否定と肯定 / レイチェル・ワイズ
否定と肯定
/ミック・ジャクソン
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(13)
解説・ストーリー
ナチスによる大量虐殺をめぐる裁判を描く法廷サスペンス。歴史学者のデボラは、歴史家・アーヴィングの「ホロコースト否定論」を真っ向から否定する。デボラは彼に名誉棄損で訴えられ、大量虐殺を証明することになるが…。
ナチスによる大量虐殺をめぐる裁判を描く法廷サスペンス。歴史学者のデボラは、歴史家・アーヴィングの「ホロコースト否定論」を真っ向から否定する。デボラは彼に名誉棄損で訴えられ、大量虐殺を証明することになるが…。
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「否定と肯定」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ナチスによる大量虐殺をめぐる裁判を描く法廷サスペンス。歴史学者のデボラは、歴史家・アーヴィングの「ホロコースト否定論」を真っ向から否定する。デボラは彼に名誉棄損で訴えられ、大量虐殺を証明することになるが…。
「否定と肯定」 の作品情報
「否定と肯定」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
否定と肯定の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
英語5.1chドルビーデジタル 日本語吹替2.0chモノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TWDR3080 |
2018年06月20日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
0人
|
0人
|
英語5.1chドルビーデジタル
日本語吹替2.0chモノラル
【Blu-ray】否定と肯定(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
英語5.1chDTS-HD Master Audio 日本語吹替2.0chリニアPCM |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TWBR7080 |
2018年06月20日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
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0人
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0人
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英語5.1chDTS-HD Master Audio
日本語吹替2.0chリニアPCM
否定と肯定の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
英語5.1chドルビーデジタル 日本語吹替2.0chモノラル |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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TWDR3080 |
2018年06月20日
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在庫枚数 |
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19枚
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英語5.1chドルビーデジタル
日本語吹替2.0chモノラル
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110分 |
日本語 |
英語5.1chDTS-HD Master Audio 日本語吹替2.0chリニアPCM |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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TWBR7080 |
2018年06月20日
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ユーザーレビュー:13件
事実を捻じ曲げようとする歴史家
たくさんの写真や映像、そして事実を語るアウシュビッツの跡地をみれば
それが実際に行われていたことは事実の歴史であることは明らかなのに
『ホロコーストは無かったし、ヒトラーが命令もしていない』というような主張をし続けていた
イギリス人歴史家デヴィット・アーヴィング。
アメリカのホロコースト研究家であるデボラ・リップシュタットが自分を批判したとして
名誉毀損で訴えを起こしたというお話で、実際にあった裁判劇の映画化です。
かなり期待して観たせいか
映画の内容としては、あまりメリハリを感じられず
裁判シーンの連続は、正直ちょっと退屈でした。
ただイギリスの裁判制度とか、仰々しくカツラを被っている裁判官とか
その辺りは興味深かったです。
この後、アーヴィングはホロコースト否定発言が禁じられているオーストリアで発言をし
逮捕されたそうです。
その後自身の発言を覆して、『ナチスはたしかに数百万のユダヤ人を殺害した』と言ったそうです。
(ウィキペディアより)
実際のアウシュビッツ跡地の映像は心が締めつけられる思いでいっぱいになりました。
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人の意見に絶対耳を貸さない人たち
投稿日:2019/09/21
レビュアー:こうさま
アメリカの女性ホロコースト研究学者がイギリスの歴史学者から名誉棄損で訴えられたという実話を題材にした歴史法廷作品。
