ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜

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ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜 / ジェイク・ギレンホール
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「ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

ボストン・マラソンのテロ事件で両脚切断の重傷を負ったジェフ・ボーマン氏の回顧録をジェイク・ギレンホール主演で映画化した感動の実話ドラマ。ごく平凡な青年が、様々な葛藤を抱えながらも周囲の人々に支えられて再起していく姿を等身大に描き出す。監督は「選挙の勝ち方教えます」のデヴィッド・ゴードン・グリーン。ボストンに暮らす陽気でちょっぴりだらしない27歳の青年ジェフ・ボーマン。ある日、元恋人エリンがボストンマラソンに出場するというので応援に駆けつけた彼は、ゴール付近で起きた爆弾テロに巻き込まれてしまう。病院のベッドで意識を取り戻したのは、手術で両脚を切断された後だった。非情な現実を受け止めきれずにいる中、彼の目撃証言が事件解決の決め手となったことで、一躍ヒーローとして世間の注目を集めるジェフだったが…。 JAN:4532612134812

「ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜」 の作品情報

作品情報

製作年: 2017年
原題: STRONGER

「ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全16件

単細胞なアメリカ人が、ひたすら間抜けに見える映画

投稿日:2018/10/08 レビュアー:カマンベール

(主人公のジェフ・ボーマンさんはお気の毒だと思いますし、
お見舞い申し上げます。)

タイトルの意図は、彼を英雄に祭り上げるマスコミの、情報操作。
事件の核心から目を逸らさせる意図、そして大騒ぎする大衆。
息子が有名になりはしゃぐ母親・・・などなど、
違和感を感じて非常に欺瞞的な映画だと思いました。

32013年、ボストンマラソン爆弾テロ事件で両脚を失ったジェフ・ボーマンは、重症を負いながら、犯人特定に貢献したことから、一躍、英雄視される。

事件の被害者で両脚を膝下から失ったジェフを英雄視するマスコミと大衆に違和感を覚えるのは、アメリカ人があまりにステレオタイプの思考回路だからだ。

傷ついた人を支援する、ボランティア活動の盛んなアメリカ。
アメリカはいつも日常的に戦争をしていて、毎日のように戦死する兵士、脚を吹っ飛ばされる兵士のいる国だ。

だから、ジェフの事件を美談のように持ち上げるのだ。

それにしても、アメリカン・フットボールの試合に、星条旗を振りに呼ばれたり、ボストン・レッドソックスの開幕試合の始球式に呼ばれたりするのは、あまりにお祭り騒ぎ過ぎないだろうか?
ボストン・レッドソックスが優勝したのはジェフの功績?
いくらなんでもあり得ない。

そんなことより差別や格差社会をなくし、銃規制を法律化して、テロ事件の起こらない平和な世界を築くことこそ、重要である。

「パトリオット・デイ」の結末・・・テロ事件に勝利して強くなったアメリカ・・・同様の違和感を感じる。

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心に寄り添うということ

投稿日:2019/07/21 レビュアー:趣味は洋画

ボストン・ストロング(2017年・アメリカ、カラー、119分)

身体にハンディを持っている人(特にジェフと同じような)がこの映画を観たら、どんな心境になるのだろうか、最初に感じたことはそのことでした。
ジェフは爆発テロによって両足の膝から下を失ってしまいましたが、世の中には、不慮の事故によって身体の一部を失ってしまったり、生まれたときからハンディを抱えた人がいます。
そのような人たちの心にも寄り添うことを忘れることなく、この作品は静かに観る内容でした。

ストーリーは多くのレビュアーの方々が書かれているとおりです。
この映画は、面白いとか、面白くないとかの発想からは、ちょっと外れて観たほうがいいのかもしれません。(自分の感情に適した言葉がみつからず、もどかしいのですが)

原題は「STRONGER」ですが、邦題は「ボストン ストロング」。
これはまだしも、副題に 〜ダメな僕だから英雄になれた〜 が付いています。
なぜにこの副題を付けたのか、意味不明で理解に苦しみます。
原作者でもあるジェフ・ボーマン氏に対し、この浅はかで稚拙な副題は失礼だと思ってしまいます。

