No.77 RANKING

リチャード・ジュエル

リチャード・ジュエルの画像・ジャケット写真
リチャード・ジュエル / サム・ロックウェル
予告編を観る
  • 画質は本編映像とは異なります。
全体の平均評価点:
(5点満点)

29

  • DVD
  • Blu-ray
  • TSUTAYA TV
  • 動画ポイント利用可
ジャンル:

「リチャード・ジュエル」 の解説・あらすじ・ストーリー

巨匠クリント・イーストウッド監督が、1996年のアトランタ五輪で大会期間中に起きた爆弾テロをめぐる実話を映画化したサスペンス・ドラマ。警備員として多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者とされた男リチャード・ジュエルの過酷な運命を描く。主演はポール・ウォルター・ハウザー、共演にサム・ロックウェル、キャシー・ベイツ。1996年、アトランタ。高齢の母と2人暮らしの不器用で実直な男リチャード・ジュエル。警備員をしていた彼は、多くの人でにぎわうイベント会場で不審なリュックを発見し、中身の爆発物に気づいたことで大惨事を未然に防いだ。マスコミはこぞって彼を英雄として報道するも、捜査に当たるFBIは次第に第一発見者のリチャードに疑いの目を向け始めるが…。 JAN:4548967439656

「リチャード・ジュエル」 の作品情報

製作年: 2019年
製作国: アメリカ
原題: RICHARD JEWELL

「リチャード・ジュエル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

リチャード・ジュエルの詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
131分 日・英・吹 英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000764282 2020年05月20日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
387枚 29人 35人

【Blu-ray】リチャード・ジュエル(ブルーレイ)の詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
131分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
1000764281 2020年05月20日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
142枚 80人 86人

関連作品

ユーザーレビュー:29件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

6〜 10件 / 全29件

冤罪の渦中に巻き込まれた人物の真実を描くネタバレ

投稿日:2020/05/27 レビュアー:hinakksk

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

 この映画のモチーフになっている、1996年のアトランタ爆破事件について何も知らず、弁護士の活躍で冤罪で逮捕された主人公が無罪になる話とばかり思っていた。実際は、リチャード・ジュエルは逮捕されたわけではなく、容疑者とみなされ執拗に追及され、メディアの暴虐で平穏な日常生活を破壊された人物だ。映画の主眼はその渦中の彼自身を描くことにある。

 映画は周到に事件の10年前から始まる。弁護士ワトソン・ブライアントとの出会いのエピソードであり、すでに早々に主題が提示されている。法執行官を目指すと言う備品係のリチャードに、ワトソンが「クイド・プロ・クオ(見返り条件)」というラテン語を示すと、リチャードは「公平な交換」だと応じ、彼の賢さと性格が表れている。そしてワトソンは、「ゲス野郎にはなるな。権力は人をモンスターにする」とリチャードにアドバイスを贈る。

 1996年、事件の起きる前、リチャードは大学の警備員をしている。過剰なまでに法と秩序を重んじ、職務熱心のあまり、常識的なバランス感覚を欠き、行き過ぎた取り締まりをしてしまい、学長に解雇される。この2つのエピソードで、リチャードの人物像が明確になると同時に、彼が容疑者とされる伏線にもなっている。そして、観る者もまた、彼に偏見を抱くことなく公平に判断できるのかと、問われている。

 爆破事件の起きた公園でのコンサートで、音響担当の警備員をしていたリチャードは、ここでもやり過ぎなほど仕事熱心で、生真面目で規則に忠実。この場合はそれが幸いして、結果的に被害を最小に抑えることができる。彼は一躍ヒーローともてはやされるが、オリンピック期間中で早期解決を強いられていたFBIは、証拠もないのに、他の人とはちょっと違って性格に偏りがあり、爆破犯のプロフィールに合致するというだけの理由で、密かにリチャードを容疑者として捜査するばかりか、有利になるよう、貪欲にスクープを求めるマスコミに卑劣にもリークする。

