの怪演は面白かった。 マイケル・シャノンも不気味な感じをうまく出していた。プラマーの母親役のお婆さんなんかもホントはどんな顔なのかわからない感じが不気味でよかった。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
大物が出演している割に…
投稿日:2020/08/08
レビュアー:あんちゃん
観終わったときの腑に落ちない感じ。
なんていうか、浅い気がした。
心に響かなかった。綺麗事すぎて。
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
老婆は見ていた!
投稿日
2020/12/02
レビュアー
趣味は洋画
ナイブズ・アウト / 名探偵と刃の館の秘密(2019年・アメリカ、カラー、130分)
よく練られた脚本で、これはミステリーの王道と呼べる作品。
「飛べない魔女」さんも触れられていますが、ライアン・ジョンソン監督はアガサ・クリスティ風のミステリーを作りたかったのですね。私立探偵に扮したダニエル・クレイグに、絶対的な安心感を感じるのも作品の骨格がブレず心地よい。
マサチューセッツ州。富豪の犯罪小説家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)は85歳の誕生パーティに家族を招待するが、翌朝、家政婦が彼の死体を発見する。警察は自殺と認定するも、私立探偵ブノワ(ダニエル・クレイグ)はハーランの看護師マルタ(アナ・デ・アルマス)から様々な情報を得、事件の鍵が莫大な遺産相続に起因していることを察する。ブノワはエリオット警部補(レイキース・スタンフィールド)とワグナー巡査(ノア・セガン)と共に、ハーラン一家の面々に対し、個別に事情聴取を行う。やがてハーランの遺書が明らかにされる日がやってくる...。
映画開始後、約15分の間に14人もの登場人物が次々と出てくる(紹介される)。大半はハーラン家の人々であり、ここはしっかり名前と家族関係を把握しておかないと混乱してしまう。
何れも一癖二癖ありそうな強欲そうな人物が多い。
リンダ(ジェイミー・リー・カーティス):ハーランの長女で、不動産会社を経営。
リチャード(ドン・ジョンソン):リンダの夫。不倫をハーランからばらすと脅されていた。
ランサム(クリス・エヴァンス):リンダの長男。我儘でハーランと言い争いをしていた。
ウォルト(マイケル・シャノン):ハーランの次男。出版社をクビになっている。
ドナ(リキ・リンドホーム):ウォルトの妻。
ジェイコブ(ジェイデン・マーテル):ウォルトの息子16歳。宗教に興味を持っている。
ジョニ(トニ・コレット):ハーランの義理の娘。ハーランから援助を受けている。
メグ(キャサリン・ラングフォード):ジョニの娘。
ワネッタ(K・カラン):ハーランの母親。年齢不詳。
フラン(エディ・パターソン):ハーラン家の家政婦。ハーランの死体発見者。
ハーランの看護師マルタは、ハーラン家と血縁関係はないものの、家族の一員のように皆から慕われている。ところが、あることをきっかけに憎悪の目を向けられることとなる。
マルタには2つの弱点があった。
1つは、自分の母親が不法入国していること。
もう1つは、マルタ自身、嘘をつくと吐く習慣があること。
ハーロンは85歳で他界したが、そのハーロンの母親が年齢不詳という設定で登場する。
セリフはほとんどなく、表情も変えない。ある意味、不気味な存在だ。(そして重要な役)
演じているのは「K・カラン」という女優で、出演時83歳。
ハーロン役のクリストファー・プラマーが出演時90歳であるから、7歳も若いのに母親役を演じているということになる。
K・カランは73年「ウィークエンド・ラヴ」に出演しているが、まったく印象にない。
看護師マルタを演じたアナ・デ・アルマスは、2017年「ブレードランナー2049」における家庭用AIジョイ役が印象深い。今後の可能性の大きさを感じる女優だ。
監督のライアン・ジョンソンは、2017年「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でも監督・脚本を兼ねていたが、本作も同様である。
同作で組んだ撮影のスティーヴ・イェドリン、編集のボブ・ダグセイと再び組んでいる。
ラストにかけての怒涛の展開は目が離せない。
「間違いの悲劇」、ただそれが弱点でもある
投稿日
2020/09/18
レビュアー
hinakksk
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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評価も高く、人気もあって、なかなか借りることができず、やっと観ました。期待していたけれど、う〜ん、という感想。85歳になる人気ミステリー作家の父親ハーラン・スロンビーの収入と財産に、家族全員が寄生しているという状況で、遺産相続が殺人動機になり得る。舞台となった古いお屋敷といい、個性的で多彩な登場人物といい、確かに雰囲気はまさにアガサ・クリスティ。けれど、最初の事件の発端に無理がある。