その争点は「ホロコーストは存在しなかった」と主張するイギリスの学者にたいして批判を加えたアメリカ人学者が名誉棄損になるのかどうか。
すなわち世界の誰もが知っているナチスドイツの蛮行を真っ向から否定する説に対してイギリスでの裁判では訴えられた側に立証責任があるらしい。
アメリカの学者側は「ホロコーストが実在した」と証明しなければならないのである。
「ホロコーストは実在しなかった。アウシュビィィツにガス室はなかった」と主張する説があったということ自体が驚きではあるが、この裁判結果よりもどういう証拠に基づいて事実認定が成されるのかというところに興味がわいてくる。
こうした過去の歴史問題については加害者側の立場と被害者側の立場は当然180度違うので相手の意見に対して絶対に耳を傾けない人たちがいるため当事者同士ではなかなか真実が明らかにならない。
本作ではナチスドイツがどれだけの罪を犯したのかを問題にしているのではなく、その根幹をなすユダヤ人大虐殺の現場そのものをを否定しているところが実際には大きな話題になったようだ。
形はどうであれ公開の場で真実を追求し、事実をもって誤りを指摘するのは意義のあること。
日韓で今後もくすぶり続けるであろう徴用工や慰安婦問題、お互いに公開の場で意見交換でもすれば少しでも前に進むと思うのだが、政権自体が耳を貸す気がなければ無理な話か。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
バカは死ななきゃ直らない
投稿日:2022/01/05
レビュアー:モモイチゴ
虚偽と不誠実で事実を歪曲する奴と闘うのは疲れる。トランプのようなフェイクニュースを信じる奴は多いのだから。法廷闘争として見応えがあった。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
犠牲者の魂を愚弄してはいけない
投稿日:2019/03/07
レビュアー:趣味は洋画
否定と肯定(2016年イギリス・アメリカ、カラー109分)
犠牲者の魂を愚弄してはいけない。
この映画を軽視することなく観れたのは、悲惨な歴史の真実に正面から向き合えたからだと思う。
映画は「アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件」に基づいて、裁判における顛末を淡々と描いている。ストーリーにあえて強弱や起伏を盛り込むことなく...。
私はそれが映画のもつ意義に鑑み、ある意味成功だったと感じている。
ホロコースト否認論者はアーヴィングだけではなく、偏った思想を現在も保持している人たちは相当数存在するのだと思う。ただ、アーヴィング(ティモシー・スポール)の ‘大量虐殺はなかった’ とする極端な主張が、リップシュタット教授(レイチェル・ワイズ)は看過できなかった。よって彼女は自著の中でアーヴィング論を非難し、米国の大学内での講演でも持論を展開した。
そのことでアーヴィングは、名誉毀損でリップシュタット女史と出版社を相手取って訴訟を起こしたわけだが、その段階で、歴史を捏造・歪曲するような偏見の持ち主は、訴訟を起こすこと自体も偏見にまみれていると指摘したくなる。
アーヴィングは2006年にオーストリアで逮捕されたとある。(Wikipedia)
逮捕後の抗弁で、彼は自論を反転、‘そのときはそのときの知識に基づいてああ言ったが、(中略)ナチスは確かに数百万のユダヤ人を殺害した’ と述べている。
歴史の偽造者で、単なる差別主義者の顔が垣間見れる。
裁判におけるアーヴィングの供述も含め、何とも自分に都合のいい言い回しで気づいたことがある。
世界中のマスコミを賑わした、過日の米国・某国の首脳会談の ‘その後’ である。
会談が不満足な結果に終わるや、柔和な‘作り笑顔’はどこへやら、自己と自国の擁護論によって、危険な事象に逆戻り状態である。
この映画はホロコーストの真実をめぐる裁判を描いてはいるが、根底にあるものは差別意識ではないだろうか。差別意識というものが生み出すおそれのある様々な危険性、そして、安易なポピュリズムに傾斜していくことの危険性、そういったものを感じてしまう。
さて、本作の監督はミック・ジャクソン。
92年「ボディガード」、97年「ボルケーノ」といった娯楽作品を手掛けた監督が、なんでまた...そう思って調べてみると、近年はドキュメンタリー分野にも幅を広げているとか、どうりで納得。
主人公リップシュタットを演じたレイチェル・ワイズ。
彼女の出演作品を初めて観たのは劇場で、99年「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」だった。05年「ナイロビの蜂」をはじめ数々の名作でキャリアを積み、正統派女優として名実ともに世界的スターとなった。ただ、彼女がジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)夫人となっていたことは知らなかった。
名優トム・ウィルキンソンが渋く、法廷弁護士のリチャード・ランプトン役を巧みに演じている。
ラストに差し掛かった裁判の法廷シーンでは、不条理な論理を繰り返すアーヴィングに対し、熟練の弁舌で反対尋問を展開する。この映画一番の爽快なシーンだ。
遅咲きのデビューから脇役専門だったが、今や主演も張れる名バイプレイヤーである。
アーヴィングを演じたティモシー・スポールは、実に器用な俳優として認知されている。
96年「秘密と嘘」や、2010年「英国王のスピーチ」などで印象的な演技をみせてくれた。
撮影が行われたポーランドの「アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所」が映し出される。
ファン・ベルト教授(マーク・ゲイティス)の説明で、当時の状況が語られる。
正視しづらいが、歴史には向き合わなければならない。
レビューの冒頭に書いた言葉を振り返る。
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アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件
ホロコースト研究家のアメリカ人のおねえちゃん(レイチェル・ワイズ)が、
ホロコースト否定派のイギリス人のおっさんに名誉棄損で訴えられて、
裁判に!