 悪夢の日々が始まるが、ここでも賢明だったリチャードは、騙されてミランダ警告の書類に安易にサインしたりせず、唯一信頼できる弁護士のワトソンに連絡を取る。刑事専門ではないにしろ、誠実なワトソンが彼の無罪を信じて、横暴で強大な公権力に対し共に闘ってくれたことは彼にとって最大の幸運だったろう。彼ひとりだったら逮捕され有罪とされていたかもしれない。

 最初は狼狽し憤るだけだった母親のバーバラ(ボビ)も、息子を守ろうと行動し、記者会見を開いて、感動的なスピーチをする。(キャシー・ベイツがさすがの名演。こういった展開はいかにもアメリカ的。日本だと出過ぎた行為だと思われて、逆効果になってしまうかもしれない。)リチャード自身もこの事件を通して成長し、FBIとの最後の審問では、受け身ではなく、明確な証拠はあるのか?と決然と問い返す。だからこそ、6年後の彼があるのだろう。

 リチャード・ジュエルは彼を公平に偏見なく描くこの映画によって救われた。公権力ばかりでなく、SNSで容易に自分の考えを発信することのできる現在、リチャードの時代以上に、誰もが加害者にも被害者にもなり得る。責任ある発言と賢い判断がより一層求められている。公権力の横暴にも、心無い中傷にも、苦しむ人がいないようにと、この映画は、功罪半する今の情報時代に、戒めと警鐘を発しているのかもしれない。

このレビューは気に入りましたか? はい 4人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

追記

投稿日:2020/06/21 レビュアー:勇光

知らなかった事実が出てきたので改めてレビュー書きます。
映画のなかで最初にリチャード・ジュエルが犯人らしいという記事を書いたキャシー・スクラッグスは、その後ジュエル側の弁護士から訴えられて事件の5年後に自殺しているそうです。尚、FBIの担当者とセックスしてその代償としてネタをもらったという映画における描写は憶測にすぎず、確証はないそうで、その件について彼女が務めていた新聞社はクリント・イーストウッドを含めた映画の制作陣に「劇中のいくつかの出来事は映画のために創作されたり、設定が変更されたりしたものであり、出来事や登場人物の描かれ方には脚色が施されていると認める公的文書を、早急に発行すること」を要求していて、訴訟を起こすつもりのようです。
ちなみに、キャシー記者はジュエルが犯行現場から公衆電話に行く時間がなかったことをあとで知って、彼が犯人ではないという内容の訂正記事も書いたようです。そんなこともあって、マスコミ関係者、とくに女性記者は一斉にこの映画を批判しており、「デブで貧乏でいい歳なのに母親と暮らしていて銃をたくさんもっているから犯人だ」とした偏見を批判する映画なのに女性記者に対する偏見によってキャシー記者の名誉を著しくおとしめている、という論陣をはっているみたいです。

マスコミというのはどこまで図々しいのかと思います。無実の人間を罪人あつかいし、その人の人生をぶち壊したことへの反省はなく、自分たちの立場を守るために必死なわけです。セックスしてネタをもらっていなかったとしても、キャシー記者が自殺したことについては同情の余地などない・・・と、わたしは思います

それはそうと、本物のリチャード・ジュエルの写真を見ましたが、ポール・ウォルター・ハウザーとは全然似ていません。もっとしゃっきりした顔立ちで、痩せたらイケメンだろうなって感じです。似ているのはふとり具合だけでした。

そういうわけで、マスコミもけしからんと思いますけど、クリントさんも、やはり、もう歳なんだなと思いました。キャシー記者が自殺したことは映画の最後のテロップに入れておくべきであり、それをしなかったのは憶測で彼女のことを悪く描いたことへの自責の念があったからだと思われます。90歳近い老人にこのような難しい要素を含んだ映画をつくるのは無理だったんだなと思わざるを得ません。

このレビューは気に入りましたか? はい 3人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

インパクトはあったが映画にするには地味すぎる

投稿日:2020/06/17 レビュアー:勇光

そこそこ面白かったがテンポが悪くて途中からあきてきた。デブの主人公を観ているのがだんだん辛くなる。楽しくない話だし、ポール・ウォルター・ハウザーにあまり魅力がない。早く結末を知りたいなと思いながら我慢して最後まで観た。
映画の主張は簡単明瞭。マスコミはゴミだ! ってことと、保身を考える警察官は市民を犠牲にするってことだ。