実話の映画化ですが、主人公はジェフ・ボーマンではなく、彼に心の底から寄り添ったエリン・ハーリーのような気がしてなりません。
ボストン・マラソンの寄付金集めに力を貸してくれたジェフに対し、エリンは、チャリティー・ランナーとして走るので見に来てほしいと云います。ゴール付近で待ち受けていたジェフは、不幸にも爆発テロで重傷を負うのですが、エリンは ‘自分のせいで...’ と苦悩します。この心情を、エリン役のタチアナ・マスラニーが見事に演じています。
自暴自棄になるジェフの暴言に対し、エリンはぐっと堪えます。
ジェフの母親(ミランダ・リチャードソン)とは大違いです。

さすがに、ある出来事(ネタバレになるので)が原因で、ジェフと激しい口論となり、彼のもとを一旦去るエリンですが、ラストシーンの彼女の優しい表情は、すべてを包み込んで清々しいのです。

ジェフを中心とした展開ですが、陰の主役はエリンだったのではないでしょうか。

ジェイク・ギレンホールがスクリーンに登場したとき、おやっ?...と思いました。
細面で痩せている印象でした。
この映画のためにコントロールしたのか否かは分かりませんが、彼は細身ながら(筋肉は隆々でしたが)最後までジェフ・ボーマンになりきって演じ終えました。
いい役者になりました。

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ボストンの悲劇の象徴となってしまった青年の苦悩

投稿日:2018/10/24 レビュアー:hinakksk

 しかも彼自身、爆破テロによって両足の膝から下を失ってしまうという瀕死の重傷を負った被害者であるにもかかわらず。偶然の巡り合わせで犯人逮捕に貢献したことから、テロには屈しないというボストン・ストロング・キャンペーンの英雄に図らずも祭り上げられてしまう。

 無色透明の無菌室で生活している人など、ほとんどいないと言っていいだろう。国家意識や政治信条、イデオロギー等に囲まれて、そしてコミュニティや仲間や家族のなかで生きているはずだ。この映画はそういった当然の社会的背景をさりげなく描きながら、望まずしてヒーローとなった青年ジェフ個人にしっかり焦点を置いている。彼は決して英雄ではない。傷ついた多くの人のために、その役割を引き受けただけだ。その視点がとてもいい。(むしろ彼を傷つけてしまいかねない邦題は何とかならないものだろうか。)

 突然両足を失ってしまった、彼の不安や惨めさ、測りがたい心身の苦痛、それでも負けまいとする矜持、過剰な注目への当惑と内心の恐怖や嫌悪感。それを打ち明けられない苦悩。必死に彼を支える献身的な恋人エリンをもってしても、ジェフはすべてをあきらめ、次第に自暴自棄になって、リハビリもいい加減、お酒に溺れてしまう。しかし、自殺をしたって不思議じゃない、こんな過酷な悲劇に見舞われた人に、これ以上何を求めようというのだろう。

 彼をテロの現場から助け出してくれた恩人カルロスと再会し、彼と話すことによって、ジェフは自分の置かれた立場の意義、車椅子の自分が社会に貢献できることは何か、に気づき、初めて積極的に心からその役割を引き受ける。「人を救うことは自分を救うこと」、そこからジェフは立ち直っていく。

 誰もが助け助けられて生きている。そのことに本当に気がつけば、きっとより強くなれるだろう。

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完全手放しで歓迎できるものでもないが、それでも5★は付けたい

投稿日:2018/10/29 レビュアー:感想

びっくりして引いてしまった点。
主人公が瀕死の重傷を負い、収容されている病院に、一家総出のみならず親族一同で押しかけたこと。
ジェフの雇用先の上司に対する、家族親族の態度(一番びっくり)
退院後のジェフを取り巻く家族親族の考え方や態度の荒っぽさ。(自分なら耐えられない)
ジェフの現状を把握せず、ヒーロー作りに必死になる、息子よりも自分かわいい母親。
・・・
しかしそれも、アメリカ人あるある、と思いながら観ていました。