って話です。
アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件
って実話が基になってます。
イギリスでは訴えられた方が相手が間違っていることを立証する責任があるそうで、
ワイズ嬢は弁護団を結成して裁判に挑みます。
実話ですが、
映画として盛り上がるように、映画的な演出がされており、
楽しんで観ることができました。
ワイズ嬢と弁護士のおっちゃんが呑み交わす赤ワインが「ホロコーストで流れた血」を象徴しているようでした。
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ユーザーレビュー
事実を捻じ曲げようとする歴史家
投稿日
2018/07/04
レビュアー
飛べない魔女
たくさんの写真や映像、そして事実を語るアウシュビッツの跡地をみれば
それが実際に行われていたことは事実の歴史であることは明らかなのに
『ホロコーストは無かったし、ヒトラーが命令もしていない』というような主張をし続けていた
イギリス人歴史家デヴィット・アーヴィング。
アメリカのホロコースト研究家であるデボラ・リップシュタットが自分を批判したとして
名誉毀損で訴えを起こしたというお話で、実際にあった裁判劇の映画化です。
かなり期待して観たせいか
映画の内容としては、あまりメリハリを感じられず
裁判シーンの連続は、正直ちょっと退屈でした。
ただイギリスの裁判制度とか、仰々しくカツラを被っている裁判官とか
その辺りは興味深かったです。
この後、アーヴィングはホロコースト否定発言が禁じられているオーストリアで発言をし
逮捕されたそうです。
その後自身の発言を覆して、『ナチスはたしかに数百万のユダヤ人を殺害した』と言ったそうです。
(ウィキペディアより)
実際のアウシュビッツ跡地の映像は心が締めつけられる思いでいっぱいになりました。
人の意見に絶対耳を貸さない人たち
投稿日
2019/09/21
レビュアー
こうさま
アメリカの女性ホロコースト研究学者がイギリスの歴史学者から名誉棄損で訴えられたという実話を題材にした歴史法廷作品。
その争点は「ホロコーストは存在しなかった」と主張するイギリスの学者にたいして批判を加えたアメリカ人学者が名誉棄損になるのかどうか。
すなわち世界の誰もが知っているナチスドイツの蛮行を真っ向から否定する説に対してイギリスでの裁判では訴えられた側に立証責任があるらしい。
アメリカの学者側は「ホロコーストが実在した」と証明しなければならないのである。
「ホロコーストは実在しなかった。アウシュビィィツにガス室はなかった」と主張する説があったということ自体が驚きではあるが、この裁判結果よりもどういう証拠に基づいて事実認定が成されるのかというところに興味がわいてくる。
こうした過去の歴史問題については加害者側の立場と被害者側の立場は当然180度違うので相手の意見に対して絶対に耳を傾けない人たちがいるため当事者同士ではなかなか真実が明らかにならない。
本作ではナチスドイツがどれだけの罪を犯したのかを問題にしているのではなく、その根幹をなすユダヤ人大虐殺の現場そのものをを否定しているところが実際には大きな話題になったようだ。
形はどうであれ公開の場で真実を追求し、事実をもって誤りを指摘するのは意義のあること。
日韓で今後もくすぶり続けるであろう徴用工や慰安婦問題、お互いに公開の場で意見交換でもすれば少しでも前に進むと思うのだが、政権自体が耳を貸す気がなければ無理な話か。
バカは死ななきゃ直らない
投稿日
2022/01/05
レビュアー
モモイチゴ
虚偽と不誠実で事実を歪曲する奴と闘うのは疲れる。トランプのようなフェイクニュースを信じる奴は多いのだから。法廷闘争として見応えがあった。
犠牲者の魂を愚弄してはいけない
投稿日
2019/03/07
レビュアー
趣味は洋画
否定と肯定(2016年イギリス・アメリカ、カラー109分)
犠牲者の魂を愚弄してはいけない。
この映画を軽視することなく観れたのは、悲惨な歴史の真実に正面から向き合えたからだと思う。
映画は「アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件」に基づいて、裁判における顛末を淡々と描いている。ストーリーにあえて強弱や起伏を盛り込むことなく...。
私はそれが映画のもつ意義に鑑み、ある意味成功だったと感じている。