日本にも似たような事件はいくつもある。松本サリン事件の河野義行さんは被害者なのに犯人あつかいされて仕事を辞めざるを得なくなり、息子と2人でひどい目にあわされた。

ウィキでみたら、リチャード・ジュエルは騒ぎが収まったあとに、テレビ局や新聞社を訴えて和解金をもらったようだ。金額はわからないが、それ相応の額をもらえたなら少しは溜飲もさがったろう。

このレビューは気に入りましたか? はい 3人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

面白かったです。ネタバレ

投稿日:2020/05/30 レビュアー:静かなる海

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

クリント・イーストウッド 監督作品はあまり観ないのですが(アメリカンスナイパーは観ました。面白かったです)、お気に入りのレビュアーさんのご紹介で観ることにしました。
いや〜面白かったです。
見応えがありました。

不器用だけど法と正義を信じまっすぐに生きようとするリチャード・ジュエルが、誤解から容疑者に仕立て上げられ、マスコミに追い回され、FBIに追及されお母さんも巻き込まれていきます。
たまたま知り合った弁護士のワトソンに依頼をし、助けを求めます。
そして無実を証明するための戦いを始めます。

いや〜狭量な捜査官の決めつけそうさ捜査。
自分の頭の中の推論を証明するために、リチャードを誘導して犯人にしようとします。
恐ろしいですね。
日本でもたくさんこういうことがあります。
こうした違法な捜査や誤認逮捕をした捜査官には、厳しくペナルティーを科して欲しいものです。
被害者の受ける傷や名誉の回復のための協力するためだと思いますが、その点が遅れているように感じます。

また裏どりをせず、誤った報道をしてリチャードをこうした事態に追い込んだマスコミ。
「いぬやしき」みたいにみんなやっつけて欲しい。

本作でも、FBIをやる込めるだけでなく、賠償金の請求とかの裁判までやってマスコミをやり込めることを期待していました(裁判とかしなかったのかな?)。
かんたんでも良いので、描いてくれるともっと良かったです。

登場人物たちの心の痛みが伝わる良い作品でした。
面白かったです。

このレビューは気に入りましたか? はい 3人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

女性記者キャシーの描き方に疑問

投稿日:2020/09/05 レビュアー:かつ

2019年 アメリカ映画
監督:クリント・イーストウッド

諸手を挙げて素晴らしい!と思えませんでした。
映画そのものは事実を元にしっかり社会問題を提起していて最後まで興味深く観ましたが、
この作品の問題点は冤罪となる主人公のジュエルではなく、それをスッパ抜いた女性記者の描き方ではないかと思う。フィクションなら多少の脚色は仕方ないにしても、ノンフィクションですからキャシー側の真実もきちんと伝えて欲しかった。
事実を知りたくて幾つか調べたら、このキャシーは、実際はあんな高飛車な女ではなかったらしい。記事を書いたのもFBIがジュエルを要注意人物として捜査しているのを基に書いただけだったそうで、裁判所によるとキャシーの記事は正確な情報だったという。
また、劇中にもあるようにジュエルが犯行予告の公衆電話の現場まで辿り着けない事に気付いて撤回の記事も出している。キャシーは事件から5年後に44歳で処方薬の過剰摂取により亡くなっています。原因が自殺か事故かは不明(自殺だと書いている著者もいます)。
ジュエルの母親役のキャシー・ベイツのスピーチは真に迫るものがあったし、弁護士役のサム・ロックウェルもジュエルとの関係性を魅力的に演じていました。
ジュエル役のポール・ウォルター・ハウザーはコメディアンらしく、私はよく存じ上げませんでしたが、おデブで変わり者のリチャード・ジュエルを好演したと思います。
メディアと権力に支配される怖さを描いている作品ゆえに、逆に第二のキャシーになってはいないだろうか。クリント・イーストウッドが好きなだけにそこが残念だった。
90歳で監督として健在ですから、今度はキャシー側の映画をお願いしたい。



このレビューは気に入りましたか? はい 2人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

6〜 10件 / 全29件

リチャード・ジュエル