シティーハンター　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ　史上最香のミッション

シティーハンターの映画化。それもフランス？？確かに顔はあちらの方々がやった方が合っているんだろうけど、どうなんだろうか・・・と思って観たのですが、これは・・・いい！！あのシティーハンターのエロでおバカ、でもちょっとシリアスにもなるという世界をうまく描いています。

これはフランスだからうまくいったんですね。バカバカしいエロい小ネタをはさみはさみしていくんですが、アメリカだとどぎつい描写になってクスッとした笑いになりませんからね。

ストーリー自体は平凡ではあるんですが、シティーハンターの世界をうまく再現できていて楽しくて面白かったです。演出も漫画的なところも多く、うまく描いているなぁ、というところが多数あり、原作ファンも納得できるのではないでしょうか。原作を知らない人は、普通に映画としてみたら、まずまずだと思います。楽しくてちょいエロなフランス映画って思ってみたらいいのでは？？意外といけますよ。

すげー、面白かったです。マジで！

私はジャンプの『シティーハンター』は世代ではないので、原作の断片的な知識しかありません。
もっこりとハンマーと「ゲットワイルド」程度です。
原作のリテラシーが少ない私でも、とても楽しめました。
山ちゃんが声をアテている吹き替え版とオリジナル両方観ましたが、両方面白かったです。

ギャグが総じて、しょーもない(いい意味で)けど、重ね方とオチが上手くて、
笑うと同時に感心しました。
ガンアクションや格闘シーケンスは本格的で、コミカルとリアルのバランスが良くて、
見せ方が上手でした。
話もシンプルでいいです。キューピッドの香水がわかりやすいマクガフィンになっていたと思います。
サイコーのオチもつけてくれます。ラストの刑務所シーンは爆笑しました
しかし、遼と香の関係は思わせぶりで解決しないのも良かったです。

コメディとして上等、演出も上等、話も面白い！
文句ないです。

遼役のフィリップ・ラショーさん、香役の女優さん、
パンチョ、ジルベール、ジルベールの義母等々、脇役の役者さんたちに至るまで面白い。
パメラ・アンダーソンが出てるのには驚きました。

私は25年前ですがフランスに行った際に、朝、食堂のテレビで「エスパー魔美」が流れているのに驚きました。
フランスは日本の漫画やアニメを経験して育った大人が多いそうで、遼役・脚本・監督のラショーさんもその一人だそうです。

原作ファンも アニメファンも、納得のクオリティです。
ストーリーも しっかりしているので、シティハンターを知らない人でも楽しめます。

普段はスケベで、ふざけてばかりの三枚目キャラ。
でも、カオリの身に危険が迫った時には、迷わず命を投げ出してでも守る。
これぞシティハンターです。

映画自体の評価は星３．５くらいですが、キャラ再現度でプラス星１．０、
総評価 星４．５です。


※　日本語字幕派の方も、この作品は日本語吹替えで観られる事をお薦めします。

　キャスティングが理想的と評判だった本作、ストーリー展開も原作テイストが強く感じられて、良くも悪くも『City Hunter』でした（展開自体は手放しに褒められるほど面白いとは言いがたいですが……）。

　時折差し込まれるギャグシーンの見せ方＆カメラワークも原作コミックを意識した作りで、名作に名を借りただけの実写化では無いことが良くわかります。

　日本語吹き替えに関しては決して悪くないというか贅沢なキャスティングではあるものの、可能な範囲でオリジナルの声優さんを使って欲しかったという気もします。

　先述の通り、ストーリー展開自体はかなりベッタベタな内容なので、そこだけは好みが分かれるところ。

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「シティーハンター」ことリョウは、相棒のカオリとともにさまざま依頼を請け負って大活躍する

アクションあり、お色気ありで、大笑いして、最高に楽しめて、フランスで大ヒットしたのは納得です