善良なヒロイン、移民の看護師マルタを実質的に無罪にしておくために、薬品の扱いに無理をしている。鎮痛剤と過剰投与で致死を招くヘロインとが同じ瓶に入っていれば、優秀な看護師なら必ずラベルを確認するはず。すると、中身はすり替えられていたのだから、鎮痛剤のつもりでヘロインを投与することになり、その場合、ハーランは自死することなく、彼女は過失致死に問われてしまっただろう。薬品を扱い慣れているので、無意識に鎮痛剤と分かって投与したのだと、探偵はマルタの軽率さを弁護しているが、それならなぜあんなにパニックになってしまったのか。あの時点で、マルタもハーランもヘロインだと思い込んでいるのだから、いくらハーランがナイフで自殺しようとも、もし本当にヘロインなら、ハーランの自殺は無駄になり、マルタの過失は免れない。警察が検視と捜査を行った後に、薬品カバンがそのままで、現場に人員も配置せず、犯人が簡単にカバンに近づけるというのもお粗末。
この発端さえ気にしなければ、マルタがヘロインの過剰投与という自分の過失を自白するまでと、その後探偵によって真犯人が突きとめられるまでの、2段階になったプロットや、個性豊かな俳優たちの演技を堪能できる、面白い映画になっている。ダニエル・クレイグの探偵役と言うのも、なかなか渋くて悪くない。
だが、実質は無罪とはいえ、看護師なのに、そもそも鎮痛剤とヘロインの瓶とを確認しなかったことが不問に付されている点、善良なマルタがそのことに何の良心の呵責もなく、全遺産を相続してしまうことに、何だか釈然としない。ヘロインではなかったとはいえ、ヘロインの瓶から鎮痛剤を投与したことが、結果的にハーランの自死を招いたには違いないのだから。罪に問われる危険を冒してフランに救急車を呼ぶぐらいなら、間に合わなかったとしても、ハーランにも救急車を呼ぶべきだったのではないだろうか。
面白かったです。
投稿日
2020/09/06
レビュアー
静かなる海
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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意外なサプライスの展開で楽しめました。
ただ私的には、あのエンディングだと、少し消化不良かな・・・
富豪のハーラン・スロンビーの自殺の意味が無くなってしまった気がします。
マルタを守るためにしては、あまりにも準備が良すぎです。
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見事でした。
お金で繋がった家族
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それまで善人だった人々が遺言の発表で、態度がガラリと変わり、嫌な奴らになる演技、見事でした。
嘘をつくと吐いてしまうマルタ。
面白い設定でした。
あまりビジュアル的に良く無かったですが・・・
格別印象に残る作品ではありませんでしたが、それなりに見応えがあったと思います。
面白かったです。
アガサ・クリスティーものへのオマージュ作品
投稿日
2020/08/21
レビュアー
勇光
冒頭で家政婦がクリストファー・プラマーの死体を発見するシーンがある。監督は、それでつかみはOK・・と思ったみたいだが、わたしの心はつかまれなかった。なんだかつまらなそうだな・・と思い、その後5分くらいは観たのだが、登場人物がやけに多そうだし、探偵が出てきて推理を披露するのも古くさい感じがしたし、だれが犯人なのかを考えるのも面倒だなと思い、とりあえず止めて、そのままにしてあった。
で、本日なんとか最後まで観た。
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クリストファー・プラマーとダニエル・クレイグが共演しているので「ドラゴンタトゥーの女」みたいなドラマなんだと気づけばよかったのだろうけども・・・。
ちなみに、俳優さんたちの演技はかなりよかった。一代で富豪となった有名作家にぶらさがって生きるグータラ家族を上手に演じていた。なかでも、トニ・コレットの怪演は面白かった。 マイケル・シャノンも不気味な感じをうまく出していた。プラマーの母親役のお婆さんなんかもホントはどんな顔なのかわからない感じが不気味でよかった。
大物が出演している割に…
投稿日
2020/08/08
レビュアー
あんちゃん
観終わったときの腑に落ちない感じ。
なんていうか、浅い気がした。
心に響かなかった。綺麗事すぎて。
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