ところがこれが、大逆転するのではない形で、緩やかに「人間らしい思いやり」の状況にシフトしていくのは、脚本の妙とでも言えるでしょうか。
公式サイトを覗くと、ジェフ本人が、心のケアを続けながら、その渦中で脚本作りに協力していたと知り、本当に素晴らしい人だな、と思いました。トラウマを抱えながら、自分の原体験に向き合う、それもそれが世界中に知られることを思えば、どれほど勇気がいることかと、涙が出るくらいでした。

ボストン・ストロングという言葉は、まさに彼のためのものでありながらも、彼に向かって言うことではなく、まして声高に大勢で叫ぶことでもなく、私たち一人ひとりが、彼の勇気をたたえ、そして自分にも同じような勇気があるはず、と励ましながら、それぞれの心の中でひっそりと、しかし力強くハートに刻むものだと思いました。

ジェイクや他の俳優たちの素晴らしい演技に支えられ、見終わった後、心に勇気が湧き上がり、ハートもオープンになって元気になる、そんな映画でした。多くの人に観てほしいと思います。

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セカンドチャンス

投稿日:2019/12/01 レビュアー:ビンス

アメリカという国は
アメリカ人という国民は
セカンドチャンスが大好きな国だ
そして国民だ
一度失敗した人にもう一度チャンスを
一度何かを失った人にもう一度チャンスを
そしてそのセカンドチャンスを利用して
上手にその輪を広げていくのも実に巧みな国であり国民だ
同時にそのセカンドチャンスに群がるのも実にうまい
皆で盛り上がって
悪く言えば「ビジネス」にしてしまう
「エンターテインメント」にしてしまう
そのスピードは実に速く
当事者のスピードはお構いなし
その出来事を境に
当事者のスピードはスローになり
当事者以外のスピードは物凄い勢いで加速していく
その変化のスピードの違いに整合性を付けられないことで
苦しみ、もがき、当たり
自分なりの答えを見つけられないまま
それでも生きていかなければならない主人公の葛藤
ジェイクの演技はさすがの一言でした。
ジェイクの周りの家族や友人以外の
例えばマスコミやら他人やらの行動はさておき
家族や友人の思いは否定しません。
そこに「自分への旨味」を期待する心があったとしても
全く否定のポイントにはならない
もっともっと、という要求
息子を英雄にしたい母の思い
こっちは友人が、息子が、両足を失ってるんだぞ
その主張を盾にして祭り上げられようとする選択
当事者がそれを望んでいなくても
そこにはやはり愛情があったように見えました。
そして両足をこんなクソみたいなテロ事件で失うということは
それ以上に重いことだと思うからです。
主人公がここで、この事件で
両足を失うということに意味はないんです。
意味は、主人公が生きていく中で後付けするしかない
その強さを示せるまでの
その強さを示せるように支える人々の
きれいごとではない物語

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6〜 10件 / 全16件

ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜

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単細胞なアメリカ人が、ひたすら間抜けに見える映画

投稿日

2018/10/08

レビュアー

カマンベール

(主人公のジェフ・ボーマンさんはお気の毒だと思いますし、
お見舞い申し上げます。)

タイトルの意図は、彼を英雄に祭り上げるマスコミの、情報操作。
事件の核心から目を逸らさせる意図、そして大騒ぎする大衆。
息子が有名になりはしゃぐ母親・・・などなど、
違和感を感じて非常に欺瞞的な映画だと思いました。

32013年、ボストンマラソン爆弾テロ事件で両脚を失ったジェフ・ボーマンは、重症を負いながら、犯人特定に貢献したことから、一躍、英雄視される。

事件の被害者で両脚を膝下から失ったジェフを英雄視するマスコミと大衆に違和感を覚えるのは、アメリカ人があまりにステレオタイプの思考回路だからだ。

傷ついた人を支援する、ボランティア活動の盛んなアメリカ。
アメリカはいつも日常的に戦争をしていて、毎日のように戦死する兵士、脚を吹っ飛ばされる兵士のいる国だ。

だから、ジェフの事件を美談のように持ち上げるのだ。

それにしても、アメリカン・フットボールの試合に、星条旗を振りに呼ばれたり、ボストン・レッドソックスの開幕試合の始球式に呼ばれたりするのは、あまりにお祭り騒ぎ過ぎないだろうか?
ボストン・レッドソックスが優勝したのはジェフの功績?
いくらなんでもあり得ない。

