マグニフィセント・セブン

『荒野の七人』のリメイクです。
元の作品では 敵のボスが そこまでの悪党に見えず、
勧善懲悪モノとして 盛り上がりに欠けていました。

こちらのリメイク作品では、
敵が しっかり極悪非道な悪党を演じてくれていますし、
戦闘シーンでは秘密兵器まで登場して 圧倒的な強さを見せつけます。

町の人達との交流シーンが あまり無いのは残念ですが、
戦闘シーンを楽しむなら『荒野の七人』よりも こちらの作品の方が良いと思います。
元の作品とは まったく別物のストーリーですが、これはこれで良い作品です。

１９５４年（昭和２９年）、黒澤明監督によって世に送り出された大傑作「七人の侍」。
それから６２年の歳月を経、アントワン・フークワ監督「マグニフィセント・セブン」が公開された。原作には堂々、黒澤明、橋本忍、小国英雄の三氏が名を連ねる。

だが、６０年「荒野の七人」（ジョン・スタージェス監督）のリメイクと云われているが、本作を観て、個人的な見解としては、まったくの「別物」と理解したい。

確かにリメイクを思わせるシーンは多々ある。
デンゼル・ワシントンの黒ずくめのいでたちは、ユル・ブリンナーのそれを連想させる。
イ・ビョンホンのナイフ投げは、ジェームス・コバーンの凄技だった。
イーサン・ホークの、人を殺せなくなっていた（南北戦争の悲惨な体験により）状況は、ロバート・ヴォーンの自己嫌悪に苦しむガンマンを彷彿させる。

映画そのものはアクション満載の大迫力で面白いのだが、やはり「荒野の七人」には品格を感じる。
選ばれた７人の人間性や特徴の描写が薄っぺらいのである。
メンバーに東洋系やネイティヴ、殺人犯まで含まれていると、興ざめしてしまう。
とはいえ、ファラデーを演じたクリス・プラットは儲け役で、自身もいいキャラを出しているし、何よりヴィンセント・ドノフリオの登場が嬉しかった。
悪漢ボーグに扮したピーター・サースガードも、いい味を出していた。

ところで、６０年「荒野の七人」の後には、６６年「続・荒野の七人」（バート・ケネディ監督）、６９年「新・荒野の七人／馬上の決闘」（ポール・ウェンドコス監督）、７２年「荒野の七人／真昼の決闘」（ジョージ・マッコーワン監督）の３本が作られている。
この「マグニフィセント・セブン」がそれらに続く４本目というのは、どうも違和感がある。

６０年以上もの年月が経ち、オリジナルに忠実に．．．を期待するほうが無理というものかもしれない。
わずかに流れるエルマー・バーンスタインの「荒野の七人」のテーマ曲のみが、懐かしさを甦らせてくれた。

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豪華な出演メンバーですが、ストーリーや作品構成が全く追いついておらず残念な作品でした。

ガンアクションは確かに凄かったのですが、「7人の侍」や「荒野の七人」のように個々の背景が全く描かれておらず、見ていて感情移入ができませんでした。
なんかメンバーが勝手に増えていって、クライマックスに突入。
インディアンが特にひどかった（苦笑
しかもメンバーが個性強すぎて、時代考証と全然マッチングしていない。
SFにすれば良かったのに・・・
あのころのアメリカってデンゼル・ワシントンのようなガンマンが存在したのでしょうか？
色々と見てますが、見た記憶が無い。

違和感がありすぎて私的には楽しめませんでした。
残念でした。

1960年に制作されたあの不朽の名作「荒野の7人」のリメイク作品で随所にリメイク版らしい配慮が見られる。
設定は違って相手は定期的に村を襲い収穫物を取り上げてゆく盗賊集団ではなく、悪徳実業家で鉱山独占を狙い町の人々を力ずくで追い出そうとするボーグ、手向かえば情け容赦なく射殺してしまう悪いヤツ。
本作の7人のリーダーはデンセル・ワシントン演じる委任執行官サム・チザム、オリジナル版のリーダー、クリスと似た黒ずくめのガンマン。
ギャンブラー、狙撃の名人、東洋系のナイフ使いの達人、マウンティンマン、メキシカン、そしてコマンチと個性豊かな面々である。
一行は手始めにボーグに完全に懐柔され町を監視している保安官と保安官補22名を華麗なガンプレイで瞬く間に一掃、ボーグに挑戦状をたたきつける。
そしてえらい数の手下を引き連れて町に乗り込んできたボーグとの間で壮絶な銃撃戦が展開されるところが最大の見せ場となる。
チザムの作戦成功かと思われるが、敵は速射砲であるカトリング砲を持ち出して来て滅多やたらと撃ちまくる。
機関銃と拳銃では勝負にならないものの決死の自爆攻撃で重火器を破壊、多数の犠牲を出しながらも町を守り抜く。
最後にボーグとチザムの過去の確執も明らかになる。
残ったガンマンも3人でオリジナルと同じ。
確かに華麗なガンさばきと壮絶な銃撃戦は娯楽作品としては面白いもののオリジナルと比べるとやはり深みに欠けるし余韻が残らない、もう少し7人の人間描写も欲しかったところ。
懐かしいテーマ曲が聞けたのは嬉しかった。
若い世代の方には元となっている「7人の侍」はともかくとしてユル・ブリンナー主演の「荒野の7人」を観て違いを実感してほしいと思う。

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マグニフィセント・セブン

1879年 西部開拓時代。南北戦争が終結した時期。ローズクリーク（今のカリフォルニア州）

村の金塊を狙い街の警察や悪者を買収し、街を奪った悪党の男。

家族や仲間をを殺され教会も燃やされた。街人達が全財産をはたき、保安官兼賞金稼ぎの男に悪党退治を頼む。

事情がわかったワシントンさんは悪党退治に仲間を集める。

街の住人にも協力してもらい、作戦を練る。

決戦当日！

◯85C点。しいて言えばキャラがもう少し弱い気がしました。もう少しキャラのサブストーリーが見たかったかな〜


◯戦い方のバリエーション

★彡紐、斧、弓、ナイフ、銃、爆弾、馬で踏む？（笑）すげーっ




◯西部劇の美化がいいね。

★彡危険な状態なのにピストルを腰にしまい早業で撃つところなんざは緊張感があり美化を感じますね〜
★彡早撃ちや連発撃ちも新鮮でした。


◯リメイクのまたリメイクのリメイク？

★彡あえて説明はしませんがベースがしっかり面白いのでこの作品も良かった。


◯どうでも良いですが

★彡タイトルが口が回らないし、言えないし、覚えられない（笑）
わたし的にはマグニートセブンで良いかと思っている^_^



◯ネタバレ保管記憶用

最後は悪党のボスと主人公の一騎打ち！
主人公の家族もこの悪党の仲間に殺され、祈りを強要するが悪党は脚に隠した小型銃を取りだし危険な状態。しかし最後は依頼者の女性がトドメを刺して街は救われた。

自分のためでない戦いに闘った仲間達！


亡くなった4人の仲間の墓が映されて最高のエンディングテーマが流れ 完。

★彡エンドロールもカッコいい！