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この世界の片隅に

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この世界の片隅に
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「この世界の片隅に」 の解説・あらすじ・ストーリー

こうの史代の人気コミックを片渕須直監督がアニメ映画化。戦時下の1944年2月。18歳のすずは、突然の縁談で軍港の街・呉へお嫁に行くことに。見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・周作の妻となったすずの日々が始まった。のんが主人公の声を担当。

「この世界の片隅に」 の作品情報

製作年: 2016年
製作国: 日本
原題: IN THIS CORNER OF THE WORLD

「この世界の片隅に」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

この世界の片隅にの詳細

  • 準新作
収録時間: 字幕: 音声:
129分 日(聴覚障害者用) 日:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ
レイティング: 記番: レンタル開始日:
BCDR3626 2017年09月15日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
2,790枚 899人 781人

この世界の片隅にの詳細

再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 、PC 、Android 、iOs 02:09:18
音声: レイティング: 視聴制限:
日本語(ステレオ) 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
購入:2018年03月31日 23:59
レンタル:2018年03月31日 23:59

ユーザーレビュー:45件

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6〜 10件 / 全45件

まずは映像を見てください!。

投稿日:2017/08/05 レビュアー:takasi

劇場で3回ほど観ました。「3回しか観てない」と言ってもいいくらい、素晴らしい作品でした。
涙をぼろぼろ流しながら観てました。開始10秒で引き込まれ、途中からは、泣いてしょうがなかった。正直、感動を煽る作品じゃないんです。とても誠実に当時の時代を描いているからこそ、この物語は、映画の中の世界から飛び出して、僕らの世界の中へと入り込んでいる。だから、のんさん演じる主人公「すずさん」が愛しく、そして、悲しい。

映画の好みは十人十色ですから、やっぱり、この映画に好意的じゃない人だっていると思います。

でも、この映画は、これを読んでるあなたに観て欲しい。あなたの周りの人が、どんな評価で語っていても、観てから評価して欲しい。単なる観客の僕が言うのも変ですけど(笑)。

でも、そんなに言いたくなるような映画なんです。個人的な意見ですが、アニメの枠組みを超えて、日本映画の大傑作だと思います。この映画の制作に関わった全ての人に感謝したくなるくらい、素晴らしいです。

長文乱文失礼しました。この文章が、一人でも多くの人が、この映画に触れる手助けとなったら、うれしいです。

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あの頃の日常を描く。

投稿日:2017/08/13 レビュアー:さっちゃん

 ロキュータスさんのお奨めで劇場へ足を運んだ作品です。
 『マイマイ新子と千年の魔法」と同様、登場人物の日常をディテールに気を配って積み重ねていくことで人間の営みが浮かび上がってくる作品でした。
 また、劇中に主人公すずが絵が好きということを活かした幻想とも夢ともつかないエピソードが挿入されるのも、前作にもあり、物語を深めているように思いました。
 主人公を含め、登場人物は全てどこかしら欠点もあり、普通の人間として描かれており、これも前作と同じく観客に血肉を持った人間として受け入れられる要素だと思います。ですから、市民の生活の描き方も戦時下ゆえの暗さを強調したものでなく、淡々とした日常として描かれている。例えば、すずが何の気なしに呉の軍港を見下ろす畑で軍艦の絵を描いているところをスパイの容疑で憲兵に拘束され、家人への叱責の後、憲兵が帰ってから、一同がすずをスパイと見た憲兵に対して笑い転げるなど随所にユーモアが挟まれているのもリアルだと思いました。
 こうした普通の日常の描写が後の悲劇を強く印象付ける効果につながっているのでしょう。その悲劇も、最初は風聞という形で呉の市民に伝わってきて、次第に広島からの避難民が到着するに連れて実態が分かってくるという過程が、3.11を被災地から離れて体験した身から見ると、非常にリアルに感じました。すずが広島から呉に嫁いできたといういきさつも、原爆投下に対する当事者感覚とある程度の客観視との微妙な距離感を感じます。
 戦争というものの恐ろしさは殺し、殺されることが日常に組み込まれていくことにあると思います。さらに、すずと姪の晴美が時限信管付きの爆弾の爆発に遭遇して、自身の右手と晴美を失うところなど偶然によって死が降りかかるという冷厳な現実を彼女の独白を通じて描いてもいます。
 いくつもの苦痛を背負いながら、それでも人は生き続けていかなければならない。しかし、その後の人生にも新たに希望が生まれるのだというラストが我々に勇気を与えてくれます。それもリアルな日常を描いてきた、それまでの物語の積み重ねゆえではないかと感じました。
 劇場の椅子の中ですずとその家族の歴史を見ながら、様々な思いが浮かんできたのですが、いざ、レヴューを書く段になると、手の中からこぼれてしまうものが多いのが悔しいです。素晴らしい作品ですので、多くの方に観ていただきたいです。ご覧になった方それぞれに感じることがたくさんあると思います。