そんなことより差別や格差社会をなくし、銃規制を法律化して、テロ事件の起こらない平和な世界を築くことこそ、重要である。

「パトリオット・デイ」の結末・・・テロ事件に勝利して強くなったアメリカ・・・同様の違和感を感じる。

心に寄り添うということ

投稿日

2019/07/21

レビュアー

趣味は洋画

ボストン・ストロング(2017年・アメリカ、カラー、119分)

身体にハンディを持っている人(特にジェフと同じような)がこの映画を観たら、どんな心境になるのだろうか、最初に感じたことはそのことでした。
ジェフは爆発テロによって両足の膝から下を失ってしまいましたが、世の中には、不慮の事故によって身体の一部を失ってしまったり、生まれたときからハンディを抱えた人がいます。
そのような人たちの心にも寄り添うことを忘れることなく、この作品は静かに観る内容でした。

ストーリーは多くのレビュアーの方々が書かれているとおりです。
この映画は、面白いとか、面白くないとかの発想からは、ちょっと外れて観たほうがいいのかもしれません。(自分の感情に適した言葉がみつからず、もどかしいのですが)

原題は「STRONGER」ですが、邦題は「ボストン ストロング」。
これはまだしも、副題に 〜ダメな僕だから英雄になれた〜 が付いています。
なぜにこの副題を付けたのか、意味不明で理解に苦しみます。
原作者でもあるジェフ・ボーマン氏に対し、この浅はかで稚拙な副題は失礼だと思ってしまいます。

実話の映画化ですが、主人公はジェフ・ボーマンではなく、彼に心の底から寄り添ったエリン・ハーリーのような気がしてなりません。
ボストン・マラソンの寄付金集めに力を貸してくれたジェフに対し、エリンは、チャリティー・ランナーとして走るので見に来てほしいと云います。ゴール付近で待ち受けていたジェフは、不幸にも爆発テロで重傷を負うのですが、エリンは ‘自分のせいで...’ と苦悩します。この心情を、エリン役のタチアナ・マスラニーが見事に演じています。
自暴自棄になるジェフの暴言に対し、エリンはぐっと堪えます。
ジェフの母親(ミランダ・リチャードソン)とは大違いです。

さすがに、ある出来事(ネタバレになるので)が原因で、ジェフと激しい口論となり、彼のもとを一旦去るエリンですが、ラストシーンの彼女の優しい表情は、すべてを包み込んで清々しいのです。

ジェフを中心とした展開ですが、陰の主役はエリンだったのではないでしょうか。

ジェイク・ギレンホールがスクリーンに登場したとき、おやっ?...と思いました。
細面で痩せている印象でした。
この映画のためにコントロールしたのか否かは分かりませんが、彼は細身ながら(筋肉は隆々でしたが)最後までジェフ・ボーマンになりきって演じ終えました。
いい役者になりました。

ボストンの悲劇の象徴となってしまった青年の苦悩

投稿日

2018/10/24

レビュアー

hinakksk

 しかも彼自身、爆破テロによって両足の膝から下を失ってしまうという瀕死の重傷を負った被害者であるにもかかわらず。偶然の巡り合わせで犯人逮捕に貢献したことから、テロには屈しないというボストン・ストロング・キャンペーンの英雄に図らずも祭り上げられてしまう。

 無色透明の無菌室で生活している人など、ほとんどいないと言っていいだろう。国家意識や政治信条、イデオロギー等に囲まれて、そしてコミュニティや仲間や家族のなかで生きているはずだ。この映画はそういった当然の社会的背景をさりげなく描きながら、望まずしてヒーローとなった青年ジェフ個人にしっかり焦点を置いている。彼は決して英雄ではない。傷ついた多くの人のために、その役割を引き受けただけだ。その視点がとてもいい。(むしろ彼を傷つけてしまいかねない邦題は何とかならないものだろうか。)

 突然両足を失ってしまった、彼の不安や惨めさ、測りがたい心身の苦痛、それでも負けまいとする矜持、過剰な注目への当惑と内心の恐怖や嫌悪感。それを打ち明けられない苦悩。必死に彼を支える献身的な恋人エリンをもってしても、ジェフはすべてをあきらめ、次第に自暴自棄になって、リハビリもいい加減、お酒に溺れてしまう。しかし、自殺をしたって不思議じゃない、こんな過酷な悲劇に見舞われた人に、これ以上何を求めようというのだろう。