ホロコースト否認論者はアーヴィングだけではなく、偏った思想を現在も保持している人たちは相当数存在するのだと思う。ただ、アーヴィング(ティモシー・スポール)の ‘大量虐殺はなかった’ とする極端な主張が、リップシュタット教授(レイチェル・ワイズ)は看過できなかった。よって彼女は自著の中でアーヴィング論を非難し、米国の大学内での講演でも持論を展開した。
そのことでアーヴィングは、名誉毀損でリップシュタット女史と出版社を相手取って訴訟を起こしたわけだが、その段階で、歴史を捏造・歪曲するような偏見の持ち主は、訴訟を起こすこと自体も偏見にまみれていると指摘したくなる。
アーヴィングは2006年にオーストリアで逮捕されたとある。(Wikipedia)
逮捕後の抗弁で、彼は自論を反転、‘そのときはそのときの知識に基づいてああ言ったが、(中略)ナチスは確かに数百万のユダヤ人を殺害した’ と述べている。
歴史の偽造者で、単なる差別主義者の顔が垣間見れる。
裁判におけるアーヴィングの供述も含め、何とも自分に都合のいい言い回しで気づいたことがある。
世界中のマスコミを賑わした、過日の米国・某国の首脳会談の ‘その後’ である。
会談が不満足な結果に終わるや、柔和な‘作り笑顔’はどこへやら、自己と自国の擁護論によって、危険な事象に逆戻り状態である。
この映画はホロコーストの真実をめぐる裁判を描いてはいるが、根底にあるものは差別意識ではないだろうか。差別意識というものが生み出すおそれのある様々な危険性、そして、安易なポピュリズムに傾斜していくことの危険性、そういったものを感じてしまう。
さて、本作の監督はミック・ジャクソン。
92年「ボディガード」、97年「ボルケーノ」といった娯楽作品を手掛けた監督が、なんでまた...そう思って調べてみると、近年はドキュメンタリー分野にも幅を広げているとか、どうりで納得。
主人公リップシュタットを演じたレイチェル・ワイズ。
彼女の出演作品を初めて観たのは劇場で、99年「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」だった。05年「ナイロビの蜂」をはじめ数々の名作でキャリアを積み、正統派女優として名実ともに世界的スターとなった。ただ、彼女がジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)夫人となっていたことは知らなかった。
名優トム・ウィルキンソンが渋く、法廷弁護士のリチャード・ランプトン役を巧みに演じている。
ラストに差し掛かった裁判の法廷シーンでは、不条理な論理を繰り返すアーヴィングに対し、熟練の弁舌で反対尋問を展開する。この映画一番の爽快なシーンだ。
遅咲きのデビューから脇役専門だったが、今や主演も張れる名バイプレイヤーである。
アーヴィングを演じたティモシー・スポールは、実に器用な俳優として認知されている。
96年「秘密と嘘」や、2010年「英国王のスピーチ」などで印象的な演技をみせてくれた。
撮影が行われたポーランドの「アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所」が映し出される。
ファン・ベルト教授(マーク・ゲイティス)の説明で、当時の状況が語られる。
正視しづらいが、歴史には向き合わなければならない。
レビューの冒頭に書いた言葉を振り返る。
アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件
投稿日
2018/07/01
レビュアー
ダイアー教授
ホロコースト研究家のアメリカ人のおねえちゃん(レイチェル・ワイズ)が、
ホロコースト否定派のイギリス人のおっさんに名誉棄損で訴えられて、
裁判に!
って話です。
アーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット事件
って実話が基になってます。
イギリスでは訴えられた方が相手が間違っていることを立証する責任があるそうで、
ワイズ嬢は弁護団を結成して裁判に挑みます。
実話ですが、
映画として盛り上がるように、映画的な演出がされており、
楽しんで観ることができました。
ワイズ嬢と弁護士のおっちゃんが呑み交わす赤ワインが「ホロコーストで流れた血」を象徴しているようでした。
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(C) DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。