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戦争はノスタルジックに振り返るものかなぁ

投稿日:2017/09/17 レビュアー:カマンベール

その昔、祖母が生きていた頃、一年に一度か二度
「芋かゆの日」と「すいとんの日」がありました。
終戦記念日だったわけではなく単に「美味しかった」とか
「懐かしい味」ということで、サツマイモの入ったおかゆ、小麦粉をこねただけのお団子(これがすいとんの具です)のお汁が出された。
おばあちゃんは美味しい美味しいと食べたけれど、私には偉い迷惑な朝食だった。

祖母は東京空襲に遭い、おじいちゃんを戦争で亡くし、一人きりで、
北海道の親戚を頼って渡ったそうだ。
家や土地だけでなくお金も全財産を失った。
貨幣価値が確か200分の一かなんかに暴落して、かなりの財産を失った。
けれど明るかった。前向きで、慣れない北海道の寒さにも方言にも耐えて逞しく生きた。
すずさんの明るさ、のんきさは苦難を乗り越えるためにはとても必要な条件だと思う。
戦前の広島の呉を再現した町並み、俯瞰で見下ろす東洋一の軍港の
景色は素晴らしい。
戦前の風景を再現したのは意味があることだと思う。
毎日の工夫を凝らした食卓。日常のこまごましたスケッチ。
ほとんど初対面の周作さんと通いあう愛情。
義父や義母に愛されるキャラクターと声優のんのノンビリ心地よい声、口調。
高く評価されるのも分かりますが、やはり戦死した家族や、運命を大きく狂わされた人々にとっては、振り返ると心の底が疼くと思うから、こういう映画があっても良いけれど、二度とあってはならないこととして戦争は語り継ぎたいです。

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世界中、老若男女問わず全てのかたに観ていただきたい作品です。

投稿日:2017/08/04 レビュアー:おうち大好き

凄く感動しました。涙がとめどなく流れました。
でももう一度観てみるか?と聞かれると
今は正直観られません。辛くて。

広島で生まれ育った絵を描くことが大好きな女の子、すず。
18歳で親の言われるまま嫁ぎ、その家族は戦況が険しくなるなかでも恐らくその当時の人たちがそうであったように「明日」という日に希望を繋ぎ、淡々と暮らしていきます。
のんさんの少しゆっくりした口調がすずのキャラクターにぴったりで、のんびりして温厚な性格のすずが物語の中でホッコリとした灯をともしてくれます。
しかしそのささやかな幸せも長くは続きませんでした。
世界の片隅に生きている市井の人たちの日常をいとも簡単にねじ伏せて全て奪っていく戦争の恐ろしさ
信じていた変わりなき日々がもう帰って来ないという現実にどう向き合えばいいのか

それでも残された人は生きていかなければならないのです。

踏みにじられた雑草がいつかまたそこで芽吹くように、ラストにほのかな希望の光が見えるのですが。
どうかまたあんな惨いことが起こりませんように。起こしませんように。

今日は8月4日
あの夏もこんなに暑かったのでしょうか
『紙屋悦子の青春』という映画を思い出しました。この映画のようにとても静かな作品です
黒木和男監督の遺作です。
『TOMORROW 明日』『美しい夏キリシマ』『父と暮せば』などが戦争レクイエム三部作と言われています。良かったら観てください。

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観ながら「 ああ、今映画を観ている 」という至福を味わいました。

投稿日:2017/07/31 レビュアー:ロキュータス

(ネタばれあり )

片渕須直監督の前作『 マイマイ新子と千年の魔法 』がよかったので、予備知識が何もないまま、劇場公開時に観に行きました。
京都市中心部の映画館ではやっていなかったので、阪急電車に乗って、郊外のイオンモールにあるシネコンに初めて行きました。

2016年度は邦画豊作の年でしたが、本作も大変良かったです。
翌年になって発表された各映画賞を総なめしました。 たとえばキネマ旬報ベストテンでは『 となりのトトロ 』以来28年ぶりに、実写映画ではないアニメ映画でベストワンに選ばれました。

メガヒットの『 君の名は 』もよかったので否定するつもりにはありませんが、昭和生まれの60歳の僕には、本作のほうがしっくりと生理的感覚になじみました。

いい映画の条件の一つは、作品の中に人生を感じること。
このアニメ作品にはまさしく生きた人間の人生を感じました。
すずさんを始め、登場人物たちが愛おしい。

先の大戦中の呉、広島が舞台。
戦争そのものを描くというより、そこに生きている普通の庶民の日々の生活を描いていて、メッセージ先行でなく、その語り口がとてもみごとでした。
かつてテレビドラマで「けったいな人々」とか「花へんろ」とか、戦時下の庶民を描いた名作ドラマがありましたが、それらを想い出しつつ、「 ああ、今映画を観ている 」という至福を味わいました。

申し上げられる確かなことは2つ。

主人公のすずさんを演じた のんにとって、能年玲奈名義での「 あまちゃん 」以外で代表作となるということ。

もう一つは、見逃すにはもったいない作品なので、多くの人に観てもらいたいということです。


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