 彼をテロの現場から助け出してくれた恩人カルロスと再会し、彼と話すことによって、ジェフは自分の置かれた立場の意義、車椅子の自分が社会に貢献できることは何か、に気づき、初めて積極的に心からその役割を引き受ける。「人を救うことは自分を救うこと」、そこからジェフは立ち直っていく。

 誰もが助け助けられて生きている。そのことに本当に気がつけば、きっとより強くなれるだろう。

完全手放しで歓迎できるものでもないが、それでも5★は付けたい

投稿日

2018/10/29

レビュアー

感想

びっくりして引いてしまった点。
主人公が瀕死の重傷を負い、収容されている病院に、一家総出のみならず親族一同で押しかけたこと。
ジェフの雇用先の上司に対する、家族親族の態度(一番びっくり)
退院後のジェフを取り巻く家族親族の考え方や態度の荒っぽさ。(自分なら耐えられない)
ジェフの現状を把握せず、ヒーロー作りに必死になる、息子よりも自分かわいい母親。
・・・
しかしそれも、アメリカ人あるある、と思いながら観ていました。

ところがこれが、大逆転するのではない形で、緩やかに「人間らしい思いやり」の状況にシフトしていくのは、脚本の妙とでも言えるでしょうか。
公式サイトを覗くと、ジェフ本人が、心のケアを続けながら、その渦中で脚本作りに協力していたと知り、本当に素晴らしい人だな、と思いました。トラウマを抱えながら、自分の原体験に向き合う、それもそれが世界中に知られることを思えば、どれほど勇気がいることかと、涙が出るくらいでした。

ボストン・ストロングという言葉は、まさに彼のためのものでありながらも、彼に向かって言うことではなく、まして声高に大勢で叫ぶことでもなく、私たち一人ひとりが、彼の勇気をたたえ、そして自分にも同じような勇気があるはず、と励ましながら、それぞれの心の中でひっそりと、しかし力強くハートに刻むものだと思いました。

ジェイクや他の俳優たちの素晴らしい演技に支えられ、見終わった後、心に勇気が湧き上がり、ハートもオープンになって元気になる、そんな映画でした。多くの人に観てほしいと思います。

セカンドチャンス

投稿日

2019/12/01

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ビンス

アメリカという国は
アメリカ人という国民は
セカンドチャンスが大好きな国だ
そして国民だ
一度失敗した人にもう一度チャンスを
一度何かを失った人にもう一度チャンスを
そしてそのセカンドチャンスを利用して
上手にその輪を広げていくのも実に巧みな国であり国民だ
同時にそのセカンドチャンスに群がるのも実にうまい
皆で盛り上がって
悪く言えば「ビジネス」にしてしまう
「エンターテインメント」にしてしまう
そのスピードは実に速く
当事者のスピードはお構いなし
その出来事を境に
当事者のスピードはスローになり
当事者以外のスピードは物凄い勢いで加速していく
その変化のスピードの違いに整合性を付けられないことで
苦しみ、もがき、当たり
自分なりの答えを見つけられないまま
それでも生きていかなければならない主人公の葛藤
ジェイクの演技はさすがの一言でした。
ジェイクの周りの家族や友人以外の
例えばマスコミやら他人やらの行動はさておき
家族や友人の思いは否定しません。
そこに「自分への旨味」を期待する心があったとしても
全く否定のポイントにはならない
もっともっと、という要求
息子を英雄にしたい母の思い
こっちは友人が、息子が、両足を失ってるんだぞ
その主張を盾にして祭り上げられようとする選択
当事者がそれを望んでいなくても
そこにはやはり愛情があったように見えました。
そして両足をこんなクソみたいなテロ事件で失うということは
それ以上に重いことだと思うからです。
主人公がここで、この事件で
両足を失うということに意味はないんです。
意味は、主人公が生きていく中で後付けするしかない
その強さを示せるまでの
その強さを示せるように支える人々の
きれいごとではない物語

6〜 10件 / 全16件