ちはやふる　−結び−

いい感じで結んであった。すずが可愛いし、ここ一番のときの表情がスバラシイ。 ２３歳くらいの野村周平も２２歳くらいの松岡茉優も高校生には見えないが、「エースをねらえ！」の藤堂さんやお蝶夫人も高校生が演じられるキャラクターではなかったし、キャストについては仕方なかったんだろなと思った。ちなみに、上白石萌音がスゴくいい味を出していて、この作品を陰から盛り上げていた。笑えるシーンのほとんどに上白石が出ていた。
尚、かるたのルールについては、最後までよくわからなかった。一応説明はあったのだが、その説明に出てくる単語にもわからないものがあった。

内容をレビューしようにも、まだ、いつ届くかも目処が立っていません。１番に登録してから数カ月経っても、まだ、三カ月状態が変わりません。どうなってるのかな。契約を解除しないでずっと待たせるようになんてことはないと思いますが、このＤＶＤだけでなく、私が登録している１０位程は全て半月状態です。改善を強く要望します。

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いろいろな工夫があって楽しく観ることができました。
CGやアニメと実写を上手く組み合わせていてうまく作っていたと思います。
競技かるた大会シーンで原作の千早の目力が出ていてとてもキレイで良かったです。
少しストーリーが粗削りなのが勿体ない感じです。
映画の尺に収めるためには仕方の無いことかも知れません。
テレビドラマか何かで時間を作ってくれると良いですね。

肝心の恋の行方はかなりウヤムヤになっていてモヤモヤが残ります。
でも広瀬すずさん始め、皆さんの熱演が光る作品となっていました。
どうしても仕方の無いことですが、松岡茉優さんが時間の経過なのかな？
前作よりも表情などが変わってしまっていたのが残念でした。

無理を言いすぎですね。

ストーリーが簡単に進むので物足りなさはありますが、これはこれで十分に楽しめました。

面白かったです。

前２作（上の句、下の句）は連続して作られたが、本作はその２年後の作品ということで、いろんな難しさがあると思うが、この２年間での主人公たちの作品内での成長と、役者としての成長が見てとれる作品です。
本作で新たな魅力的な登場人物が増えたが、若干、各エピソードが薄いかなと思うけど、本流はしっかり描けているので、十分楽しめました。
本流はもちろん、主人公たち３人の友情と恋と競技かるた愛。
ただ、期待していた千早（広瀬すず）と詩暢（松岡茉優）とのクイーン戦や名人戦の戦いがなかったのはちょっと残念。

「上の句」「下の句」ときて完結編の「結び」千早、太一、新たちの競技かるたと共に過ごしてきた高校時代、青春時代の仕上げ編である。
そこには恋と友情、汗と涙がいっぱい詰まっている貴重な体験と思い出なのだ。
「ちはやふる」の句は平安時代を代表する希代のプレイボーイ在原業平の作で落語や漫才のネタに珍解釈があるが、情景歌で恋の歌ではない。
広瀬すず演じるヒロインの名前「千早」からとられたものなのだろう。
千早や太一ら瑞沢高校競技かるた部のメンバーはいよいよ高校生活最後の年を迎える、千早は前年の個人戦でクイーンの座を逃し、もっと強くなることを誓って臨んだ最後の夏。
新は再度千早や太一と全国大会で会うためにかるた部を転校先で立ち上げる。
今回も無駄美人とよばれる千早を中心にストーリーは展開して行くが、進学のため受験勉強に専念しょうと部活から離れる太一の葛藤、千早に公開の場でコクった新、かるた名人周防と太一などを描きながら、最後の全国大会へと進んで行く。
競技かるたというのはやはりスポーツの範疇になるものなのだろう。
秒以下のタイミングで読み手の言葉を聞き取り札を取る、弾かれた札が空中に舞うという迫力、でも一緒に飛ぶ他の札はお手付きにならないのだろうか。
瑞沢高校のメンバーはいつも和服で登場、他のチームはジャージーが多いのに、これも王者の証なのかなぁ。
本作はコミカルなシーンが目立つ、いつもクールなかるたクイーンがスノー丸にメロメロだったり、これまたクールな名人周防が別の一面を見せてくれたり、新の「好きな人がいるから」という秒速のセリフが笑いを誘ってくれる。
「忍れど」「恋すてふ」の二首を紹介しながらの百人一首ウンチクも出てくる。
こうしてみんな成長して育ってゆくのだろう。
爽やかな後味を残してくれる作品。