ハロウィン

シリーズの２作目以降の派生作品を
全て「なし」にした続編らしいです。
シリーズは３作目までしか見たことがなく
３作目はそれまでの流れに全く関係ない
外伝的なものだったので
この作品を鑑賞する状態としては
最適なコンディションでした。
余計な記憶も情報も皆無です。
で、物語は１と２の惨劇から４０年後が舞台
ブギーマンことマイク・マイヤーズは
施設に収容され
被害者であるローリーは
家を隔離して他人との接触をほぼ持たないような状態で暮らしていました。
（相手から疎遠にされたとも言えるのですが）
それは実の家族とも
この物語の主人公たちといってもいい
マイクとローリーですが
この作品を観て
彼らには共通点があるのだと思いました。
それは「精神がタフ」であるということです。
４０年間ローリーを殺すことを諦めていないマイク（しかもその間無言）
４０年間マイクを返り討ちにしようと備えていたローリー
ある意味相思相愛
本気で相手のことを考え続けた４０年
そのタフな精神力
ぶっとい芯のある精神力の対決が
今回の作品なのだと思いました。
これだけに人生を費やしています。
と、同時に
絶対殺してやる！と
静かな願いを秘めながら口呼吸を繰り返すブギーマン（マイク）と
絶対殺されない！と
あの手この手を準備していたローリーの気持ちもビンビンに感じました。
さらには
どちらとも絶対に死なん！って思ってるんですよね。
特にブギーマンことマイクのその思いは強く
即死レベルのダメージをどんなに喰らっても
絶対に死にません（笑）
そりゃそーです。
マイクは「絶対に死なん！」と
そのタフなマインドで己をコントロールしているのだから！
轢かれても死なん
撃たれても死なん
そんなバッチバチの「タフ・マインド」対決。
絶対に走らないブギーマンが
長距離を移動するための脚本の練り方も考えられており
（正直この展開が折れずに進んでしまったら
なんかブギーマンとしての軸がブレてつまらんと思っていましたが
ちゃんと折れ「あ、ブギーマンを移動させたかったのね」と納得）
人気キャラクターのいるホラー映画を
それなりに堪能できました。
その面白さ、ホラーの魅力に
素晴らしすぎるテーマ曲が一役買っていることは
言うまでもありません。

ラストの「スターウォーズ」
もっと言えば「ダースベイダー」のパクりは
・・・・・・そういうことですよね（笑）

正直、全然怖くないし、ドキドキもしない。娘に殺しの訓練させるって、サラ・コナーにし見えなかった。

1978年制作の｢ハロウィン｣から40年後の続篇。
何がうれしいってカーペンターの音楽が聞けること。ゴジラに伊福部音楽がつくくらいうれしいよ。
それにジェイミーリーカーチスが復活していること。保安官も出てたけど。彼女は｢ハロウィン｣で注目され母親と同じスクリーム女優と呼ばれた。でもコメディエンヌの才能もあったから後にシュワちゃんと共演した作品で成功しましたね。
｢ハロウィン｣のオマージュからかベビーシッターの設定や二階から落ちてカット後のいなくなるとか第一作目のシーンを再現してました。さすがに40年後ですから、彼女もおばあちゃん。見ているこっちも歳だから、でもマイケルは歳とっても元気に殺しまくります。えらいねぇ。
ルーミス医師も出てた｢ハロウィン2｣病院が舞台だったやつでもラストは捕まってなかったと思うけど、今作は医療刑務所に服役している状態から始まります。びっくり。
ロブゾンビのマイケル信奉のシリーズとか他のシリーズはなかったかのようになってるのでご了承ください。

シリーズ全部見ててすごく好きだったから新作楽しみだったけど、どうしても都合合わず映画館に行けなくて、レンタル待ってました！ でもなんか期待値高すぎたのかちょっと残念な感じになってた。
映画館行かなくてよかったやつ。

　シリーズを見ていないのにいきなりこれというのもどうかと思うけどいいよね。そもそもシリーズを全く知らないし。
　ブギーマン？　なにそれ状態での視聴。
　第１作から４０年後の話らしいのだが、その最初を知らないのでどうかと思ったけど、それなりに面白いんだけど序盤が退屈。
　ラストだけが面白かったかな。

　情報なしだったけど、なんとなく因縁はわかったからいいか。

　それにしても、あそこまで仕掛けを用意しているなんて相当だな。

　それだけのものがあるのか。

　ブギーマン、恐ろしい。